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社会 2016年06月13日 14時00分
NHKが高笑いを上げる2大番組の恐るべき効果
'15年度末のNHK受信料の支払い率が76.6%に達していたことが判明した。'11年に支払い率が公になる中、最高記録を達成したのだ。 「昨年度比1ポイントも増加しているんです。ちなみに平成27年度決算(速報値)ですが、受信料収入は過去最高の6625億円。事業収入は6868億円(前年度比2億円減)、事業支出は6580億円(同104億円増)。収入から支出を差し引いた事業収支差金は288億円の黒字です」(民放関係者) NHKはこの黒字分のうち、なんと278億円を東京・渋谷の放送センター建て替えのために積み立てるのだ。結果、27年度末の積み立て総額は1627億円にもなり、純資産は6879億円に達しているという。 今回、NHKが黒字額に転じた理由を民放キー局編成マンが分析する。 「一部の民放関係者の中には、国から補助金をもらいDVDやイベントなどで細かく儲けているからだ、と説く者がいる。だが、それは負け惜しみに過ぎません。補助金やDVDは枝葉の話です。本線は、やはり高視聴率番組があるからに他ならないんです」 誰の頭にも思い浮かぶのが2大看板である“大河ドラマ”と“朝の連続ドラマ”の好調ぶりだ。 「最近の朝ドラに、民放は恐れをなしているといっても過言ではない。毎回、高視聴率を取ってしまうんです。4月にスタートした『とと姉ちゃん』、前作の『あさが来た』もコンスタントに視聴率20%超えをキープしている。また、昨年大コケした大河ドラマ『花燃ゆ』に代わり、今年の『真田丸』は平均視聴率15%超えをキープするなど、まさかの絶好調。NHK嫌いの視聴者もこの2作品を見たくてNHKの受信料を支払うわけです。やはり高視聴率を叩き出すコンテンツが最後にモノを言うんですよ」(別の民放幹部) NHKの天下は暫く続きそうだ。
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芸能 2016年06月13日 11時16分
河北麻友子 映画「白鳥麗子でございます!」初日舞台挨拶でたっぷり美脚を披露
女優の河北麻友子が11日、東京・シネマート新宿で映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」の初日舞台挨拶に出席した。 人気コミックス「白鳥麗子でございます!」が20年振りに映画化され、自他共に認める世界のお嬢様・白鳥麗子を演じるのは、生粋のニューヨーク育ちのリアルお嬢様・河北。 河北は総額1000万円以上するブルガリの高級ジュエリーをまとい、さらには大胆なスリットが入ったベルサーチの黒いドレスとルブタンの靴という超豪華なコーディネートで美脚を披露、満員の会場からはため息が漏れた。 河北は「皆さんに早く見て欲しい気持ちでいっぱいです。麗子は自分と共通点が多く、それを話していたら時間が無くなりそうです。でも麗子は料理が下手ですが私はちゃんと料理をしますよ」と自慢気に語り、MCから得意料理を聞かれると「ナスのおひたし」と意外な答え。映画の見所を問われると「今回の映画はドラマからスケールアップして麗子のお嬢様ぶりもレベルアップしてます。結婚式のシーンもあるのでウェディングドレス姿にも注目して下さい」とPR。 また同舞台挨拶には水野勝、小林豊、久松郁実、上野優華、吉原雅斗、久万真路監督が出席した。 映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」は東京・新宿シネマート他全国で公開中。
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芸能 2016年06月13日 11時06分
前田敦子 ソロ活動5周年“ファンに恋してる”
