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芸能ネタ 2012年06月06日 18時00分
夏目三久 テレビ業界でレッテルを貼られた「めんどくさい女」
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いと評判のフリーアナ・夏目三久(27)に早くも限界説が囁かれている。最悪、来年4月改編で消える可能性すら浮上しているのだ。最近のブレイクぶりに夏目はすっかり天狗になっているという。 「正直、最近の夏目は面倒くさい。嫌な感じの女なんです。番組内での自分の見え方を気にして台本を無視したり、衣装にも文句を付ける。そればかりか、プロデューサーとチーフディレクター以上じゃないと挨拶もしない。ADクラスになるとまず無視です。愛想が良かったのは最初だけだった」(制作会社スタッフ) 夏目といえば'09年、ベッドの上で彼氏と一緒にコンドームの箱を手に微笑む写真が流出。完全に仕事を干された夏目が日本テレビに対し、恨みを抱きながらフリーに転身したのが'11年1月のこと。 そんな彼女に救いの手を差し伸べたのがテレビ朝日だった。復帰作となった『マツコ&有吉の怒り新党』でアシスタントとして注目され、目にも眩しい美脚とパンチラを錯覚させるようなミニスカ効果で視聴率を急上昇させたのだ。 「深夜帯なら通常3%前後ですが、何と平均視聴率7〜8%を獲得した。視聴者の大半が男性であることが幸いした。まさに夏目効果の賜物。120%処女じゃないという妙な裏付けデータも男心をくすぐるらしい。彼女の人気に注目したテレ朝は、4月から初の冠番組『ナツメのオミミ』を持たせるほど入れ込み、大事にしている。ギャラも2倍にした」(編成関係者) テレ朝の、この厚遇ぶりに勘違いしているのだ。 「番組が始まった当初は、出演者のなかで一番にスタジオ入りしていたのに、いまはギリギリ。遅刻寸前も珍しくない。また、以前は欠かすことのなかったマツコや有吉へ挨拶にも出向かない」(番組関係者) 初の冠番組『ナツメのオミミ』のスタッフも頭を抱えている。 「構成打ち合わせをしていると必ず注文を出す。ある意味、勉強熱心といえなくはないが、的外れな意見が多々ある。夏目がスキャンダルから立ち直り、自分の力で這い上がって来たのは評価するが、あまりに自分を主張し過ぎると総スカンを食らう。また、共演者からもNGを食らう可能性も高い」(制作関係者) 夏目が来年の今頃、テレビ界に残っているのかどうか。
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社会 2012年06月06日 16時00分
中年客を激減させた日本橋アニメ街・ゴスロリギャル盗撮事件
大阪でハレンチ教師が盗撮の疑いで逮捕されたが、この現場となったオタクの聖地・日本橋界隈に異変が起きているという。 5月12日、日本橋のアニメグッズ店「アニメイト日本橋店」で、ゴスロリ衣装の20代女性のスカート内にペン型の小型カメラを差し入れたとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで大阪府警浪速署に逮捕されたのは、府内の中学校教諭・W容疑者(54)。 調べに対しW容疑者は、「補導・見回りの一環」として容疑を否認しているが、店側には以前から「買い物をするわけでもないのに店内をウロつく気持ちの悪い中年」としてマークされていたという。 「この手の店に出入りする大人はほとんどが、父兄もしくは補導員。それがあの男は、何か別の目的があるような感じがしたので気をつけていたんです」(店員) この変態教師、逮捕の際の往生際も悪かった。 「なんとカメラからSDカードを抜き出し、噛み砕いて飲みこんだんです。それでも結局、検便で破片を回収され、体を張った証拠隠滅も無駄に終わりました」(社会記者) W容疑者は、学校では「教育論に関しての著作もある、学究肌で教育熱心な先生」(関係者)として通っていたが、一方で女性のスカートの中にも熱心で、過去にも盗撮容疑で逮捕(不起訴)されていた。 そんな騒動の後、日本橋界隈のアニメやメイドのオタク系ショップでは、気になる動きが出ている。 「週末になれば各店に1人や2人は必ずいた場違いな雰囲気の中年客が、一斉に姿を消した」(マニア専門誌記者) というのだ。あるゲームカードショップのオーナーはこう語る。 「危なそうな大人が姿を消したのは、狙いが同じだったからなのでは。今、日本橋にはコスプレの店員や女性客だけが目当ての中年男性客が増え、店員が触られたとか、つきまとわれたとか、性的いたずらをされたとかいう話が山ほどあるんです。その意味で、W容疑者があんな形で逮捕されたのは、いいクスリになったようです」 今回の事件をきっかけに、アニメショップでは要注意人物の情報交換に力を入れるという。加えて、浪速署をはじめ近辺の警察もパトロールを強化する方針。まっとうな(?)中年マニアにとっては、少々行きづらい街になった。
