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社会 2018年05月28日 08時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 橋本龍太郎・久美子夫人(下)
竹下登首相(当時)は、美男子ぶりが際立っていた橋本龍太郎と、俳優・歌手で圧倒的な女性ファンを持っていた杉良太郎を“比較”して、「“流し目”は2人ともいい勝負だわナ」と言った。橋本の女性人気が高く、選挙でも女性支持者がコロリと参るのは、ナルホドだと感心したということであった。 その一方で、永田町での橋本の異名は、「風切り龍太郎」というものであった。田中角栄が「能力は同世代でピカ一。スパッと切れるカミソリの魅力がある」とタイコ判を押したほど頭脳明晰ではあったが、自信がいささか過剰で怖いものなし、肩で風を切って歩く姿、政治手法から付いたものである。 また、陰口には「カマイタチ」というものもあり、これは論争でも橋本に食いつかれたら、血が出ても放してくれないほど痛い目にあうことから来ていた。新聞記者なども、ヘタな質問をしようものなら「勉強不足だ。出直して来い」と、木で鼻をくくるような“バカ扱い”をされる者もいた。のちに、橋本は橋本派の領袖となったが、親分となっても真の子分、側近がほんの一握りしかできなかったのは、こうしたことが原因だったとされている。 のちに小泉純一郎が政権を取った際、政策に自信たっぷりの橋本が、小泉にアドバイスをしようとしたことがあった。小泉は橋本の話半分で、「総理はオレなんだッ」と、怒鳴り声を上げて一蹴したというエピソードもあったのである。 こうした「風切り龍太郎」に対し、現在、テレビキャスターを務めている異母弟の橋本大二郎は、橋本が首相になった頃、こうした「兄貴」に対し、苦笑を交えてこんな兄弟愛あふれる“助け舟”のメッセージを明らかにしたことがある。 「兄貴の“人望のなさ”がえらく話題になっているけど、これは昔ながらの筋を曲げない一本気のところから来ている。その意味では、“人望のなさ”はむしろ兄貴の勲章かも知れない。そういえば、子供の頃、スキーやスケートをやっても真っ直ぐ走り、ほとんど曲がる術を知らなかったからね」 そうした一方で、橋本は省庁再編などの行財政改革にチャレンジ、将来の環境行政の重みを看破し、環境庁の省格上げや、旧日本電電公社、日本専売公社の民営化、国鉄の分割・民営化で実績を積み上げている。また、「厚生族のドン」として、時に懸案だった日本医師会を回しての健康保険法改正、また、長い間の懸案だった「スモン訴訟」も解決に持っていった。ここでは、田中角栄いわくの「能力は同世代ピカ一」を実証した形だったのである。 しかし、好事魔多し。平成10年(1998年)の参院選で、それまで順風だった「橋本劇場」の舞台は暗転した。バブル崩壊後の不況のあおりも手伝って敗北、その責任を取らされる形で首相退陣をよぎなくされたのである。その後、いかにも負けず嫌いの橋本らしく、平成13年の自民党総裁選に「再登板」を狙って出馬、しかし、対抗馬の小泉純一郎の前に敗北を喫したのだった。その後、傷心の橋本に追い打ちをかけるように、橋本への『日歯連』(日本歯科医師連盟)からのヤミ献金疑惑が発覚するなど、晩節はかつての「風切り」ぶりは見られなかったのだった。 そうした舞台暗転の中で、橋本は病魔に襲われた。平成16年6月、折からの腹痛が胆管虚血の診断を受け、即、大腸の大部分を切除するなどの大手術を受けた。それから1カ月ほど危篤状態が続き、7月1日、多臓器不全と敗血症性ショックのため、妻の久美子、5人の子供、そして異母弟の橋本大二郎に見守られて死去した。享年68であった。