女優で歌手の前田敦子が11日、神奈川県のラゾーナ川崎プラザでファーストアルバム「Selfish」(6月22日発売)発売記念イベントを開催し、自身初のフリーライブを行った。 初夏の日差しが照りつける中、待ちわびた大勢のファンから「あっちゃーん」コールが鳴り響く中を登場した前田は「天気良すぎですね。短い時間ですが楽しんで下さい」とあいさつ。 まずTBS系で放送中の主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」主題歌でアルバムのタイトル曲にもなっている「Selfish」、2曲目は本人がツイッターで人気投票を行い1位となった「君は僕だ」を披露した。 会場に集まったファンから募集した質問に答えるコーナーで「最近恋してますか?」と問われると「したいですね。皆さん恋してますか?」と逆にファンに呼びかけた。会場のファンから「あっちゃんに恋してま〜す」と声援が起こると前田は「嬉しい〜。私もです」と答え、ファンからは歓喜の悲鳴が湧き上がった。 アルバム発売日の6月22日は、ソロデビューしてから5周年の記念日にあたる。前田はこの5年を振り返って「芸能界に入ってから約半分の期間をソロとしてやらせてもらったと思うと感慨深いです。もう一度ゼロに戻って新たな気持ちで頑張っていこうと思います」と前向きに語った。
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スポーツ 2016年06月12日 12時00分
棚橋、中邑不在もトランキーロ! 内藤旋風が大阪城上陸! 新日本6・19大阪城大会展望
新日本プロレス毎年恒例、6月のビッグマッチ「DOMINION」が今年も19日に大阪城ホールで開催される。昨年は21年振りに進出した大阪城ホールの日程に合わせて7月5日に開催したが、今年は会場は大阪城ホールのまま、日程を従来の6月開催に戻して行われる。今週は6・19大阪城大会の見どころをカード毎に書いてみたい。 6月19日(日)大阪城ホール『DOMINION 6・19 in OSAKA-JO HALL』16:00試合開始▼第0試合 ジェイ・ホワイト壮行試合天山広吉&小島聡&中西学 対 ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー※15:30開始予定■見どころこの大会を最後にアメリカROHマットへ無期限遠征することが発表されたジェイ・ホワイトが第3世代トリオを相手にヤングライオン卒業マッチを行う。若手外国人勢の成長によっては数年後に夢のカードになる可能性もあるので見逃せない。▼第1試合真壁刀義&ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン 対 バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&ハングマン・ページ■見どころ“ハンタークラブ”ヨシタツ、そしてキャプテンに強力な助っ人真壁を加えたトリオで、バレットクラブと対決。大阪城ホールでも「ハンターチャンス」が爆発するか?▼第2試合石井智宏&YOSHI-HASHI 対 SANADA&BUSHI■見どころSANADAとの一騎打ちを訴えていたYOSHI-HASHIだが、大阪城ではタッグマッチでの対戦となった。SANADAを破ればYOSHI-HASHIにもG1クライマックス出場の可能性が広がるだけに、この試合に勝ってシングル実現に持ち込みたいところ。▼第3試合 スペシャルシングルマッチ後藤洋央紀 対 EVIL■見どころ昨年11月大阪大会で対戦した時は後藤の反則勝ち、今年5月の福岡大会ではEVILが完勝した。3月の「NEW JAPAN CUP」から覚醒したEVILはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間であるIWGPヘビー級王者内藤哲也も一目置く存在に成長している。一方の後藤はCHAOS入りしてから重鎮的な存在感を示しているが、本人が目指す変化にまでは至ってない。迫力満点の日本人肉弾対決を制するのは後藤か?EVILか?▼第4試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合イリミネーション式4WAYマッチ<第47代王者組>リコシェ&マット・サイダル 対 ロッキー・ロメロ&バレッタ<挑戦者組> 対 カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ<挑戦者組> 対 マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン<挑戦者組>※リコシェ&サイダルの初防衛戦※4チーム同時に通常のタッグマッチを行い、敗れたチームから退場。最後まで残ったチームを勝者とする。試合権のある選手が敗れた時点でそのチームは退場。なお、トップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる■見どころ大盛況だった「BEST OF THE SUPER Jr・XXIII」最終日の6・7仙台大会で、IWGPジュニアタッグチャンピオンチームのハイフライヤーズに六本木ヴァイス、レッドドラゴンが挑戦表明したことを受け、これにスーパーJr・を怪我で欠場したヤングバックスも加えた形で4WAY戦によるタイトルマッチが決定した。