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スポーツ 2018年04月17日 06時20分
オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利
オリックスは、楽天3連戦と日本ハム2連戦を終えて、パ・リーグ全球団との対戦が一巡した。結果は14試合、4勝9敗1分の5位。4位の日本ハムとは2.5差、6位の楽天とは0.5差がついている。直近の楽天、日本ハムの試合では2勝2敗1分の5割の成績だったが、5カードの全てで勝ち越せなかったのは痛い。▼4月10日〜15日オリックス成績【対 東北楽天(京セラD)】4月10日●金子千尋 2-4 岸孝之○4月11日△アルバース 2-2 辛島航△4月12日○増井浩俊(先発はディクソン) 3x-2 ハーマン●(先発は藤平尚真)【対 北海道日本ハム(ほっと神戸)】4月14日●西勇輝 1-2 有原航平○4月15日○山岡泰輔 7-0 加藤貴之● オープン戦で走りまくった盗塁数が伸びないことについて、不満の声も聞こえるが、走れる選手が塁に出られてないのが現状で、それについてはベンチを非難できない。やはり、巻き返していくには、現在は打率.200と、活躍した昨年の輝きをまだ見せられずにいるロメロ、マレーロの外国人野手の2人の調子を上げて行くしかない。マレーロは西武の山川とともに本塁打5本でリーグトップに立っているものの、昨年に比べてボール球への三振が目立つ。「日本で成功したい」と口を揃える2人は休日を返上して特打を行うなど、現状を打破しようとする必死さが見られるだけに、何とか一日も早く調子を取り戻してもらいたい。昨年は彼らが引っ張っていくことで、連敗から抜け出せたり、吉田正尚やT-岡田の奮起にも繋がっていた。それだけ影響力があるのだ。 なかなか勝ち越せないこともあって、ベンチの中にも暗さが伺えたが、11日の楽天戦で9回にムードメーカーの伏見寅威が同点タイムリーを放った試合から、再び活気を取り戻し翌日のサヨナラ劇に繋げている。ベテランの小谷野栄一は「ベンチで寅威が凄く声を出して最後まで諦めないムードを作ってくれている」と話していたが、伏見がタイムリーを放ったときのベンチの盛り上がりは凄かった。これには福良淳一監督も「あそこからよく追いついたですよね」と評価している。そんな伏見に若月健矢も触発されるかのように、15日の試合では先制のタイムリーを放った。▼オリックス先発投手成績(4月15日現在)西勇輝 3試合0勝3敗 防御率3.15山岡泰輔 3試合1勝2敗 防御率3.63金子千尋 2試合0勝2敗 防御率6.17アルバース 2試合1勝0敗 防御率2.45ディクソン 2試合0勝1敗 防御率2.25田嶋大樹 2試合1勝1敗 防御率7.56 投手陣は、山岡、金子、田嶋は1イニングで大きく崩れた試合もあり、防御率が悪いように見えるが、チーム打率が.211と目を背けてしまいたいぐらいの低迷で、先発投手陣は1点もあげられないというプレッシャーと戦いながら投げているのがよくわかる。しかしながら、金子、西、ディクソンの三本柱に勝ち星がついていないのは気になるところ。やはり計算できるピッチャーに勝ち星がつかないのは、首脳陣にとって頭が痛いところ。そんな中、オープン戦で絶好調だった山岡に勝ち星がついたのは明るい材料と言ってもいい。山岡は「チームが優勝するためには、僕が10勝以上勝たなきゃいけない」と今年は勝ちにこだわる姿勢をキャンプから貫いている投手陣のキーマン。そして、一時は不安定さを感じた中継ぎ陣も、吉田一将や比嘉幹貴の加入により、安定感を取り戻しつつあるので、山岡や再びローテ入りを果たす田嶋が好投を見せることで、投手陣の起爆剤になれば三本柱にも勝ち星がついていくだろう。 17日からは千葉と仙台でそれぞれ3試合のビジター6連戦が始まる。まだまだ打線が厳しいのは確かだが、チーム状況は少しずつ上向いているので、巻き返しが手遅れにならないように、しっかり勝ち越して、借金「5」を1つでも減らしていくしかない。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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社会 2018年04月16日 23時10分
就活生、「現実に引き戻される」…ボクシングダブル世界戦で何があった?