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芸能ニュース 2012年06月06日 15時30分
お笑い芸人 豪快伝説 其の十四『次長課長』
お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の14回目。フォーティーンスバウトは、次長課長だ。 「不正受給」という言葉をトレンドワードに仕立て上げた、次長課長の河本準一。その後、擁護芸人や告白芸人がよしもとから続出したことも、火に油を注いだ。しかし結果的に、河本のテレビ出演に大きく響くことはなかったため、事態はゆっくり収束しそうだ。 そんな河本が、昭和芸人さながらの金の使い方であったのは有名だ。よしもとでは、先輩が後輩におごるという悪しき不文律が、脈々と受け継がれている。そのモデルケースである河本も、売れるまでは、雨上がり決死隊の宮迫博之、品川庄司の品川祐など、多くの先輩芸人にかわいがられ、酒の飲み方、業界の生き残り方などを体に叩きこまれた。そして、「売れたら同じことを後輩にしてあげろ」というメッセージを受け取っていたため、「準ちゃん会」を結成した。 のちに売れたタカアンドトシ、オリエンタルラジオの藤森慎吾、ダイノジの大地洋輔、ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎、パンクブーブーの黒瀬純、レイザーラモンRG、レギュラー、トータルテンボスの藤田憲右、カラテカの入江慎也ほか、無名のサカイスト、ニブンノゴ!、ギンナナなど、構成員は50名におよぶ。 年に1度の誕生日会となれば、カラオケボックスなどを貸しきって、豪勢に祝う。総額10万円を超えることも珍しくないが、河本ひとりで支払う。後輩には絶対、財布を出させない。それはかつて、後輩に「飲みに行こう」と軽く誘ったとき、「ちょっと待ってください」と消費者金融に立ち寄った姿を見たときから、心に決めたことだ。 ひと晩で100万円ほど散財することもあり、後輩のタクシー代までしっかり支給。そうなると当然、2児のパパである河本家の家計に響く。そこで、元アイドルの妻は将来のためにと'06年、河本の個人事務所を設立。自らは、社長に就任した。ギャラのほとんどをこの事務所に振り込ませて、河本の散財癖、さらには浮気防止に役立てている。 幸か不幸か、そんなアルコールざんまいの毎日がついに祟って'10年、河本は急性すい炎で長期療養。以降から今なお、厳しい食事制限がされているため、酒を飲めなくなった。それでも、後輩と外食すれば、勘定は河本もち。今では、後輩も遠慮して飲めなくなったという。 いっぽう、相方の井上聡は、吉本(当時)男前ランキングで殿堂入りするほどのイケメン。これまでに、山本梓、優木まおみといった美人と噂になるも、インドアタイプの井上は、結婚に発展しない。趣味はゲーム。散財も浮気もないため、芸人としての伝説は皆無。しかし、このアンバランスぶりが、コンビとしてはいいのかもしれない。(伊藤由華)
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スポーツ 2012年06月06日 15時30分
早くも自力でのロンドン五輪出場消滅! 他力本願の男子バレー
