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芸能ニュース 2015年04月11日 18時00分
週刊裏読み芸能ニュース 4月4日から4月10日
■4月4日(土) 盗撮芸人がクビ 3月26日に静岡駅構内のエスカレーターで、スマートフォンのカメラで女性のスカート内を盗撮し、同県迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕されていたお笑いコンビ「カズ&アイ」のカズこと瀬尾和寿について、所属事務所の吉本興業は4日、瀬尾と3日付でマネジメント契約を解除したことを発表した。瀬尾は芸能活動から引退するという。 「同コンビは吉本が全国各地にお笑い芸人を移住させることを目的に2011年に始めた『あなたの街に住みますプロジェクト』の静岡県担当として活動していた。とはいえ、なかなか同プロジェクトの芸人たちがブレークしていないだけに、この件をきっかけに、プロジェクトの見直しも社内でささやかれているようだ」(テレビ関係者)■4月5日(日) “ベッド写真”流出のパンサー・尾形が謝罪 同棲中の恋人の存在を公言しながら、3日発売の「フライデー」(講談社)で2人の女性との浮気&浮気相手との“ベッド写真”を報じられた、お笑いコンビ・パンサーの尾形貴弘が千葉市内で行われたイベントで謝罪。「(恋人に)毎日土下座」と明かした。 「売れっ子のパンサーだが、中でも尾形はプライベートでも“芸能人オーラ”をまき散らし女遊びがひどい。ほかの“被害者”の告発もありそう」(女性誌記者) ■4月6日(月) 島田紳助さんが作詞家で“仕事復帰” 紳助さんがプロデュースしたシンガーソングライターのRYOEIが同日更新したブログで、自身の曲を紳助さんが書き下ろしたことを明かした。紳助さんは暴力団関係者との交際を理由に、11年8月に芸能界を引退していた。 「紳助さんは趣味の釣りをしたり、体を鍛えたりプライベートが充実。蓄えもたっぷりあるので、タレントとしての芸能界復帰の可能性はゼロ」(関西のテレビ関係者)■4月7日(火) 米倉涼子が離婚危機&別居報道に無言 一部で離婚危機が報じられている米倉が都内で行われたイベントに登場。報道陣から報道に関した質問が飛んだがノーコメントだった。 「9日発売の『週刊文春』(文芸春秋)で夫からのモラハラが原因で離婚危機を迎えたことが詳細に報じられた。離婚協議に入るようなので、終わるまでは何も話さないだろう」(ワイドショー関係者) 仕事とプライベートの両立は難しかったようだ。■4月8日(水) 欽ちゃんが駒大に入学 駒澤大学仏教学部の社会人入試で合格した、欽ちゃんことタレントの萩本欽一が同大学の講堂で行われた入学式に出席。欽ちゃんは同級生に「欽ちゃん」と呼ばれたことを明かしご満悦だった。 「大御所だけに、通学するにしても、さすがに、1人では通学できない。以前、野球のクラブチームに関わっていたことから、これまでプロを何人も輩出した強豪である同大の硬式野球部に興味をみせていたが、欽ちゃんが来たら歓待せざるを得ないだろう」(週刊誌記者) 何かとややこしそうだ。■4月9日(木) オリラジ・藤森が“浮気宣言”!? お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が都内で行われたイベントに登場。交際中でフリーの田中みな実アナが出演したテレビ番組で「3年結婚しない」と発言したことを聞かれると、「3年って言われたら、こっちも“寄り道”しちゃおっかな」と“浮気”もまんざらでもない様子だった。 「藤森も田中も結婚したら話題がなくなるので、この先、しばらく引っ張らないといけない。まさにあうんの呼吸で、交際は順調だろう」(芸能記者)■4月10日(金) 斎藤工主演ドラマの初回が10.3% 9日に初回が放送された、昨年大ブレークした斎藤の主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)の初回視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。ドラマ界では高視聴率獲得が“鉄板”と言われる医療ドラマで、斎藤の人気ぶりも考えれば物足りない気がするのだが…。 「そろそろ斎藤人気の過熱ぶりも終焉か。下積みが長かった斎藤本人としては、“低空飛行”でもいいので、息の長い俳優になりたいというのが本音のようで、脇役向きの気がするが、安易に人気に飛びついたフジの戦略ミスなのでは」(テレビ誌編集者)