最期の言葉は、手術直前に次男・岳の選挙出馬のための講演会について、「オレがやらなきゃなぁ…」というものだった。 遺体は、「最後に体をささげて医学に貢献したい」としていた橋本の生前の遺言どおり、病理解剖された。「厚労族のドン」として君臨した橋本の、最後まで見せた“誠実さ”“律義さ”ということのようであった。 長かった結婚生活を振り返り、橋本が首相の座を降りた直後、妻・久美子はこう話したことがある。 「もう政治家は辞めて、大学の先生にでもなってくれればいいですね。龍太郎さんは政治学より、むしろ歴史を語りたい人なんです。彼流のね。学校の先生っていいじゃない。夏休みもあるし。私の願いです」(『週刊朝日』平成10年8月21日・28日合併号=要約=) 東京住まいの夫、岡山に張り付いて選挙区を守り続けた妻との40年近くに及ぶ「別居生活」の中で、「理想的な政治家夫人の筆頭」と言われた久美子の“懇願”はついぞ果たされなかった。 次男・岳は、その後、橋本のあとを継いで代議士となり、久美子は変わらず岡山での息子の後援会活動の手助けに余念がなかった。「政治」の宿命の中で生き抜いた女性と言えた。=敬称略=(次号は小渕恵三・千鶴子夫人)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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その他 2018年05月28日 00時00分
【雑学都市伝説】使っていた皆さん、ご愁傷さまです…この雑学はガセでした
『乳首の色で経験人数が分かる!』 どこで覚えたのかまったく不明だが、成人男性なら9割が持っている共通認識。 “乳首の黒い女は遊んでる” 確かにピンクと黒だったら黒の方が使い込まれている印象はあるが、実はこの噂はまったくのガセ。色は経験人数と関係がないので覚えておこう。 そもそも色を左右するのはメラニン色素の量。そしてこの色素の量に関係するのは、紫外線以外に加齢に伴う新陳代謝の衰えや妊娠がある。つまり年を重ねた熟女や、妊娠を経験した女性が黒っぽい傾向にあることになる。 これまでこの情報で、遊んでいないのに“ビッチ認定”されてしまった黒乳首女子もいたことだろう。彼女たちへの謝罪も込めて、今宵のオカズは乳首が黒い熟女系、もしくは経産婦女優のAVを見るように!!”
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ミステリー 2018年05月27日 23時30分
【TVでおなじみ山口敏太郎の“実話怪談”】〜瀬戸内の幽霊〜
これは、香川のX君から聞いた話である。 浅黒い顔でどこか精悍なX君は代々続く漁師の生まれだった。 「君は大網元に生まれながら、家を継ぐことは考えてないのだね」 そう聞くと、決まってこう言い返すのだという。 「よしてくれよ、僕は元来臆病者であって、『板一枚の下は地獄』なんてものを、家業にする勇気などとてもないよ」 かくいうX君はある資格を取得して個人事務所を開いている。日頃は面倒な雑務の間にミステリー小説を読むのが好きな普通の青年であった。当然、霊など信じないたちだったのだが、ある興味深いある話をしてくれた。 X君のおじいさんの弟、つまり友人にとっての大叔父さんから聞いた話だという。 その大叔父さんは、生涯独身で子供もいなかったので、X君を本当の孫のようにかわいがってくれたそうだ。 「僕にとってもう一人のおじいさんかな」 X君が大叔父を回想する瞳は、どこか優しい。 その大叔父さんは若い頃、腕の良い漁師だったという。だが一方で、喧嘩っ早く、飲み屋で大立ち回りをやったり、朝まで飲み続けそのまま漁に行ったこともあった。まあ典型的な昔気質の職人漁師である。そんな豪傑だった大叔父さんも一度だけ心底震え上がったことがあった。 