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スポーツ 2015年07月31日 12時10分
100周年 2015年夏の甲子園 「高校野球の転機は金属バット導入」(後編)
1974年第56回夏の甲子園大会で、金属バットが解禁された。解禁年を大会全体で見てみると、同年の大会総本塁打数は11。木製バットのみだった前年は10本である。たった1本の違いしかないのに、なぜ、この年が「高校野球=攻撃、大量得点」のイメージを定着させたのだろうか。 私見だが、金属バット解禁の前年第55回大会決勝戦と試合内容があまりにも対照的だったからかもしれない。 73年夏の大会を征したのは、広島商(広島県)だった。迫田穆成監督(現広島県如水館高校監督)の率いる広島商といえば、「犠打、エンドラン、スチール」などの小技を巧みに絡めて勝ち上がっていくスタイルだった。地方大会では相手校のスクイズを警戒し、外野手1人を呼び、「内野5人体制」で備えたこともあるという。 勝ち上がっていけば、好投手とぶつかる。お互い、点が取れない。だから、1点を必死に守る攻防になる。73年、広島商が夏の甲子園大会決勝戦を、スリーバントスクイズでサヨナラ勝ちしている。 それに対し、金属バットの反発力の高さを存分に発揮したのは、池田高校(徳島県)である。打って、打って、打ちまくる豪快なスタイル。82年夏、池田高校は全国の頂点に立つが、その決勝戦の相手が広島商だったのは、単なる偶然だろうか。 同年、広島商も金属バットを使っていたが、池田に18安打の猛攻を浴び、2対12で敗れている。広島商の高度、かつ緻密な野球スタイルを築き上げた迫田監督は、このとき、同校の指導から一線を退いていたが、後のインタビューなどで、 「細かい野球ならいくらでも対応できるが、『ホームラン行け』の指示で本当に長打を打ってくるチームには対応のしようがない。金属バットだからこそできる野球」 と回顧している。 高校野球では3点差でリードしていても、決して“安全圏”ではない。金属バットのせいばかりではないが、高校野球は下位打線でも一発が出る。プロ野球はもちろんだが、大学、社会人の野球は木製バットを使っている。金属バット独特の「カキーン」という打撃音も悪くないが、1点を必死に守る攻防を見てみたいと思う。(スポーツライター・美山和也)
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その他 2015年07月31日 12時09分
【不朽の名作】麺選びの部分が描写されていない、その一点だけが残念なラーメン映画「タンポポ」
ラーメンというのは、もはや食べ物である前に得体のしれない何かになっていないだろうか? しょうゆ、塩、味噌という基本系から、とんこつ系、つけ麺、魚介系、油そば、家系ラーメン、喜多方ラーメン 、二郎インスパイヤ系など、様々なものに細分化し、本来ならば、お手軽なジャンクフードであるはずのものを、大の大人が大真面目に評論している。作る側も食べる側も、どこか狂気めいた熱量を持っている人も多く、普段ラーメンにそれほど思い入れがない人にどこか近寄りがたくなっている部分も多い。そんなラーメンのことを大真面目に論議する人々が面白いと思い、約30年前に映画のメインテーマとしてしまった作品がある。それが、今回紹介する、伊丹十三監督の第2作目(別名義合わせると3作目)として1985年に放映された『タンポポ』だ。 この作品のメインは宮本信子演じる未亡人・タンポポのラーメン屋を、山崎努演じるタンクローリー車運転手のゴローら、ラーメンのスペシャリストたちが立て直す話となっている。予告編などでは「ラーメンウエスタン」というキャッチコピーが目を引いたが、まさにその通りで、映画『シェーン』など、人種差別的描写を減らした頃のウエスタンのような構図で、痛快でかつ笑える内容となっている。 ラーメンに関する解説はかなり詳細になされており、店主の立ち居振る舞いから、スープ、麺、内装といったラーメン屋に必要な各要素を、それぞれのスペシャリストが細かく改善点を語っていく。その様子は大真面目すぎて笑ってしまうほどだ。