今回は最後の1チームが勝者になる勝ち残りのイリミネーションルール。世界のプロレスファンが羨む夢のカードが大阪城で実現する。▼第5試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合<第73代王者>KUSHIDA 対 ウィル・オスプレイ<挑戦者>※KUSHIDA2度目の防衛戦■見どころ「BEST OF THE SUPER Jr・XXIII」の決勝戦で田口隆祐を破り、初出場にして史上最年少優勝を飾ったオスプレイ。公式戦でのリコシェ戦はスーパーJr・史に残る名勝負だった。チャンピオンのKUSHIDAには新日マットに初参戦した4月の両国大会以来の挑戦となる。王者として夏以降のビッグマッチに臨みたいKUSHIDAにとっては落とせない試合。しかし今のオスプレイには恐ろしいくらいの勢いがある。ジュニア最高峰の試合になるのは間違いない。▼第6試合 IWGPタッグ選手権試合<第70代王者組>タマ・トンガ&タンガ・ロア 対 ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ<挑戦者>※ロア&トンガ組初防衛戦■見どころROHからブリスコブラザーズがIWGPタッグ王座に挑戦。GOD(トンガ兄弟)との兄弟タッグ対決に挑む。真壁&本間を相手に完勝して王座を奪取したGODは様々なタッグタイトルを巻いているブリスコブラザーズに勝って、タッグチームとしてのステージを上げたいところだが、一筋縄にはいかないだろう。▼第7試合 NEVER無差別級選手権試合<第11代王者>永田裕志 対 柴田勝頼<挑戦者>※永田初防衛戦■見どころ5・3福岡大会で柴田を破り王座を戴冠した永田だが、試合後には自ら再戦をアピール。柴田にリターンマッチの機会を与えた。この二人の絡みには新日本ならではのストロングスタイルを感じさせる殺伐としたものがあるだけに、今回の試合も死闘になるはず。永田は再び世代の壁を突き放すことができるか?▼第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合ラダーマッチ<第13代王者>ケニー・オメガ 対 マイケル・エルガン<挑戦者>※オメガ2度目の防衛戦※リング上に吊るされたベルトを獲得した選手が勝者となる■見どころ棚橋が怪我で欠場することを受けてエルガンが挑戦することになった。ケニーとエルガンは4・27博多大会で外国人ヘビー級対決のベストバウト級の試合を行っているだけに、棚橋の欠場は残念だが、このカードは大阪のファンの心も掴むはずだ。新日マット初のラダーマッチにも注目。▼第9試合 IWGPヘビー級選手権試合<第64代王者>内藤哲也 対 オカダ・カズチカ<挑戦者>※内藤2度目の防衛戦■見どころ4月の両国大会で内藤政権樹立後、新日マットは完全に内藤を中心に動いている。5月の福岡大会では石井を相手に初防衛。試合後にオカダがリターンマッチを要求し、今回の再戦が決まったわけだが、オカダは前シリーズで連日行われた前哨戦でも内藤の余裕を崩すことができなかった。それどころか、オカダ推しの木谷オーナーを訪ねるためにシンガポールに行ったり、本隊時代に最もブーイングを浴びた大阪のファンに対し「手のひら返しはしないで欲しい」と述べるなど、内藤の勢いは内外ともに止められない状況になっている。当日は木谷オーナーの来場も決定。内藤の言葉とは裏腹に内藤へ大声援が送られるのは間違いない。恐らくそれも内藤にとっては想定内なのだろう。ここまでは内藤の思惑通りに進んでいる。オカダはどんな秘策を持って内藤と対峙するのか?IWGP王者としてG1クライマックスに出場するのは内藤か? オカダか? その答えもトランキーロ! (焦んなよ!)である。 今大会は棚橋が怪我の治療に専念するため欠場となった。現在の体制になってから棚橋と中邑(現WWE)の2人がいないビッグマッチは初めてだが、内藤が旋風を巻き起こしたことにより、チケットも順調に売れている。既に1階席は完売し、若干数となった2階席も増席した。2年連続で大阪城ホールを超満員札止め(昨年は11,400人を動員)にすることが濃厚な情勢だ。新日本プロレス上半期の集大成大会とした「DOMINION」は今年も浪速を熱狂させる。(増田晋侍)<新日Times VOL.21>
