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スポーツ 2018年12月03日 21時30分
CCWカナディアン王座奪取のガッツ石島、プロレス「インディー統一」を高らかに宣言!
プロレスリングGOING-UP『ガッツ石島デビュー14周年・マスクドミステリーデビュー13周年記念興行』▽1日 新木場1stRING 今年4月に解散したプロレス団体・ガッツワールドを継承する形でインディー団体として切磋琢磨してきたHEAT-UP(田村和宏社長=リングネーム・TAMURA)が、翌5月にガッツ石島を代表として立ち上げた初の別ブランド団体・GOING-UP。5月に行われた旗揚げ戦から、GOING-UP制圧のため乗り込んできたのが、藤原秀旺率いるアライヴァルだ。 藤原はプロレスリングアライヴ&メジャーズに所属するインディー界注目のレスラー。“ターザン後藤直系レスラー”であるガッツとは、藤原が使用している入場テーマ曲が、後藤と同じ『汚れた英雄』であることから抗争に発展。これまで、GOING-UP勢とHEAT-UPの18歳・井土徹也が、アライヴァル勢と抗争を繰り広げてきた。 アライヴァル勢は、場内実況の弥武芳郎氏を襲撃し、藤原がマスクドミステリーに快勝しCCW認定カナディアンヘビー級王座を防衛した際には、葬式を決行するなど、制御不能状態に。11月大会ではついに団体制圧に成功、団体名を『秀ING-UP』として興行を開催していた。 この大会のメインで行われた4対4のイリミネーションマッチで、GOING-UP&井土が勝利を収めたため、団体の看板は取り戻した。だが、何をしでかすかわからない藤原の人気は一気に上昇した。ファンに対して暴言を浴びせ続ける藤原に、ガッツは王座挑戦をアピール。「大きな箱(会場)なら」と条件をつけた藤原にガッツは応じ、新木場1stRINGでの対戦が決定した。ガッツがこの会場で12月に試合を開くのは14年連続。デビュー14周年をデビューの地、新木場のメインで迎えることとなった。 GOING-UPとアライヴァルの対抗戦は3試合が組まれ、第2試合では黒田哲広&渡辺宏志が、塚本拓海&スーパー・ドクター・秀と対戦。ドクターの薬物攻撃で渡辺が戦闘不能になったが、続いて黒田を狙ったドクターの薬物が塚本の口に入ってしまい形勢逆転。最後は黒田がラリアットでドクターから勝利を収め、GOING-UPが先勝した。 続く第3試合ではマスクドミステリーが、松田慶三&YUJI KITOのIWA熱波軍と越境トリオを結成した。ミステリーは11月24日にHEAT-UP宮前スポーツセンター大会で行われた『灼熱王』トーナメント1回戦で松田と対戦。松田が勝利を収め2回戦に進出していた。 3人は松崎和彦&木村太輔&秀・オブ・ザ・イルミナティと対戦。松崎は松田の師匠だったこともあって、見応えのある攻防を展開。試合は熱波軍の連携から、この日がデビュー13周年の記念試合だったミステリーが、今年一番高いチョークスラムでイルミナティから3カウント。試合後、お互いに感じるものがあったのか、ミステリーと木村の間にはシングルで対戦しよう、という雰囲気があった。これでGOING-UPが2連勝。最高の形でメインのガッツにバトンを渡した。 メインでは挑戦者のガッツ石島が先に入場。続いて、第7代王者の藤原秀旺のテーマ曲『汚れた英雄』が流れる中、アライヴァル勢がグレイシートレインならぬアライヴァルトレインでリングの周りを一周。観客がステージに釘付けになっている隙を突いて、藤原が入場し、大きな「秀旺」コールが発生した。 コーナーで仁王立ちになり、藤原を待つガッツの手には、11月25日にメビウス新木場大会で奪取した金のふんどしが…。GOING-UP初のビッグマッチ、そしてガッツにとって14年目の新木場のリングは、97〜98年にかけて新東京プロレスで防衛戦が行われたカナダのタイトル・CCW認定カナディアンヘビー級王座への挑戦となった。チャンピオンはGOING-UP旗揚げとともにめぐり合ったライバル・藤原秀旺だ。 試合は序盤、タイトルマッチらしく藤原がクリーンなファイトを展開。ガッツもトップロープを回転し、飛び越えてエプロンからプランチャを放つなど、丁々発止のスタートとなった。藤原は長身から繰り出す打点の高いドロップキックを放つなどコンディションは良さそうだったが、徐々にアライヴァルのセコンドが介入。ガッツに濃度の高いアルコールを飲ませたり、鳩サブレ(36枚入り)のふたで殴打するなど、ラフな攻撃でガッツを追い詰めた。 しかし、ガッツは新しい鳩サブレのふたをふりかざした時にニールキックで吹っ飛ばすと、藤原のムーンサルトをかわして、ゴーストバスター2連発から、フェイスバスターを完璧に決めて3カウント。第8代王者に輝いた。なお、藤原とアライヴァルはノーコメントで退場した。 金のふんどしに続いて2冠王となったガッツはリング上で「GOING-UPがインディーの統一と、世直しをします!」