それは大叔父さんさんがまだ20代だった、昭和の初期のことだ。 その夜は、思ったほど漁で成果が上がらず大叔父さんはむなしく帰路についた。 (いかんいかん、こんな夜はとっとと帰るに限る) すると、真っ暗な海上で人の声が聞こえてくる。 「おーい おーい」 何やら人を呼んでいるようだ。 ひょっとしたら仲間の船がトラブルに巻き込まれているのか。 「おーい、どうした、今行くぞ」 大叔父さんは声のする方に船を向けた。海は一面が暗く、どこに声の主がいるのか分からない。すると真っ暗な海に一隻の船が漂っているのが見えた。 「あの船か!!おーい、こっちだぞー」 その船からは、ただならぬ雰囲気が漂っていた。これは妖気というのがふさわしい。 (何かあったのか、妙な雰囲気だぞ) 大叔父さんがその船に近づいた。 すると 「ぷ〜ん」 と焦げた臭いが鼻をつく。 (なんだ、火災か、船舶火災か) 大叔父さんの背筋に冷たい汗が滝のように流れた。 よく見ると、船全体が焼き焦げているのが分かる。 そして、全身にやけどを負った船員が数人うごめいているのも見えた。死者なのか、生者なのかも分からない。その黒く焦げた人の形をしたものが叫んでいた。 「お〜い お〜い」 目玉だけが妙に白かったのが印象的だったそうである。 あまりの怖さに大叔父さんは港まで、わけも分からず逃げ帰った。 恐怖のあまり、大叔父さんはしばらく漁を休んだという。 その幽霊船は、それからもしばしば近海で目撃されたと伝えられている。(山口敏太郎事務所)
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レジャー 2018年05月27日 23時00分
本当にあった怖い彼氏〜私の前でゴミ箱になる男〜
浜野三香(仮名・23歳) ある日、彼の家に遊びに行った時のことです。ソファーに座って一緒にテレビを見ている際、「ガム食べる?」と言われたので、キシリトールガムを貰いました。それでしばらくしてガムの味がなくなったため、「包み紙かティッシュある?」と聞いて捨てようとしました。すると彼は、何を思ったのか、床に仰向けになったのです。そして口を大きく開けながら「僕をゴミ箱だと思って、ガムを口の中に捨ててみて」と言ってきました。私は驚きつつも、ガムを直接、吐き捨て、相手の口に入れると、彼は満足そうにモグモグと味のないガムを食べていました。 その時は、面白い人だなと思い、笑えたんですよね。でも、それからも、ガムだけでなく飲み物やお菓子、普通に咀嚼した食べ物まで、口移しで要求してくるようになってきました。相手から求められるのでやっていましたが、私としては結構抵抗がありましたね。潔癖ではないのですが、さすがに食べ物がグチャグチャになった状態で、口移しをするのは気持ちが悪かった。 でも、一番嫌だったのは、それ以上のことを求められるようになった時です。その日も彼の家でダラダラと時間を過ごしていたのですが、私がトイレに行こうと席を立った際、「ちょっとさ、今日はここにしてみて」と口を指差すのです。そして、「僕をトイレだと思ってしてみてよ」とお願いしました。その表情はかなり本気っぽく、とても怖かったです。さすがにそれは全力で拒否し続け、1人でトイレに行きました。 恋人同士の軽い口移しなら可愛いと思いますよ。でも、一線を越えるような要求はさすがに無理ですね。そういう行為を続けることに嫌気が差し、彼とはもう会っていません。写真・Linus BK
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芸能 2018年05月27日 22時40分
【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】椎名林檎と噂された男たちは、妻帯者ばかり?
