ちゃん
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レジャー 2009年11月10日 15時00分
エリザベス女王杯 府中牝馬S快勝のムードインディゴが古馬の意地見せる
若い娘には負けていられない。下半期の牝馬ナンバーワンを決める「第34回エリザベス女王杯」(GI、京都芝2200メートル、15日)はブエナビスタ、ブロードストリートの3歳馬に人気が集中している。しかし、古馬陣も黙っていない。特に府中牝馬Sを快勝したムードインディゴがますます快調だ。陣営も大一番を前に闘志をみなぎらせている。 まさに秋女と呼べる活躍だ。昨年の秋華賞(2着)、ローズS(2着)での上位争い。そして今年も秋初戦となった府中牝馬Sを快勝した。ムードインディゴは3戦して掲示板にすら載れなかった今春に比べると、別馬のような走りを披露している。 友道調教師もこの変ぼうぶりには驚きの表情を浮かべる。 「結果が出なかった春も具合そのものは悪くなかったんだけどね。でも、なぜか走るのはいつもこの時期。本当に不思議な馬だよ」 前走・府中牝馬Sでは後方待機から、すさまじい切れ味を発揮した。上がり3F33秒7はメンバー最速で、走破タイムの芝1800メートル1分44秒6は前週の毎日王冠(カンパニー)を0秒7も上回る好時計だった。 「前走はジョッキーの田中勝春クンがうまく乗ってくれた。この馬のことは彼が一番よく分かってくれている。もちろん、本番でも彼の手腕に期待したい」 カッチーの愛称で親しまれる田中勝騎手も今年ですでに21年目。これまでGIでは1992年の安田記念(ヤマニンゼファー)、2007年の皐月賞(ヴィクトリー)で勝利を収めているものの、関西エリアではGIはおろか、重賞制覇もいまだにない。しかし、頼もしい相棒を得たエ女王杯は、その鬼門を打ち破る絶好機といえる。 「カイバを食べずに困っていた昨年に比べると今年は何の心配もない。ようやく完成の域に入ってきたし、京都の外回りコースもピッタリ。もちろんチャンスは十分にあると思う」(友道師) 天高く馬肥ゆる秋を地でいくムードインディゴ。人馬ともに百戦錬磨のベテランが経験の差を見せつける。
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その他 2009年11月10日 15時00分
競輪人国記 徳島(4)
彗星のように現れたのが小倉竜二(77期)だ。平成6年、高校総体スプリントで優勝。競輪学校でも71勝を上げて2位(1位は小林正治=東京・86勝)に入った。実戦では平成8年4月にデビューすると、先行よりもまくり追い込みで活躍した。 2年後の平成10年には地元地区・四国観音寺のふるダビでGII優勝の快挙を成し遂げると、翌11年の競輪祭では吉岡稔真(福岡)マークから1/8輪差してGI初制覇を遂げた。 平成13年の小松島ふるダビでは、山田裕仁(岐阜)のジャン駆けに乗って追い込み、2回目のGII制覇。着実に力をつけた小倉は5年後の18年、競輪祭で吉岡のまくりに乗って海老根恵太(千葉)の必死の先行をG前追い込んで優勝。四国一の追い込み選手に成長した。 近況は落車46、失格11回。優参はするが荒っぽさから勝ちきれていない。だが、天下一品のハンドル投げで追い込み脚を活かしている。小倉のハンドル投げは、他の追い込みに比べ二倍伸びるといわれる。1輪差なら軽く交わしてしまう職人芸だ。 年齢的にも33歳と若く、目標さえつかめば再びGI獲りのチャンス。取手のGII戦では優参は外したものの(2)(1)と準優に参加した。2次予選Aでは石丸寛之(岡山)のまくりに乗って、さらにまくった伏見俊昭(福島)を3角、一発で飛ばしたさばきは見事なものだった。近づく競輪祭は得意とする小倉ドームだけに、狙ってくるだろう。 直線番手を回れば頭に抜ける安定感と、位置が悪くてもコースをつかんで追い込む鋭脚は健在。目標としている井上茂徳(佐賀)に、さらに近づく可能性を秘めている。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
新日本 “真時代”開く 中邑V2