最初に問題となる、店主の立ち居振る舞いの時点で、行列が出来ていても動きに無駄のある店は不味い店、客が食べ終わった後にスープを全部飲んでるか、さり気なく確認する店はいい店など、いいラーメン屋というのはどういったものかというのを細かく解説しており、かなり入念に調べていたことがうかがえる。 スープの研究では、人気店のゴミ箱をあさってスープの内容物を調べるなど、かなりエグい描写もある。さすがにやり過ぎの気もするが、ここまでやらないまでも、ライバル店を調べる店というのは結構あるのではないだろうか。筆者が学生時代にアルバイトしていた地元のラーメン屋でも、偵察のようなことはよくやっていた。その場合スープの様子を確認するために、店のカウンターに座る前に、メニューを探すフリをしてスープの鍋をチラ見したり、カウンターにのれんがかかっている場合は、ワザと顔を厨房に突き出して注文するなどだ。ちなみに、昔にバイトしていた所が、醤油ラーメンがメインだった影響で、自分自身がアンチとんこつ派的なところもあり、この映画のとんこつ批判はよくぞいってくれたという思いもある。劇中でもゴローが指摘していたが、基本的にとんこつは、鍋に豚骨を放り込んで野菜と火力高めで一緒に煮込めばそれっぽいものが出来てしまうこともあり、野菜や昆布の香りで豚の臭いを隠す店などが、人気店であっても多い。当たり外れがとてもデカイのだ。「『こだわり』とかいうくらいならアク抜きくらいしろよ、豚臭すぎる」と思った時が何度もある。特に最近は、味が濃ければいいという幻想のもと、とんこつベースに醤油や塩、魚介などを混ぜてくる店も多いので、ハズレ率が極端に高い気がする。 さらに、麺の話になると、「かん水」という言葉が頻繁に出てくる。劇中ではさも知って当然のように説明もはぶかれているが、このかん水とは、ラーメン用の麺を作る時に使うアルカリ塩水溶液で、かん水の分量次第で麺のコシやのど越が大きく変わってくる。一般に低かん水であればあるほど伸びやすいが、スープの味に絡みやすい麺が出来るといわれており、高かん水であるほどコシの強い麺が出来あがる。各ラーメン屋の店主は、手打ちではない限り、自分の店スープに合う麺を業者に発注するのだが、この作品では尺の都合か、麺選びの部分が描写されていない、その一点だけは残念な部分だ。 内装に関しては、安岡力也演じるヤクザまがいの土建屋、ビスケンが、女性であるタンポポの背丈に合うような設計を試みる。さらに、この時に客のカウンターのスペースがラーメンを食べるにしては狭いと指摘し、大幅リフォームをするのだが、ここもラーメン屋にとっては、かなり重要ではないだろうか。おそらく伊丹監督自身も、狭く設計しすぎな店舗などをよく見ていたのだろう。こういった職業ごとの仕事に関する細かい描写は、後の伊丹作品の『マルサの女』や、『ミンボーの女』などでも見ることが出来る。 さて、長々と劇中のラーメンについて扱ったが、実はこの作品にはもうひとつの側面がある。本編の幕間に入る寸劇がそれだ。これらのシーンでは役所広司扮する白スーツの男を始め、様々な人物の食に関する小話が展開される。正直、全く本編と関係ないので不要だと思うのだが、これらのシーンでは、性(もしくは生)や死と食に関する話が展開されており、本編とはまた違う生々しい食物に関連したエロ描写が見られるので、見方によっては、かなり面白い話となってはいる。個人的にはイマイチ乗りきれなかった感はあるが、笑える部分もあり、延々同じようなノリで進む本編の箸休め的要素にはなるかもしれない。あと、これらのシーンには日本人の食に関する挑み方に対しての皮肉も描かれており、この辺りは、後の伊丹作品である『スーパーの女』に通じるものがあるかもしれない。 この映画を見るならば、昼飯時か、夕飯時に終わるように合わせて見ることをオススメする。詳細なラーメントークを受けて、きっと「ラーメン食べよう」と思うはずだ。まあ、映画から30年後の現在は、さらにラーメンのジャンルが細分化し、競争も過熱したことで、作中のようなオーソドックスな醤油ラーメンを探すのが難しくなっているかもしれないが…。(斎藤雅道=毎週金曜日に掲載)
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芸能 2015年07月31日 11時45分
相武紗季が新恋人とゴールイン間近!?