15日に神奈川・横浜アリーナで行われたボクシングのダブル世界戦。とある企業によってこの大会に打ち出されていた広告が、就職活動中の学生をグラつかせている。 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座の比嘉大吾、そして世界ボクシング協会(WBA)の村田諒太が共に防衛戦を戦うという今回のダブル世界戦。村田にとっては初の防衛戦であることに加え、比嘉が試合前の計量でまさかの体重超過・王座剥奪となってしまったということもあり、色々な意味で注目されていた。 注目の試合結果だが、比嘉は体重超過のショックもあったのか9回TKO負け、その後に試合に臨んだ村田は挑戦者を8回TKOで破り初防衛に成功している。注目を集めた両者の戦いは、お互いの明暗が分かれるという結果になった。 フジテレビ系列によってテレビ放送もされていた今回のダブル世界戦には、当然ながら多くの企業が広告を打ち出している。中でも大手人材広告企業の「マイナビ」は、2013年12月から村田とスポンサー契約を結んでいることもあってか、リングマットやコーナーマット、さらには村田本人が出演しているCMなど大々的に広告を出していた。 ところが、試合を通じて目に入って来る「マイナビ」の文字に、ネット上では「リングマットにマイナビって書いててキツい」、「広告が試合に集中させてくれない」、「現実に引き戻される」などといった就職活動中の学生による嘆きの声が挙がっている。先の3月1日から就職活動をスタートさせている就活生の多くが、「マイナビ」をはじめとした企業が展開する就職情報サービスを利用していることがこのような声に繋がっているようだ。 一部では既に全体の2割に内定が出ているとの報道もある今年度の就活戦線。まだ内定を獲得していない就活生にとって、焦りやプレッシャーを感じる日々はもう少し続くだろう。しかし、彼らにはこうした状況に屈することなく、“KO勝ち”で就職活動にピリオドを打ってほしいものだ。
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芸能 2018年04月16日 23時00分
花田虎上のぶっちゃけが止まらない…相撲界で相次ぐ騒動は“チャンス”?
大相撲の元横綱・若乃花の花田虎上が15日、『誰だって波乱爆笑』(日本テレビ系)に出演し、散財していた若かりし頃の思い出を語った。 花田は19歳で十両に昇進したが、その頃には枕元に金庫を置いていたそうで、約2000万円が入っていたという。しかし、「だんだん金庫に入りきらなくなってきて…1か月くらいで使い切っちゃいました」と仰天告白。花田によると、食事代や車の購入費に消えたそうで、相撲界で初めてフェラーリを買った力士であることも明かしていた。一方で、当時を反省してか「お金って大事だな…」としみじみこぼし、笑いも誘った。 だが気になるのは、ここ最近の花田のぶっちゃけだ。テレビでは昔の痛い話を語ったり、母親である藤田紀子の恋愛についても話題にしている。この日の放送後も、ネット上では「そろそろ需要がなくなるから焦ってる?」「弟のほうが好感持てる。お兄ちゃんは相撲からも離れ、特に芸もないのにテレビ出てるイメージ」と思わぬ告白をした花田に対し、批判的な声が集まった。 「最近は相撲界が荒れていることもあり、これまでだったら声がかからないような仕事にも声がかかり始めています。もちろん番組が聞きたいのは、相撲界や弟さんのことですよね。ですが、止められているのか花田さんは何も話すことはできない。匂わせるくらいのギリギリのコメントでももらえればいいのですが、そういうトーク力はないようです…」(芸能関係者) この日もMCを務める溝端淳平から「弟さんと会話することはある?」と聞かれたが、「意地悪な質問して」と苦笑いし、「最近は会っていない」ときっぱり。そして、子供時代や入門後は弟のことがかわいくてしょうがなかったと語るにとどめた。 しかし、本人としては、この勢いに乗りたいというのが本音かもしれない。 「最近ブログを始めたりして、露出を増やしてきていますよね。テレビでも無理にぶっちゃけトークをして頑張ってしまっているのかもしれません…」(前出・関係者) 注目されていると勘違いせずに踏ん張れるかが、今後も使われていくためのポイントとなりそうだ。
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芸能 2018年04月16日 22時40分
局内では“セクハラ”有名だったのに…なぜフジテレビは元NHK・登坂アナを出演させた?