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アイドル 2015年04月11日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】作詞・秋元康、作曲・小室哲哉だった堀ちえみ引退曲
1980年の松田聖子のデビューにより、80年代アイドルが注目されるようになったが、82年に多くのアイドルがデビューを果たし、本当のアイドルブームの幕開けとなった。この年には小泉今日子、中森明菜、堀ちえみ、石川秀美、早見優、三田寛子などがデビューして、後に花の82年組なんて呼ばれるようになった。当時はデビューする前の82年組で誰が好きかなんてクラスで盛り上がり、私は堀ちえみが気になり、早速ファンクラブにも入会してしまった。 その頃はデビュー前ということで、実際に生で観れる機会がまだあまり無かったが、デビュー日の3月21日に豊島園でデビューイベントが行われることが決まったので、そのイベントに行くつもいでいた。しかし当日の天気は雨。私はイベントは中止か延期だろうと思い込んで、現場に行くのをやめてしまった。しかし実際は、野外から室内に場所を移しイベントは開催されていたのだ。いきなり悔しい思いをしてしまい、堀ちえみとの初遭遇には至らなかった。 私にとっての堀ちえみと初めて遭遇することになったのは、5月2日にサンシャイン噴水広場で行われたデビューイベントである。デビュー曲の『潮風の少女』を歌い、会場の盛り上がりも異常だった。続いて4月に始まったばかりの堀ちえみ主演ドラマ『メチャン子ミッキー』(TBS系)の主題歌『メルシ・ボク』を歌う予定だったが、予想以上にファンが集まってトラブルが発生したため、途中にも関わらずイベントは中止になってしまった。狭いスペースでスシヅメ状態で、今で言うモッシュが繰り返されて、おそらく怪我人も出たのではないかと思う。私にとっては最悪の状況でのスタートだったが、逆にこんなハプニングが起きたことで、最高の思い出になっている。 7月になると、わずかデビュー4か月で1stコンサートの開催が決まった。場所は中野サンプラザ。ここは「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得した聖地でもあり、ファンにとっても大事な場所だった。このコンサートではセンター2列目の席をゲットした。この至近距離は何なんだと思うほどの近い距離で、歴史的1stコンサートを観ることができたのは、我ながら誇りである。ここで「ちえみぢゃ〜ん」とコールすると、ニコッと微笑んでくれて、返事までしてくれてた。これはタカまらない訳ないですよ。 この頃からはデビュー年ということで、各局が主催する音楽祭の予選が頻繁に行われるようになった。もちろん堀ちえみは参加しているのだが、同期のアイドルも多数出ているので、この現場は本当に楽しめる最高の場所と言えただろう。 デビュー元年となった82年だけでも20回は彼女に会ったのではないかと思う。怒涛の1年だったが、翌年以降は歌番組にも頻繁に出演するようになって、月曜の『ザ・トップテン』と木曜の『ザ・ベストテン』の出待ちを定番にしつつあった。まだこの頃はアイドル好きには人気でも、一般知名度はあまり高くなかったが、そんな時に彼女にとって大きなターニングポイントが訪れた。ドラマ『スチュワーデス物語』(TBS系)の主演に抜擢されて、誰もが知っているアイドルへと成長したのだ。