女優の相武紗季が5歳年上の社長と交際中で結婚が近いことを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌によると、相武の新恋人は、俳優の金子ノブアキの紹介で2〜3年前に知り合った、化粧品販売やイベント制作を手がける会社の社長。 最初は社長が相武にひとめぼれして猛アタックし今年に入って交際に発展。最近では相武のほうが夢中になっているという。 同誌は愛犬を連れて社長の自宅に通う相武の姿を掲載。今月下旬には、都内の高級すき焼き店で食事を楽しんだというが、相武には母親が同伴。親も公認の仲ということから結婚秒読みと思われるが、同誌が直撃したところ、相武は結婚について「あ〜〜〜。ないです」と否定。この記事を受けた一部スポーツ紙に対して相武の事務所は「結婚はありません」と相武同様否定している。 「相武はもともと結婚願望が強かった。以前、交際していたTOKIOの長瀬智也は所属のジャニーズ事務所の方針もあり、なかなか結婚の決断ができなかったため、2人で話し合って別れを決意した。今度のお相手はそういう“障害”もないので結婚も問題なさそう」(芸能記者) 最近の芸能界は、女優の尾野真千子がEXILEらが所属する芸能プロの役員と結婚。フリーアナウンサーの山岸舞彩が不動産管理会社の役員と結婚し、9月いっぱいでの芸能界引退をそれぞれ発表するなど結婚ラッシュになりそうだ。 「芸能界は先行きが不安な世界だけに、『この人だ』という経済力豊かな男性を見つけた場合、結婚に向けて突っ走る女性芸能人は多いはず。さすがに、そうなると事務所も強く結婚を止めることができない。相武の場合も、本人の意志次第で電撃婚がありそう」(同) 相武がゴールインするのはそう遠くなさそうだが…。
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芸能 2015年07月31日 11時45分
ナイナイ岡村 「27時間テレビ」SMAP・中居に心底感謝「中居ホントありがとう」
30日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン」でナインティナインの岡村隆史が、25日〜26日放送のフジテレビ特番「FNS27時間テレビ」で共に司会を務めたSMAPの中居正広に心底感謝した。 「FNS27時間テレビ」は同局のバラエティ番組「めちゃ×イケてるッ!」がメインを務め、「めちゃイケ」メンバーを中心に番組を構成。明石家さんま、ビートたけし、SMAPなど様々な芸能人もゲスト出演したが、SMAPの中居だけは、ナイナイと共に司会を務めた。メインコーナーだけでなく、中居は「すぽると!」や「めざましテレビ」などにも登場し、ほぼ全てのコーナーに出演。まさに、大車輪の活躍だった。 岡村は「随分、助けて頂いたといいますか。ホンマに困った時の中居正広。あんまり恥ずかしくてこんなこと言いたくないんですけど、中居ホントありがとう。中居正広って本当にすごいんだなって思いましたよ」と中居に心から感謝した。 番組制作のために前日も長時間打ち合わせをし、台本も盛りだくさん。岡村からすると全ての台本を覚えることは困難だったという。しかし、中居は打ち合わせ終了後に台本を抱えて、「お疲れ様でした」と挨拶。岡村が「どうすんねん、それって」と質問すると、中居は「今から入れるんだよ。叩き込むんだよ」と返答。驚いた岡村は「(頭に)入るか? そんなの」と言い返したが、中居は本番しっかり台本を叩き込み、仕上げてきたという。 岡村は「後半なんか見てもらってわかるけど、中居が先陣切ってマスターオブセレモニーやってくれるから、俺ら自由にさせてもらえる瞬間もあったしね」と振り返り、「ホンマにね、感謝感謝。中居に感謝。素晴らしいなって」と改めて感謝した。
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アイドル 2015年07月31日 11時45分
Perfume あ〜ちゃんのAKB48の推しメンは「たかみな」「十夢ちゃん」「向井地美音ちゃん」
Perfumeの西脇綾香がソロでパーソナリティを務めるラジオ番組「あ〜ちゃんのただただラジオがスキじゃけん。」で、自身のAKB48の“推しメン”を語った。 同ラジオにゲスト出演したAKB48の峯岸みなみから、「AKB48の推しメンは誰ですか?」と質問された西脇は、「これは、迷わず、みぃちゃん(峯岸)です」と、まずは即答した。 ただ、付き合い古いという峯岸は、「本当に? 気を使ってない?」と謙遜。あらためて、「私以外ですごい魅力を感じる人、最近この子輝いてるよね、って。歌番組でお会いする機会が多いから。そういう目線だと誰?」と改めて聞くと、西脇は、「古株でいうと、たかみな(高橋みなみ)」「最近でいうと、(武藤)十夢ちゃん」「向井地美音ちゃんも気になる」と名前を挙げた。
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芸能 2015年07月31日 11時45分
杉原杏璃 彼氏は「真面目なら仕事しなくても良い」
金地金売買サービス『ブリオンボールト・サービス』開始記念PRイベントが30日、都内で行われ、タレントの優木まおみ、 お笑いコンビのオリエンタルラジオ藤森慎吾、グラビアアイドルの杉原杏璃が出席した。 ブリオンボールト・サービスは、世界で初めてインターネットを通じた24時間取引が可能な円建ての金地金売買サービス。 貯蓄について質問を受けたゲスト3人、もともと興味があったという優木は「子供の学費などが思った以上にかかるので、将来のために貯金をしたり投資したい気持ちはありますね」と話し、投資、財テクの経験が全くないという藤森は「お金を増やせるならやりたいですね」と語った。一方杉原は株式投資を10年、資産運用も既に開始しているという。「このサービスは画期的ですね」とコメント。 投資の極意を聞かれた杉原は「粘らないことです。まだまだと思うと下落していくのでここで売ると決めることです」とキッパリ。お金はあるけど彼はいないという杉原。「この先パートナーが現れなくても、一人で生きていく術として株式投資をやっていきたいです。彼が出来ても(投資は)私に任せて欲しいです。真面目なら仕事をしない男性でも良いです」と思わぬ発言に恋人候補が殺到するかも?