女子は3大会連続の五輪出場を決めたバレーボールだが、男子は厳しい状況が続いている。 「2012ロンドン五輪バレーボール世界最終予選兼アジア予選」男子大会は6月1日に開幕。2大会連続の五輪出場を目指す日本は、初戦(1日)でセルビアに3-0で完敗。第2戦(2日)はベネズエラに3-0で快勝。第3戦(5日)はライバル・韓国に3-2で辛勝し、2勝1敗で勝ち点を5に伸ばした。 ところが、5日、勝ったにもかかわらず、早くも自力での五輪出場が消滅してしまったのだ。五輪への出場権を得るには、同予選で1位になるか、2位以下でのアジア最上位になるしかない。5日現在の順位は1位=セルビア(勝ち点9)、2位=豪州(勝ち点9)、3位=イラン(勝ち点5)、4位=日本(勝ち点5)。予選にはアジアからは日本、韓国、中国、イラン、豪州の5カ国がエントリー。他の地域からはセルビア、ベネズエラ、プエルトリコの3カ国が出場し、全8カ国で五輪枠を争っている。 順位付けは勝ち点制で、3-0、3-1の勝利で勝ち点3、3-2の勝利で勝ち点2、負けても2-3なら勝ち点1が与えられる。勝ち点が並んだ場合は、(1)勝利数、(2)セット率(総得セット÷総失セット)、(3)得点率(総得点÷総失点)の優先順で、優劣がつけられる。 イランよりセット率に劣る日本は、残り4戦をすべて3-0で勝っても、勝ち点は17止まり。一方、現在2位の豪州は日本に0-3で完敗しても、残り3戦で勝てば現在1位のセルビアとともに勝ち点を最大18に伸ばせる。セルビアが1位、豪州が2位でアジア最上位となれば、日本の五輪行きは消滅する。今後の他国の試合結果次第で、自力での出場が復活する可能性はあり、他力本願だ。 ぜひとも、女子とのダブル出場を果たしてほしいところだが、残り4戦。他国の結果を見据えながら、厳しい闘いが続くことになる。(落合一郎)
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その他 2012年06月06日 12時00分
イケメンさんご用心! 『肺気胸』は一度発症すると再発を繰り返す厄介な病気(2)
いずれにしても、肺気胸という病気は自覚症状に乏しい場合もあるが、普通は発病すると前述の胸痛、息切れなどに加え、タンの出ない咳や動悸が起きる。 ただ、これらの症状が進行すると呼吸困難がひどくなり、血液中の酸素などが減少するチアノーゼ(指、唇が紫色になる)や冷や汗などショック状態に陥ることもあるので注意が必要。 「これらの治療法としては、気胸の程度が小さい場合は、体を動かしたり大声を出したりせずに安静にしていれば、穴がふさがることもあります。逆に気胸の程度が大きい場合は、胸腔に針を刺し胸腔内にチューブを入れて、空気を持続的に吸引しながら、肺に開いた穴をふさぐこともあります。しかし、再発を防ぐには病変部を切除する手術が効果的と思われますが…」(前出・久富院長) 肺気胸で厄介なところは、何度も再発を繰り返すところにある。内科的に治療した場合、再発は約50%、2回起こすと再発は80%以上と医療関係者は口を揃える。これに対して外科的手術は、発生率を格段に抑えられるという説が支配的だ。 埼玉県川越市の自営業・佐竹巌さん(36)も再発した一人。佐竹さんは自らを「自然気胸になりやすい典型的なタイプ」と“自認”する。いわゆる痩せ型で、胸に厚みのない体型。18歳の時に突然、左胸に痛みを感じたそうだ。 近所の医者に駆け込んで診察を受けたが、2週間の入院で感染症の防止処置をされただけで済んだ。ところが数年後、今度は右胸に痛みが出た。「状態がひどい」ということで即刻入院となり、全身麻酔の胸腔鏡を使った手術を受けた。 この場合、空気の漏れる部位によっては、肋骨を切って胸を開いて処置することもある。佐竹さんはできたブラが破れても、肺などが圧迫されないように、胸膜の内側の層と外側の層を癒着させる手術も施した。 「手術から10年経ちますが再発しません。とにかく体験から、気管支や肺の病気に気を付けてますね。毎年インフルエンザの季節には、予防接種を必ず受けるようにしています」(佐竹さん) 気胸症でもう一つ加えておく必要がある。もともと肺気腫や気管支ぜんそく、肺結核などの肺疾患があり、気胸を続発する「続発性気胸」の人は、ブラができやすいため、空洞が破裂すれば気胸を誘発する。とくに50歳以上の高齢者は要注意で、甘く見ていると死に至ることもあると言われ、早期の受診が必要だ。 では、気胸の予防策はあるのか。専門家は「予防法は特にない」と言うが、ただはっきりしているのは、肺がんにもつながるタバコは、全ての病気によくないということ。また、急激な強い負荷のかかる腹筋、腕立て伏せなどは避け、無理のない運動を心がける。 そして飛行機の搭乗や登山、ダイビングなど気圧の変動があるものは注意が必要だ。肺胸膜にできる気腫性のう胞(薄い空気袋)はデリケートなのである。
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芸能ニュース 2012年06月06日 11時45分
のりピーの元夫がまた薬物で逮捕!!