新日本プロレスIWGPヘビー級王者の中邑真輔が8日、東京・両国国技館大会でライバル棚橋弘至の挑戦を退けた。来春1・4東京ドーム大会を控えるこの時期に、新日きってのトータルファイター中邑が政権を保持したことは、新日マットひいてはプロレス界にとって大きな意味を持つ。中邑の歩む道の先に待っているのは、新日戦士なのか、はたまたアントニオ猪木やMMAファイターなのか。 新日プロにとって分岐点となる闘いだった。近年のセルリアンブルーのマットをけん引してきたアメリカンプロレス・スタイルの棚橋か、新日伝統のストロングスタイルの復興を掲げる中邑か。両雄の“イデオロギー闘争”にも注目が集まった一戦は、中邑が前王者のライバルを返り討ち。見事V2達成で幕を閉じた。 来春1・4東京ドーム大会が迫る中で中邑がタイトルを保持したことは、新日プロにとって一大事。脱ストロングスタイルの棚橋ではなく、ストロングスタイルを継承し“総合で勝てるレスラー”中邑なら「対猪木」や「対総合格闘技」という、2つのアンタッチャブルな闘いができるからだ。 打倒猪木については当の本人から、腰椎すべり症の影響によるバッドコンディションを理由に、闘えない旨の回答があったが、決して中邑は「まだどこで何が起こるかわからない」として完全に対猪木を諦めていない。いまだにIWGP創始者の猪木を超えることで、ベルトの輝きを高めるとともに“真時代”を切り開きたい意向がある。 ただ、猪木戦が実現できない状況において、これ以上こだわる必要がないことも分かっている。チャンピオンとして「ベルトに輝きを、プロレスに未来を」と憂う中邑には、対猪木ではなくても、時代を切り開くすべがある。それがプロレスというジャンルにとらわれない闘い、いわゆる異種格闘技路線だ。 中邑はV2達成後に謎めく言葉をつぶやいた。「自分は行きたい所に行く。なりたい自分になる。まだまだ強くなりたい」。最近は素人のケンカ自慢が集うアマチュア総合格闘技「OUTSIDER」を自腹でチケットを購入して観戦。その際には前田日明氏と密談したり、プロレスの垣根を越えたところでチャンピオンとして英気を養っている部分もあっただけに、今後の闘いの道標が注目される。 V3戦は早ければ年内最後のビッグマッチ12・5愛知県体育館大会、ないしはドーム大会で開催予定。中邑自身がこの日の試合後に対戦指名した永田裕志との対戦や、中邑へのリベンジに燃える真壁刀義の挑戦に可能性は残るが、いずれにせよその先にはすぐドームが待っている。果たして王者の闘いのベクトルはどこに向くのか、新日最強戦士の決断は団体の生死を左右するだけに、今後の展開から目が離せない。◎棚橋を顔面KO 防戦一方だった。ゴングが鳴るや意外にもスタンドの攻防を仕掛けてきた棚橋に面を食らって主導権を奪われた。必殺ボマイェを警戒されてしまい、低空ドロップキックとドラゴンスクリュー2連発で執ように左ヒザに集中砲火。 15分過ぎにはテキサスクローバーで絞め上げられ、思うように足が動かなくなった。20分過ぎにはドラゴンスープレックスからのハイフライフローで絶体絶命。それでも間一髪でかわしてピンチを回避すると、リバースパワースラムで反撃ののろし。最後は22分47秒、痛むヒザを鼓舞して必殺ボマイェでライバルの顔面を打ち抜き勝ち名乗りを聞いた。 戦前にケガでベルト返上した前王者の棚橋から「暫定王者」呼ばわりされたが、試合後は開口一番「もう暫定王者じゃなくなった」とピシャリ。ライバルからの挑発が一番の発奮材料となった。◎永田 中邑からの指名願ったり叶ったり IWGPヘビー級王者中邑真輔からV3戦の相手に指名された永田裕志は「願ったり叶ったり」と応戦の構え。 前シリーズのG1タッグリーグ10・23新潟大会で中邑から、直接ピンフォール勝ちを奪ったことにより「先シリーズででっかい借りをつくってしまった」(中邑)として次期防衛戦の相手に指名された永田。この日は、大会後に指名されたことを聞かされ「(挑戦者指名)つまんねぇ理由だけど、まあでも願ったり叶ったり」とにんまり。 さらには「なんで俺なんだ。俺、実績ねーよ」とうそぶきながら、拳を鳴らしていた。
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トレンド 2009年11月09日 15時00分
コスプレ娘と飲む!!