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芸能 2015年07月30日 15時30分
着実に名脇役への道を歩む、尾野真千子の元カレ・高橋一生
24日にスタートした、遠藤憲一と菅田将暉がW主演のテレビ朝日系ドラマ「民王」で、遠藤演じる内閣総理大臣の公設第一秘書をクールに演じているのが、子役出身の俳優・高橋一生だ。 10歳のときから劇団に所属し、子役として活躍。34歳にしてすでに芸歴は24年のベテランだ。 幼い頃、引っ込み思案な性格で、人とのコミュニケーションをとるのが苦手で友達も少なく、それを心配した祖母が児童劇団に入れたことがきっかけで俳優活動をスタート。幼少期はぽっちゃりしていたが、今やすっかりスマートなイケメンとなった。 ドラマデビューは90年に放送された、田村正和主演の「ニューヨーク恋物語II 男と女」(フジテレビ)。中学3年生の時、児童劇団からの勧めで、宮崎アニメの声優オーディションを受け、見事、合格。映画「耳をすませば」で声優デビューを果たした。 数多くのアイドルを輩出した堀越学園を卒業。同級生のV6・岡田准一とは「ドライブに行くほど仲が良く、いつか一緒に仕事をしたいと互い語っていた」と発言していたが、岡田が主演した昨年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で念願の初共演を果たした。 プライベートでは、女優の尾野真千子と同棲していたが、ゴールインはならず破局。昨年、同い年の女優・田中麗奈との交際が発覚するなどモテモテだ。 「先日、尾野は芸能プロ幹部と結婚。その際、一部報道で高橋に関して『売れない役者』という表記があったがとんでもない。見た目に合ったクールな役から、エキセントリックな役まで幅広くこなせるため、今や、ドラマ界からは引っ張りだこ。今後もオファーが途切れることはないだろう」(テレビ関係者) 電車の車内で聞こえる他人の会話や音が昔からダメで、それが気になって仕方がないので電車に乗れず、移動手段として乗り始めたバイクが趣味。「恋多き男」だが、結婚に向いているかと言えば微妙な気がするのだが…。
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芸能 2015年07月30日 15時30分
廃止となるTBS木曜午後9時のドラマ枠 後番組として「モニタリング」が2時間枠に拡大
TBS木曜午後9時のドラマ枠が7月期をもって廃止されることが決まっていたが、後番組として、木曜午後7時56分〜8時54分にオンエアされている「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」を10月期から2時間枠に拡大することが明らかになった。 「モニタリング」は12年10月に水曜深夜枠で放送開始。13年4月に現在の枠に移動し、ゴールデン帯に昇格した。3月26日放送の4時間スペシャルが、番組史上最高の平均視聴率14.4%(数字は以下、すべて関東地区)をマークしたことが評価されたもよう。ここ最近の視聴率は7月23日=9.1%、同2日の4時間スペシャルは第1部=13.1%、第2部=11.4%。6月25日の3時間スペシャルが10.4%とまずまず。 MCはベッキーとブラックマヨネーズで、小泉孝太郎、笹野高史、ハリセンボン、木下優樹菜がレギュラーを務めている。スペシャルは別として、レギュラーで2時間枠のバラエティ番組は異例だ。 TBS木曜午後9時のドラマ枠は「ザ・ベストテン」の後番組として、89年10月からスタート。09年4月から水曜午後9時に移動したが、10年10月に木曜午後9時に戻った。「HOTEL」「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」などのヒット作を生んだ枠でもある。 しかし、近年は視聴率が低迷。今年に入ってからは、1月期の「美しき罠〜残花繚乱〜」(田中麗奈主演)が平均6.6%、4月期の「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」(大島優子主演)が平均6.5%。現在、放送中の「37.5℃の涙」(蓮佛美沙子主演)は6〜7%台で、2ケタには遠く及ばない。 そもそも、バラエティはドラマに比べれば、制作費も安くてすむ。「モニタリング」がコンスタントに10%前後の視聴率を獲っていることを思えば、ドラマ枠廃止→「モニタリング」2時間化は無難な選択といえそう。 TBSは3月いっぱいで、歴史ある月曜午後8時のドラマ枠も廃止しており、これで同局のドラマ枠は火曜午後10時、金曜午後10時、日曜午後9時の3本となる。(坂本太郎)
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レジャー 2015年07月30日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/2札幌・8/2新潟)