と高らかに宣言。会場の外でファンとともに行われた祝勝会では「まずはGOING-UPとHEAT-UPをひとつにするから。16日の王子大会ではHEAT-UPのユニバーサルチャンピオン兼平大介と、灼熱王の2回戦で対戦する。チャンピオン対決だよ。この試合に勝って、26日の新木場大会で準決勝、決勝も勝ってオレが優勝して、世直しをする」とファンに約束している。 リアルライブの取材に対してガッツは「国内外問わずチャンピオンとして1回でも多く防衛戦を行って、この素晴らしいベルトの価値をさらに高めていきたい。(外国人との防衛戦は?)もちろん。カナダのベルトですからね。藤原秀旺もプロレスリングアライヴ&メジャーズの選手も黙ってないでしょう」と、今後について語った。 「(藤原は)きょう何かコメント出してました?」とガッツは逆質問。「ノーコメントでした」と伝えられると、「そういうのが不気味だよね。リング上でも言いましたけど、藤原秀旺という最高のライバルにめぐり会えただけでもGOING-UPをやらせてもらって良かったなと思いますよ。そこは新しい舞台を用意してくれた田村社長にも感謝してます。オレと秀旺との闘いはまだ始まったばかりだと思ってますし、(大谷)譲二や(井土)徹也もまだやり足りないでしょう」と今後の対戦カードについても語った。 GOING-UPがアライヴァルに全勝したことについては、「GOING-UPは、ミステリー、熱波軍、黒田さん、(渡辺)塾長とベテランを揃えて万全の布陣で臨んだので、心配はしてなかったです。全敗したあいつらが年明けに何をしてくるのか?お手並み拝見ですよ。まあ負けないけどね」とケロリ。「インディー統一という言葉をリングでお客さんを前にして話したのは初めてかな。これはずっと思っていたこと。そこは田村社長とも話しながら、進めていけたらいいと思うし、これを聞いて興味がある団体や選手には集まってきてもらえたらいいですね」と軍団抗争を振り返りつつ、プロレス界のインディー統一に向けて意気込んだ。HEAT-UPの田村社長は「GOING-UPからインディー統一という新しいテーマが出てきたのはいいこと」と、前向きに捉えていた。 全国には数多くインディー団体が存在するが、GOING-UPがどこまでインディー統一に向けて動いていけるのだろうか。ガッツ石島の手腕が期待される。取材・文 / どら増田写真 / T-サモハン
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芸能 2018年12月03日 21時20分
和田アキ子、吉澤ひとみ被告に苦言 酒のトラブルの印象強く「自分も酒やめろ」の声も
2日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、飲酒運転ひき逃げ事故を起こして逮捕・起訴され、11月29日に初公判が行われた吉澤ひとみ被告が話題になった。和田アキ子は吉澤被告に苦言を呈し物議をかもしている。 初公判の様子を詳しく報じた『アッコにおまかせ!』。特に和田アキ子が疑問視したのは、吉澤被告の夫が吉澤の飲酒量について「急激に減っている」と答え、「全く飲んでいないということではない」と明かしたことだった。 和田はこの件について、「ドライブレコーダー(の事故映像を)見たときすごいショックで」と前置きした上で、「飲んだまま車に乗って帰るのはあり得ない」と断罪。 続けて「飲酒、信号無視、ひき逃げなんだから、せめて禁酒か断酒ですよね、公判前は。弟さんも不幸なことがおありになったって言ったら。お酒が悪いわけじゃないけど、この場合はご主人に対してもお子さんに対しても断酒(すべき)」とコメント。 勝俣州和も「ちゃんと見つめ直す時間を作ってあげないと。旦那さんもお酒を取り上げて、『一人で考えられないなら付き合うよ』っていう時間を持ってもいいかもしれないですね」とやんわり苦言を呈した。 さらに初公判後、各紙が「断酒していなかった」「キッチンドリンカーだった」などと報じたことが紹介された。すると和田は「キッチンドリンカーなら、どうしてタクシーを呼ばなかったのか、ご主人も」と家族の責任にも言及した。 和田アキ子と言えば芸能界きっての酒豪。この日も「私だって2日禁酒している。あとの5日がすごすぎて意味がないと言われるけど」などと発言。酒癖が悪く、「和田に連れ回される」という芸能人は多いと言われる。 もちろん和田は吉澤被告のように犯罪行為には及んでいないが、「人に迷惑をかける」という意味では同種とも言える。視聴者からは「お前が言えるのか」「自分も酒をやめろ」などと批判する声が相次ぐことになった。 芸能界は「酒のトラブル」を武勇伝として語る者も多い。酒のエピソードに事欠かない和田が他人を批判しても、説得力は生まれなかったようだ。
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芸能ネタ 2018年12月03日 19時25分