食欲の秋! オイシイものを食べる時、かわいい女のコがそばに居てくれたら…。そんな願望をかなえてくれる、アキバ系のコスプレ飲食店をご紹介。さまざまなコスチュームに着飾った女のコをチラ見しながらの食事なら、うまさも2倍、3倍の相乗効果が得られるというもの。さて、どちらの店に足を運びますか?◎「もののぷ」 時は戦国乱世、徳川家康らを陰で操る幻の武将、「萌田のぷ長」。各国の武将たちは「もののぷ城」に上洛し、姫を人質に差し出した。その姫たちが武装メイドとして給仕に励む。 今年7月の開店から話題になった戦国メイドカフェ&バー「もののぷ」。“秋の陣”ともいえる新メニューを導入した。 甲冑(かっちゅう)をモチーフにしたメイド服もさることながら、食欲を満たすフードメニューが多いのが特徴。単なる話題性だけのメイド喫茶ではない。料理は約40種、ドリンクはアルコール類を含めて約50種類、デザートも14種類を数える。9月にメニューがリニューアルされたばかりだ。 料理のネーミングが実にユニークで、1番人気の牛カルビ&豚すき丼は「関ヶ原天下分け目の合戦丼」(1200円)、メイドが握ってくれるおにぎりは「北条家三つ鱗おむすび」(1100円)。ドリンクは、ウオツカトニックが「明智光秀」(800円)など、戦国武将の名前が付いている。またメイドがチョコレートでお絵描きしてくれるラテチーノ「徳川家康」(700円)もある。 別途料金(1000円)だが「金の茶室」という特別室もあり、限定メニューの「千家利休わび茶膳」(1500円)を食べることもできる。特別室は写真非公開なので、実際に自分の目で確かめてみては? また女のコたちがストーリーを作成、作画した紙芝居のほか、突如、店内のBGMと照明が消え、太鼓が鳴り響き、敵襲があることも…。 ものは試し、ぜひ“上洛”してみてみよう。◇「戦国メイドカフェ&バーもののぷ」(東京都千代田区外神田4-6-2 いすゞビル5F 営業時間=12〜22時 http://mononopu.com/index.htmlを参照)◎「Little TGV」 昨年2月のオープン以来、鉄道マニアを中心に人気を集める東京・秋葉原の鉄道居酒屋「Little TGV」では、今月11日のJRダイヤ改正に合わせてメニューが改正される。 チャージ料金500円を支払って入店すると、店内には実際の鉄道で使われていた座席や標識など鉄道マニア垂ぜんのグッズがズラリ。店内にはNゲージも展示されている。座席につくと、かわいらしい車掌に扮(ふん)した女のコが切符にハサミをパチリ。昔懐かしの切符切りである。 電車ブレーキに使用される“渦電流”から命名されたオニオンサラダの「渦電流サラダ」(450円)、七味とバジルで赤、緑2色の手旗を模した「フライキ手羽先餃子」(480円)などの人気メニューは残しつつ、ダイヤ改正後は新メニューが加わる。電車にちなんだネーミングのドリンク類も充実している。 名物は女のコがシェーカーを振ってくれる「NAER(ニュー・アキバ・エレクトリック・レールウェイの略)シェーカー」(同700円)だ。「女のコの気分次第で中身は変わります。唐辛子やマスタードが入っていることも…」(店長)というドキドキの一品だ。 鉄道アイドルとして知られる木村裕子さんは同店の非常勤の従業員。運が良ければ、現役アイドルを間近で見られる機会もあるかもしれない。 「他店の鉄道居酒屋よりも敷居を低くしているので、鉄道マニアの方でなくても気軽に足を運べると思います」(同) “鉄ちゃん”はもちろん、そうでない人も列車の旅に出掛けた気分に浸れる。いざ出発進行!◇「鉄道居酒屋Little TGV」(東京都千代田区外神田3-10-5 イサミヤ第3ビル4F 営業時間=平日18〜23時、土・日・祝日12〜23時 http://littletgv.com/を参照)◎「こくまろ・みるく」 今年7月にオープンした東京・秋葉原の「ハーレム居酒屋こくまろ・みるく」は、セクシーな衣装に身を包んだ「ミルク国の姫」による“濃厚サービス”がウリだ。 