ちゃん
-
レジャー 2015年05月09日 18時00分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/10) NHKマイルC 他
2回東京競馬6日目(5月10日日曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「NHKマイルカップ」(芝1600メートル)◎2グランシルク○12ミュゼスルタン▲7クラリティスカイ△1アヴニールマルシェ、14ヤングマンパワー 本命には、前哨戦のニュージーランドT2着のグランシルクを推す。3連勝で重賞初制覇のチャンスを逸したが、内容は勝ちに等しいもの。スタートで出遅れ、直線を向いて馬群最後方。万事休すと思われた絶望的な位置から、メンバー最速の鬼脚を発揮、0秒1差まで迫ったのにはビックリ。鳥肌が立った。陣営としては、「本番でなくて良かった」が本音だろう。舞台が東京コースに替わり、条件はMAX。差し切りが決まる。強敵は、ミュゼスルタン。最終追い切り(水曜日)後の共同会見で大江原調教師、柴田善騎手から「勝てる」と、事実上の勝利宣言が飛び出したほど。当然、逆転も考えられる。この2頭に迫るのは、皐月賞5着馬クラリティスカイ。適鞍を得て巻き返しが怖い。☆東京10R「ブリリアントS」(ダ2100メートル)◎10ドコフクカゼ○14ソリタリーキング▲4カゼノコ△12ヴォーグトルネード、16メイショウイチオシ 休み明けの仁川Sをクビ差2着と好走し、クラスのメドを立てたドコフクカゼをイチ押し。約2カ月間ケアが施され、二走ボケ対策も抜かりはない。東京2100メートルはここまで3戦2勝と条件は最適。ハンデ55キロを味方に付けてチャンスをつかむ。相手は、実績馬のソリタリーキングと、カゼノコ。ハンデが鍵だが実力的に好勝負必至。☆新潟11R「新潟大賞典」(芝2000メートル)◎15ハギノハイブリッド○7マテンロウボス▲1ラングレー△3デウスウルト、6ダコール 休み明け3戦目の前走を小差3着と好走し、ここに大きく望みをつないだハギノハイブリッドに期待。典型的な叩き良化タイプで、初勝利を挙げたのもタフに使い込まれて4戦目。プラスアルファは大きい。もちろん、実力の裏付けもある。京都新聞杯勝ちを見れば一目瞭然。差し切りが決まる。相手は、マテンロウボス。昨秋以降、5戦3勝、2着1回と充実ぶりは目を見張らせる。穴は、ラングレー。小倉大賞典は道悪馬場に殺され7着と期待を裏切っているが、良馬場なら巻き返しは必至だ。☆京都11R「鞍馬ステークス」(芝1200メートル)◎2マコトナワラタナ○14ウイングザムーン▲10ヘニーハウンド△7ニンジャ、13キングオブロー 好走条件が整った、マコトナワラタナが狙い目。近2戦は11着(1600メートル)、5着(1400メートル)と不本意な結果に終わっているが、これが実力ではない。距離適性の差が出たもの。着差も0秒7、0秒5なら巻き返しは十分可能だろう。1200メートルは全5勝(うち京都3勝、2着2回、3着1回)を挙げているベストの条件。ハンデ53キロも勝利を後押しする。相手は、昨年2着のウイングザムーン。休み明け3戦目で走り頃だ。逆転候補は、持ちタイム一番のヘニーハウンド。☆京都10R「桃山ステークス」(ダ1900メートル)◎4スノーモンキー○9タガノビリーヴィン▲10ショウナンアポロン△7アテンファースト、8ルファルシオン 本命は、スノーモンキー。このクラスは、3戦2、3着各1回と実力は折り紙付き。メンバー構成にも恵まれ、チャンスは大きく広がった。当面の相手は、コース巧者のタガノビリーヴィンだが、ショウナンアポロンの逃げ脚も要注意。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
-
スポーツ 2015年05月08日 15時00分
リリーフ成功でも斎藤佑樹は『無期限二軍暮らし』?