元M-1チャンピオン、ライブ動画で上沼恵美子を猛烈批判? 上沼はラジオで審査員引退宣言も
2日に放送された『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で審査員を務めた上沼恵美子を、「とろサーモン」の久保田かずのぶが痛烈に批判した。 事の発端となったのは、今回7位で敗退したお笑いコンビ・スーパーマラドーナの武智が『M-1グランプリ』放送後に配信したインスタライブだった。動画に映った2017年チャンピオン・久保田は泥酔した様子で「酔ってるからっていうのを理由に言いますけど、そろそろもうやめてください」と発言。さらに、「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください。1点で人の一生変わるんで。理解してください」と批判した。具体的な審査員の名前は口にしなかったものの、久保田らは「オバハン」と連呼。「たぶん、お笑いマニアの人は分かってますわ。お前だよ、一番、お前だよ。分かんだろ、右側の!」と、久保田はカメラに向かって威嚇した。 今回、一番右の審査席に座っていたのは上沼。また、審査員の中で女性は上沼しかいなかったことから「オバハン」は上沼のことだと推測される。 その後、久保田は「申し訳ないけど、審査するってことは、演者と一緒で同じ熱量で点数が同じだって思いたいやん」「これが格差が生まれたら違うやん。それを、『私が好きー』とか、言い出したら!」と言い放つと、足でテーブルを蹴った。画面の外からは笑い声が漏れ、「右のオバハンやん! 右のオバハンにはみんなウンザリですよ」「そんで『嫌いです』って言われたら更年期障害かと思いますよね」という声が聞こえた。久保田はそれに同調。「そやろ。『私は年だから分からへんねん』とか知らんねん!」と叫んだ。 上沼は今回の『M-1グランプリ』でハゲネタを盛り込んだ「ギャロップ」の漫才に対し「自虐ネタはあかん」と酷評し、89点をつけた。その後「大ファン」という「ミキ」が自虐ネタを披露すると、「自虐なんだけど突き抜けてる」と絶賛しつつ、98点と高く評価した。また、前回の『M-1グランプリ2017』では「マヂカルラブリー」に対し、「よう決勝に残ったな」と暴言を吐いて物議に。このことから上沼に対し不満を抱いていたお笑いファンも少なくなかったようだ。久保田の発言に関し、お笑いファンから「よく言ってくれた!」「みんなが思っていたことを代弁してくれてありがとう」「干される覚悟で言ったならすごすぎる」などと賞賛する声が集まる事態となっている。 一方の上沼は3日放送のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)内で「私みたいなこんな年寄りがね、ポンっと座ってえらそうにしている場合ではないんですよ」と言い、「だからもう、私は引退します」と審査員引退を宣言。しかし、「審査員は引退しますけど、むしろ(出場者として)出たいですね」と冗談めかしていた。 波乱を巻き起こした『M-1グランプリ2018』。インスタライブで配信された動画はすでに削除されたものの、お笑いファンによって既に広く拡散されており、久保田の勇気を称える声が多く集まっている。
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芸能 2018年12月03日 18時10分
「月に1本やればいいや」ビートたけし、フリーの心境を赤裸々に話すも、真実は明かせない?
タレントのビートたけしが、1日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」に出演。今年4月に所属事務所「オフィス北野」から独立し、自らが立ち上げた新事務所「T.Nゴン」に移籍したが、たけしらしい言い回しで独立のメリットを説明した。 独立のことに話題が及ぶと、たけしは「新しい事務所をやってね、これほど、オレはね、(前の事務所から)パーセンテージを取られていたとは思わなかったね。夢のようだね、マージンがない世界というのは」と現状について明かした。 そのため、「月に1本やればいいやと思うもんね」としたが、「だけどね、月に1本じゃやることないしさ。ちゃんとレギュラーやっておいた方がいいな。どうせレギュラーもなくなるんだから、くたばれば。自然に消滅するのが一番いい」と毒舌トーク。 タレントとしては大御所。さらに、映画監督・北野武として世界的に評価されているが、「肩書きだけ偉くなりたいって。実質はどうでもいい」と本音。「ピアノもピアニストまで行かないけどある程度弾けるところまで行って、初めてピアノのコントができるかなって。どうせコントをやるなら本物をやりたい」とお笑いへの熱い思いを語ったのだが…。「オフィス北野時代はギャラを自分で管理していたので、別居中の夫人にも毎月きちんと金が入っており、夫婦関係は別居していても円満だった。ところが、現在はパートナーの女性がギャラを管理。そのため、妻のところには金が入らず、夫婦関係が悪化。マージンがない現状の方が金銭的に不自由になっているが、さすがにそこまでは語らなかった」(芸能記者) 直球過ぎる本音トークがたけしの持ち味だが、さすがに世間体やパートナーの女性との関係には気を配ったようだ。