女性従業員(ミルク姫)のコスチュームは胸元と背中が大胆に開いたモノ。人気イラストレーター・みさくらなんこつ氏のデザインで、首の哺乳(ほにゅう)瓶が特徴。中にはイミテーションのミルクが入っている。 哺乳瓶は名物料理「こくまろステーキミルク添え」(1200円)をオーダーすると活躍する。その際には本物のミルクが入った哺乳瓶を首から下げた姫が、テーブルで肉料理にピュッピュッとミルクをかけて料理を完成させる。ステーキにミルクのマイルドさとコクが加わる。 安達賢司店長は「レストランでいえば、サラダの仕上げにペッパーをかけるような…そういうサービスなら、エンターテインメントとして成立するのでは?」という。メイド喫茶で行われる「萌え萌えジャンケン」や「料理に魔法をかける」といった珍妙で過剰なサービスを排除し、演出はさりげない。 キャバクラのようにキャストが客の隣に座ることはなく、あくまで居酒屋だ。だが、ヲタク系男子だけでなく、最近はサラリーマン層の客も増え、人気は右肩上がり。 店内の雰囲気はゴージャスでオトナの雰囲気が漂うが、壁中に張り巡らされた鏡が目を引く。「女のコを見たいけど、ガン見できないヲタク層の男性にはチラ見もできるように」(店長)。なるほど、大胆に開いた背中部分も鏡を通して見ればオツなものだ。 また「おいしい食事にこだわった」というだけあって胃袋も満たしてくれる。季節の限定メニューとして「秋刀魚の生姜煮」(700円)や「ハタハタの南蛮漬け」(750円)などの食事をはじめ、アルコール類も栗を使ったカクテル「モンブラン」(650円)など秋らしい味覚も取りそろえている。 セクシーな衣装に身を包んだミルク姫が出迎えてくれる一風変わった居酒屋で、秋の夜長を楽しんでみてはいかが?◇「ハーレム居酒屋こくまろ・みるく」(東京都千代田区外神田3-10-12 日加石油ビル4F 営業時間=17時30分〜23時30分 月曜定休 http://5906.jp/uri.htmlを参照) ※文中、料理、ドリンクなどの値段は各店とも税込みです
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
田中塾長が開いた道にロマンを求めた超危険な格闘王・桜木裕司
佐山サトル(掣圏真陰流総監)の一番弟子である桜木裕司が究極の格闘技に挑み、心身ともにスケールアップ。桜木は10月17日、ロシア・ハバロフスクで開催のロシアパンクラチオン大会に出場。左フックでカジエフ・アラブトディンをKOし、ロシアパンクラチオン無差別級王者となったが、その試合形式は想像を絶するものであった。 ロシアパンクラチオンのリングは金網に囲まれ、グローブの着用は義務ではなく任意のため、ほとんどの選手が素手で闘っている。だが、驚くべきはそれだけではない。噛み付き、金的以外は何でもあり。ロシアパンクラチオンは他に類を見ないオープンルールが採用されていた。 その危険な格闘技を発掘したのは掣圏真陰流総師範であり、スーパータイガージム田中塾の田中健一塾長だった。究極の格闘技を探し求める田中塾長は、2004年11月に単身ロシアに渡り、現地の格闘技を視察。「掣圏道(掣圏真陰流の旧名)のアルティメットボクシングでロシア人の強さに魅了された。ロシアに行けばすごい人間がいるはず」という狙いに狂いはなく、「町を歩けば日本の総合格闘技のチャンピオンクラスの人間がゴロゴロいる」という。 そして、ロシアパンクラチオンを目の当たりにした時、「こんな究極な格闘技がまだあるのかと衝撃を受けた。日本でやっている総合格闘技の観念が吹っ飛び、いままで俺がやってきたのは何だったんだとなった。それを見てしまった以上、見て見ないふりはできない」とロシアパンクラチオンと真正面から向き合うことを決意し、闘いを挑む日本人ファイターを募った。