今年1月発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK時代のセクハラ疑惑を報じられ、4月にスタートした同局系報道番組「プライムニュース イブニング」のメインキャスターを辞退していた、元NHKでフリーの登坂淳一アナが、15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した。 番組は収録だが、登坂アナにとって、フリーになってから初のテレビ番組出演ならびにテレビ復帰の仕事となった。 コメンテーターを務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志は、「(NHK時代の登坂のファンからの愛称である)“麿(まろ)”と呼んでいいのか、それか“下り坂”さんと? 状況を考えたら下り坂さんかと」とかなり困惑気味。 登坂アナはセクハラの事実関係を認め、相手の女性と和解が成立していたことを説明した。 これまで、酒の席での失敗について聞かれると、「ないです。お酒の席にそもそも、そんなに行かない」。さらに、「新しい番組をせっかくオファーいただいたのに、騒動になってしまってすごく迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ない」と謝罪。 松本から強烈なツッコミを受けるひと幕もあったが、うまく乗り切ったのだが…。 「局内では登坂アナの出演について賛否両論だとか。登坂アナの過去のセクハラはNHK局内では有名な話だっただけに、フジの上層部の“身体検査”の甘さが指摘されている」(テレビ局関係者) そんな中、登坂アナが出演に至った理由について「週刊現代」(講談社)が報じている。 同誌によると、登坂アナは大手芸能プロ「ホリプロ」に所属。同社には綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子らが所属しているが、看板ドラマの「月9」のキャスティングが難航していることもあり、同社の女優陣に月9ドラマに出演してもらうことをもくろみ、登坂アナを出演させることにしたというのだ。 登坂アナは事務所選びに成功したようだ。
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アイドル 2018年04月16日 22時30分
ネット大荒れ、ファン離れ進む? 嵐・二宮、交際質問スルー 誕生日までに白黒つくか
ジャニーズ事務所の人気グループ・嵐の二宮和也が16日、都内で行われた、22日スタートのTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」のプレミアム試写会&舞台あいさつに出席した様子を、各メディアが報じた。 同ドラマは海堂尊氏の原作小説を実写化。大学病院を舞台に、二宮は天才的な縫合技術を持ちながら、傲慢な性格と言動で周囲との軋轢(あつれき)が絶えない“オペ室の悪魔”と呼ばれる外科医を演じる。 報道をまとめると、この日の朝に第1話が仕上がったばかりだそうで、二宮は「あんなに早く撮っていたのに、この日の朝」と苦笑。 さらに、手術シーンは10時間の撮影が放送では5分ほどに短縮。「ホントにつらい…。見るのが難しい」とぼやき笑わせたという。 二宮といえば、今月12日発売の「女性セブン」(小学館)で、以前も交際が報じられた元フリーアナウンサーの一般女性との半同棲が報じられた。 イベント終了後、退場する際に報道陣から「交際報道が出ていますが」と質問が飛んだが、二宮は表情も変えることなく無言を貫いたというのだ。 「以前、交際報道が出た時は、ジャニーズ事務所は報道“スルー”のお達しを出したが、今回は一部スポーツ紙が後追いしていた。それだけに、ファンの間では女性との関係がジャニーズ“公認”という見方が強く、ネット上は大荒れ。怒りの矛先が二宮にも向いてしまっている。そんな状況だけに、二宮が白黒ハッキリさせた方が事態が好転するように思われる」(芸能記者) ドラマは間もなくスタートするが、交際報道が視聴率にどのような影響を与えるかが非常に注目される。 ちなみに、ドラマが終盤に差しかかる6月17日は二宮の35歳の誕生日。まさかの“Xデー”となるのだろうか。