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レジャー 2016年06月11日 16時44分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/12)エプソムカップ、他
3回東京競馬4日目(6月12日・日曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「エプソムカップ」(芝1800メートル)◎18ルージュバック○13マイネルミラノ▲16フルーキー△5ヒストリカル、17ダービーフィズ 牝馬限定のマーメイドS(阪神・芝2000メートル)には目もくれず、敢然とエプソムカップに出走するルージュバック。勝算があればこその選択だ。オークス2着を持ち出すまでもなく、実力はGI級。マーメイドSなら推定、57キロのハンデを背負わされただろう。男馬相手とはいえ、別定54キロで闘えるアドバンテージは大きい。「GIを取れる器」と、事あるごとに語っている戸崎騎手が、誰よりもこの馬のことを良く知っている。前走のヴィクトリアマイルでデビュー以来、初めてルメール騎手に乗り替わったが、結果は5着(0秒6差)。敗因は距離適性の差。決して悲観することはない。戸崎騎手に手が戻り、1800メートルも<2100>と、一転して最適の条件が整った。はっきり言って、GIIIメンバーなら負けられない。☆東京10R「多摩川S」(芝1600メートル)◎8ヤングマンパワー○10アンタラジー▲1ベルキャニオン△9アイライン、11アンジェリック ハンデは実力のバロメーター。馬券検討の上で最もわかりやすい材料の一つ。ヤングマンパワーの58キロは、ハンデキャッパーが太鼓判を押した証し。重賞(アーリントンカップ)勝ちの実績は伊達じゃない。降級すれば役者は一枚も二枚も上。目下、オープン特別を連続2着中と完全復調。心身とも充実一途だ。人気でも素直にこの馬から入るのが賢明だろう。☆東京12Rサ3歳上500万下・ダ1600メートル◎7ラインフェルス○12キータイプ▲4イダクァイマ△5ヨクエロマンボ、8ベルウッドケルン 東京1600メートルで全2勝を挙げている巧者の、ラインフェルスをイチ押し。現級を快勝しているのも強調材料。前走は12着と惨敗を喫しているが、敗因は明らか。休み明け、昇級とマイナス要素が重なったため。度外視して大丈夫。典型的な叩き良化タイプで、使われた上積みは大きい。降級してチャンスは大きく広がった。☆阪神11R「マーメイドS」(芝2000メートル)◎13シュンドルボン○5ハピネスダンサー▲1ココロノアイ△2ナムラアン、9メイショウマンボ ここもハンデキャッパーが認めた実力馬、シュンドルボンに期待する。前走のヴィクトリアマイルは9着に敗退しているが、敗因は距離適性の差が大きかった。悲観することはない。着差も2着から0秒8だから、巻き返しは十分可能だろう。距離、対戦相手など条件は大きく好転した。乗り替わりも田辺騎手(2勝、2着3回)なら全く心配無用。最後の直線で差し脚を炸裂させた、2走前の中山牝馬Sの再現が期待できる。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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その他 2016年06月11日 15時00分
【不朽の名作】下品な大股開きが一番印象に残る「マルサの女」
葬式、ラーメン、スーパーマーケットなどなど、普通の作品ではありえないような題材をテーマにして映像にしてしまうのが、伊丹十三監督だった。その中でもおそらく一番有名なのが『マルサの女』(1987年公開)だろう。 この作品は国税局査察部(通称=マルサ)をテーマとし、そこに勤務する女査察官・板倉亮子(宮本信子)と、巨額脱税の疑惑がある権藤英樹(山崎努)を中心に、脱税者との戦いをコミカルに描いたものとなっている。「マルサ」という言葉が一般に広まったのもこの作品がきっかけだと言われている。 主人公がガッチリとお役所(体制側)にいるというのは、実は当時の邦画ではけっこう珍しい。70〜80年代中盤までの映画というのは、とにかく破滅しようが成功しようが、反体制側であることが映画の絶対条件であるような状況だったらしい。この辺りはアメリカン・ニューシネマの影響や、当時の邦画界の思想的事情が大きく関連しているらしいが、まあ、そのへんは詳しい本が他にあると思うので、これ以上の説明はしないとしよう。 同じ体制側の作品としては、刑事モノなどもあるが、当時の刑事モノというのは、アウトロー系の主人公が多い。