誰もやりたがらなかったが、最初に名乗り出たのは掣圏真陰流の瓜田幸造(現UKF総合ミドル級王座)だった。だが、瓜田が惜敗してしまった。 そこで現れたのが桜木だった。日本人ファイターのひとりとして、また掣圏真陰流の一員として「このままでは終われない」と出場を決意。それは、自分の生き方を貫くための挑戦でもあった。 「田中先生が言われたように、知ってしまった以上、そのルールを一度やらないと自分にうそをつくことになる。もともと佐山先生のところに入ったのも、自分が一番落ちていた時、優しいところに行けば自分から逃げたことになる。一番厳しいところに行って、それでダメならあきらめもつくというのが根本にあった」 そして見事、ロシアパンクラチオンのリングで勝利を収めてベルトを獲得。桜木は今回が初戴冠となるが、「これは一つの形であって、これで終わりでもなんでもない。その瞬間の相手に勝ったというだけで、また同じ相手とやったらどうなるか分からない」という。 桜木は今回の王座獲得は通過点ともいう。「いろんなメジャーなチャンピオンがいるけど、僕の中では誰にも恥じないベルトだと思っています。誰でも行けるわけじゃないし、誰でも挑戦できるものじゃない。お金でも名誉でもない。格好つけた言い方かもしれないですけど、男のロマンですね」と胸を張った。 厳しい指導で知られる田中塾長だが、桜木をはじめ、さまざまな格闘家が師事しているのには理由がある。桜木は「怖いけど、田中先生のところに行けば本物を感じられる」という。さらに「ベルトを取ったことでいろんな意味で恩返しをしたい。自分が教えている子たちの自信になればいいし、僕の中で一番世の中に発信したいのは、田中先生の興行論でなく実戦論という考え。それが間違っていないと、もう一回世間に投げかけたい」と言葉を続けた。 桜木は9月13日にUKFキックボクシングのインターナショナルヘビー級王座も獲得しており、現在2冠王に君臨するが、それは飽くなき向上心と探究心が呼び込んだ結果である。総合格闘技をつくった佐山サトルの愛弟子が、格闘技に新たなうねりを起こしそうだ。◎田中塾の成り立ち 田中塾長は修斗ライト級初代世界王者で、シューティングの頂点を極めた後も、国内にとどまらず強さを追求し、さまざまな国で単身武者修行を敢行。世界の強豪と手合わせをしている。27歳で師範となり、1999年に田中塾を結成。 04年、素手で戦うミャンマー・ラウェイの試合のため、敵地ミャンマーに乗り込んだ。田中塾の生徒が現地の王者をKOしたことは、ミャンマーだけでなく、日本格闘技界にも衝撃を与えた。 究極の格闘技を目指すスーパータイガージム田中塾・船橋武道センターでは、「格闘技だけの指導ではなく、人間としての礼節、マナーをしっかりと教える」形を取っている。<プロフィール>桜木裕司(さくらぎ・ゆうじ)。1977年7月20日生まれ。宮崎県宮崎市出身。高校入学を機に極真会館宮崎支部に入門。わずか1年9カ月で初段を許され、ジュニア時代には高校タイトルを総ナメにし、エリート空手家の道を期待される。 高校卒業後、自衛隊を経て日本体育大学入学と同時に上京。顔面攻撃の重要性とより実戦性を追求して、さまざまなジムで練習を積み、2000年7月に生涯の師である佐山サトルと出会い、掣圏道に入門。入門3カ月目にアルティメットボクシングでプロデビューを果たす。国内外のさまざまなプロモーションでルール、対戦相手を選ばず激闘を繰り広げている。現在は掣圏真陰流師範を務めている。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
息吹 来年2月で活動休止