5月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦前、栗山英樹監督(54)が取材陣の質問に応じ、こう答えた。 「抑えを含め、後ろで投げることでガムシャラになる。より良いボールを選択するように考えると思う」 同日、斎藤佑樹(26)が二軍戦でクローザーとして登板。1イニングを無失点に抑える好投を見せ、そのことについて聞かれたのだ。栗山監督が繰り返していたのは「成長に繋がってくれれば」の言葉。その嬉しそうな表情からは、一見、斎藤への期待を感じさせたが、今回のリリーフ転向は“ラストチャンス”かもしれない。 そもそも、斎藤のリリーフ登板はその適性を見出されてのテストでもなければ、チーム事情によるコンバートでもない。『先発失格』の烙印を押されたのである。 「4月17日の楽天戦で先発し(一軍)、4回途中でノックアウトされ、二軍落ちしました。同24日の二軍戦でも先発マウンドを4回途中で降板しています。『斎藤は打者一巡しか通用しない』みたいな言われ方をされています」(ベテラン記者) 投手目線で見て、1イニング3人として打者一巡するのは3イニング。二巡目以降は通用しないという意味だが、たしかに斎藤は4イニング目に釣瓶打ちにされている。斎藤自身も「毎回、4回に崩れる」と、2戦連続4回途中KOを悔やんでいた(24日・鎌ヶ谷)。 斎藤自身も、相当悔しい思いを抱いているのは間違いない。2戦連続4回途中KOとなった24日が京大卒ルーキー・田中英祐(23)との投げ合いになり、二軍戦では異例の観客数1238人、取材記者約40人を集めたのは既報通り。斎藤はインテリルーキーとの投げ合いになったことを質問されると、 「それはどうでもいい」 と、いつになく感情的な物言いをしている。話題の新人と比較された悔しさをぶつけたのだろうか。初のクローザー登板となった5月4日は、たった5球で3アウトを取ってみせた。同日の斎藤のピッチングについて、対戦チーム・埼玉西武ライオンズの関係者がこう評していた。 「先発のときよりも腕が強く振れていたし、良かったと思うよ」 斎藤がマウンドに上がった9回、スコアは13対11で日本ハムがリード。対戦したのはセラテリ、石川貢、金子一輝の3人。セラテリは1本塁打を含む3安打と大当たりで、石川も2安打を放っていた。金子一は途中出場だが、斎藤と対戦するまでは1打数1安打という状態。ちょっとでも気を抜けば、逆転負けの屈辱を味わったかもしれない。 「野手の正面に(打球が)飛んだから助かった場面もあった。斎藤は真っ直ぐが速くないし、ウイニングショットになる変化球もない。クローザータイプでないことは日本ハム首脳陣も分かっていると思うけど」(球界関係者) クローザー登板は『再生』のための一環のようだ。栗山監督は斎藤の最大の理解者でもあるが、これまでかなり厳しいことも言ってきた。 栗山監督や首脳陣と、斎藤の考え方がいかに違うか、実はこんなこともあった。斎藤がインテリルーキーとの投げ合いに敗れた4月24日のことだ。斎藤は今後の課題として、「配球をたて直す」とコメントした。 その斎藤談話を記者団から聞かされた栗山監督は、「(田中よりも)もっと打たれたんでしょ? もちろん、(斎藤のことが)気になるさ。配球をたて直すというよりも、ファームだって競争してるわけだから、そこで結果を出さないと…。みんな、競争しているわけだから」と、眉間にしわを寄せ、一気にまくし立てた。 栗山監督は斎藤にリリーフ登板させた目的として、「今は短いイニングで、ガムシャラに腕を振る作業が必要」と語っていた。救援投手として結果を積み上げることも大切だが、首脳陣との考え方の違いを埋め、ガムシャラさを具現できなければ、本当に“ヤバイ”のではないだろうか。
-
芸能ネタ 2015年05月08日 12時00分
【不朽の名作】第3回・赤井英和の迫真の演技が感動を生んだ「どついたるねん」
俳優・赤井英和がかつて、世界を狙うようなプロボクサーだったことを知っている若い世代の人がどれだけいるだろうか? 大阪府大阪市西成区出身の赤井は、少年時代、ケンカに明け暮れ、「ケンカで負けたことはない」という伝説ができるほど、その名が知れ渡っていた。浪速高等学校に進学した赤井はボクシングを始め、3年生の時にはライトウエルター級で、インターハイ、アジアジュニアアマチュアボクシング選手権を制し、近畿大学に進んだ。大学時代は80年モスクワ五輪を目指したが、補欠にとどまる。日本が同五輪出場を辞退し、五輪への道が完全に断たれたため、赤井は80年9月、愛寿ボクシングジム(現グリーンツダボクシングジム)入りし、プロに転じた。 