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スポーツ 2018年12月03日 17時45分
丸佳浩の獲得が繰り返される「巨人は阿部のチーム」
「やっぱり、巨人は今も…」 巨人・山口寿一オーナーが取材陣に対し、丸佳浩外野手(29)のFA補強に成功した喜びを明かした。山口オーナーによれば、丸獲得を進言したのは、高橋由伸前監督だという。丸が国内FA権を取得した8月、巨人の編成スタッフは「広島残留」を決め込んだが、高橋前監督は「努力すべきだ!」と声を荒らげた。その思いを原辰徳監督が引き継いだと説明していたが、プロ野球解説者の大半は「戦力の重複」「若手の出場機会が奪われるだけ」と、批判的な感想を述べていた。「広島の戦力ダウンは必至です。これで来シーズンのセ・リーグは面白くなった」 在京球団出身のプロ野球解説者がそう話してきたが、巨人に対する皮肉だろう。 丸、炭谷銀仁朗、中島宏之、ビヤヌエバ…。中島とビヤヌエバには別途契約金も発生した。今オフの補強は、総額50億円強とも言われている。だが、巨人サイドの話を改めて集めてみたら、丸獲得は宿敵・広島の戦力ダウンを狙ったものではないことが分かった。「巨人が着目したのは、丸の出塁率の高さです」(チーム関係者) 今シーズンの丸の出塁率は、4割6分8厘。リーグトップであり、この数値は日本のプロ野球史においても歴代8位、選んだ四球の数は130個。こちらもリーグトップだ。つまり、丸は選球眼の良いバッターなので、たとえノーヒットに終わっても、「チャンスメイクしてくれる」と判断されたそうだ。 しかも、「長打力のある左バッター」という点が、巨人にとって魅力的に映ったそうだ。「近年、巨人は長打力のある左バッターが育っていません。今季、規定打席に達した巨人の左バッターの中で、最高は亀井の13本塁打。丸は故障で離脱しても39本塁打、97打点を挙げました」(前出・同) 過去5年に遡ってみても、20本塁打を放った左バッターは、16年のギャレットだけだ。 また、長嶋時代にゴジラ松井が鍛えられていたのを思い出すと、当時の巨人は落合博満氏だけではなく、広沢、清原、江藤といったスラッガーも次々と補強していった。当時、若手だった高橋由伸も含めてだが、これらの補強には、成長過程のゴジラ、ヨシノブに相手投手の厳しい攻めを集中させない狙いもあったという。 その相手投手の攻めを分散させるためのスラッガー補強論、丸獲得には新4番・岡本和真の育成を加速させる目的もあった。 巨人に詳しいセ・リーグ出身のプロ野球解説者がこう続ける。「巨人は阿部慎之助のチームでした。4番打者であり、投手陣からの信頼も厚い正捕手でもありました。その阿部の衰えとともに巨人は勝てなくなりました」「打撃力の高い捕手」は、なかなか現れない。その意味で言うと、阿部が元気だった時代の巨人は、捕手がストロングポイントでもあったわけだ。「捕手・阿部」を補うのが炭谷、「左バッター・阿部」の後継者が丸。そう考えると、巨人の今オフの補強には大きな意義があったようだ。第二期原政権時、指揮官は「ウチは阿部のチーム」と口にしていた。勝つためには、「捕手・阿部」と「左の大砲・阿部」がどうしても必要だったのだろう。今も巨人は“阿部のチーム”なのだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年12月03日 17時00分
非業の死を遂げた名力士 「大翔鳳(小結)」
関取と言えば、体が大きくて力も強く、健康優良児を絵に描いたような存在と言っていい。それが病気にかかってあっという間にしぼみ、短期間に亡くなってしまうのだから、人間の命なんて分からない。そんな絵に描いたような非業の死を遂げたのが、平成のひとケタから10年代の初めにかけて活躍した、元小結の大翔鳳(本名・村田昌巳)だった。 大翔鳳は昭和42年5月7日、北海道札幌市豊平区で生まれた。父親の剛さんは相撲で国体に19回も出場したことがあり、兄もバスケットボールでやはり国体に出場するなど、いわゆるスポーツ一家で、大翔鳳も中学時代から相撲を始め、北海高から大学相撲の名門、日本大学に進んだ。同期にNHK解説者の舞の海さん(元小結)がいる。得意は187㌢、144㌔もあった体を生かした強烈な突っ張りや右四つからの寄りや投げ。 日大時代、学生横綱やアマ横綱などのビッグタイトルには恵まれず、獲得したタイトルも1個だけだったが、上位入賞の常連だった。安定した実力者だったのだ。 