若手の登竜門的なイベントとして、女子プロレス活性化の一翼を担ってきた「息吹」が来年2月で活動休止となる。 これは8日、後楽園大会でプロデューサーを務める吉田万里子が表明したもので「次のステップのために新しいコンセプトを探す」と事実上の終了をアナウンスした。 息吹は2005年に若手にチャンスを与える場として産声を上げ、木村響子、江本敦子ら当時の新世代が大きく台頭。以降、支配下選手は生え抜きの松本浩代を筆頭に増えていき、Ray、中川、大畠が他団体から加入。モンゴル人のエスイ投入やアマレスラーをデビューさせるなど話題性もあった。 だが最近は新鮮味が薄れ、マンネリは否めなく吉田は1年前から危機感を抱いていたらしく、この日の発表となった。 メーンでは松本が3本勝負で江本に勝利。「息吹は小さなくくりであり、目指すは中心」と松本は言い切り、江本は「こだわる場所ではなくなった」と発言。最後の大会は来年2月11日の新木場昼夜興行と決定した。
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トレンド 2009年11月09日 15時00分
大江戸立ち飲み捜査網 昭和の匂い漂うスタンドバー「虎屋」
北千住駅西口を出て左に折れ、マクドナルドの横を入り、酒場が連なるノスタルジックな横丁を歩くこと約5分。昭和のインテリアにジャズがマッチする店内は、スタンドバーといったほうがお似合いの人気店だ。 注文は現金引換え制で、店内のアルコール類はオール500円。本格焼酎は50種類以上もそろえてあり、自家製ソーダ水で割る酎ハイは下町の正統派な味わい。他にも地酒、ビール、ホッピー、サワー類なども充実。 つまみは冷奴や塩辛など軽めの物から、ゴーヤチャンプルーなどガッツリ系まで多種多“菜”。名物の鶏モツ生姜煮や牛スジ煮込、胸肉のたたき、朝挽き若鶏の唐揚げなど、立ち飲みとは思えないラインアップだ。
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レジャー 2009年11月07日 15時00分
AR共和国杯(GII、東京芝2500メートル、8日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 日曜日、京都で行われる「ファンタジーS」は2歳牝馬による重賞で、まず何年か後には記憶の彼方に消えていってしまいそうなレースですが、スイープトウショウ、ラインクラフトのGI馬、スプリンターズS優勝のアストンマーチャンなどの勝ち馬を過去に輩出。このほかにもGI2着のシーイズトウショウなどが卒業しています。 さて、今年は2戦2勝の函館2歳S優勝馬ステラリードと、同じく2戦2勝のラナンキュラスの対決ムード。ただしキャリアが浅く過信は禁物です。私の予想は同じキャリア2戦でも厳しい競馬を経験しているスプリングサンダー。新馬を勝ったばかりで新潟2歳Sに挑戦し5着。スタートで出遅れ、4角では他馬と接触する不利。それでも、ラスト3F33秒台の末脚で大外から迫ってきました。天皇賞馬スズカマンボの下という良血。一段と迫力を増した坂路調教からも出番は十分です。 さあ、東京のメーンは波乱含みの「AR共和国杯」です。昨年の◎スクリーンヒーローは、勢いでジャパンCも制し、文字通りヒーローにスーパー出世。今年もそれに続く馬が出るか楽しみな一戦です。 今回の最大のポイントは、ほとんどの馬が差し・追い込みタイプ。となると前で対応できる馬が断然有利。 アーネストリーに迷わず◎を打ちました。それというのも、前走の大原Sの内容が出色。2番手でガッチリ折り合うと、直線で再加速してアクシオンに3馬身1/2差の圧勝。時計が芝2000メートル1分58秒0。ラスト3Fは余裕を残して34秒6。同じ2000メートルで翌週に行われた秋華賞。優勝したレッドディザイアが1分58秒2。ラストが目いっぱいの34秒5。その比較からもいかに優秀だったか一目瞭然です。しかも、大原Sは4カ月ぶりの実戦。大きな収穫があった一戦でした。 デビュー戦でトールポピーを一蹴し、御堂筋Sではナムラクレセントを子ども扱い。日経賞4着当時よりもはるかにパワーアップ。再び2番手で流れに乗り、さあ初重賞制覇に王手です。