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芸能 2018年04月16日 22時10分
森社長VSたけし軍団…冷静とはいえない会談に 玉ちゃん「芸人は仕事の方が大事」
収束に向かうビートたけしの独立をきっかけに勃発した、たけしの前所属事務所「オフィス北野」の内紛劇だが、同社所属の漫才コンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎が15日、都内で行われたイベントに出演。同日、同社の森昌行社長とたけし軍団が会談の場を設けたことを明かしたことを、各メディアが報じている。 報道をまとめると、玉袋は「実はきょう夕方5時から渋谷の会議室で森社長とたけし軍団の会談が行われている」と発言。 司会者から、「そっち行ったほうがいいですよ」と突っ込まれると、玉袋は「仕事の方が大事。芸人の大義名分というのは仕事をすることなんですよ。会社批判をすることじゃないんですよ」と自らのスタンスを表明した。 「たけし軍団」のガダルカナル・タカ、つまみ枝豆、玉袋の相方の水道橋博士、ダンカンらはブログに声明文を掲載し森社長を糾弾。 玉袋はその軍団メンバーたちに同調しなかったが、「仕事をすることによって、独立した師匠に恩返しができる」としたというのだ。 「今回の件をめぐっては、水道橋と玉袋の間で価値観の相違があるようだ。水道橋は積極的にメディアに登場。“炎上商法”として批判を浴びているだけに、玉袋は独自のスタンスをキープしているようだ」(芸能記者) 発売中の「週刊新潮」(新潮社)は、2月14日に都内で行われたという、森社長以下同社のスタッフとたけし軍団の面々の話し合いの様子を報じている。 記事によると、話し合いというより軍団が一方的に社員を責め立てる糾弾会の様相。 つまみは森社長をうそつき呼ばわりしたり、タカは森社長に対して「土下座営業」を要求。さらに、ある軍団メンバーは社員の給与カットを要求するなどやりたい放題だったというのだ。 このまま森社長と軍団のバトルがあっさり収束するとは思えないのだが…。
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アイドル 2018年04月16日 22時00分
37歳でジャニーズ脱退は遅すぎる? 関ジャニ渋谷のソロ活動、成功の可能性は
4月15日、ジャニーズ事務所は、所属グループ「関ジャニ∞」の渋谷すばるが12月31日をもって事務所を退所すると発表した。 渋谷は「今後の人生を音楽で全うすべく、海外で音楽を学び、今後はさらに、自分の音楽を深く追求していきたい」とジャニーズ退所後は、日本を離れ海外へ音楽の勉強に行くと語っている。渋谷は「ジャニーズ事務所内での屈指の歌唱力」と評価されており、以前よりグループ脱退、ソロ活動転向は絶えず噂になっていた。 無論、歌唱力に関しては、あくまでジャニーズ内だけの話であり、世界に通用するアーティストを目指す、という渋谷の現在のポテンシャルにはいくつか疑問の声も存在するという。 ネックはずばり渋谷の年齢で、渋谷は1981年生まれの今年37歳。アイドル活動を辞め本格的な歌手を目指すには「遅すぎる年齢では?」との心配の声もあるという。 