赤井はジュニアウエルター級で全日本新人王を獲得。そのファイトスタイルは典型的なインファイトの攻撃型で、デビュー戦から12連続KO勝ちの偉業を達成。“浪速のロッキー”と称され、その試合は全国ネットでも中継されるようになり、またたく間に全国区の人気者となる。その一方、「赤井のボクシングはケンカボクシング」と批判する専門家もいた。 83年7月7日、WBC世界スーパーライト級王者のブルース・カリーに挑戦するも、7回TKO負けで世界王座奪取はならず。そして、再起戦となった85年2月5日、格下の大和田正春と対戦するが、まさかの7回KO負け。意識不明に陥った赤井は急性硬膜下血腫、脳挫傷と診断され、開頭手術を受けた。極めて危険な状態だったが、手術は成功し、奇跡的に回復。しかし、ドクターストップがかかって、引退を余儀なくされ、世界を獲ることなく現役生活を終えた。 引退後は母校・近大でボクシング部のコーチをするなどしていたが、88年7月公開の映画「またまたあぶない刑事」で俳優デビュー。そして、赤井を主役とした映画が制作されることになったのだ。それが、「どついたるねん」で、87年9月に出版された赤井の自伝「浪速のロッキーのどついたるねん−挫折した男の復活宣言」(講談社)がベースになった。 監督・脚本を手掛けたのは、後に「北のカナリア」などで名を上げた阪本順治で、荒戸源次郎事務所の作品として発表された。ところが、映画館で上演することができず、当初は原宿の特設テントでの上演だった。その後、同映画は口コミで評判となって、89年11月に待望の劇場公開にたどりついた作品なのだ。大ヒットした同映画は、同年度の「第32回ブルーリボン賞」で、「利休」(三國連太郎主演)、「あ・うん」(高倉健主演)などを抑えて、見事「作品賞」を受賞。まさに、インディーズレベルから頂点まで駆け上がったのだから痛快というしかない。 作品の内容は、ナショナルボクシングジム所属のプロボクサー・安達英志(赤井)が、イーグル友田(大和田)との試合で、実話通りにKOされ、昏睡状態に陥り開頭手術を受ける。現役続行ができなくなった安達はジムを飛び出して、北山次郎(美川憲一)が資金を出す形で、安達ボクシングジムを設立。古巣の後輩ボクサー・清田さとる(大和武士)を引き抜くなど、ジム生を集めて、後進の指導にあたる。ジムには元日本ウエルター級王者の佐島牧雄(原田芳雄)が押し掛けて、コーチに就任。しかし、各自に合った指導をする左島に対し、会長の安達は自身のインファイトボクシングを強要し、ジム生に手を出す横暴ぶり。清田は母親に連れ戻され、「分からんヤツは出て行け」との安達の言葉に、不満を抱えていたジム生は全員去ってしまい運営不能に陥る。 途方に暮れた安達は左島とともに、ナショナルジムを訪れ、現役復帰を懇願。主治医を脅迫し、偽の診断書を書かせた安達はボクサーライセンスを再取得。晴れて、復帰戦を行うことになったのだが、対戦相手は原田ボクシングジムに移籍していた後輩・清田だった。減量に苦しみ、コーチの左島には逃げられ、恐怖と闘いながら、試合に向かう安達の前に現れたのは、引退に追い込むことになった友田だった。友田は網膜剥離のため、ボクシングを断念したことを報告する。 セコンドに就いた会長・鴨井大介(麿赤児)、会長の娘・貴子(相楽晴子)に「タオルは投げるな」と告げていた安達だったが、その劣勢に、たまらず貴子がタオルを投入。レフェリーが試合を止めた瞬間、安達の左のパンチが清田の顔面にヒットしダウンしたところで映画は幕を閉じる。おおむね、赤井の実話に基づいた映画だが、自身のジムを開設したり、現役復帰したりする点はフィクションだ。 それでも、当時、現役の日本ミドル級王者だった大和(清田役)と、危険を承知でスパーリング、試合のシーンの撮影に臨み、素人では到底出せない迫力を醸しだした点は圧巻。また、赤井は後ろ姿ながら、フルヌードを何度も披露。鍛え抜かれた肉体美は、男でも惚れ惚れするほどだった。その後、大増量して、今や「RIZAP」のお世話になるなど、想像もできなかった。 リアルな世界では、赤井と深い因縁がある大和田(友田役)が出演し、映画の世界で過去を水に流すシーンは、ボクシングファンの涙を誘ったに違いない。その大和田は87年12月に大和と対戦し、日本ミドル級王座を防衛した後、網膜剥離でタイトルを返上し、引退。そのベルトを王座決定戦の末、奪取したのが大和。この2人にも複雑な人間模様が背景にあったのだが、この映画で、それも氷解された気がする。 予算がなかったため、著名な出演者は原田、相楽、美川くらいであったが、それでも構成や迫力は抜群。コーチ役を演じた原田の演技力は、さすがに秀逸であり、作品に箔を付けた。