以降もドラマの主役を立て続けに演じるようになり、誰もが認めるトップアイドルへ上り詰めた。84年には『NHK紅白歌合戦』に『東京Sugar Town』で初出場を果たし、ここからどんな展開になっていくのか楽しみだった。 アイドル、女優、そしてバラエティタレントとマルチに活躍していたのだが、87年2月15日に20歳の誕生日を迎えたところで、3月31日をもって芸能界を引退すると宣言。当時高校3年生だった私は、この卒業までの1か月ちょっとは、全力で彼女を応援しようと決意をし、公開収録やイベントなどに参加して、悔いの残らないヲタライフを邁進していった。3月21日にラストシングル『愛を今信じていたい』が発売されると、引退のカウントダウンが始まったようで、本音を言うとこのシングルが発売されるのが怖かった。ちなみにこの曲の作詞は秋元康氏で作曲が小室哲哉氏である。今では考えられない夢のコラボが実現されていた。 3月31日を持って芸能界を引退してしまったが、私はこの日をもって高校生では無くなった。堀ちえみの引退ということで、心にポッカリと穴が開いた感じだったが、卒業から2か月後の5月末には、偶然だが私が芸人としてホリプロにお世話になることになった。入れ違いで同じ時代に一緒にホリプロで活動することは無かったが、私は青春の忘れ物を取りにホリプロに行った感じであったのかもしれない。 引退から約2年が経ち結婚して出産。さらに芸能界に復活するのだが、今では子沢山のタレントとして活動しているが、彼女をテレビや雑誌で見るたびに、アイドル当時の思い出が走馬灯のように蘇ってくる。もちろん思い出はキレイなままです。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】 小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしの顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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レジャー 2015年04月10日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/11) ニュージーランドT 他
3回中山競馬5日目(4月11日土曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「ニュージーランドT」(芝1600メートル)◎9グランシルク○12アルマワイオリ▲13ダイトウキョウ△2ネオルミエール、16ヤングマンパワー 本命視していたヤングマンパワーが寄りによって、大外(16)番枠に入ってしまった。枠順のハンデは大きい。抑えの評価に落とさざるを得ない。そこで、究極の上り馬グランシルクに期待する。中山マイルは目下、2連勝中と最適の条件。前走の勝ちタイム1分34秒4も優秀だ。重賞初挑戦で実績不足は否めないが、天井知らずの上昇度と、ポテンシャルはそれを補って余りあると確信する。緩急自在に動けるセンスの良さも強調材料。注目の枠順も(5)枠(9)番なら願ったり叶ったり。一気呵成に重賞タイトルを奪取する。相手は、アーリントンC2着のアルマワイオリだが、上り馬ダイトウキョウが台風の目になりそう。☆中山10R「湾岸ステークス」(芝2200メートル)◎10ダービーフィズ○11スズカヴァンガード▲4シャドウダンサー△2ダイワリベラル、9カムフィー 実力はオープンレベルのダービーフィズをイチ押し。セントライト記念2着、オープン特別3着の実績はここでは大威張り出来る。前走の箱根特別はトップハンデ57.5キロを克服して快勝、完全復活をアピールしている。充実期を迎えた今なら、ここはあくまで通過点に過ぎない。差し切りが決まる。相手は、休み明け2戦目で走り頃のスズカヴァンガードと、前走1番人気(8着)のシャドウダンサー。