不倫スキャンダル報道が後を絶たない芸能界だが、不倫の末の略奪結婚をした夫婦も少なくない。昨年12月に結婚したアイドルグループ・V6のメンバー岡田准一と女優・宮崎あおい夫妻もその一組だといわれている。 中でも、今年デビュー20周年を迎え、トリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』(ユニバーサルミュージックジャパン)をリリースした、歌手・椎名林檎は、不倫・略奪を繰り返しているという。 椎名の不貞行為が初めて公になったのは、2000年のこと。妻子ある男性と路上でキスをする現場を報じられた。 しかし、スクープされた男性とではなく、ギタリストの故・弥吉淳二と同年に結婚し、後に妊娠を発表する。交際を開始したとみられる当時の弥吉は妻帯者であり、いわゆる“略奪婚”だった。だが、不倫から始まった結婚生活はそう上手くはいかなかった。椎名は、男児を出産したその後も不貞行為が原因と噂され、わずか1年2か月で離婚に至った。 シングルマザーとなり、2010年頃には、漫画『スラムダンク』『バガボンド』の作者として知られる漫画家・井上雄彦氏と二人でいる現場を目撃されたという。目黒のバーでボディータッチを繰り返し、人目を憚らずディープキスをしていた目撃談もある。井上氏もまた、妻子持ちであった。 2012年には、俳優・森山未來と、舞台に参加していない椎名が打ち上げで親密にしていた様子から、関係を噂されていた。しかし、その打ち上げに森山の妻が現れ、森山に水をブチ撒き、現場は騒然、修羅場と化したようだ。椎名と森山の妻は友人関係にあったという。 さらには、歌舞伎界のプレイボーイ、故・中村勘三郎の“最後の恋”の相手が椎名であるとの噂も。椎名と手をつないで歩く姿が週刊誌にスクープされた。だが、驚きなのは、森山と疑惑があったおよそ1か月後に中村との不倫が発覚したことだ。そして、中村は2012年12月死去するが、中村の葬儀に喪服で参加する椎名の姿が話題を呼んだ。 「実はこの時、椎名にはまったく別の“本命”がいたんです。現在のパートナー、映像ディレクター・児玉裕一氏ですね。交際が始まったといわれている2011年には、児玉氏にも妻がいたそうですが、後に離婚が成立。いわゆる“略奪”ですね。そして、2013年に女児を出産したと自身のライブで報告していました。でも、今も児玉氏とは入籍はせずに事実婚状態のようです」(音楽関係者) 椎名の音楽は、日本のミュージックシーンに多大なる影響を与えた。不適切な関係を繰り返していては、逃げていくファンや離れていく関係者もいるだろう。奔放な恋愛観が椎名の世界観の源だという声もあるが、現在の事実婚を機に、当分は落ち着くことを願うが…。
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社会 2018年05月27日 22時20分
働き方改革に6割が不満 原因は経営者の考えの甘さ?
5月23日に放送された『クローズアップ現代+』(NHK系)では、多くの企業の取材をしてきた元新聞記者で小説家の真山仁氏が出演。働き方改革の現状を語った。 まず、真山氏は「働き方改革というより働かせ方改革。経営者が働いている人に『こういう風に働きなさい。そうすると、効率上がりますよ。良いことありますよ』というムードになっている」とトップダウン型で推し進められているケースが多いと指摘。 続けて、「主人公である働いている人達の気持ちを測りきれていないのが心配」と従業員は自主性が発揮できず、やらされてる感が強いため、一過性のブームで終わってしまうと口にする。 また、真山氏は「そもそも働き方改革で一番気にしなければいけないのが、将来の不安が高くなっていること。『いつまで正社員でいれるんだ』『定年まで自分はいれるのか』…今までは家族主義で全部OKだったんですけど、そこに不安がある」と残業時間の削減や業務の効率化ばかりが推し進められており、従業員の多くが抱えている将来への不安を、働き方改革が満たしていないと語った。 リクルートワークス研究所が2017年に行った、働き方改革への満足度による調査では「不満」と「やや不満」が合わせて56.3%という結果に。およそ6割の人が不満を感じているようだ。 不満の主な理由は「仕事が終わらず、家に仕事を持ち帰ることが増えた」「残業できなくなったため、残業代が減った」などが挙げられている。業務量を変えず、人手を増やさず、報酬制度の見直しを検討しないまま、真っ先に「残業NG」を掲げている企業が多いことが、不満を大きく引き起こしているのではないだろうか。 「働き方改革=残業時間の削減」という認識をしている経営者は多いがそうではない。真山氏も指摘したように、経営者主導型の企業が未だに多いが、「なにが従業員にとって大切か」を第一に考え、自社に適した働き方改革を検討してほしい。