赤井にとって、「どついたるねん」は2本目の映画出演、初の主演作で、当時は優れた演技力があるとは思えなかった。だが、ボクシングをやめ、俳優という世界に身を投じ、まさに役者人生を懸けて臨んだこの映画で、鬼気迫る迫真の演技を披露した。 同映画での演技が評価され、赤井は「第35回キネマ旬報賞」新人男優賞など数々の賞を受賞。その後は、映画、ドラマで活躍し、NHK大河ドラマなどに起用されるまでに成長。95年度には「119」(主演作)で「第18回日本アカデミー賞」優秀主演男優賞、01年度には「十五才 学校IV」で「第24回日本アカデミー賞」優秀助演男優賞を受賞するまでになった。自身の自伝に基づいたボクシング映画ということもあっただろうが、「どついたるねん」をきっかけに、赤井は役者として大成した。ボクシングでは世界のベルトを獲ることはできなかったが、役者の世界ではチャンピオンになったといってもよかろう。 また、助演女優の相楽は95年に米ロサンゼルスに移住。米国人男性と結婚し、現在はハワイに在住。タレント業は長らく休止しており、その姿を見ることはできないだけに、その意味でも、この映画は貴重な作品だ。(坂本太郎)
-
-
芸能ネタ 2015年05月07日 17時00分
勢いが止まらない! 主演映画「ビリギャル」がヒット中の有村架純 今度は初の地上波ドラマ主演の座をゲット
5月1日に公開された映画「ビリギャル」(有村架純主演)が話題を振りまいている。 同映画は成績が学年でビリの高校2年の落ちこぼれのギャルが、1年間猛勉強して偏差値を40上げて、現役で難関の慶應大学に合格したという実話に基づいたストーリー。原作となった単行本「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著)は、累計発行部数65万部を超えるベストセラーとなり、今年4月には文庫本化もされた。 内容もさることながら、あのかわいいルックスで人気の有村が2度と見られそうにない金髪、超ミニスカ制服で出演しているとあって、有村ファンならずとも、世の男性の注目を一身に集めるのは当然か…。 有村といえば、現在放送中のフジ月9ドラマ「ようこそ、わが家」では、主役の倉田健太(相葉雅紀)の妹(七菜)役を熱演中。福士蒼汰とのW主演で3月に公開された映画「ストロボ・エッジ」もヒットし、“時の人”となっている。 有村はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(能年玲奈主演/13年4月〜9月)で、主役の天野アキ(能年)の母・春子(小泉今日子)の少女期を演じて評価を高めブレイクを果たした。 以降、映画、ドラマ、舞台で引っ張りだことなり、「2014タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター社調査)女性タレント部門では、1位のローラに次いで堂々の2位(13社)となるなど、能年の上を行く活躍ぶりを見せている。 すでに映画では何作も主演をこなした有村だが、こと地上波ドラマに関しては、これまで主役を務める機会がなかったが、ようやく“大役”が回ってきた。 それは、日本テレビが6月24日午後9時から放送するスペシャルドラマ「永遠のぼくら sea side blue」。有村は周囲に波風を立てるのが苦手で、「海の研究をする」という夢をあきらめて、親の言うままに就職しようとしていた大学3年生の松岡あおい役を演じる。脚本は羽鳥慎一アナの現夫人で、ドラマ「ファースト・クラス」「戦う!書店ガール」「サキ」「息もできない夏」などを手掛けた渡辺千穂氏。 8人の男女による青春群像ドラマとあって、共演は成長株の若手俳優がズラリ。「まれ」に出演中の山崎賢人を始め、東出昌大(「ごちそうさん」)、窪田正孝(「花子とアン」)、浅香航大(「マッサン」)、矢本悠馬(「花子とアン」)と朝ドラで脚光を浴びた俳優陣が勢揃い。他に、成海璃子、清野菜名らが出演する。 多くの若手俳優のなかで、有村が主演として、どういう演技を見せてくれるか注目だ。(坂本太郎)
-
芸能ネタ 2015年05月07日 12時00分
【バラエティ黄金時代】日曜日の家族団らんに不謹慎ネタ総投入「ダウンタウンのごっつええ感じ」