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レジャー 2009年11月07日 15時00分
AR共和国杯(GII、東京芝2500メートル、8日) 本紙・橋本は東京<3200>のジャガーメイルを信頼
ジャガーメイルが2着に終わった昨年のリベンジを果たす。 当時は0秒2差及ばず惜しいチャンスを逸したが、勝ち馬スクリーンヒーローは直後にジャパンCを優勝、先週の天皇賞・秋でも2着している強豪だ。負けたとはいえ、ジャガーメイルの能力も相当高い。実際、昨暮れ以降は香港ヴァーズ3着、天皇賞・春5着、目黒記念2着など国内外の一線級を相手に上位争いを演じてきた。 東京は5戦3勝、2着2回と連対率10割を誇る自分の庭同然のコース。久々の京都大賞典を使って、状態もその時とは雲泥の差だ。 優勝請負人のスミヨン騎手が、初重賞制覇をエスコートする。
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レジャー 2009年11月07日 15時00分
ファンタジーS(JpnIII、京都芝1400メートル、8日) 本紙・谷口 ラナンキュラスがV3で重賞初V
スイープトウショウ、ラインクラフト、アストンマーチャンなど、多くのGI馬を輩出しているこのレース。今年その背中を追う一番手は、いうまでもなく至宝の良血ラナンキュラスだ。 母は1998年の桜花賞と秋華賞の2冠、古馬になってもエリザベス女王杯を制した名牝ファレノプシス。そして父は、今年ブエナビスタが大活躍したスペシャルウィークと可能性は無限の広がりを見せる。 新馬→りんどう賞と無傷の2連勝。ともに最速の上がりで差し切った。しかし渋田助手は「体質がひ弱で、気性も幼い。物見ばかりして遊び遊び走っている」とこの強さにも満足していない。 「現状でこれだけの走りができるのは、持っているモノが違うんだろうね。ケイコでもレースでも、折り合いがつくのは牝馬にとって最大の武器になる。賢い馬で勝負どころにくると自分から動ける器用さもある。イチローじゃないけど、脚に翼が付いているように、追うと重心がグッと沈むように伸びる。今回も期待に応えてくれると思っている」 日本競馬の誇る良血馬が、夢の扉をこじ開ける。
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レジャー
GI阪神JF追い切り速報 ぶっちぎった前走からさらに上昇 アストンマーチャン鋭伸
2006年11月29日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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レジャー
GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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レジャー
マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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レジャー
マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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レジャー
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分