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社会 2018年12月17日 18時20分
「数十万円もうかった!」スマホ決済『PayPay』大騒動の怪しい顛末
スマートフォンを使った決済サービス『PayPay』を巡って、大騒動が起きている。 『PayPay』とは、スマホに専用アプリをダウンロードすることで、キャッシュレスで支払いができるというサービスの1つ。事前にクレジットカード情報を登録しておくか、『PayPay』自体に銀行口座からチャージしておくことで、大手飲食チェーンや家電量販店、コンビニなど、多くの店舗で利用することができる。 「つまり、現金やクレジットカードを持っていなくても、スマホ1台あれば買い物や飲食ができるというイメージですね」(IT系ライター) それなら財布がスマホに取って代わるだけのことにも思えるが、「現金やカードで支払うよりも得な面があるのです」(同・ライター) 例えば12月4日から展開していた「100億円あげちゃうキャンペーン」では、『PayPay』で支払うと支払い額の20%が還元されるという“破格”もの。さらに、40回に1回(利用者のケースによっては20回に1回や10回に1回)の確率で、全額(10万円相当まで)が戻ってくるという、かなり太っ腹な内容だった。 「このキャンペーンを利用して高額商品を爆買いし、その商品を転売することで、還元分の“利益”をあげた人がいるようです。中には『数十万円もうけた』などと言っている人もいました」(同・ライター) そういった“もうけ自慢”がSNSなどで拡散した結果『PayPay』登録者が急増。特に家電量販店には人々が殺到し、まるで“お祭り騒ぎ”の様相となった。 あまりの盛況ぶりに、当初来年3月末までを予定していたキャンペーンは、「還元額が100億円相当に達した」ため、わずか10日ほどで早々に終了。事実上の最終日となった12月13日は回線が不通となる事態も発生し、一部の家電量販店では“間に合わなかった”人たちの怒号が響くなどの混乱が起きた。 しかも、騒動はこれだけで終わらない。キャンペーン終了後から「身に覚えのないクレジットカード利用があった」との報告がSNSで相次いでいる。 「まず考えられるのは『PayPay』登録時のカード情報が流出した可能性ですが、PayPay社は『その事実はない』としています。『PayPay』を利用していないのに被害に遭ったという報告もあるようなので、別の手段で入手したカード情報を、第三者が『PayPay』に登録して利用した可能性もありますね」(同) その上、怪情報まで飛び交っているという。「PayPay社とソフトバンクにつながりがあるため、先日のソフトバンク回線の一斉不通騒動も、このせいではないかとの憶測が広がっています」(同) タダより高いものはないというが、事態はいっそう深刻だ。
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芸能 2018年12月17日 18時20分
ウーマン村本、高須院長に反論されユーザーからも批判 辺野古基地問題に言及、AKBいじりも“炎上失敗”か
お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔のツイッターがネット上で騒動になっている。 事の発端となったのは、村本が15日に投稿したツイート。村本はその中で、「前に朝まで生テレビで『中国が尖閣諸島に攻めてきたらどうするんだ!』と言われたから僕は『差し出す』と言ったら出演者から袋叩きにされて大炎上した」と、今年1月1日に放送された『朝まで生テレビ! 〜元旦スペシャル〜』(テレビ朝日系)での自身の発言を振り返りつつ、「でも、、いま日本の防衛のためにアメリカに沖縄の辺野古を差し出してますやん。国土守るために国土差し出す、政治家はどアホか」と、沖縄の辺野古基地移設問題について言及した。 しかし、これについて高須クリニック院長の高須克弥氏が16日に反応。「我が国に対する侵略に備えて防衛の砦を造っているのですよ」と指摘しつつ、「これは地政学的な戦略なんです。砦がなければウーマン君のように領土を差し出す人たちはチベットやウイグルの人たちのような境遇になります。心配です」と反論していた。「今年元旦に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で村本は、非武装中立を訴えていましたが、その中で司会の田原総一朗氏から『「もしも日本に米軍と自衛隊がいなかったら、尖閣は中国が取るよ。取られていいわけね?』と聞かれた村本は『取られてもいいです。僕は明け渡します』と回答し、一部ネット上で炎上。また、昨年の『THE MANZAI』に引き続き、今年も政治ネタを披露しましたが、『もはや漫才じゃない』『笑えない』という声が噴出しました。