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芸能 2018年05月27日 22時00分
【放送都市伝説】「容姿が落ちた」ことを理由に裏方へ異動になった女子アナ
ニュース番組を代表する一輪の花であり、今や局を代表する顔でもある「女性アナウンサー」。一見華やかに見える女子アナだが、その存在が認められるようになった背景には、先人たちによる様々な苦労があったようだ。 1976年5月26日の朝日新聞に「容姿落ちた?女子アナ配転に抗議」という記事が掲載されている。これは、上層部より「容姿が落ちた」と判断された女性アナウンサーが審査部(現・考査部)への異動を命じられ、その異動を不服として東京地裁へ訴え出ているという内容だ。 訴えたのは、日本テレビ放送網の村上節子アナウンサー(39)で、彼女は1959年から17年間に渡り日本テレビのアナウンサーとして活動。人気アナではあったが、1976年5月11日、「年をとってきて容姿が落ちた」という理由でアナウンス部から異動を命じられ、「本人の意思を無視した配転である」とし提訴(後に勝利)した。この事件は当時、女性の働き方および労働権利に大きく影響を与え、今尚語り継がれているセンセーショナルな事件であった。 なお、村上節子アナウンサーは勝訴後アナウンス部には戻らずに、CM部に配属。10年間、同局のCMプロデューサーとして活躍し、日本民間放送連盟が1983年に制作した「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」のキャッチコピーを提案するなどしている。 また、同時に現在ジャーナリストとして活躍している田原総一朗とのダブル不倫が話題になり、田原の妻がガンで死去した1989年に結婚。田原節子として田原事務所の代表を務めるほか、旧姓の村上節子名義で女性問題をはじめとする講演会や執筆活動を行っていた(2004年死去)。 なお、これは都市伝説レベルの話ではあるが、かつて民放の某局では30歳までに芽の出なかった女子アナウンサーは容赦なく裏方へ飛ばされたり、結婚を強いるような風潮があったという。現在、それらの行為はセクハラおよびパワハラに当たるとされ、明るみにはなってはいないが伝統的に続いている、という話もあり、女子アナの「働き方改革」は未だきちんと整備されていないのが現状であるという。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)(文中、日本テレビの部署名は現在の呼称)
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スポーツ 2018年05月27日 21時40分
プロレス界のイニエスタ、クリス・ジェリコが内藤哲也から“10度目”のIC王座奪還予告
今年の新日本プロレス1.4東京ドーム大会にクリス・ジェリコが参戦することが明らかになったときのプロレス界の反応は大きかった。こんなことを書くとサッカーのファンに怒られてしまうかもしれないが、サッカー・スペイン代表でバルセロナから日本のヴィッセル神戸に完全移籍したアンドレス・イニエスタと同じくらいの衝撃とインパクトがあったように思う。 ジェリコは契約上、フリーではあるが現在でもWWEのスーパースターリストに名を連ねる。新日本に出場した後もWWEマットに大物レジェンドとして上がっている。イニエスタは34歳でまだまだ働ける時期。今年48歳を迎えるジェリコはベテランではあるが、年商600億企業のWWEで活躍を続けているだけに、ジャンルは違えどスター性ではイニエスタに決して劣っていない。プロレスファンとして、そう勝ち誇っておく。 ジェリコは5.4福岡国際センター大会で内藤哲也を客席から急襲した。6.9大阪城ホール大会で新日本マットに再登場することが決定したジェリコは22日にも姿を現した。この日は後楽園ホールで『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア25』が開催されていたが、内藤哲也のタッグマッチが終わると、場内が暗転。場内のスクリーンに上半身裸で自撮りをしているジェリコが映し出された。 ジェリコは「ナイトーサン、俺に対するコメントを読んでオマエの気持ちはよく分かった。オマエが新日本、そしてプロレス界の主役なのは認めてやる。だが、俺に言わせれば……このマヌケな亀だ」と内藤を酷評した。 ジェリコは「マヌケな亀はクリス・ジェリコというスーパースターを目にして全く動けずショックを隠せなかった。オマエに群がってるバカなファンどもと同じリアクションだ。オマエを叩き潰してインターコンチのベルトを奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ? 