事実、ジャニーズの先輩である野村義男は、ギタリストになるために26歳でジャニーズを退所し、音楽修行に励んだほか、元KAT-TUNの赤西仁もソロ歌手として大成するため26歳で米国に長期滞在し、音楽修行したことを考えても、「若さと体力」はかなり重要といえる。 一般に、男性は30代中盤から声の老化が著しく目立つようになり、特殊なボイストレーニングを積んでいない歌手は徐々に声が衰えていき、歌手活動の継続が困難になっていく傾向にあるという。 このような事情のため、30代後半である渋谷が世界的歌手として成長していくためには、かなりの困難が待ち構えていることが予想されている。 もっとも、今回の30代後半に差し掛かってからの、この渋谷のチャレンジには、世の中年男性からは温かい目で迎えられているようで、「ぜひ応援したい」「30代後半は最後のチャンス」と渋谷を応援する声も多くあるという。
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スポーツ 2018年04月16日 21時50分
ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行
ガッツワールド解散興行「ガッツワールド THE FINAL 武骨終焉」▽15日 新宿FACE 観衆 600人(超満員札止め)▼ミスター雁之助引退試合(60分1本勝負)●ミスター雁之助&影山道雄(16分41秒 飛龍裸絞め)○藤波辰爾&ヒロ斉藤 13年4ヶ月の歴史に幕を閉じるプロレス団体ガッツワールドの最後と、ミスター雁之助の引退を見届けようと、新宿FACEには定数いっぱいの600人(超満員札止め)のファンが駆けつけた。前売券は完売し、当日券もあっという間に売り切れ。マスコミも多数取材に訪れるなど、プロレス界でも注目度の高い大会となった。 セミファイナルにラインナップされた雁之助の引退試合は、雁之助にそっくりの影山道雄がパートナーに。ガッツワールド初参戦となる藤波辰爾と、2度目の参戦となるヒロ斉藤とのタッグマッチが行われた。雁之助と藤波がそれぞれトップバッターとして登場すると、会場の興奮は最高潮に達した。ターザン後藤に叩き込まれた全日本プロレスの流れをくむ雁之助と、カール・ゴッチやアントニオ猪木に叩き込まれた新日本プロレスの流れをくむ藤波、ヒロとのハイレベルなレスリングの攻防に、ファンはもちろん、花道から試合を見守った数多くのレスラーたちが酔いしれた。 試合も中盤に差し掛かったころ、雁之助と影山が場外で入れ替わり、影山に扮した?雁之助が藤波の前に立つと、藤波が「お前、本田だろ!」と雁之助の本名を暴露。雁之助はスーパー・ストロング・マシンに続いて、藤波に本名をリング上で暴露された2人目のレスラーとなった。 これにはファンも大喜び。藤波やヒロとのレスリング対決を影山はしっかりとフォローしていたが、今週末に“ニューヨークの帝王”ボブ・バックランドとタッグを結成する藤波は絶好調。最後は粘る雁之助にドラゴンスクリューを放ち、ヒロが必殺のセントーンを放つと、流れるようにドラゴンスリーパーで雁之助を捕獲。ギブアップを奪うと藤波は、引退する雁之助を介錯した。 試合後、ファンと握手しながら退場した藤波だが雁之助が「今もう1試合やってほしい」とマイクで訴えると、藤波は雁之助の前に再び登場。「次はシングルをやろう」と、この試合で引退するはずの雁之助と再戦を約束して笑顔で引き上げた。これには雁之助も「次回はないんですよ」と苦笑いを浮かべていたが、「藤波さんは優しい」と相手を務めてくれた藤波に感謝しながらリングを降りた。 全試合後に行われた引退セレモニーでは雁之助を送り出そうと唯我、ヤス・ウラノ、新納刃らが登場。アイスリボンの藤本つかさ、星ハム子、松本都、藤田あかね、内藤メアリ、新田猫子の6人もリングに上がった。