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“レシート1枚撮ると10円”アプリ、1日で24万枚超えで停止 ネットの反応は二極化

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画像はイメージです

 12日、東京・港区のワンファイナンシャルがレシート買取アプリ『ONE』のサービス一時停止を発表した。というのも、サービス開始後たった16時間で約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザーから約24.54万枚のレシートを受け取るという想定外の事態となったためだ。買取総額は、単純計算すると245万4千円ということになる。

 『ONE』を開発したのは、17歳の現役高校生でもあるワンファイナンシャルCEOの山内奏人氏。サービスはいたってシンプルで、アプリで撮影したレシートを1枚10円で買い取ってくれるというもの。ユーザー1人につき1日10枚までという上限はあるが、単にレシートを撮るだけで現金化できるため、ユーザーが殺到したのだろう。買い取ったレシートは、年代別データとして企業に販売されるという。リアルな消費者の購買傾向を知ることができ、企業にとっては最強のマーケティング材料になると見込まれている。

 今回、サービス一時停止の事態を受け、ネット上では実に多様な意見が上がっている。17歳という若さの山内氏に対して「高校生でその影響力は尊敬します!」「山内さん、憧れます」「システム改善は大変だと思うけど、早い再開を期待しています」などと応援する声は多数。

 実際にアプリを使ったユーザーからも「やってみたらサクサク10円が入ってくる。マジで稼げる」「1か月で3000円。夕食代1回分浮いてうれしい」「1人暮らしや主婦に必需アプリかも」という称賛のコメントが上がった。

 一方、「ふせんや葉っぱでも査定されるけど…」「レシートをどうやって認証しているの?」「このサービス本当に大丈夫なのか」とサービスの質を疑問視する動きも見られる。

 また『とくダネ!』(フジテレビ系)などのTV番組でアプリを知った人も多い。その中には「え、個人情報ダダ洩れじゃない?怖いから使いたくない」「身分証明書まで送らなきゃいけないから、流出したら大変」「仮想通過みたいで後で揉めそう」と危惧する声もあった。

 ネットの反応は、新しいサービスを積極的に受け入れるタイプと、まずは様子見…という慎重タイプの2つに分かれた。二極化した意見は『ONE』の再開後にどう変化するのか、注目したい。

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