俺はトランキーロではいられない。6月9日、『DOMINION』で俺のヤバさをオマエに教えてやる」と宣言した。 「6カ月間、クソ生意気なオマエを潰すチャンスを待ちわびていたぜ」と対戦が待ちきれない様子のジェリコ。「ロス・インゴベルナブレス・デハポンなどクズの集まりだ。俺が10度目のインターコンチネンタル王座に輝く」とジェリコはほくそ笑んだ。「オマエは俺よりも優れたレスラーだと言ってたな?そのとおり、オマエが新日本の“主役”で間違いない。だが、ポッと出てはすぐに消えていく、他のクソレスラーどもと何も違わない。俺はクリス・ジェリコ“アルファ”だ。世界最高のスターだ」と勝ち誇った。 「だから日本まで、オマエを潰しに行ってやったんだ。ミスター・メインイベントさん。オマエは何年かかっても俺のようなスターにはなれない。だが、俺のおかげでオマエも晴れて有名人だ。俺のおかげで名前が売れただろ。そして『DOMINION』で俺に潰されてもっと有名になれるぞ」とジェリコは不気味に笑った。 「インターコンチのベルトを俺によこせ。バカな日本人にはもったいない。ベルトの価値を高めてやるぜ。ナイトー、分かったか?余計なことを言わなければよかったと後悔させてやる。6月9日『DOMINION』を楽しみにしてるぜ。F●●K FACE!」…そう一気にまくし立てると映像が終わり、場内に明かりが戻った。 ジェリコの映像を寝転がりながら見ていた内藤は、大の内藤コールに包まれる中、マイクを握ると「暗転するもんだから、てっきり襲撃に来るのかと思ったぜ」ととぼけた。だが、ジェリコから漂う大物感を誰よりも楽しんでいたのは内藤本人だった。 内藤は「まあ、彼もオクパード、忙しいんだろうね。こんなちっぽけなメッセージを送ってくるほうも送ってくる方だけど、流すほうも流す方なんじゃないの?」と肩をすくめる。「だって、今はジュニアの祭典、『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』の真っただ中だぜ?」とジュニアヘビー級の選手に配慮。そして「クリス・ジェリコ、そしてこのVTRを流した新日本プロレス、こんなときこそまさに、トランキーロ!あっせんなよ!カプロン!」と場を締めてみせた。 バックステージでも「大阪城ホールが大事なのは分かるけど、ここで流すのは…」と苦言を呈しつつ「彼の口からベルトというのが出てきた。彼がほしいって言うんだったらじゃあ、懸けようよ。懸ける意味はあるね」とタイトル戦を正式に受諾した。 ジェリコは10度目のインターコンチ(IC)王座の奪還を予告していた。WWEが管轄しているIC王座を9度も戴冠しており、WWEと新日本をスレスレなところでリンクさせ、内藤の気持ちをグッと引き寄せたあたりはさすがである。 自由人と知られるジェリコなだけに、6.9大阪城大会の内藤戦の勝敗にかかわらず、6月29、30日に両国国技館で開催されるWWE日本公演にも“いつものように”登場することも十分考えられる。“プロレス界のイニエスタ”クリス・ジェリコは常に“おいしい”場所を探りながら、スーパースターの道を歩み続けている。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.10】写真 / 萩原孝弘
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芸能 2018年05月27日 21時30分
ダウンタウンやナイナイから信頼されまくりの東野 本性は黒いと噂?
ダウンタウン・松本人志の懐刀というべく芸人のひとりに、東野幸治がいる。全国ネットでは『ワイドナショー』(フジテレビ系)、関西ローカルでは『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)といったワイドショーのメインMC。昨年末、某有名占い師から、「今後さらにいい時期に入る」と絶賛されているが、“ワイドナ”では松本、『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系)ではナインティナイン・岡村隆史が、心を許している姿が見て取れる。 そんな東野。学生時代には、兄弟で水泳で高い成績を残しており、地元の兵庫県宝塚市ではちょっとした有名人だった。ところが、父がクセモノ。子どものころの記憶では、定職に就いているイメージが薄く、知人などからの借金で家族4人を養っていたという。借りる相手はいつしか、息子らの友だちに及び、それでもクビが回らなくなったときはなんと、住んでいた家を勝手に売りに出した。息子の東野がそれを知ったのは、新聞の折り込みチラシ。「うちと同じ間取りやなぁ」と思って見ていると、今住んでいる家の住所だった。 