西川は「最初の政府の基本方針を受けての発言に対して『政府のせいにするな』と散々言われ、今度は『もっと政府を批判しろ』と言われる」と複雑な心境を吐露。そして、「医療現場の皆さんも、政治家の皆さんも、初めての事態に必死で対応されてると思います」と私見を綴り、「我々が唯一すべきは体調管理と消毒の徹底だと思います」と世間に呼びかけていた。
これを受け、ネット上では一部で、「政府は一生懸命やってるんだからって思考停止するのは良くない」という批判の声もあったが、「いくら批判しても、何も始まらないですよね」「意見があるなら叩くばかりじゃなく、今自分が協力できることがあるならそれだけやりたい」「私達が今すべきことは、人の発言を叩くことではなく、自分が出来ることを精一杯していくこと。最前線で頑張ってくださっている方々への感謝を忘れずに」と西川の意見に賛同する声が多く寄せられていた。
また、「世の中が誰か叩こうと身構えてる。誰かのせいにしてる場合じゃない」「応援してた俳優の方の投稿が政府批判ばかりに増え、その表現のキツさにがっかりです。政治家のことは嘲笑っても良いみたいな社会。これじゃ将来の担い手も減る一方ですよね」など、政府などへの批判の声に鬱憤が溜まっている人も多く見受けられた。
「政府の対応に批判する芸能人も目立ちますが、一方で、西川さんのように、やれることをやろうと訴え、称賛を浴びた芸能人は他にもいます。女優の本田翼さんは自身のYouTubeチャンネルで、若者に向けて不要不急の外出自粛を訴えました。『友達とのご飯も不要不急』と具体的に話し、『分かりやすく若者にも響いた』と称賛されていましたよ。また、お笑い芸人の渡辺直美さんもInstagramのストーリー機能で、外出自粛を訴え、『我々エンタメもみんなが飽きないように頑張る』と綴り、視聴者に自分と一緒に食事を楽しんでもらおうと、実際にYouTubeで食事をする様子の動画を上げました。『行動が伴ってる』と支持されていました」(芸能記者)
世間は、批判よりポジティブな言動を求めているのかもしれない。
記事内の引用について
西川貴教公式ツイッターより https://twitter.com/tmr15