しかし、この作品の主人公・亮子には、命令違反などの描写はない。それどころか、亮子がマルサになる前の、港町税務署員時代から作品がスタートするため、地元の飲食店や商店にまでネチネチと徴収して相手と衝突するシーンまで描いて、融通が利かない人間であることを強く描写している。それなのに観ていて不快感があまりないのは、会話のテンポと台詞選びのおかげだろうか。理路整然と追い詰めようとする亮子に屁理屈をこねたり、わめいて対抗する脱税疑惑者たちの姿に思わず笑ってしまうのだ。 他にも、前半はまだマルサではない亮子が、脱税実業家やヤクザ、銀行などに上手く丸め込まれていたのに、マルサとなって畳み掛けるように逆転する物語の運び方もとてもうまい。 さらに視覚的にも、強烈に印象に残るシーンが多い。主に下品な方向で。そもそも導入から、いきなり看護婦(看護師)の乳首にしゃぶりつく老人からスタートという謎のサービスぶりである。おそらくこの作品を観た時に、一番印象に残るのは、マルサの活躍ではない。脱税疑惑で、おばちゃんがガサ入れを受けている最中に、潔白を証明するために「女はココに隠すんじゃー!!」と全裸になって大股開きになるシーンだろう。 わめいて服を脱ぎ、さらに下着を投げ捨て、布団に寝転び、それに驚愕するマルサの花村(津川雅彦)の表情まで流れるようなシーン移動に、爆笑間違いなしだ。しかも隠し金庫の鍵を、亮子が台所から見つけるというオチつき。このシーンは、亮子がマルサになって初めてのガサ入れでもある。ここで、笑いと同時に、今まで以上にとんでもない相手と戦わなければならないことを示唆する役目もこのシーンが担っており、わかりやすく税務署と国税局の違いを表現している。英樹をラブホテル経営で財を築いた人物にしたのも、ガサ入れするシーンで、アレの真っ最中の部屋の扉を片っ端から蹴破る場面を作りたかったからかもしれない。 他のシーンも、わかりやすくすることにかけて細かく配慮されている。別に税金用語が分からない人でも、下品なシーンや、笑いの中で語られる金の隠し場所や、秘密書類の話などで、すんなり物語に入れるようになっており、エンターテインメント系の作品として、苦痛なく鑑賞が可能だ。 また、悪役が立っているのもこの映画の楽しいところだ。英樹の金の流れを突き止めるのが、本作の大枠のテーマとなるが、最初は完全に悪役の雰囲気で登場するのに、終盤あたりから、息子とのコミュニケーションに迷う父親になってしまうあたりが、どこか憎めなくて魅力がある。前半に登場する、伊東四朗演じるパチンコ店社長も、かなりどうしょうもない人で、胡散臭い行動が笑いを提供する。他にも、税務署にヤクザの組長・蜷川喜八郎(芦田伸介)がカチコミした際の演説なども、皮肉が効いていて、かなりの見どころとなっているだろう。 あと、なんといってもこの映画と言えば、亮子がなにか行動する際必ず流れるあのBGMだ。おそらく作品を知らなくても、同作のBGMならば、バラエティー番組などで聴いたことがあるのではないだろうか? おそらく「元はこの映画のBGMだったのか」と驚くはず。そう言った意味でもこの作品はオススメかもしれない。 ちなみに、伊丹監督の女主人公+職業という構成は『スーパーの女』や『ミンボーの女』と、後にシリーズ化していくが、ちょうど伊丹監督が亡くなった1997年に、男女雇用機会均等法が改正され、性別による職種差別が撤廃の方向に進んでいった。もう少し伊丹監督が長生きしていれば、もっと面白い「○○の女」が誕生したかもしれない。例えば悪質な生活保護者に対抗する福祉事務員が活躍する作品とか、女性車掌か運転手を主人公にして、鉄道業界に踏み込んだ作品とかもあったかもしれないと思うと、今更ながら残念な気持ちになる。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能ネタ 2016年06月11日 12時00分
デブキャラ伝承ならず 石ちゃんの娘・芸能界デビュー珍騒動