☆中山9R「野島崎特別」(芝1800メートル)◎10プリモンディアル○14ブリュネット▲6デルフィーノ△9ヤヤラーラ、15アスコルティ リフレッシュ放牧の効果が大きい、素質馬のプリモンディアルに期待。休養前は(2)(3)(2)着と毎回上位争いを演じており、実力を疑う余地はない。新馬勝ちしているように仕上りの早い牝馬で久々の不安はないし素直に底力を信頼したい。相手は、連続2着中と好調のブリュネットだが、休み明け3戦目で走り頃のデルフィーノも怖い。☆福島11R「吾妻小富士賞」(芝1200メートル)◎9ロマネクイーン○11ハッシュ▲1シンボリディスコ△2ファンデルワールス、7クリノタカラチャン 昇級初戦の紫川特別をいきなりクビ差2着と好走した、ロマネクイーンが混戦に断を下す。地力強化の跡は一目瞭然。福島は初勝利を挙げたゲンの良いコースでもある。ハンデ53キロも魅力。好位指定席から力強く抜け出してくる。休み明けを1度使われたハッシュが相手だが、実績馬シンボリディスコも追い込みが決まれば一気に浮上する。☆阪神11R「阪神牝馬S」(芝1400メートル)◎8レッドリヴェール○12ウリウリ▲4カフェブリリアント△13ダンスアミーガ、16コナブリュワーズ 一昨年の2歳女王、レッドリヴェールがついに復権を果たす。ここがエ女王杯(16着)以来、約5カ月ぶりのハンデを抱えているが心配無用。同じ休み明けの桜花賞をクビ差2着しているように1600メートル以下の適鞍なら存分に力を発揮できるからだ。GIを含めて<2101>と、コース実績も文句なし。ルメール騎手が勝利をエスコートする。相手は、昨年2着のウリウリと、究極の上り馬カフェブリリアント。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ネタ 2015年04月10日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 タージン(テレビリポーター) スタッフの支えで100%出し切る 関西「ロケの神様」の真骨頂(3)
ロケ番組のリポーターというのは、前述のように、芸人にとっては登竜門。番組によっては、若手芸人の指定席になっている感すらある。そんな現状を“ロケの神様”は、どのように見るのか? 「今の若手というのはみんなほんまに巧いですよ。なんでこんなに巧いのかと思ったら、まず僕らとはバックボーンが違う。彼らは生まれた時からのビデオ世代やから、映されることに慣れています。みんな物怖じせずに、明るく、はつらつとやっている。その辺りはたいしたものです。でも彼らが目指すのは、ロケの達人ではなく、スタジオの主役。中にはそんな下心が見え見えの人もいますから。そのあたりがちょっと寂しいですね。ロケ仕事にはロケ仕事ならではの魅力があり、それに気が付かないというのはもったいないと思うのですが…」 苦い言葉はまだ続く。 「それから、今の若手は力量がほとんど平均点。30点もあれば100点オーバーの時もあるという型破りの人が少なくなりました。そして最近の現場は、知らない人相手に毒を吐くということが、昔ほど否定されていません。それをええことに、自分たちが目立ちたいばっかりに、普通のおっちゃん、おばちゃんを無神経にいじるのにはどうかと思いますね。素人いじりは慎重にやってほしい。素人いじりの裏には、相手にきちんと伝わる優しさがないと変な誤解を生むだけですよ。それに、自分のスタイル、キャラクターができてないのに素人いじりをやっても仕方ないと思うんですけどね。僕自身は、現場では自分のキャラクターを立てるより、とにかく取材相手を立てることを心がけています。その方がリポートが面白くなるし、最終的には、自分にとってプラスになると思うからです。でも、そう思うようになったのは最近の話。これもやっぱり長くやってきたからこその境地でしょうか(笑)」 ロケや舞台を離れると、趣味人で知られるタージン。中でも有名なのがNFL観戦だ。シーズン中に渡米するほどの熱の入れよう。その造詣の深さは趣味の域を超え、テレビの実況中継を担当するほどである。 