真琴、日向小陽、雫有希、矢野啓太、よしえつねおにそっくりなミロ・ハダカラスも続いた。プロレスリングFREEDOMSからはGENTARO、マンモス佐々木、神威、矢口壹琅が現れた。FMWで一緒だった闘病中のチョコボール向井、後輩のgosaku、サプライズで新宿鮫も続き、最後は出場全選手を代表してガッツ石島が雁之助に花束を渡した。 最後にマイクを持った雁之助は「平成3年の2月、FMWにハヤブサと九州から上京して、寮に入り、あれから27年間。こんなに長くプロレスができるとは夢にも思っておりませんでした。この場で言うのはなんですが、プロレスから離れたくないです」と本音を漏らした。「大好きです、プロレスが。僕と一緒にプロレス界に入ったハヤブサはもういませんけど、彼がいなくなってからきょうの試合まで、リングに上がる時は彼の気持ちも背負って毎回リングに上がっていました」と2016年に亡くなった盟友・ハヤブサさんとの思い出を語った。 「彼と一緒にリングを降りられなかったのは、本当に残念ですが、僕は復帰するとき彼に『もう一回リングに上がろうと思ってる』って言った。彼は何も言わずに『おっさんの思った通りにやれ』と背中を押してくれた。『自分が歩けるようになったらリングでもう一回向き合おうね』と言われた。それは叶いませんけども、また、後々会った時にそれは実現しようと思います」と死後の「再会」を誓った。 ファンに向けては「今まで皆さん、こんな男を見て支えていただいて、本当にありがとうございました。FMW、WMF、ガッツワールドの3団体に所属して良かった。ファンの皆さんと知り合えて本当に幸せだった」と感謝。「これからもガッツワールドの選手たち、プロレスをよろしくお願いします。27年間ありがとうございました。ミスター雁之助はプロレスを愛してます。ありがとうございました」とラストメッセージを送った。 バックステージでは「ガッツワールドっていい団体だったよな。藤波さんがガッツワールドに上がるなんて考えられないことだったでしょ?」とポロリ。引退試合については「(師匠の)ターザン後藤さんも考えたけど、藤波さんと関節技とかレスリングを見せたいなと思った」と語った。「ガッツワールドは13年間ミソクソ言われた時代から考えると、それをメゲずにずっと続けて、最後これだけのお客さん呼ぶっていうのはなかなかできないこと」と感慨深げだった。 「13年も続いた団体って今そんなにないですよ。その名前を汚さないように、今後のプロレスに精進してください」とガッツワールド解散後も現役を続ける選手にエールを送った。 ガッツ石島代表は「近日中に今後について発表をする」と試合後の会見で語っている。マスクドミステリー、大谷譲二、室田渓人はガッツと行動をともにする模様だ。ドレイク森松は大阪・京橋を拠点に活動し、翔太は海外遠征後に今後の進路を明らかにする。ガッツワールドやミスター雁之助の魂は、所属選手や参戦選手、そしてファンの胸の中で生き続けることだろう。取材・文 / どら増田写真 / パーラー高野
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スポーツ 2018年04月16日 21時45分
“怪物くん”鈴木博昭の快勝に、不可思「穴が見つかった」スーパーライト級準決勝は激闘必至!