“日本一のお笑い求道者”ダウンタウン・松本人志が、「ほか(の枠)、ないか?」と嘆いたのは、1991年。過去2回、トライアル放送された『ダウンタウンのごっつええ感じ』(〜97年/フジテレビ系)が、待望のレギュラー化になったはいいが、裏番組が『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)であることを知った瞬間だ。それまでの日曜よる8時といえば、“元テレ”の独走状態にあった。天才・ビートたけしが生みだす企画や人材は、次々とメガヒットしていたからだ。 たけし政権が敷かれていた時間帯に、ゴールデン初進出のダウンタウンが挑むのは、無謀以外の何物でもなかった。しかも、メインキャストは、松本&浜田雅功を座長に、今田耕司、西端弥生(引退)、吉田ヒロ、130R(板尾創路&蔵野孝洋=現ほんこん)、松雪泰子、東京パフォーマンスドールの篠原涼子(当時)、YOUなど。今でこそ、「錚々たるメンバー」の表現がマッチするが、当時はダウンタウン以外、みな無名。たけしと戦って勝てる勝算は、どこにもなかった。 ところが、窮地でこそ天賦の才を開花させるのが、“天才・松本”。ゴールデンを度外視したコントの数々は、現在テレビで活動する多くの芸人に影響を与え、コントの礎を築いた。その結果、番組の平均視聴率は15%を超え、SP版では22%超えを達成。95年には、最高視聴率24.2%をマークした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。陣頭指揮を執った松本は、『8時だヨ!全員集合』(TBS系)のように、子どもから年寄りまで、老若男女が理解できる笑いではなく、ハイレベルにして、あえてハイリスクな作品を創った。ゆえに、現在でいう放送倫理にひっかかるようなことにも、果敢に挑んだ。 たとえば、松本が原作のアニメ『きょうふのキョーちゃん』。一見すると、かわいくポップな児童アニメだが、オバケのQ太郎のような主人公のキョーちゃん、並びに、ほかの登場人物を、とにかくグロテスクに描いた。ときには内臓が飛散したり、暴行を加えたり、血がほとばしったり。露骨な下ネタ、性表現もあり、行きすぎたブラックユーモアを笑いにつなげようとした。そんな陰惨シーンが、日曜日の家族団らんの時間帯に許されるはずがない。予想どおり、クレーム殺到の憂き目に遭って、全7話で終了。同番組はのちにビデオ、DVD化されたが、このアニメはお蔵入りになった。 家族団らんに不謹慎といえば、一部マニアのあいだで今なお高い支持を得ている“キャシィ塚本”シリーズも、問題作を生みだすことがしばしば。これは、司会者のコウジ(今田)とアシスタントのリョウコ(篠原)が毎回、四万十川料理学園の講師・キャシィ塚本と料理をする、テレビ番組のコント。しかし、塚本が異常な指示、言動を繰り返して、まともに作らずに、大暴れ。終盤に差しかかるに連れて、その異常と思える狂気性は増していき、ついには豹変。超デカ餃子を調理した回では、完成するや、窓からガチで放り投げてしまうこともあった。当然、視聴者からは、「食べ物を粗末にするな」というクレームが相次いだ。 “子どもに見せたくない”シーンとして挙げられたのは、今田と東野幸治でやっていたキャラクターシリーズ『放課後電磁波クラブ』。S極君の東野、N極君の今田が、女性水着のスリングショットを着用して、磁力で世の乱れを正す変態チームを結成。少しでも動こうものなら、ムスコがはみ出す超過激水着で、暴れたり、逆立ちしたり、眠っている男性の顔の上に座ったり。ポロリするとモザイク加工をされたが、その回数のあまりの多さがクレームの対象になった。まだ若手だった今田&東野にとっては、意味ある出世作…だったかも。 今は、俳優としても大活躍の板尾は同番組出演中、謹慎処分を食らっている。94年、当時14歳だった女子中学生と性的関係を持ち、逮捕。事件は、少女が別件で補導された際に発覚し、板尾は相手が18歳、合意だったと主張。幸いにも事務所解雇、番組降板は、松本ら仲間の強い要望によって免れ、復帰も同番組ではたした。その後、ド天然というべく板尾のパーソナルな部分を生かしたブリッジコント『板尾社長』や、『シンガー板尾』は着実にファンをつかみ、唯一無二の存在を知らしめた。 在阪時代の冠番組だった『4時ですよーだ』(毎日放送)時代から、苦楽を共にした仲間を絶対に裏切らないのが、ダウンタウン。それも、芸人のみならず、のちにモデル、バラエティタレント、女優として大成する女性にも着眼して、コントのイロハを情け容赦なく叩きこむ。このイズムこそがダウンタウンであり、昨今の芸人がいちばん失った根でもある。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
-
-
芸能ネタ 2015年05月07日 11時45分
爆笑問題・太田光 『ど根性ガエル』実写ドラマ化に「一番あり得ない」