「僕には選手としての経験はありません。でも熱烈なファンやからこそ、NFLの楽しさ、凄さを伝えられるという自信はあります」 話し方に熱がこもっていた。 多様な現場、多彩な人との出会いの中で過ごしたリポーター人生。“ロケの神様”は、自らについてこう語る。 「本来の僕は人見知りがきつくて引っ込み思案。普通やったら自分の能力の半分も出せる人間やありません。それを100%近くまで出せるというのは、僕を支えてくれる皆様のおかげ。ですから僕は、スタッフや周辺にいる人たちとのコミュニケーションを大切にしたいのです」 これはリポーターのみならず、一般の社会人にも通用する格言であろう。 最後に、今後の抱負を聞いてみると、いたずらっぽい笑顔を浮かべ、「最近、雑誌のリポート仕事にすごく興味があるんです。週刊実話でリポーターというのはどうでしょう? 僕、何でもやりますよッ!」 旺盛なサービス精神は、さすがに関西人である。(文・福原一緒)たーじん1962年、大阪府出身。素人時代からテレビ出演を果たし有名になる。リポーターとして芸能界デビューすると、後にNHK連ドラなど俳優業にも進出。
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スポーツ 2015年04月10日 13時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈辰吉丈一郎vsグレグ・リチャードソン〉
辰吉丈一郎の次男、寿以輝(じゅいき)のプロデビュー戦が来たる4月16日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われる。 本格的にプロを目指す前には80キロ以上もあった身体を、短期間で20キロも絞ってみせた精神力の強さはまさに父譲り。プロテストではフック一発で相手をロープまで吹き飛ばす破壊力を披露し、“辰吉2世”の将来を期待する声は大きい。 デビュー戦を控えてのインタビューでは奔放な発言も目立ち、ビッグマウスも父譲りのようだが、そんな寿以輝が唯一言わないセリフがある。 「オヤジを超える」 2世の常套句でありながら、これに限っては「オヤジと俺は別」と口を濁す。 「幼少時から父の映像を見てきた寿以輝は誰よりもその天才ぶりを知っている。だからこそ、それを超えるなどとは言えないのでしょう」(ボクシングライター) 薬師寺保栄との試合前の舌戦や、リング上で腕をグルグル回すパフォーマンスの印象が強烈なだけに、今となっては“ショーマン”の印象を持つ向きがあるかもしれないが、それはとんでもない誤りである。辰吉丈一郎は国内、いや世界レベルで見てもトップクラスの天才ボクサーだったのだ。 まだデビュー前の16歳のとき、六車卓也との世界王座決定戦のため来日したアサエル・モランのスパーリングパートナーに抜擢された辰吉は、これをめった打ち。「大阪帝拳ジムにドえらい天才がいる」との評判は、関係者や熱心なファンの間で瞬く間に広まった。 「ソウル五輪日本代表の有力候補」「メダルも狙える」とアマチュア関係者からも絶大な期待を寄せられたが、選考試合では体調不良もあって予選敗退。このショックから1年余りホームレス同然の放浪生活を送るが、ここからの復活とともに辰吉の快進撃が始まる。 デビュー戦ではその前評判から国内に対戦相手が見つからず、韓国のランカーを招聘して2回KO勝利。4戦目には早くも日本王座を獲得。当時の王者を一方的に攻め立て、4回KOに下す完勝だった。 その後、世界ランカーとの3試合を経て迎えた1991年9月19日、WBC世界バンタム級王座戦。 対するチャンピオンのグレグ・リチャードソン(米国)はアマ275戦、プロ33戦と経験豊富なベテランテクニシャン。「フレア(=ノミ)」のニックネームはどこか貧弱にも聞こえるが、素早い動きや的確なジャブには定評があり、プロ入りから間もない辰吉が挑む相手としてはあまりに分が悪いというのが戦前の評。「功を焦った時期尚早の世界戦」と、これに批判的な声も決して少なくはなかった。 