『KNOCK OUT SAKURA BURST』▽14日 カルッツかわさき▼KING OF KNOCK OUTスーパーライト級トーナメント1回戦 64.0kg契約(3分5R)○鈴木博昭 (4R 49秒 KO) 大石駿介●※鈴木が準決勝に進出●山口裕人 (2R 1分53秒 TKO) 秀樹○※秀樹が準決勝に進出 「準決勝!不可思選手と思い切りやり合おう!」 シュートボクシング界のエースで“怪物くん”の異名を持つ鈴木博昭が試合後、準決勝の相手に決まった不可思に対して、高らかにこう叫んだ。 昨年のライト級王座決定トーナメントに続いて、8選手が参加し、2月大会から闘いが始まったスーパーライト級王座決定トーナメント。初代王者を目指し、残り4選手が登場。KNOCK OUT初開催となるカルッツかわさきで1回戦2試合が行われた。 昨年10月の後楽園ホール大会で、敗れはしたものの水落洋祐との激闘が評価されて、トーナメント出場の切符を手に入れた鈴木は大石駿介と対戦した。大石は名門OISHI GYMに所属し、昨年ISKAムエタイルール世界スーパーライト級王者にもなった実力者。これがKNOCK OUT初参戦となる。 試合は、お互いアグレッシブに前に出るなど、KNOCK OUTによく合う試合となり、会場を沸かせた。4R、鈴木が大石の肘で顔面を血に染める中、左フックから右ストレートを放ち、自分の距離をキープしてから左ハイキックを見事に決めて、大石を沈めた。レフェリーは試合を止めて鈴木のKO勝ちが決まった。 鈴木は試合後、治療を施さずにインタビューブースに現れると「向こうのハイキックに“当てて”いった。ミドルからの左右は普段からやっていることなので、作戦通り。KOできて良かった」と満足気に試合を振り返った。準決勝の相手である不可思について「不可思選手はギラギラしている印象」としながら、「でも僕もギラギラしているので、面白い試合になるんじゃないですか。僕は優勝しか見えてないので、楽しみに見といてください」と呼びかけた。 小野寺力プロデューサーも「昔の輝きが見えた」と鈴木の闘いぶりを評価した。一方、この試合を最前列で観戦していた不可思は「どっちが勝つのかなと思って見てたんですけど、鈴木選手でしたね。試合を見て穴は見つかったし、次の試合のイメージはできました」とニヤリ。「鈴木選手は思いっきり殴ってくるタイプなので、試合をしたら面白いだろうなと僕も思ってましたが、KNOCK OUTは僕のホームリンク。アピールをさせずに僕が優勝まで突き進みます」と意気込んだ。 不可思は試合前、鈴木は試合後に、サインや写真撮影をファンから次々と求められ、途絶えることがなかった。キックボクサーの中でも特に華がある2人の対決は今後のスーパーライト級を占う重要な試合になるだろう。 1回戦最後の1試合は、RISEのライト級王者である不可思との対戦を希望して、KNOCK OUTに初参戦したK-1 GLOBAL世界トーナメント-65kg級優勝者の秀樹が登場。KNOCK OUT常連で「ピエロ・ブラザーズ」こと山口兄弟の兄、山口裕人と対戦した。11連勝中の秀樹は、KO決着を狙うタイプの裕人を相手に終始ペースを渡さなかった。秀樹は1Rには左ストレートで、2Rは左右のフックと左ストレートでダウンを奪いKOに「王手」。裕人も意地を見せて左フックで秀樹からダウンを奪った。しかし秀樹の中ではダウンも「想定内」だったようで、さらに前に出た裕人に左フックをかぶせてKO。秀樹が横綱相撲で準決勝へ駒を進めた。敗れた裕人はセコンドの弟・侑馬に付き添われ、悔し涙を浮かべて退場した。 試合後に秀樹は「準決勝のマサ佐藤選手は、『うまい系』の選手で、アスリートの中でもエリートタイプというイメージ。準決勝、決勝とKOにこだわって優勝したい」とKO決着を予告した。 トーナメント準決勝は6.8後楽園ホール大会で、決勝は8.19大田区総合体育館で行われる。この日は1回戦で不可思に微妙な採点の末敗れた健太が、水落を相手に快勝。「再びベルトにたどり着く」と捲土重来を誓うなど、既にトーナメント以降の闘いも始まっている。準決勝、決勝は周囲の期待を上回る激戦に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年04月16日 21時30分
KNOCK OUTライト級王座タイへ流出!ヨードレックペットが森井洋介の鼻を破壊!