卒業と同時に、日大の先輩である大翔山(現追手風親方)が在籍し、日大時代によく稽古に通った立浪部屋に入門。幕下60枚目付け出しで初土俵を踏んだ。平成2年初場所のことだ。 1年後の平成3年初場所、十両に昇進。これを契機にそれまで本名の「村田」で取っていた四股名を「大翔鳳」に改めた。師匠の立浪親方(元関脇羽黒山)と恩師の田中英壽・日大相撲部監督(現日大理事長)が話し合って決めたものだった。 子供がいなかった田中監督夫妻は、この素直で人柄のいい大翔鳳をまるで我が子のようにかわいがっていた。JR中央線の阿佐ヶ谷駅近くの、自ら経営するちゃんこ料理店名も、大翔鳳が亡くなるまで「大翔鳳」(現在はちゃんこ料理田中)で、いずれは養子にするつもりだったと言われている。 半年後の名古屋場所には入幕するなど、出世の足取りは順調そのもの。平成4年秋場所には大きなスポットライトも浴びている。大フィーバー真っ只中にいた貴花田(のちの横綱貴乃花)と激しく優勝争いを繰り広げたのだ。 この場所の大翔鳳は東前頭8枚目ながら、序盤から好調そのもの。8日目には強烈な右からの張り手で貴闘力をKOするなど、快調に勝ち進み、優勝争いに加わったのだ。惜しくも事実上の優勝決定戦と言われた12日目の貴花田戦で善戦むなしく敗れ、賜杯を抱く夢は潰えたものの、観戦していた時津風事業部長(元大関豊山)はこう絶賛している。「相撲を覚えたな」 この場所、11勝をあげた大翔鳳は初三賞である敢闘賞を受賞した。ちなみに、舞の海も同じ場所の13日目の琴富士戦で幕内では史上初となる“三所攻め”を鮮やかに決めて、喝采を浴びている。★32歳で見つかったすい臓がん 2場所後、大翔鳳は東小結に昇進。間もなく足首を痛め、低迷したが、2年後に再び2ケタ勝ち星をあげて2度目の敢闘賞を獲得し、小結に返り咲いた。さらに翌平成8年名古屋場所にも3度目の小結昇進を果たしている。 しかし、このあと、左腕も痛めて突っ張れなくなり、またまた低迷。平成9年春場所からはついに十両に陥落。リハビリを続けながら懸命に幕内復帰を目指していた。 そんな矢先のことだった。予想もしなかった病魔が大翔鳳を襲ったのは…。 平成11年春場所、大翔鳳はみぞおちのあたりが痛むなど、それまで感じたことがないような体の不調に悩まされ、場所後、病院で精密検査を受けた。すると、すい臓に腫瘍が見つかったのだ。かなり進行したすい臓がんだった…。 大翔鳳は日頃から体に気を配り、タバコはまったく吸わず、酒もホンの付き合い程度。健康に関する本をよく読んでいた。「この水が体にいい」 そんな記事を見つけると、すぐさま取り寄せるなどしていたほどだ。どうしてこんな“健康オタク”の男が死病に取り付かれるのか、そのメカニズムはよく分からないが、この突然のがん宣告に大翔鳳は戸惑い、焦り、嘆いたことはあちこちにかけた電話で分かっている。それでも、最後には、次のように腹をくくってみせた。「どうなるか、分かりませんが、がんに打ち勝つためにできるだけのことはやってみる」 とりあえず次の夏場所は全休。場所後の6月11日付で慌ただしく引退して準年寄大翔鳳を襲名し、闘病生活に入った。幕内生活34場所、三役3場所、三賞2回、十両優勝1回。まだ32歳になったばかりだった。 しかし、この働き盛りの若さが逆に災いしたのかもしれない。都内の東京女子医大付属病院に入院したものの、病気の進行は予想以上に早かった。それこそ日ごとに衰えていったのだ。 病魔の進行を食い止めるには、強い薬を使わざるを得ない。するとその副作用で頭髪が抜けた。 関取のシンボルでもあるマゲは、なにごともなければ、引退して1年前後の準備期間を置いて両国国技館で引退相撲を開き、切り落とすのが慣例だ。このときの収入や祝儀が第2の人生の出発資金にもなる。 今年9月30日に開いた元横綱日馬富士の引退相撲には約1万人の観衆が詰めかけ、断髪式では元朝青龍ら、400人もの人がハサミを入れた。その結果、1億円を超す収入があったと見られている。しかし、大翔鳳の場合はあまりにも突然の引退で、かつ深刻な状況だったため、とても引退相撲を開催するどころではなく、体力と比例するようにまだ結ったままのマゲの髪も少なくなる一方だった。 3月時点で140㌔もあった体重も、半年後には90㌔にまで激減した。「やるとしたら、いましかない」 そんな大翔鳳の姿を見た舞の海さんは、自ら発起人となって急遽、断髪式を行うことを決めた。ただし、事情が事情なので、両国国技館ではなく、都内のホテルで。それもごく身近な人だけを集めて。★引退から半年後に永眠その日は10月3日の日曜日だった。参加者は、横綱武蔵丸や元大関のKONISHIKI(小錦)、師匠の立浪親方(元小結旭豊)ら大相撲関係者をはじめ、芸能界からも同じ北海道出身の大黒摩季さんら、計300人が出席。痩せてすっかり細く、また肌も透けるほど白くなった大翔鳳は、全員からマゲにハサミを入れてもらい、切り落とすとマイクを握り、震える声でこう気丈に挨拶し、参加者の涙を誘った。