しかし試合開始のゴングと同時に、そんなネガティブな声は一掃される。 “左を制する者は世界を制す” そんな格言の通りに、辰吉は序盤から左ジャブ一本で王者を圧倒していく。 ムチのようにしならせて出足を止め、またストレートのように伸ばし顔面を打ち抜く。王者の返しのパンチも時折ヒットはするが、辰吉はこれに全く動じる様子もなく、柔らかなウィービングで前に前にと出て、決して主導権を渡さない。 しなやかな上下の動きは野生の獣さながらで、王者のパンチもこれを捉えきることができない。試合前には「プロの厳しさを知ることになる」と辰吉をたしなめた王者であったが、その右まぶたは、みるみるうちに腫れ上がっていった。 8ラウンドにはきれいなワンツーで王者をぐらつかせ、迎えた10ラウンド、左ジャブからの返しの右フックがその顔面を捉えると、辰吉はここが勝機とばかりに一気呵成のラッシュを見せる。 サンドバッグ状態となった王者はラウンド終了のゴングに救われ、ダウンこそは免れたものの、次の11ラウンド、もはやコーナーから立ち上がることはできなかった。 TKO勝利−−。スピードとテクニックを誇る王者に対し、その両方で上回ってみせた完全勝利であった。 リングに突っ伏して喜びをかみしめる辰吉。具志堅用高の9戦目よりも1試合早い8戦目の世界王座戴冠は、当時の国内最短記録となった。今現在では井上尚弥(デビュー6戦目)に抜かれはしたが、その鮮烈さは今もなお決して色褪せるものではない。
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芸能ニュース 2015年04月10日 11時45分
オリラジ藤森 観光宣伝大使を口説く
オリエンタルラジオ・藤森慎吾が、長野県の「諏訪エリア観光特使」に任命され、9日に銀座NAGANOで行われた委嘱式に登場した。 長野県諏訪市出身の藤森は、「11年目なので、なんで声かからないんだと思ったりしました。チャラくても(観光特使を)受け入れてもらえて良かったです」と嬉しそうに話していた。 カップルのおすすめの場所を聞かれ、「僕は諏訪湖船乗ったりとか、ビーナスラインでドライブとか」と答えた藤森に、取材陣から「今の彼女(田中みな実アナ)と行ったか?」と問われ、「今の彼女は、割と好きみたいで、諏訪湖の花火大会とか一緒に見れるときは一緒に見たり…」と明かしたが、「実家に行ったりとか?」と、さらに突っ込まれると、「ノーコメントです」と笑いながらかわしていたが、「(実家の)外観くらいは見た事があるんじゃないですか?」とボケていた。 また、田中アナが某テレビ番組で「あと3年はちゃんと仕事をしたい」と発言していたことに振れ、「3年って長いですよ、修行僧のような生活を強いられるんですよ。寄り道しちゃうよねー」と浮気宣言。そして、「しかし、こんな可愛い子が地元にいたんですねー」と早速、同席した観光宣伝大使を口説こうとしていた。
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芸能ネタ 2015年04月10日 10時27分
さまぁ〜ずの三村マサカズ テレ朝を名指し批判「お金儲けの為に仕事したらだめ」
お笑いコンビ・さまぁ〜ずの三村マサカズが10日、テレビ朝日を名指しして批判した。三村は現在、テレビ朝日では「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」のレギュラー番組を持っている。 自身のツイッターで「テレ朝。お金儲けの為に仕事したらだめ。自分の仕事をちゃんとしておかねを頂く。お笑いやってお金頂く。お金を儲けるためにお笑いやるこれ最悪」と批判。 三村のつぶやきに、ネット上では「カッコいいです」「お笑いをそんな気持ちでやってはダメですね…」など、三村の意見に賛同する声が上がっている。 最近でも、テレビ局の対応に「いい加減タレントは怒りますよ!」と自身のツイッターで苦言を呈していた三村。テレビ局のやり方に相当ストレスが溜まっているのか!?