5日深夜に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で爆笑問題の太田光が、昭和の人気アニメ「ど根性ガエル」の実写ドラマ化に言及した。 4日、「ど根性ガエル」の実写ドラマ化が発表され、主人公のひろしを演じるは俳優の松山ケンイチ。ドラマの設定は、14歳だったひろしが30歳になり、大人へ成長した2015年の夏が舞台。ピョン吉だけでなく、京子ちゃん、五郎、ゴリライモなどお馴染みのキャラクターも登場する。 太田は「俺、前から言ってたんだよ。やったらすごい気持ち悪いことになるから、やってみてもらいたいって」と興奮気味に語り出し、「昔、実写版で一番あり得ないと思っていたのは『ど根性ガエル』と思ってたけど…」と驚愕している様子だった。その理由としては、太田の頭の中には本物のカエルがTシャツに潰れてくっついている画を想像していたからだという。 当然、相方の田中裕二も同作の実写ドラマ化にビックリ。2人は個性的なキャラクターがどのような大人になっているのかを想像し、早くもドラマ放送を待ちわびていた。
-
芸能ニュース 2015年05月07日 11時45分
染谷有香 ポロリを楽しみながら撮影しました!
身長が175cmの高身長であり、さらにGカップという完璧なスタイルを持っている染谷有香が、5枚目となるDVD『ゆかしき躰』(グラビジョン)の発売を記念したイベントが、6日、都内で行われた。撮影は昨年12月にタイで行われたのだが、タイは暑すぎる程で、撮影は暑さとの戦いだったそうだ。 開放的な気分で撮影された今作品の内容は有香ちゃんがお姉さんになって、イタズラ好きの弟との生活を描いているストーリーになっている。「とにかく弟のイタズラがすごかったです。洋服を着ている私に水をかけるんですよ。しかもホースでですよ。最初はイタズラしている弟を叱ったりするんですけど、これがだんだん楽しくなってきて、次第に弟と戯れに変っていくんですよ」と説明した。 すごい設定だが、今回の作品ではかなり多くの衣装を着ているという。「初めてメイド服を着ました。私はデカいのでメイド服を着た時にパツパツになっちゃって、最初は怖かったんですけど、着てみると意外と好評でした。メイド服を着てお掃除をしているシーンがあるんですけど、ここではお掃除して暑くなって最後は脱いじゃっています」と話してくれた。 メイド服も色っぽいが、セクシーな水着も注目である。「お気に入りは大人っぽい薄いピンクっぽいビキニですね。太股のところにガーターっぽいストッキングを履いているので、日常感が出て良いと思います。上下とも面積が少ないのでポロリとかも多かったんですけど、気が付いたらハプニングを楽しみながら撮影していました(笑)」と振り返った。 イベントで着用した水着も際どい感じなので、今日の水着のポイントについても聞いてみた。「ビキニ以外で公の場に出るのは初めてなんですよ。こうゆう変型水着は似合いそうって言われていたので、今日は満を持して着てみました。ビキニよりドキドキしましたけど、マネージャーさんに褒められたので自信が持てました」と最後はちょっとドヤりながら笑顔を見せてくれた。
-
スポーツ 2015年05月06日 12時00分
【甦るリング】第6回・“痛みの伝わるプロレス”を体現した天龍源一郎
R30世代以上のプロレスファンにとって、絶対に忘れることができないプロレスラーが天龍源一郎だ。今年2月2日で65歳になった天龍だが、今なお現役を続け、トップレスラーの威厳を保っているが、残念ながら、デビュー39周年となる11月で引退する。天龍は腰部脊柱管狭窄症の治療のため、11年12月から長期欠場に入り、2度の手術を乗り越えて復帰したが、引退理由については、腰の故障ではなく、「夫人の病気のため」としている。 福井県勝山市の農家に育った天龍は幼少期から体が大きく、それがきっかけで相撲界に入ることとなり、中学2年の時に上京。63年(昭和38年)12月に二所ノ関部屋に入門した。64年初場所(1月)で初土俵を踏み、71年秋場所(9月)で新十両、73年初場所で新入幕を果たした。メキメキと力を付けていった天龍は74年初場所で、自己最高位の前頭筆頭まで番付を上げるが、部屋の騒動に巻き込まれてしまう。師匠が亡くなり、押尾川親方が天龍らを引き連れて独立を目論んだが、師匠の未亡人が反対。結局、独立自体は認められたが、希望者全員を連れて行くことはかなわず、天龍は金剛が後継した二所ノ関部屋に戻されたのだ。 金剛とソリが合わなかったとされる天龍は嫌気が差して、相撲を辞めることを決断。76年秋場所(番付は前頭13枚目)で勝ち越しながら、場所後に廃業した。そして、同年10月、全日本プロレスに入門。