「これまで対戦相手と闘ってきたが、これからは病気と闘っていこうと思っています。涙は今日まで。1日も早く病気を治して土俵で後進の指導に当たりたい」 断髪式のあとのパーティーでは、北海高時代の恩師だった杉本和紀校長が「乾杯」と音頭をとるべきところを、「がんばれ」 と叫び、みんなで大翔鳳を励ました。 しかし、残念なことに、このあと病状は一気に悪化していった。 入院中の大翔鳳について母親の登美子さんは後に語っている。「高校を卒業して上京してからずっと離れて暮らしましたので、その間の息子の生活ぶりは知らないんです。闘病中、家族が交代で付き添っていましたが、私にとってはまるで息子が帰ってきたようで、何年かぶりで幸せなときでした」 このように、現実は想像以上に過酷だったようだ。「薬で朦朧としていたせいか、あの子は突然、ものすごい力で起き上がって病室のドアに向かい、こう言うんです。“札幌に帰りたい。お父さん、お母さん、行こう、行こう”って」(登美子さん) こうして、引退からわずか5カ月後の12月4日午前10時47分、命の限りを燃やし尽くした大翔鳳が、家族や立浪親方らに見守られながら静かに息を引き取った。遺体は大翔鳳が最後まで帰りたがっていた故郷の北海道に運ばれ、札幌市内の斎場で2日後の6日に通夜、7日に告別式が営まれた。「あの歌を聞きたい」 7日の葬儀の前には、大翔鳳がしきりに言っていた北海高の校歌が流され、棺の中には大好きだった大黒摩季のCDや愛車のベンツの最新モデルのカタログなども入れられた。 実はこの日、舞の海さんらも参列する予定だったが、千歳空港が大雪で閉鎖され、参列できなかった。 最後のお別れのとき、葬儀委員長を務めた杉本・北海高校校長は、その雪空に向かって涙ながらにこう語りかけた。「四股名の通り、天国で鳳のように大きく飛翔してください」
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芸能ネタ 2018年12月03日 11時50分
レイザーラモンRG、カルロス・ゴーンネタで新境地?『R-1』優勝へ向け本気のコスプレ
一人芸ナンバー1決定戦『R-1ぐらんぷり2019』の「やります会見」が11月30日、都内で行われ、昨年の覇者である濵田祐太郎はじめ、ゆりやんレトリィバァ、紺野ぶるま、河邑ミク、霜降り明星(粗品、せいや)、トレンディエンジェルのたかし、ジャッキーちゃん、レイザーラモンRG、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、しゅんしゅんクリニックPらが出席。本大会への意気込みを語った。 前年覇者の濱田は登壇後、さっそく凱旋漫談を披露したが、今大会への出場を問われると、「今回は出場はしないでおこうと思います」とこれを否定。「目標があって、もう何段階か上に行きたいんです。次は審査員として参加できるよう活躍したい」と不出場の理由を説明。一方、濱田と対照的に優勝へ前向き宣言したのはレイザーラモンRG。この日はカルロス・ゴーンを模倣したカツラと衣装で登場し、「アルロス・ゴーンです」と自己紹介すると、ブルゾンちえみのネタを拝借しつつ、決めの部分では「50億!」と数字を変えて決めポーズ。「ネタはすでにもう3つくらいできています」と優勝へ意気込んだ。 トレンディエンジェルのたかしは、昨年ルシファー吉岡にネタを作ってもらっていたと明かし、「今年は(出場しない)濱田君にネタを作ってもらいます」と他力本願なコメント。昨年2回戦敗退のしゅんしゅんクリニックPは壇上で持ちネタの「ヘイヘイドクター」を披露。「優勝してクリニックを開業したい」と闘志むき出し。河邑は「男性のお客さん、わたしの顔じゃなく、ネタをちゃんと見てほしい」と可愛いアピール全開で客席へ微笑みかけると、「優勝したいです」とこちらも大会制覇に意欲を燃やしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2018年12月02日 23時20分
お笑い界の世代交代!平成最後のM-1チャンピオンは史上最年少優勝・霜降り明星
2日、日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ 2018」の決勝戦が行われた。司会は今田耕司、上戸彩。審査員を上沼恵美子、ダウンタウン・松本人志、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らく、ナイツ・塙宣之、中川家・中川礼二、オール阪神巨人・オール巨人の7名が務めた。 M-1へのエントリーはプロ・アマは問わず。応募資格は、結成15年以内(2003年1月1日以降)のコンビであること、そして審査基準は“とにかく面白い漫才”だ。エントリー総数4640組の内、決勝のステージに立てるのは9組+敗者復活の1組、合わせて10組のみ。 