笑顔と体型が父親ゆずり。お笑いコンビのホンジャマカ・石塚英彦(54)の娘、石塚くるみが“芸能界デビュー”との報道記事流れ、これに石塚本人が「娘は事務所に名前を利用された!」と激怒。トラブルにまで発展しているという。 石塚は、相方の恵俊彰がピンの司会業でいち早くブレイクする一方で伸び悩んだ。しかし、テレビ東京のグルメ番組『元祖!でぶや』での「まいう〜」のセリフで一躍注目を集め、俳優でもドラマ『刑事110キロ』(テレビ朝日系)の主演を務めるなど、“デブキャラ”の地位を確立した。 「プライベートについてはあまり知られていませんが、奥さんは劇団『ひまわり』時代の同期で、2人の間には息子と娘がいる。5月13日、その娘のくるみさんが、芸能界デビューしたと報じられたんです」(マスコミ関係者) 確かに石塚くるみは、同日に放送されたスマートTVの『ひかりTV』に生出演し、“石塚の娘”として紹介されている。 「しかし石塚は、事務所スタッフから、“娘さんが芸能界デビューしたんですね”と言われ、初めてそれを知ったんです。娘が芸能界の仕事を覚えたかったことから“芸能プロが運営する学校に行く”との話は聞いてましたが、デビューの話は寝耳に水。母親も同じで、“娘は学校との契約はあるが事務所との契約はない”と抗議すると、芸能プロは“学校と事務所は一緒”と返答され、石塚は激怒したといいます」(石塚と親しいテレビ関係者) 石塚くるみが通う学校Aの親会社は、バラエティータレントらも所属する芸能事務所だ。 「同事務所のオーナーは'09年、3億4000万円の脱税で東京国税局から刑事告発を受けている。その後、この事務所は所属していたタレントが契約無効を訴えた裁判で、幹部が大手芸能プロにみかじめ料を払っていたことや、枕営業、妊娠中絶を強要された事を暴露されている。結局、相次いでタレントたちが辞めていったんです。加えて、つい最近では某タレントが、自らリーダーを務めるガールズユニットのメンバーが“ノーギャラで働かされて辞めた”と、ブログで明らかにしている。石塚は、そんな事務所が経営する学校に娘を入れてしまったわけです」(芸能関係者) 石ちゃんも愛娘の事となると「まいうー」とばかりは言っていられなかったようだ。
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レジャー 2016年06月10日 17時36分
安芸S(1600万下、阪神ダート1400メートル、11日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、安芸Sは◎ダノングッドが適距離で連勝を飾ります。 前走の高瀬川Sは、スタートから出していって好位追走。番手をキープしつつ、反応良く直線へ向き、先頭に立つと後続を引き離して快勝。1分23秒7の勝ちタイムも上々。初の1400メートルでしたが、好位からスムーズに勝ち切れたのはポイント高いですね。半兄ダノンレジェンドはダートのスプリンターですので兄と同様、こちらもスピードを生かした走りで真骨頂を発揮しました。砂を被るのは良くないし揉まれ弱いので前々での競馬を求められますが、先手を取れるテンのダッシュもあるのでゲートさえ決まれば心配はなさそう。クラス再編成で降級馬の活躍が目立ち、ここも同条件でチャンス到来。 中間は坂路で追われ順調に稽古をこなしており、気配は良さそうです。鞍上も二度目で信頼度は高い。伸び代のある4歳馬。勢いの波に乗ります。◎ダノングッド○サングラス▲サウススターマン△ベック△カフジテイク△アールプロセス△サンレーンワイドボックス (9)(1)(6)(13)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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トレンド 2016年06月10日 15時00分
ムネリンこと川崎宗則選手 海外ドラマ「シカゴ・ファイア」応援大使に就任
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントがお届けする海外ドラマ専門チャンネル AXN(株式会社AXNジャパン、本社=東京都港区海岸)は、6月23日(木)より、全米で大人気のドラマシリーズ「シカゴ・ファイア」を日本独占初放送する。今回、シカゴ・カブス所属の川崎宗則選手が本作の応援大使に就任した。 就任を記念し、川崎選手から「シカゴ・ファイア」の応援コメントが到着。また、AXNのクルーがアメリカで大活躍中の川崎選手の元に駆けつけ、英語での独占インタビュー取材を実施。その模様を収めたインタビュー動画が、AXNのウェブサイトで公開する。今後、川崎選手はAXNが運営する海外ドラマサイト「海外ドラマBOARD」で、「ムネリンのシカゴ便り」を不定期連載予定。アメリカから、近況など様々な情報を発信する。 「シカゴ・ファイア」は、海外ドラマ専門チャンネルAXNで6月23日(木)より日本独占初放送を開始する。■「シカゴ・ファイア」応援大使 川崎宗則選手<応援コメント> みなさん、こんにちは! 川崎宗則です。今回は「シカゴ・ファイア」の応援大使に選んでもらって、とても嬉しいです。勇敢なシカゴの消防士さんを描いた見応えのあるドラマです。なかでも男気溢れるケイシーに是非注目してください。<連載「ムネリンのシカゴ便り」>「海外ドラマBOARD」で不定期連載予定http://kaigai-drama-board.com/