ちなみに、父はすでに他界。通夜・葬儀を依頼した会社にも10万円ほどの借金があったという。 幼いころは金に困り、芸人になってからも食えない時代が長かったため、金への執着は人一倍だった東野。24歳のとき、当時19歳だったファンと交際・結婚を決めたのも、相手が社長令嬢だったからだ。「奥さんの玲子さんとのあいだには、2人の娘さんがおり、すでに都内でマイホームを建てています。20代のすべてを子育てに捧げた反動か、奥さんの自由になりたいという理由で、01年に別居・離婚。しかし、3年後に未入籍のまま、再び同居を開始。11年、正式に再婚しました」(女性週刊誌の記者)。 現在40代後半の玲子さんは、東京の麻布十番という高級住宅地でエステサロン“R STYLE BEAUTY”を経営している。美のエキスパートとしての信頼も厚い。2人の娘に時間を取られることがなくなった07年ごろ、新宿・歌舞伎町でホスト遊びに狂った時期があった。当時の女性週刊誌が写真入りで暴いたところによると、指名ホストの誕生日には、ドンペリでシャンパンタワーをする“太い客”だったよう。ひと晩でン十万円も散財し、アフターとして深夜に焼肉デートをしている姿も激写されている。 これを夫の東野は、容認。若い頃に苦労をさせているという自覚があるため、食えるようになってからは、妻が自由に使えるクレジットカードを持たせて、その使途に口を挟まないことを決めている。月50〜70万円の引き落としも珍しくないとか……。 所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーのなかでも、高額納税者のひとりとなった東野。絵に描いたようなジェットコースター人生だ。
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芸能 2018年05月27日 21時00分
「しもふさ君 幸せそうなのに」って聞こえる? セシールのCMの空耳、安齋肇もコメント
株式会社ディノス・セシールが展開する通販ブランド「セシール」のCMで流れるサウンドロゴに関する、ある調査が話題になっている。 この調査は、セシールが1983年から11年間CMで流していた『Cecile〜Ⅱ offre sa confiance et son amour〜』というフランス語のサウンドロゴに関するもの。同社は、視聴者からの「何と言っているのか?」という疑問に応えた。昨年、23年ぶりにサウンドロゴが復活したこともあり、ネット上でも何を言っているのか予想する“空耳大喜利”が流行していた。 同社は20〜60代の男女1000名を対象に「セシールのサウンドロゴ空耳実態調査」を実施。事前にネット上に寄せられていた聞こえ方を9つの選択肢に分け、実際にサウンドロゴの音声データを聞かせ、選択肢の中から“正解”を選んでもらう方法で回答を得た。見事1位に輝いたのは「しもふさ君 幸せそうなのに」(29.5%)。2位は「自分は幸せそうなムーン」(21.1%)、3位は「篠塚君 幸せそうなの」(16.4%)という結果となった。 この結果に空耳の“第一人者”であるイラストレーター・安齋肇がコメントを寄せた。 安齋は同社のプレスリリースを通して「何と言っているのか、あの頃はサッパリ分かりませんでした。おっと、見栄を張ってしまいました、今も分かりません。なんつったってフランス語ですから」とコメント。“空耳”を日本語化することについては「聞き取れなかった空白を穴埋めする能力」「つまりは想像力のなせる技と言えるのかもしれませんね」ユーモアを交えた。 「しもふさ君、幸せそうなのに、良かったです。ぜひ、映像をつけてください。(自身が個展を開催している)秋田県でヒット間違いなしですよ。この面白さ、フランスの人も分かるかなあ」などと、安齋は空耳の魅力を語った。この調査結果に対してネット上では、「『イオン・サポン・幸せそうなもん』と聞こえてました…ランキング見て一人で笑ってしまった」「イノウセサ君、幸せそなの〜ん。と聞こえてました」「空耳通りに言ったらフランス人に伝わるのか知りたい!」などと投稿。大いに沸いていた。調査順位は以下の通り。1位 しもふさ君 幸せそうなのに(29.5%)2位 自分は幸せそうなムーン(21.1%)3位 篠塚君 幸せそうなの(16.4%)4位 イノフサ君 幸せそうなの(15.2%)5位 白くまくん 幸せそうなの(6.3%)6位 篠塚君 清少納言(4.3%)7位 塩、酢をここで混ぜちゃう(3.5%)8位 塩草くん 清少納言(3.5%)9位 木村君 清少納言(0.2%)
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特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分