東京・港区の自宅に麻薬成分「AMT」を含有する液体11.7ミリリットルを隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課が6日までに、元女優・酒井法子の元夫で無職の高相祐一容疑者を逮捕していたことを各メディアが報じている。 報道をまとめると、高相容疑者は4月9日、偽名を使って東京都港区内の自宅に宅配便で「AMT」を届けさせ、同居する父親が不審に思い、「変な荷物が届いた。息子が薬物に手を出したのかもしれない」と警視庁渋谷署に届け出たことから犯行が発覚。高相容疑者は6月4日、千葉・御宿町(おんじゅくまち)の知人宅にいるところを逮捕されたという。 高相容疑者は「荷物を依頼したのは間違いないが、規制薬物と分かったのでキャンセルした」と容疑を一部否認しているというが、警視庁は、入手ルートなどを厳しく追及する方針。 「高相容疑者は、09年8月に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、同年11月に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けているため、今回の逮捕でかなり厳しい量刑を下されるだろう。おととし3月には一部写真誌で高相容疑者が白昼堂々と薬物を取引しているような現場が写真付きで報じられ、昨年1月には東京・新宿歌舞伎町で倒れているところを警察に保護されたが、薬物反応はなし。しかし、相変わらず薬がやめられなかったようだ」(週刊誌記者) 09年8月、高相容疑者の逮捕により、酒井の使用も発覚。酒井も執行猶予付きの判決を受けたが、今年11月に猶予の期限が明けるため、このところ、盛んに芸能界復帰情報が浮上。 「酒井と長男の後見人となっていた建設会社会長が先ごろ亡くなったため、酒井は古巣の大手芸能プロに戻って出直すことがほぼ決まっている。数日前の中国メディアでは、酒井がジャッキー・チェンがプロデュースするジェット・リーの最新作で、ギャラ1億円で復帰するという具体的な情報も報じられた」(芸能記者) 今年3月には酒井と異母兄弟にあたる弟が、酒井が逮捕されたのは高相容疑者の責任だと因縁をつけ、高相容疑者の父親が経営する都内のスキーショップの従業員を脅した疑いで逮捕された。 離婚したものの、相変わらず高相容疑者は酒井の足を引っ張ってばかりだ。
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芸能ニュース 2012年06月06日 11時45分
雨女 柏木由紀が有利か!? AKB48総選挙 きょう開票
アイドルグループ、AKB48の27枚目のシングルの選抜メンバーを決める第4回総選挙の開票が、きょう日本武道館で開催される。同選挙にはAKB48、SKE48、NMB48、HKT48の正規メンバーと研究生、総勢237名が参加。ファンの投票で選抜メンバーを決める。今回の総選挙には、これまでAKB48の絶対的なエースとして活躍、8月に卒業することも決まっている前田敦子は参加しない。 第1位となったメンバーは同シングルのセンターポジションを担当することから、注目を集めているが、事前の予想では昨年2位の大島優子、同3位の柏木由紀が有力候補となっている。 ちなみに、本日の都内の天気は雨のち曇り。もし、雨が開票イベントまで続けば、同グループで一番の雨女といわれている柏木由紀に天が味方をしているのかもしれない。天気の動向も注目だ。※リアルライブでは第4回AKB48総選挙の順位を発表次第、随時速報でお届けします。
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芸能ニュース 2012年06月06日 11時45分
小倉優子が男児を出産「天使のような我が子を大切に、たくさん愛情を注いで育てていきたい」
タレントの小倉優子に5日、第一子となる男児を出産したことがわかった。所属事務所がFAXで発表した。 小倉はFAXで、「本日、2558グラムの元気な男の子を出産しました。母子ともに健康です。生まれてきた子供を抱いた時は、これ以上ないくらいの幸せな気持ちになりました。初めてのことだらけで不安もありますが、周りの方々のお力添えも頂きながら、母として成長していきたいです。そして、天使のような我が子を大切に、たくさん愛情を注いで育てていきたいと思います。皆様には今後とも温かく見守ってください」とコメントしている。