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レジャー 2016年06月10日 12時46分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/11)アハルテケS、他
3回東京競馬3日目(6月11日・土曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「アハルテケS」(ダ1600メートル)◎9チャーリーブレイヴ○1フィールザスマート▲5サノイチ△4オールブラックス、7キクノソル 休み明け2戦目で走り頃の、チャーリーブレイヴをイチ押し。その前走、オアシスSは果敢に逃げて5着と失速しているが、最後は休み明けの分。前に行って残ったのはこの馬だけだ。着差も0秒2だし、ここに大きく望みをつなぐ内容だった。1度使われて上積みは大きい。もともと、破竹の3連勝でオープン特別ヒヤシンスSを優勝しているように、実績と実力は折り紙付き。東京コースもここまでメンバー最多の4勝(うち1600メートル2勝)を挙げている最適の舞台。前走比2キロ減のハンデ54キロも強調材料で、チャンスは十分ある。☆東京10R「八王子特別」(ダ2100メートル)◎12マイネルビクトリー○5クールエイジア▲13アバオアクー△2プリンスダム、11ダノンアンビシャス これから、まだまだ強くなる3歳馬のマイネルビクトリーが面白い。1800メートルで2勝しているが、距離は長いほどいいタイプで初の2100メートルは望むところ。スタミナは無尽蔵だ。古馬勢と斤量差3キロはアドバンテージだし、決して無謀な狙いではない。差し切りが決まる。☆東京12Rサ3歳上500万下・芝1400メートル◎12ルールザユニバース○1ダブルコーク▲4リヴィエール△9ポートレイト、11ナムラバイオレット 出戻り2戦目で小差3着と好走、実力の片鱗を示したルールザユニバースに期待。もともと、新馬戦(東京1600メートル)で2着している素質の持ち主でもある。地方の園田競馬(3戦2勝、2着1回)を経て、完全に一皮むけたのは一目瞭然。調子も一段と上昇中だし、期待できる。☆阪神11R「安芸ステークス」(ダ1400メートル)◎13ベック○15カフジテイク▲9ダノングッド△6サウススターマン、7サンレーン 好走条件の整った、ベックが起死回生の一発を決める。前走の鎌倉Sはまさかの12着惨敗を喫しているが、あれが実力ではない。二走ボケが出たもの。スタートで出負け、途中から動いて脚を使ったツケが、最後に回って来た。度外視できる。もともと、新馬から4連続2着している素質の持ち主。勝てずに地方の園田競馬に転出したが、紆余曲折を経て心身ともに成長。もう一つ上のオープン入りも現実味を帯びてきた。ここは、その通過点に過ぎない。差し切りが決まる。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー
GI阪神JF追い切り速報 ぶっちぎった前走からさらに上昇 アストンマーチャン鋭伸
2006年11月29日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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レジャー
GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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レジャー
マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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レジャー
マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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レジャー
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分