エントリー総数4640組の内、和牛、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、トム・ブラウン、ギャロップの9組に、敗者復活戦を勝ち上がったミキを加えた10組が決勝に進出。その10組の内、ファーストステージの得点数が高い3組がファイナルステージへと進む。その3組が2ネタ目を披露し、審査員による得票が多かったコンビが優勝となる。 今年ファイナルステージに進んだのは、霜降り明星、和牛、ジャルジャルの3組。霜降り明星は初の決勝進出、昨年準優勝の和牛、今年がM-1ラストイヤーのジャルジャルと、それぞれの状況を抱えたコンビが集結する形となった。 そして、ファイナルステージで4票を集めて優勝したのは史上最年少優勝の霜降り明星。せいやは26歳、粗品は25歳という若さでの優勝となった。 大会終了後、史上最年少優勝について聞かれた二人は、せいやが「26でM-1チャンピオンなれると思ってなかったです。霜降り明星の時代、次の世代を作っていきたいです。」、粗品が「お笑い界高齢化と言われてる中で20代のコンビが優勝できたのは気持ちが良かったです。」と、次世代を担う頼もしい返答。 優勝したことについては、会見中でもまだ実感がわかない様子で、せいやは相方の粗品とファイナルステージ後優勝者を予想して「これは和牛さんかもな」と話していたと言い、「まさか優勝だとは思ってなかったです。」としばらく言葉が出ない様子。粗品も、「1位を目指してやってたんですけど、まさか1位になるとは。」と力強い話しぶりながらも、戸惑いが大きい様子が見て取れた。 賞金1000万円の使い道については、粗品は「かあちゃんの欲しいもの10個買ってあげたい。あと、苦しんでいる後輩の借金を立て替えてあげたい。」と、家族や周囲の人に恩返しをする様子。せいやも「ネタでやった豪華客船にじいちゃんばあちゃんを乗せてあげようかな。」と、ファーストステージで披露して大爆笑をとったネタの舞台“豪華客船の旅”を、大好きな祖父母にプレゼントする約束をした。 また、今回M-1に同業者・長田悠幸とコンビを組んで出場していた漫画家・森田まさのり氏も会見に記者として参加しており、「お二人にとってM-1とは何ですか」と質問。せいやは、「M-1は好きすぎる。」とシンプルな答え。粗品は、「夢であり、青春という言葉が似あう大会だと思います。喧嘩したり、泣いたりいろいろなドラマがある、青春。」と、漫才師がM-1にかける熱い気持ちを語った。森田まさのり氏の漫才師を題材とする作品に、これらの想いも活かされることだろう。 ラストイヤーにかけるジャルジャル、3度目の準優勝となってしまった和牛を飛び越えての、最年少優勝となった霜降り明星。その経歴や若さが注目されるところだが、大会では文句なしに頭一つ抜けており、会場に文字通り笑いの渦がおこった。決勝大会ではしゃべくり漫才が多い中、一番体も言葉もフルパワーで使えたのが勝因の一つだろう。R-1ぐらんぷりでも健闘が期待される二人だが、平成最後のM-1チャンピオンとしても、大いに活躍の幅を広げていくことだろう。
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芸能ネタ 2018年12月02日 21時00分
芸能界イチの最強運と囁かれる内村光良の「NHK紅白」総合司会
今や、芸能界で最強の運の持ち主と評判になっているのが、昨年に続き、今年度も「NHK紅白歌合戦」の総合司会に決定した、『ウッチャンナンチャン』の内村光良(54)だ。 「本来は『世界の果てまでイッテQ!』の特番ロケのために、断る方向で調整をしていたらしいんです。ところが、妻でフリーアナの徳永有美や愛娘から、『紅白の司会を続けて欲しい』と懇願されてしまった。内村の泣き所は妻と子供。『イッテQ!』の仕事を結局、キャンセルしたそうです」(テレビ関係者) すべては、『週刊文春』が一連の『イッテQ!』ヤラセ疑惑を報じる直前の出来事だったというが、仮に内村が日テレを選択していたら、どうなっていたのか。 「まさに泥船ですよ。だって特番はまさに今、コーナー自粛が発表された“世界のお祭り企画”ですから。紅白を蹴った結果、企画がお蔵入りになるなんて前代未聞。かつ、NHKからは二度とお呼びが掛らなくなる二重のダメージ」(同) ちなみにギャラだけを単純比較した場合、日テレの方が断トツにいいという。 「日テレは通常の『イッテQ!』レギュラーで、1本400万円〜。特番で海外ロケの手当が1000万円〜。これに別途スタジオMC代が発生する。日テレはケチで有名ですが、視聴率が取れる確実な芸能人にはしっかりと払うんです」(芸能プロ関係者) 一方のNHKだが…。「今はさすがに数百万円という時代ではない。内村クラスともなれば1000万円〜という額です。一瞬、“おっ”と思うかもしれませんが、リハーサル込みの1週間ですから、拘束時間は1日8〜12時間にもなるんです」(テレビ事情通)『イッテQ!』の打ち切り説が浮上している今、紅白出場の選択は正しかったことになる。 「打ち切りとなれば、内村が被るイメージダウンは半端じゃない。今回、ギャラは安く、拘束時間の長いNHKを選択して最終的には損をしたように思いますが、長い目で見れば圧倒的に得なんです」(放送作家) 感謝すべきは、妻と子供ということか。