『KNOCK OUT SAKURA BURST』▽14日 カルッツかわさき▼メインイベント KING OF KNOCK OUTライト級選手権試合(61.5kg契約)●森井洋介 (2R 2分15秒 TKO) ヨードレックペット○※左肘打ちによる森井の鼻骨骨折でレフェリーストップ※ヨードレックペットが第2代王者となる 肘ありのキックボクシングイベントKNOCK OUTは14日、今年2度目の大会『KNOCK OUT SAKURA BURST』をカルッツかわさきで開催した。 昨年12月に初代王座決定トーナメントを制したKING OF KNOCK OUTライト級王者の森井洋介が初防衛戦を行った。タイのラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、ヨードレックペットを挑戦者に迎えたメインイベントだったが、KNOCK OUT初開催となるカルッツかわさきに戦慄が走る結果となった。 前日の計量から独特の雰囲気をかもし出していたヨードレックペット。チャンピオンの森井とリング上で対峙したときの緊張感は、2月に行われた那須川天心対スアキムをほうふつとさせるものがあった。1Rを優位に進めたヨードレックペットは、2Rも森井にプレッシャーを与えていく。そして2分を過ぎたまさにその時だ。 ヨードレックペットの左肘が森井の鼻にクリーンヒットした。レフェリーがドクターチェックを求めると、ドクターは瞬時に試合続行不能と判断し、試合終了のゴング。森井が初防衛に失敗したと分かると、客席は一瞬静まり返った。その後、ヨードレックペットのあまりの強さに驚きの声を上げ、拍手と声援を送った。森井は歩いて退場したが鼻が変形しており、ドクターは鼻骨骨折と診断した。 インタビューブースに現れたヨードレックペットは、「森井は今まで試合をした日本人選手の中で一番強かった。レフトフックが効いた」と試合を振り返ると「森井との再戦も受けるし、梅野源治も挑戦したいと言ってきたら挑戦を受ける。もっとトレーニングして10月に日本に帰ってくる」と宣言。10月から開催されるKNOCK OUTライト級アジアトーナメントに王者として出場する意向を明らかにした。 ノーコメントの森井に代わって取材に応じた小野寺力プロデューサーは「『ヤベェやつが来た』という感じ」とヨードレックペットに驚いた様子。敗れた森井に関しては「鼻がもげるくらい曲がっていたので、手術が必要かもしれない。今はしっかり休んでもらいたい」と気遣った。 森井の敗因については「森井選手のフェイントに(ヨードレックペットが)引っかかってくれなかった。ヨードレックペットは足が硬いので、『ドシッ』としたパンチにあのローキックはかなり痛かったと思う」と分析した。第2代王者・ヨードレックペットの挑戦者に関しては「森井選手があそこまで完敗してしまったわけですから、次は森井選手以外の選手。世界の選手も入れた形で挑戦者決定戦ができればと思ってます」と、次戦の相手は日本、海外の両方から選手を選ぶと明言した。 小野寺プロデューサーは「森井選手が負けたのは悔しいですけど」と前置きし、「10月にアジアトーナメントを控える中、昨年1年間は8人の日本人選手であのベルトを争ってきた。こういう結果(外国人選手のベルト奪取は)はあり得ること」と冷静。「とにかくきょうは『ヤベェやつが現れた』というのが全て」とアジアトーナメントに向けて日本人選手の奮起を促しつつ、ヨードレックペットを改めて評価した。アジアトーナメントを前にタイに流出したベルトを誰が取りに行くのか、今後のライト級戦線に注目が集まる。 森井はベルト戴冠以来、4ヶ月ぶりの試合で敗れてしまったが、ベルトの価値を上げるためにあえて強いヨードレックペットと対戦した勇気は大したもの。ヨードレックペットに「今までで一番強かった」と言わしめただけに、再起戦でリターンマッチの権利を得ても文句は出ないだろう。まずはケガを完治させて次なるチャンスをものにしてほしい。取材・文・写真 / どら増田
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社会
226/515/911/114 日付から見る尖閣問題
2010年11月17日 16時00分
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トレンド
もちづきる美「ギリギリ☆ガールズ」秘話 お気に入りベスト3!
2010年11月17日 15時30分
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トレンド
ジョン・レノン、両親の愛に飢えていた幼年時代
2010年11月17日 14時30分
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トレンド
客室乗務員はツブシが利かない仕事のようだ
2010年11月17日 14時00分
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トレンド
アントニオ猪木激白! 幽体離脱。蝶野正洋も道場で超常現象? コワイものだらけの『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』
2010年11月17日 13時30分
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トレンド
話題作が1300円でたくさん観られる! 「第20回映画祭TAMA CINEMA FORUM」11月20日よりスタート!!
2010年11月17日 13時00分
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トレンド
ヤマトを“撃沈”させた名作アニメ
2010年11月17日 12時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分