過激な政治ネタを発信し、注目を集めたいようですが、今や集まるのは呆れ声ばかりになってしまいました」(芸能ライター) 今回のツイートに対しても、「あまりに知識が浅すぎる」「本当にそう思ってたら救いようがないけど、話題性狙いだったらかなり悪質」といった声が集まっているのにも関わらず、その後も煽るようなツイートを繰り返している村本。17日にも、AKB48・佐藤妃星 がチーズホットドッグを食べたという報告の動画を添付したツイートを引用し、「チーズホットドッグ遅っより、加工、えぐっ!」とツイートしていたものの、ほとんど話題にならずスベってしまった様子。過激な発言は最初こそセンセーショナルに映るものの、続けていると飽きられてしまうものなのかもしれない――。記事内の引用について村本大輔公式ツイッターより https://twitter.com/wrhmuramoto高須克弥公式ツイッターより https://twitter.com/katsuyatakasu
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社会 2018年12月17日 18時10分
ファーウェイCFO逮捕とスタンフォード大学教授の自殺を結ぶ点と線
ファーウェイの孟晩舟CFOがカナダで逮捕され、続いて米スタンフォード大学の張首晟教授が自殺したニュースが伝えられた中国。今や、ネット世論が大揺れだという。ファーウェイが強い第5世代移動通信(5G)を中心とした対中封じ込めに向けて、米国は手段を選ばなくなったという恐怖感などがネット上で沸騰しているのだ。 張教授(享年55)といえば、同僚の多くが「ノーベル賞に一番近い天才肌の学者」と太鼓判を押すほどの業績を挙げた中国ご自慢の頭脳だ。 その人物が、12月1日、スタンフォード大学で催されたパーティが終わり、サンフランシスコに戻ってビルから飛び降りて「自殺」したというから、これは事件と言う他ない。 「張教授は神童の誉れが高く、上海の名門『復丹大学』に15歳で入学し、同大2年のときにドイツ自由大学、それからニューヨーク州立大学へ留学、32歳で早くもスタンフォードの物理学終身教授の地位に就いています。トポロジカル絶縁体と量子スピンホール効果で画期的な成果をあげ、30歳の若さで、カリフォルニアの名門校であるスタンフォード大学教授(物理学)になったのです。1999年には、理科系の最高峰、清華大学(北京)高等研究院の招へい教授となっていますが、18年5月には、上海科技大学の特任教授に推挙されています。この大学の学長は江沢民の息子・江綿恒です。こうしたことから中国の名門大学や企業、政府との関係は非常に緊密となり、中国の半導体産業発展のために、学術的観点から重要なアドバイスを続けていた人物でした」(在日中国人ジャーナリスト) こんな俊英を中国が放っておくはずはない。突如、張教授は「丹華資本」(デジタル・ホライゾン・キャピタル)という「ファンド」を立ち上げ、とりわけAI(人工知能)研究の学者や学究の徒を集め、資金を提供するようになった。ファンドの運用資金は400億円もあった。とても一教授に捻り出せる額ではない。 「AI技術や量子物理学の先端エンジニアに投資する動きは、動いている資金も膨大であり、なおかつバックが不透明なために、米通商代表部(USTR)が『スーパー301条』の対象としてリストに挙げていました。張教授がスーパー301条の捜査対象にリストアップされていた事実は、米国が同ファンドをスパイ機関ではないかと疑っていたことを意味します。つまり張教授は、孟CFOと同じように裏の顔を持っていたのです。当然、中国政府の命により孟CFOとつながっていたと見て間違いありません」(国際ジャーナリスト) 中国は5G時代に向けて一層の技術革新が必要な半導体分野での貴重な頭脳を失った。米中ハイテク戦争はいよいよ本格的に幕を開けたのだろうか。
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芸能 2018年12月17日 18時10分
勝因は“逆手に取った”こと? 『今日から俺は!!』最終回で最高視聴率、同枠でも2位に
日曜ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の最終回が16日に放送され、平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。前回の第9話から1.8ポイントのアップ。自己最高視聴率を記録し、有終の美を飾った。 88年から97年にかけて連載された、西森博之の同名人気漫画を実写化した本作。当時の不良の世界をギャグテイストで描いた作品で、実写化にあたり、世界観もメインキャラのビジュアルも実写化で引き継ぐことが明らかに。放送前、ドラマファンからは「今の現実と乖離しすぎて無理がある」「不良文化は現代にはウケない」といった指摘もあった。 しかしフタを開けてみると、本作の全話平均視聴率は9.9%と惜しくも2ケタには届かなかったものの、日本テレビ系の日曜10時ドラマ枠では、2015年7月期に放送された『デスノート』に次ぐ第2位という結果になった。 