関取が年を取って引退した後、プロレスに転向した例は少なくないが、まだバリバリの幕内力士がプロレス入りするのは異例なことだった。 入団後はジャンボ鶴田と同じように、米国に渡って、ファンク道場で修行。同年11月13日には、テッド・デビアスを相手にデビューを果たす。同年12月、帰国して日大講堂で断髪式を行うと、再び修行に入る。76年6月11日、ジャイアント馬場と組んで、マリオ・ミラノ&メヒコ・グランデと対戦。天龍がグランデをフォールして、日本デビュー戦を白星で飾る。馬場は天龍を鶴田に次ぐ“全日本第3の男”として期待したが、なかなか殻を破ることができなかった。 そんななか、天龍のプロレス人生を左右する試合があった。81年7月30日、ビル・ロビンソンと組み、馬場&鶴田が保持するインタータッグ王座への挑戦の機会を得たのだ。結果的にベルトは獲れなかったものの、この試合での奮闘ぶりが関係者、ファンに評価され、一気にブレイク。まさに、天龍の出世試合となったのだ。 長州力らが新日本プロレスを離脱して、ジャパン・プロレスを設立し、全日本に乗り込むと、その最前線に立ったのが天龍だった。全日本vsジャパン軍の対抗戦において、天龍は欠かせない存在となり、鶴田との「鶴龍コンビ」として活躍。ジャパン軍が新日本にUターンすると、鶴田に反旗を翻し、天龍革命を決行。阿修羅・原、サムソン冬木(冬木弘道)、川田利明、小川良成らと天龍同盟を結成し、全日本正規軍に対抗。それまで、ジャパン軍などの外敵はいたが、団体内に初めて対立の構図を持ち込み、ライバル・鶴田との闘いは黄金カードとなった。 90年4月、天龍は新団体SWSに参加するため、全日本を離脱。そのSWSは内部分裂のため、あっけなく崩壊。天龍は92年7月、WARを設立し、自身のロマンを追及することになり、新日本との闘いにも挑んだ。94年1月4日の東京ドーム大会では、アントニオ猪木とのシングルマッチでフォール勝ちを収めた。89年11月には、タッグマッチながら、馬場からピンフォールを奪っており、日本人で唯一、馬場、猪木からフォールを奪った選手として、プロレス史に、その名を刻むことになる。残念ながら、WARはクローズしたが、天龍は新日本、大量離脱後の古巣・全日本、WJプロレス、プロレスリング・ノア、ハッスルなどでファイト。10年4月に終着駅といえる天龍プロジェクトを設立し、現在に至っている。 天龍といえば、最も“痛みの伝わるプロレス”を体現した男といえる。受けの強さを発揮して、受けに回った時は徹底して、相手の技を受ける。いったん、攻めに回ると、強烈無比。喉元へのチョップ、グーパンチや顔面へのキックなどで対戦相手を悶絶させ、見ている側にも説得力は抜群だ。ファイトスタイルが無骨であるため、頭も固そうに見えるが、実は正反対。WARを旗揚げ後は、柔軟な発想で、“邪道”大仁田厚と電流爆破デスマッチを行なったり、受けのプロレスの対極にあるUWFインターの高田延彦らと抗争を繰り広げたり、女子プロレスラーの神取忍とミクスドマッチに臨んだり、エンターテイメントプロレス(ハッスル)にチャンレンジしたりと、その振り幅は限りなく広い。インディー団体からオファーがあれば、積極的に参戦する度量の大きさも持ち合わせる。 私生活ではとかく後輩の面倒見がいいことで知られ、後輩を引き連れて、酒を飲みに行くのが好きである。喉にチョップを受けた影響からか、声はかすれて聴き取りづらいが、最近では逆にそれがウケて、バラエティ番組に引っ張りだことなっている。 日本プロレス界の歴史において、欠かすことができぬ存在である天龍。その勇姿が見られるのも、あと半年しかない。思い残すことなく、リングを下りてほしいものである。(ミカエル・コバタ=毎週水曜日に掲載)
-
レジャー 2015年05月05日 20時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(5/5)「第27回かしわ記念(JpnI)」(船橋)
57kgも何のその! 先週浦和競馬場で行われた「第53回しらさぎ賞(SIII)」。本命に推した色白ハーフ美人の元SKE48・木下有希子のようなノットオーソリティは、まずますのスタートを切ると気合を付けてハナを取る。終始経済コースを通りながら息を入れると、直線ではしっかり伸びて1着。57kgを背負って危なげない勝利。ここでは力が違いました。今後の牝馬マイル路線はこの馬が中心となっていきそうです。 さて、今週は「第27回かしわ記念(JpnI)」が船橋競馬場でおこなわれます。牡馬はもちろんのこと、今年は中央の牝馬一級線から地方馬の一級線と面白いメンバーが揃いました。意地と意地の熱く激しい戦いを見逃すな! 