これは8日、後楽園大会でプロデューサーを務める吉田万里子が表明したもので「次のステップのために新しいコンセプトを探す」と事実上の終了をアナウンスした。
息吹は2005年に若手にチャンスを与える場として産声を上げ、木村響子、江本敦子ら当時の新世代が大きく台頭。以降、支配下選手は生え抜きの松本浩代を筆頭に増えていき、Ray、中川、大畠が他団体から加入。モンゴル人のエスイ投入やアマレスラーをデビューさせるなど話題性もあった。
だが最近は新鮮味が薄れ、マンネリは否めなく吉田は1年前から危機感を抱いていたらしく、この日の発表となった。
メーンでは松本が3本勝負で江本に勝利。「息吹は小さなくくりであり、目指すは中心」と松本は言い切り、江本は「こだわる場所ではなくなった」と発言。最後の大会は来年2月11日の新木場昼夜興行と決定した。