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芸能ネタ 2018年12月02日 21時00分
「何でお前来たの?」ヒロミから屈辱を受けた三村マサカズが和解するまで<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
フジテレビは26日、2019年1月より日曜午後8時と9時のゴールデンタイムに連続してレギュラーのバラエティー番組を放送することを発表した。サイエンスプロデューサーの米村でんじろう氏の冠番組『でんじろうのTHE実験』と、タレントのヒロミがMCを務める『アオハル(青春)TV』がレギュラー化され、15年9月以来3年半ぶりにフジの“日8&日9バラエティー枠”が復活し、大改編により期待が高まっている。 また、レギュラー番組の司会を務めることとなったヒロミは、「とても厳しい枠なので、一回一回特番のつもりで頑張ります」と、激戦枠へ挑む決意を表明。そんなヒロミは、今やバラエティー番組では引っ張りだこ。テレビで見ない日はないと言っても過言ではない。 ヒロミは、先輩芸人や大物タレントにも容赦ない言動で強烈なツッコミを行うスタイルで注目を集め、尊大かつ上下関係や礼儀を一切考慮せずに接する芸風が特徴とも言える。 そんなヒロミから過去に強烈なダメ出しを食らい、以後共演をNGとしているのが、さまぁ〜ずの三村マサカズだ。2015年3月に放送されたバラエティー番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、これまでの確執の経緯を明かしていた。 番組内での三村の話によると、20年以上も昔、ヒロミとお笑いコンビ・キャイ〜ンとバカルディ(現:さまぁ〜ず)で名古屋の番組をやっていた際、「(ヒロミの)ツッコミがきつい」と、三村は不満を抱えていたという。その後、別番組でヒロミとエジプトでのロケへ。現地でウサギの肉を食べた三村に対して「リアクションが面白くないよ」とヒロミが指摘。さらに、「(ダチョウ倶楽部・上島竜兵)竜ちゃんと出川(出川哲朗)にオファーしたのに何でお前来たの?」と追い打ちをかけ、ひどく傷ついたという。帰国した三村は、ヒロミからの屈辱的な言葉がよみがえり、様々な思いから号泣したとのこと。そして、遺恨を抱いた三村は「笑いも、暮らしも、幸せ具合も全部あの人を超える」と心に誓い、以降は“共演NG”を決断したという。 しかし、両者はこの時すでに和解をしていたという。2014年3月に放送されたフジテレビ系『笑っていいとも!』最終回でのスピーチで、三村が観覧席にいるヒロミを前に「最近仲直りしたんですけど、嫌いでした」と突如宣言し、スタジオを盛り上げた。とんねるずの木梨憲武が仲裁に入り、和解に至ったという。 その後、両者は『笑っていいとも!』以降の共演がなかったことから、気を利かせた千原ジュニアが三村を引き連れ、ヒロミの元へ。再び対面したヒロミは、「バカルディをすげえかわいがっていた」と本音を覗かせるも、「ただ、俺のところにいる時は飲んじゃあ叩いて。先輩が面白がって後輩がものすごく嫌がってるって、面白いんだけどやられてる方はつらいんだよね」と、ヒロミは自身の非も認めたという。 また、ヒロミはお笑い番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)の司会を務めていた当時、出演を打診し続け拒否を繰り返していたバカルディに疑問を抱いていたそうだ。すると三村は、“エジプトの闇”を告白。ヒロミは「それが最後の仕事だよな」と回顧し、三村に「申し訳ない」と謝罪したという。 ヒロミは、「自分でも多少先輩ヅラして後輩をどうにかしてやりたいとか、出ていければいいなとか、いろいろ振ったりしてやっていたつもりだけど、生かしたのか殺したのか」と自省し、最後は握手を交わしたそうだ。そしてヒロミは、三村に「いつか、(一緒に)番組やろうな」と声を掛けてその場を後にしたという。 ヒロミの檄によって、芸人魂に火を付けた三村は、冠番組までを持つ売れっ子に成長した。一方、昔の牙を剥いた芸風とは一変、穏やかさが垣間見えるヒロミ。一度は芸能界から姿を消したが、妻・松本伊代の影響がきっかけとなり再び復帰し、再ブレイクの波に乗った。実業家としても成功を収め、この上ないようだが、くれぐれも“失言”だけには注意して頂きたいものである。
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