本命はソチ五輪パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手のように晩成型で、6歳にして完全本格化し勢いに乗っているサンビスタです。前走は牝馬限定戦とはいえ58kgを背負っての勝利で、2着馬に0秒8差を付ける圧勝。それも上がりは次位とは0秒7差。力の違いを見せつけました。元々昨年はチャンピオンズCで牡馬の一流どころと互角に渡り歩く4着。今年のフェブラリーSでも7着ではあったものの、着差は0秒4差と僅か。完成の領域に達した今なら牡馬混合戦のJpnIでも勝ち負けになるでしょう。 相手筆頭は、ダイオライト記念で見事な復活劇を見せたクリソライト。その復活劇は有吉弘行のようです。有吉弘行は猿岩石で一世を風靡しましたが、ブームが去るとメディアに露出することがほとんどなくなりました。それでもピン芸人として再起を図ると見事復活。今では見ない日が無い程の大活躍。クリソライトもジャパンダートダービー勝利後は精彩を欠きましたが、ここにきて完全復活。特に船橋は2戦2勝と相性の良い舞台で、久々のJpnI勝利を目指します。 ▲は左回りのマイルがベスト条件のベストウォーリア。 △はハッピースプリント。 ◎(1)サンビスタ ○(5)クリソライト ▲(3)ベストウォーリア △(6)ハッピースプリント 買い目 【馬単】4点 (1)⇔(3)(5) 【3連単フォーメーション】4点 (1)→(3)(5)→(3)(5)(6) ※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。 <プロフィール> ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
-
-
アイドル 2015年05月05日 16時30分
高崎聖子がナンパされた!!
グラビアのみならず、アイドルグループ・CAMOFULAGEでも活躍中の高崎聖子が、8枚目のDVD『Treasure Love』(ラインコミュニケーションズ)の発売を記念したイベントが、4日、都内で行われた。 今作品は2月のサイパンで撮影が行われたのだが、サイパンは1stDVDで撮影した場所で、その当時を思い出しながら撮影に挑んだという。そんな思い出の場所で撮ったDVDの内容を聞いてみると「2作目のDVDでご主人様とメイドさんの物語をやったんですけど、今回はそこからちょっと発展してご主人様と夫婦になっちゃいました」と説明した。 ズバリこのDVDの見どころを聞いてみると「夕陽の海辺のシーンがあるんですけど、ここで私自身初のナレーションをしました。ナレーションでは、ご主人様と私の関係について話したり、ご主人様に対しての不安な気持ちを話しています。ここはキュンキュンするシーンだと思います」と振り返った。 さらにオススメシーンを聞いてみると「ビーチのシーンが元気イッパイに楽しんでいるんですけど、何とここでナンパをされるんですよ。そこにご主人様が助けに来てくれるシーンがネタっぽくて面白いです」と語った。 DVDでナンパされるシーンをやるのは初みたいだが、実際のナンパ体験について聞いてみると「実は昨日ナンパされました。『すいません今何をしてますか』って言われましたよ。相手は爽やかな人でしたけど『帰ります』といって帰いっちゃいました。街中では恋は始まりませんでした。ナンパする人ってチャラい人が多そうじゃないですか。恋愛って何回か会ってお互いのことを知ってから仲良くなりたいですからね。ファンの方にも素敵な人が多いし、すでに皆さんと仲良しですからファンの人と付き合う可能性だってありますよ」とまさかの展開に集まった報道陣を驚かせてくれた。 今からでもたかしょーのファンになれば、付き合えるかもしれないので、次のたかしょーのイベントはチャンスですよ(笑)。
-
レジャー
マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
-
レジャー
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
-
レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
-
レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
-
レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
芸能ニュース
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分