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社会 2012年06月06日 11時45分
JA女性パート従業員が約2億円を着服
顧客の定期預金を着服したとして、埼玉県警所沢署が、JAいるま野狭山ヶ丘支店(同県所沢市)のパート従業員の女(38)を業務上横領容疑で逮捕していたことが分かった。女は容疑を認め、「2億円ほど着服した。夫の工務店の運転資金に使った」などと供述しており、同署で裏付けを進めている。 逮捕容疑は今年4月頃、支店の顧客の定期預金を無断で解約し、約150万円を横領した疑い。 女は正職員として05年に狭山ヶ丘支店に配属され、窓口業務を担当。現在はパートとして窓口業務を続けていた。JA関係者によると、女は同支店での勤務が長く、定期預金の解約に必要な支店長印などを管理していた。 また、この他に、JAいるま野本店(同県入間市)では、同支店の男性職員(26)が1年間で約50万円を、東金子支店(同市)の男性職員(24)が5年間で約1000万円をそれぞれ横領していたことが判明した。2人は支店の渉外係で、複数の客から集めた「定期積金」を着服するなどした。2人は全額弁済しているという。 このため、各支店が預金の管理状況を調べるなかで今回の容疑が浮上した。女は発覚を恐れて、一時失踪し、5月下旬に山梨県内で警察に保護され、逮捕された。「使い込みがバレそうになって自殺を考えた」などと話したという。 相次ぐ職員による横領発覚に、JAいるま野は再発防止に全力で取り組むとしている。ただ、あるJA関係者によると、「JAいるま野では、これまでも度々使い込みや預金の紛失があったが、内部調査で終わらせ逮捕者を出さないようにしていた。この際、すべてを洗い出してほしい」との声もある。 金融機関でありながら、パート従業員がいとも簡単に2億円を横領するなど、一般的には考えられない話。管理体制に問題があったといわれても仕方あるまい。(蔵元英二)
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社会 2012年06月06日 11時00分
虎ノ門から六本木に本社を移転 テレビ東京がひねり出す意外な財源
テレビ東京が'15年秋をメドに、現在の虎ノ門4丁目(港区)から六本木3丁目(同)に移転する。 かつて日本IBM本社ビルとヴィラフォンティーヌ六本木アネックスビルがあった跡地(六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業)で、そこに地上42階のビルが建てられ入居することになった。 現在は本社周辺の複数のビルに関連会社が分散している。それらを一カ所にまとめて、効率を上げるのが第一の目的。さらに、放送マスターを最新設備に更新させる狙いもある。 「テレ東は30年前、東京タワーのビルから虎ノ門の本社ビルに移転したが、いまの物件は日経新聞の所有。保有不動産といえば天王洲スタジオだけの身軽さだから、いつでも移転できる。他局ではこうはいきません」(テレビ業界事情通) ただし移転費用はバカにならず、180億円程度を見込んでいるという。それだけの資金が掛かるため、よほど決算がいいのか。いや、実際はさほどでもないのだ。 先日発表した'12年3月期決算は、売り上げが1115億円、経常利益が25億円、最終利益が13億円。当初は赤字を見込んでいたが“副業”がよくて、結果として好転した。'13年3月期見込みも売り上げ1130億円で微増、経常利益が29億円、最終利益が19億円と増収増益を見込んでいる。 それほど利益を出してはいないために、こんな声も聞こえてきた。 「テレ東の強みは、放送事業よりも手つかずのプール資金が300億円あることです」(前出・テレビ業界事情通) 移転の原動力となるのが、先に触れた“副業”。低視聴率でも食いつきのいいドラマを映画・DVD化し、利益を上げるテレ東マジックが貢献しているのだ。 昨年、ドラマで放送していた長澤まさみ・森山未來『モテキ』を映画化し、興収25億円も稼いだ。また、長谷川博巳『鈴木先生』はDVD販売が好調だったため映画化し、現在、撮影中。さらに山田孝之『勇者ヨシヒコ 魔王の城』はDVDがバカ売れし、パート2が決まった。 低視聴率ドラマでも、反響があれば別メディアで再売出しで稼ぐシステムを築いたわけだ。これでテレ東は、10数億円の実利を上げたのである。 意外なところで稼ぐテレ東だが、今後も継続して移転費用の一部をDVDと映画から捻出できるかどうか。