ゴリけんと言えば、体育会出身のスポーツマンキャラながら、言い間違いなどが多い天然ボケ系芸人として、2000年代初めに『おはスタ』(テレビ東京系)レギュラーを始め、各種番組で活躍してきた。名付け親は自身が大ファンであった大友康平である。所属はワタナベエンターテインメントだが、吉本興業の芸人養成所であるNSC大阪校の17期生出身であり、同期にはバイきんぐや、ザ・プラン9のヤナギブソンなどがいる。
最近は全国区で姿を見ないため、ネット上では「なんか久々に名前を聞いた」「ゴリけんって感染するほど忙しいのかね」といった声が聞かれたが、ゴリけんは2006年からワタナベエンターテインメントの九州事業本部へ所属しており、地元の九州でローカルタレントとして活躍している。
ゴリけんは現在、九州地区でレギュラー6本、準レギュラー4本を抱える、売れっ子タレントとして活躍している。代表番組は、同時に九州へ移籍したお笑いコンビ・パラシュート部隊との深夜番組『ゴリパラ見聞録』(テレビ西日本)である。この番組は行き当たりばったりの旅番組であり、コロナウイルスが蔓延する状況にあっては普段通りのロケが難しそうだ。番組の公式ツイッターには心配の声が寄せられている。
このほか、午前中の情報番組『ももち浜ストア』(同)の月曜日レギュラー、夕方の情報番組である『今日感テレビ』(RKB毎日放送)には水曜日に出演するなど、毎日のように生放送で顔を見る存在である。『今日感テレビ』は2週間の番組休止を発表した。そのため、ネット上では「ゴリけんの濃厚接触者すごい多そう」「ゴリけんの知名度が別の意味で上がったな」といった声が聞かれる。
ゴリけんは博多華丸・大吉にも可愛がられており、彼らが出演し映画化もされたドラマ『めんたいぴりり』(テレビ西日本)にも俳優として出演している。九州地区では絶大な人気を誇るタレントと言えるだけに、今は静養に努め、元気な姿を見せて欲しいものだ。