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韓国芸能界にはびこる性接待の実態

 09年3月に「性的な接待を強要された」とのメモを残して韓国の人気女優、チャン・ジャヨンさんが自殺した事件で、生前に書いたとされる手紙に「31人に100回以上、性接待を強要された」などと記載されていたことが発覚。警察当局は自殺と性接待強要の因果関係について捜査を再開する方針を決めた。

 「手紙は6日に韓国・SBSテレビのニュース番組が『チャンさんの知人から入手した』として50通を公開。SBSは手紙を筆跡鑑定した結果、本人のものと断定し、手紙の内容から、性的接待を受けたのは芸能界の有力者ら31人と判明、すでに警察が事実関係について捜査に着手した。チャンさんが自殺した当時、警察当局は性接待強要と自殺原因との関連を捜査し、関係者への取り調べも行ったが結局、自殺の原因は鬱病などとされた。また、チャンさんの所属事務所の元代表を、事務所で開いたパーティーで元代表がチャンさんを殴った容疑で逮捕。2010年11月に暴行の罪で有罪判決が出たものの、性接待については一切否定し、真相は闇に葬られた」(韓国芸能界に詳しいジャーナリスト)

 チャンさんの手紙は「親の祭事のときにも接待をさせられた」、「私に接待させた男たちは悪魔だ」、「必ず復讐してほしい」と、怒りと憎しみで埋め尽くされており、耐え難い精神的苦痛を受けていたことを伺わせているが、すでに、韓国芸能界にはびこる性接待の実態についての調査結果が発表されていたのだ。

 昨年4月、韓国の国家人権委員会が、おととし9月から12月まで女性タレントとタレント志望者計351人を対象に調査して行った「女性芸能人人権状況の実態調査」を発表。それによると、回答者の60.2%が、芸能事務所の関係者や知人から政財界の要人やテレビ局幹部に対する性接待の要求を受けた経験のあるという衝撃の結果が発表された。
 また、回答者の48.4%は「肉体的接待を拒絶した際に、キャスティングや広告の出演などで不利益をこうむった」と答えている
 チャンさんの手紙に追随して、性接待の実態についての新たな“告発者”が出てきそうだ。

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