クラウディア・シファー「ランウェイは二度と歩かない！」

　クラウディア・シファーは、いまさらショーモデルに戻るコトはあり得ない。
　クラウディアは、自分自身が注目されるのが好きではなく、またランウェイを気取って歩くことに全く興味がないという。
　「それでは、何のためならキャットウォークに戻るか」と聞かれたクラウディアは、「全く何もないわ。誰も信じてくれないけど、私はすごくシャイだから、ステージで私に注目されるよりも、小さい集団に囲まれているほうが好きなの」「デザイナー達は毎シーズン、私にモデルをやるよう説得するのがとても上手だし、声をかけてもらえるのは光栄だけど、私の意思は固いの」

　しかし、クラウディアは、ドイツのニットブランド「Iris von Arnim (IvA)」から発売されるカシミアコレクションの発表に集中したいと語る。
　「いずれにしろ、この新しいプロジェクトを手がけるほうがよっぽどイイわ」「プレスやバイヤーとは自分で会いたいと思っているの。そういうプロジェクトなのよ」
　クラウディアが、同ブランド向けに自分のキャラクターやスタイルを象徴したコレクションをプロデュースすることは、昨年11月に発表されていた。
　「私にぴったりのパートナーをずっと探していたから、IvAと出会ったコトはとても幸運だと思っているわ。私達は同じ価値観を持っているし、私のスタンスを理解してくれる会社を見つけたことはとても嬉しかったの」