「今回演出を務めたのはギャグ映画・ドラマに定評がある福田雄一氏。福田作品では常連の小栗旬や山田孝之らが出演するということもあり、ファンからは『楽しみ』という声が多く上がっていました。途中、『ギャグが強すぎる』『無理に笑わせようとしてる感じが受け付けない』という声もありましたが、時間帯を考えても大成功を収めた要因のひとつが、日曜夜の憂鬱さを忘れさせてくれるほどのギャグ演出だったことは間違いないでしょう」(ドラマライター) また、作品を無理に現代風にアレンジしなかったことも評価されているという。 「殴り合いのある不良ドラマは『暴力的すぎる』『見たくない』という批判を生むものですが、今回に限っては舞台が80〜90年代で現状と全く違うため、ある種ファンタジーとして受け入れられた面も多かったようです。視聴者からも『昔の不良って全然知らなかったけど面白かった』といった声もあったように、現代とは違うからこそ面白いと感じる視聴者も多かったのではないでしょうか」(同) 続編やドラマ化も期待されている本作。早くも「今日俺ロス」の声も聞かれているが、作品ファンの願望は叶うのだろうか――。
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芸能 2018年12月17日 18時00分
工藤静香のインスタにキムタク降臨? SNSでファンがザワつく「声入ってるよね?」
工藤静香が公開したInstagramに夫・木村拓哉の声が入っているのでは?とネットがざわついている。 工藤は16日、自身のInstagramでディナーショーの様子をアップ。「新潟のホテルイタリア軒でのDS 。昼の部と夜の部 久々に朝からリハーサル!寝ないで働いてくれているスタッフに頭が下がります」と感謝。「今日もステージにしか存在しない工藤静香歌ってきます。会場にいらっしゃる皆さま、わざわざ足を運んで頂いてありがとうございます。後ほどお会いできるのを楽しみにしています。遠方の方の心の席も勿論用意しています笑」と優しくファンに呼びかけ、「次回は12/19日 水曜日 名古屋キャッスルプラザです!」と告知した。 さらには、24時間で消えるInstagramの機能「ストーリー」を使って、新潟の名物「笹だんご」を紹介。「昨日教えていただいた田中屋さんです。ここがホテルから1番近かったです」と田中屋本店の笹だんごをアップ。「美味しくて、鼻の穴が少し膨らんでしまった」と報告した。また、笹だんごの剥き方に苦労したことも告白。「バナナの様に剥く!と教わったが、失敗?もう、食べられない(笑)お腹いっぱいです」と語った。 すると、ネット上では「工藤静香さんのストーリーに拓哉くんの声が入ってるように聞こえたんだけど、、」「工藤静香のストーリー、ふふっ…って少し聞こえるのキムタクなのかな……」「工藤静香のInstagramのストーリー見てたけど、キムタクの笑い声がほんの少し入っていた気がする。何かドキッとする」と指摘する声が上がった。 ファンは喜んでいる反面、「工藤静香の笹だんご剥いてるストーリー木村拓哉の声入ってるよね? そう言うとこ」と人気俳優であるキムタクを気遣うべきと苦言を呈する声も上がっていた。 もし本当に工藤がキムタクとともに笹だんごを食べているひとときをアップしたのであれば、仲良し夫婦。 果たしてこれは本当にキムタクの声なのだろうか。それとも別の誰かなのか。工藤静香の公式Instagramより https://www.instagram.com/kudo_shizuka/?hl=ja
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社会 2018年12月17日 18時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★日本は人手不足ではない
外国人単純労働者の受け入れに道をひらく、出入国管理法の改正案が衆議院を通過した。国の形を変える重要法案であるにもかかわらず、審議時間はわずか17時間余りだった。参議院の審議で、与党は強権を発動してでも、会期内に法案を成立させ、来年4月からの施行を実現させる構えだ。 なぜそんなに急ぐのか。政府の一貫した答弁は、「人手不足の解消は喫緊の課題で、急がないといけない」というもの。しかし、本当に人手不足なのだろうか。 経済学では、人手が不足するということは、理論的にあり得ない。不足が発生すれば、賃金が上昇して、働きたい人が増えて、需給のバランスがとれるからだ。 人手が足りないと言っている経営者の本音は、いまの賃金では、十分な人手が確保できないということなのだ。それでは、いまの単純労働者の賃金は、果たして妥当なものなのだろうか。 労働政策研究・研修機構が発表している今年の各国の最低賃金を現時点の為替レートで円換算すると、日本の848円に対して、アメリカ823円、イギリス1133円、ドイツ1135円、フランス1269円となっている。