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芸能ネタ 2015年04月09日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 タージン(テレビリポーター) スタッフの支えで100%出し切る 関西「ロケの神様」の真骨頂(2)
現在も、テレビを中心に、いちリポーターとして各地を忙しく飛び回る。出たとこ勝負で変化に富んだ現場をそつなくこなす秘訣は何か? 「僕がいつも心がけていることは、ロケというのは、現場に行ってからではなく、その前のスタッフ集合の時から始まる、ということです。そらロケですから、取材先に集中するのももちろん大切ですが、僕の場合、背中を固めるスタッフとのコミュニケーションを図っておかんと怖いですね。カメラの回っていないところでいかに周囲に繋がるかですよ。そやから現地に行くまでが勝負です。ロケバスや電車の中で、みんなで雑談でも何でもやって、ええ雰囲気を作っていかんとダメ。その中から何か共感できる話題があれば、みんなが一つの輪になれる。そうなったら、その後はすごくいいリズムで本番に臨めますし、スタッフの方で僕のやりやすい環境を作ってくれます。ギスギスした雰囲気悪い現場はダメですよ。僕はよく『フレーム・インのタージン』(画面に思わぬ角度で顔を出す)と呼ばれますが、フレーム・インという手法はいわば小細工。やり方としては邪道やという人もいます。でも現場のムードが良かったら、そういうお遊びも効果的にやれるんです。それから技術的なことでもう一つ。僕は現場では、カメラが回る2秒前ぐらいから歩き出すようにしています。その方がよりリアルなリポートになるんです。キューが出てから歩き出す、しゃべり出すというのは何やウソ臭い気がするんですね。普通、そんなことないでしょ?」 デビューから現在に至るまで、活動拠点はもっぱら関西。その背景には自らの体験に基づく人間観察と、独自の文化論がある。 「そらね、芸人としては全国制覇は夢です。おかげさまで『関西の方に珍獣がおる』ということで、東京からもお声をかけてもらってますが、僕は大阪の空気の方がおもしろい。大阪はネタの宝庫ですよ。壊れたおっちゃんやら磨けば光るおばちゃんやら、黙っていてもネタ持ってきてくれる女の子やら。そんな面白い人間が昼間からそこら中を歩いている、そんなん大阪しかないですよ。リポーターというのは突っ込んでいった時に、こっちの狙い通りの返事が返ってこないというのがいちばん怖い。そこで無理にもう一回突っ込んでいって、相手に怖がられて逃げられる。こうなったら最悪です。しかし東京の人はシャイですから、そういうケースによく出会うんですね。その点、大阪はズケズケものを言い、勝手に反応する人間が多いから、そういう怖さは少ない。こっちが無茶振りせんでも、自分で勝手に反応してくれる。ロケ現場でネタを振ったり振られたり、みんなで言葉のキャッチボールができる関西の土壌が僕を育ててくれたと思います。そんな大阪の街の中で若い頃から鍛えられてきたからこそ、知らんうちにロケが得意になったんやと思いますね。それに大阪に特化したタレントというのを長くやってますとね、そのポジションがものすごく気持ち良くなって大阪を離れにくくなるんです。大阪ローカルで売ってはるタレントには、そういう人が多いんやないですか?」
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芸能ネタ 2015年04月09日 12時00分
【バラエティ黄金時代】欽ちゃんの「ひらめきボタン」
80年代のバラエティ界に、“欽ちゃんファミリー”という言葉が存在した。萩本欽一が育てたタレント、その卵たちをさした。マストのルールは、下ネタ厳禁。子どもからお年寄りまでを均等に笑わせるのが教訓だったため、大人しか理解できない下世話は避けて通ったのだ。同じく、“コントは客前で”という不文律もあった。 冠番組は、軒並み高視聴率。ピーク時、『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)は、平均世帯視聴率42.0%。『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)は、38.8%。『欽ちゃんの週刊欽曜日』(TBS系)も足すと、1週間3番組で合計視聴率が100%を突破。“視聴率100%男”の異名を取った。数多く生まれたタレントのなかでも、“欽ドン!”から生まれたイモ欽トリオ、“欽どこ”から生まれたわらべは、社会現象といわれた。 イモ欽は、81年に結成。ヨシオを山口良一、ワルオを西山浩司、フツオを長江健次が演じ、すでに役者だった山口、西山に、大阪の現役高校生だった長江が加わる形で始動した。しかし、長江はオーディションで落とされている。センターは、『東京ららばい』を爆発的にヒットさせた歌手・中原理恵に決定していたからだ。ところが、ここで欽ちゃんの“ひらめきボタン”が、突然作動。「中原は別ユニットで」と言いだしたのだ。 焦ったスタッフは、オーディション会場となったテレビ局をウロウロ。