今週デビューの注目馬は、8月2日(日)札幌第5R芝1800m戦に出走予定のプロフェット。馬名の由来は「先駆者、預言者。父名より連想」。牡、鹿毛、2013年2月27日生。栗東・池江泰寿厩舎。父ハービンジャー、母ジュモー、母父タニノギムレット。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3000万円。叔父には10年ジャパンダートダービー(JpnI)で3着となったバドードール(父クロフネ)がいる。本馬はきりっとした顔つきをしており、全体のシルエット、動きは父ハービンジャーに似た柔らかさがある。可動域が広く、キレよりも長く良い脚を使うタイプだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。 もう一頭の注目馬は、8月2日(日)新潟第6R芝1400m戦に出走予定のアッパレドンキ。馬名の由来は「ドンキホーテのように見事な活躍を」。牝、鹿毛、2013年3月27日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母トレノトマト、母父デヒア。生産は新ひだか町・藤原牧場、馬主は廣崎利洋氏。近親には93年日本ダービー(GI)を勝ったウイニングチケット(父トニービン)や、96年皐月賞(GI)、菊花賞(GI)で2着となったロイヤルタッチがいる。本馬は胸前の筋肉にはまだ物足りなさがあるが、トモの筋肉量、質ともに高レベル。如何にもキレる脚が使えそうなシルエット。なお、鞍上には岩田康誠騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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芸能 2015年07月30日 12時30分
【バラエティ黄金時代】ヒットメーカー生産工場だった山田邦子の『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』
“好きなタレント調査”で、8年連続1位になった。「唯一天下をとった女芸人」と呼ばれた山田邦子。55歳になった今、バラエティ番組で観ることは減った。しかし、テレビが活気で満ちあふれていた1980年代から90年代にかけては、山田をテレビで観ない日はなかった。 全盛期に抱えたレギュラー番組は、14本。つねに多忙だったため、テレビ各局には山田専門の仮眠室が設けられたほどだ。85年には、ストレスからの円形脱毛症に悩み、坊主頭になって世間をアッと驚かせた。月収は、大きな紙袋2つ分。手渡しでもらった給与は、ン千万円。それが、何年も続いた。当然その記録は、所属する太田プロダクションの女性タレントで、誰も抜いていない。 山田の名を一気に知らしめたのは、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系/81年〜89年)。芸人といえば男性至上主義だった当時のバラエティ界で、山田は“ひょうきんベストテン”の名司会で開花し、芸でてっぺんを獲った。その余波で89年にスタートしたのが、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(フジ系)だ。「山田」と「いまだかつてない」に由来している造語は、“やまかつ”と呼ばれた。 同番組が一般のバラエティと比べて異質だったのは、レギュラーメンバーだ。森口博子を本格的なバラエティアイドル=バラドルに仕立てあげたのをはじめ、番組初期には、ミュージシャンの大江千里、元体操選手の森末慎二、女優の高岡早紀、大物俳優の高橋英樹、外国人タレントのオスマン・サンコンやジョン・ムルアカなど、笑いに不慣れなメンバーをあえて揃えた。 やがて、ジャンルの枠を音楽にも拡充。まずは、Wink・相田翔子が準レギュラーだったこともあり、企画“日本全国早智子を探せ”を始動させた。そこで合格した横山知枝をパートナーにして、Winkのパロディ・やまだかつてないWinkを結成。90年7月には、『T intersection〜あなたに戻れない〜』で歌手デビューをはたした。さらに、翌91年には、卒業ソング『さよならだけどさよならじゃない』も発表し、いずれもヒットさせた。これがのちに、同番組が「ヒットメーカー生産工場」と呼ばれる礎となった。まず、頭ひとつぶん飛び抜けたのは、番組で結成した“やまだかつてないバンド”のコーラスを務めていた永井真理子だ。 “やまかつ”のオープニングに起用された『ZUTTO』は、最終的に40万枚を超えるヒットとなった。しかし、この曲、リリース予定の『EVERYTHING』のカップリングだった。フジからのオファーに、永井サイドは当然、“A面”の『EVERYTHING』を推した。ところが、番組側は「カップリングを使いたい」と言う。最終的に、永井サイドが“B面”を許可したことが幸いし、この歌がヒットした。 そんな永井を超えるヒットメーカーが誕生したのは、翌91年。火付け役は、KANだ。アルバム『野球選手が夢だった。』の収録曲にすぎなかった『愛は勝つ』が、“やまかつ”のエンディングテーマに起用。ジワジワ人気に火がつき、シングル化されると、200万枚を超えるミリオンセラーになった。オリコンヒットチャートランキングに52週も入り、『第42回NHK紅白歌合戦』にも出場した。 まさかのミリオン歌手を輩出した“やまかつ”。勢いはその後もとどまるところを知らず、次に、大事MANブラザーズを生んだ。すでにメジャーデビューはしていたものの、それまでの2枚はヒットにほど遠かった大事MAN。3枚目となった『それが大事』が売れなければ、レコード会社から解雇をニオわされていた。背水の陣で出した同曲は、“やまかつ”のテーマソングに起用。すると、人気に火がつき、週間ヒットチャートランキングでトップを獲得。以降、4カ月近くもベスト10内に食いこみ、160万枚以上を売った。92年のシングルCD売り上げランキングでは、2年前の永井と同じく、4位という健闘ぶりだ。 一般人を檜舞台に立たせ、芸能人のキャラ開花に役立ち、くすぶっていた音楽家の前途を明るく照らし、あげくに、みずからも輝いた山田と、そのファミリー。山田のようなクイーン・オブ・クイーンは、おそらくこの先、現れることはないだろう。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