そのとき偶然、落選した長江を発見して、声をかけ、強引に合格させた。デビュー曲『ハイスクール・ララバイ』は、3人がレコーディング当日に楽曲を手渡されて、何もわからずに収録。長江が録っているあいだ、山口と西山は遊びで振りを考えた。レコードジャケットは、番組収録の合間に撮った。すべてが簡易的だったにもかかわらず、いきなり160万枚をセールスして、ミリオン歌手の仲間入りをはたした。 この「良い、悪い、普通」のシリーズは、イモ欽消滅後も続行。“良い妻・悪い妻・普通の妻”では、先の中原がふつ子(普通の妻)に抜てき。オリジナリティあふれるキャラクターで、人気となった。その後は、“良いOL・悪いOL・普通のOL”。演歌歌手だった松居直美、女優の生田悦子にとって出世作となり、ヨシ山(良いOL)を生田、ワル山(悪いOL)を小柳友貴美、フツ山(普通のOL)を松居が演じて、のちに、よせなべトリオを結成。『大きな恋の物語』で、歌手デビューもはたした。 イモ欽をしのぐ国民的アイドルとなったのは、わらべ。“欽どこ”から誕生した萩本家の三つ子は、のぞみ(高部知子)、かなえ(倉沢淳美)、たまえ(高橋真美)と命名。視聴者に、「あんな娘がいたらなぁ」と思わせるのが狙いだった。就寝前に、パジャマ姿で披露したエンディングソング『めだかの兄弟』をレコード化するや、いきなり88万枚を超える大ヒット。2ndシングル『もしも明日が……。』も、売り上げ1位を獲得した。ところが…。 83年末に発売された『もしも明日が……。』に、高部の姿は、ない。同年春、写真週刊誌にベッドで喫煙という衝撃的な写真が掲載されて、欽ちゃんファミリーはもちろん、芸能界を追放されたのだ。この“ニャンニャン写真”は、純粋可憐がセールスポイントだったわらべのイメージを覆し、昭和芸能史のなかで、いまだに語り継がれている。皮肉なことに、事件後、電話で高部が“復帰”出演した回は、番組史上最高の42%の視聴率を獲得している。 ちなみに、問題写真を出版社に売った知人はその後、自殺。“ニャンニャン”という造語はひとり歩きして、85年にスタートした『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)につながった。高部事件がなければ、おニャン子クラブも生まれなかった…かもしれない!? 同番組からは、小堺一機と関根勤も羽ばたいている。ふたりはそれまで、超マニアックなものまねでマニア人気を獲得していたが、“欽どこ”で扮したクロ子とグレ子がスマッシュヒット。コーナーが設けられるまでになった。関根はのちに、国民的お昼の長寿番組『笑っていいとも!』(フジ系)のレギュラー最長記録を保持するまでになった。小堺は、『ライオンのごきげんよう』(同)のメイン司会者として、平日昼の顔になっている。 小室哲哉やつんく、秋元康やジャニーズなど、音楽の世界ではつねに超スーパーヒットメーカーがいる。80年代のお笑いシーンにおいては、欽ちゃんがまさにそれ。革新という言葉で収まらないほどのムーブメントを、幾度となく起こしてきたのである。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
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アイドル 2015年04月09日 11時45分
ヲタクの鑑!? SKE48 斉藤真木子のCM起用の理由が判明
SKE48の斉藤真木子が東海3県で放映されるマルト水谷『速達生』春編のCMに出演しているが、その出演理由が明らかになった。 自身のgoogle+で斉藤は先月28日に、「この度、マルト水谷『速達生』春編のCMに出演させて頂くことが決まりました!!」と報告。また、「ビールをぐびーーー! としてる女の子が私ですのでもしCMをご覧になられた方はチェックしてみて下さい」と説明。「本当に本当に大きなチャンスを頂きました! 嬉しい〜っ」ともコメント。トークライブアプリ755でも、「成人してからお酒のんでみて、今のところ一番好きなお酒ありますか?」との質問に「速達生が一番です」と答え、しっかりとPRしている。 そんな斉藤の起用について一部ファンが「速達生」の公式ツイッターに問い合わせると、「弊社営業部課長の推しメンだからです」と回答された。ファンからは、「おお、それは素晴らしい営業課長様です」「仕事で推し事しちゃう営業部課長さんはヲタクの鑑です」との声が挙がった。
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レジャー
マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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レジャー
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能ニュース
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分