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レジャー
菊花賞 混戦のラスト1冠 アベコーの注目馬は!?
2007年10月20日 15時00分
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レジャー
菊花賞(JpnI 京都芝3000m 21日) 藤川京子 ロックドゥカンブが無傷で菊の王者よ!
2007年10月20日 15時00分
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レジャー
菊花賞(JpnI 京都芝3000m 21日) 戦国菊 本紙・谷口はタスカータソルテを抜てき
2007年10月20日 15時00分
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その他
空まことちゃん大特集予告
2007年10月20日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 西村修が電撃移籍。“西村ショック”で新たな火種が!?
2007年10月20日 15時00分
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全日本プロレス 佐々木健介が西村修にタッグ結成ラブコール
2007年10月20日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 日高郁人が師匠に野放しにされて王座奪還に黄色信号
2007年10月20日 15時00分
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スポーツ
SUN 崖っぷちのHikaruが幻の新技を投入予告
2007年10月20日 15時00分
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芸能
高橋克実とのツーショットをキャッチされた戸田恵子に実は本命が!?
2007年10月20日 15時00分
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須藤温子 理想の相手は中村雅俊
2007年10月20日 15時00分
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芸能
夏木マリ ユーロ婚宣言
2007年10月20日 15時00分
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芸能界斜め斬り 亀田、沢尻の謝罪に意義あり
2007年10月20日 15時00分
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レジャー
富士S(GIII 東京芝1600m 20日) アベコーはローレルゲレイロを狙い撃ち
2007年10月19日 15時00分
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レジャー
富士S(GIII 東京芝1600m 20日) 藤川京子はシンボリグランを指名
2007年10月19日 15時00分
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レジャー
富士S(GIII 東京芝1600m 20日) 本紙・橋本はスウィフトカレントで勝負
2007年10月19日 15時00分
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レジャー
オパールS(オープン 京都芝2000m 20日) 本紙・谷口はシェルズレイを中心視
2007年10月19日 15時00分
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レジャー
西郷特別(1000万下 福島芝1800m 20日) 本紙・長田は格上アクロスザヘイブンをいちおし
2007年10月19日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 3冠王者・佐々木健介が初防衛。次なる目標は世界最強タッグ決定リーグ戦の制覇だ!
2007年10月19日 15時00分
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スポーツ
無我ワールド 西村修が謎の奇行。藤波辰爾も困惑気味
2007年10月19日 15時00分