つまり、日本の最低賃金は米国と同水準で、欧州は、日本の3割から5割増しなのだ。 しかも、7月15日付けの朝日新聞によると、韓国の最低賃金は835円と、この10年で2倍に上がっている。さらに、韓国では「週休手当て」が支給されるため、それを含めた実質最低賃金は日本円換算で1010円と、日本を大きく上回っている。 最低賃金を引き上げたのは、韓国だけではない。イギリスも、この8年間で最低賃金を32%も引き上げているのだ。 私は、外国人労働者の受け入れをする前に、まず国内で、先進国並みの最低賃金を支払うように変えるべきだと思う。そうすれば、高齢者も女性もニートも、働く人が増えるだろう。介護の分野でも、資格を持ちながら介護現場で働いていない介護福祉士は約62万人も存在している。 経営者はなぜ国内人材の活用を言わないのか。その理由はたった一つ、高い賃金を支払うのが嫌なのだ。実はいま、大都市中心部では、労働力のひっ迫で、パートやアルバイトの時給が上がっている。東京の深夜帯になると、時給1500円を支払わないと、労働者が集まらなくなっている。それは世界的にみたらごく普通のことなのだが、経営者たちは、外国人単純労働者の受け入れを拡大することによって、それを最低賃金レベルに戻そうというのだ。 日本の正社員は、先進国と比べて賃金がひどく低いわけではない。低いのは、パート、アルバイト、派遣といった非正社員層だ。しかも、その中には正社員と同じ仕事をしているのに、賃金が半分以下という人が多く含まれている。私が知る限り、世界の中で同一労働同一賃金の原則を守っていないのは、日本だけだ。 また、正社員の平均労働時間の1972時間と同じ時間を、最低賃金の848円の時給で働いても、年収は167万円にしかならない。それでは、生活が難しい。日本が先進国の一員になるためにも、外国人労働者の受け入れをするのではなく、先進国並みの最低賃金を実現することが、人手不足解消の第一歩なのだ。
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スポーツ 2018年12月17日 17時40分
「ウオーきたー!」元巨人・山口鉄也氏が体験した“ミスターのハンドパワー”とは?
16日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に、今季現役を引退した山口鉄也氏(元巨人)が出演。現役時代に体験した、巨人のある“伝説”について語った。 米マイナーリーグでのプレーを経て、2005年育成ドラフト1位で巨人に入団した山口氏。2007年に支配下登録を勝ち取ると、その後新人王(2008年/育成初)や、最優秀中継ぎ投手(2009年・2012年・2013年)といったタイトルを獲得。また、9年連続60試合登板(2008年〜2016年/プロ野球記録)という偉業を成し遂げ、その間の2014年には200ホールド(プロ野球史上初)も達成するなど、巨人のブルペンを長年に渡って支え続けた。 その山口氏が、冒頭の伝説を体験したのは2012年の春季キャンプ。山口氏によると、キャンプには「長嶋(茂雄)終身名誉監督が、春のキャンプによく視察に来られるんですよ。その時にピッチャーの中では、長嶋監督にちょっとでも触ってもらったらその年はすごい活躍する」という幸運なジンクスが存在していたという。 長嶋氏と話をする機会があり、その時に「左肩をポンポンと触られた」という山口氏。縁起のいい伝説の到来に、本人は「ウオーきたー!」とテンションMAXで、周囲も「内海(哲也)さんとかの方見たら『おおっ!?』みたいに驚いていて、『やったな!』みたいな感じで」と喜んでいたようだ。 その後シーズンに臨んだ山口氏は、「72試合登板(リーグ1位)・3勝2敗5セーブ44ホールド(リーグ1位)・防御率0.84」と大車輪の活躍でチームの日本一に大きく貢献。「その年本当にいい成績残せました」と、改めて“ミスターのハンドパワー”の好影響を振り返っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「やっぱりミスターは神だわ」、「伝説通りに活躍した山口もすごいな」、「自分も長嶋さんに触ってもらいたい」といったコメントが寄せられている。ちなみに、山口氏と同じくゲストで出演し、2012年にノーヒットノーランを達成した杉内俊哉氏(元巨人他)も、その年のキャンプで長嶋氏から肩を触ってもらったそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年12月17日 17時30分
「力で勝ち取る!」棚橋弘至、ケニーとの前哨戦イーブンも、8度目の王座奪還宣言!
新日本プロレス『Road to TOKYO DOME』▽14日 東京・後楽園ホール 観衆 1,723人(札止め)▽15日 東京・後楽園ホール 観衆 1,726人(札止め) 「まずは報告を…4度目のMVP(東京スポーツ『プロレス大賞』)を勝ち取りました!ありがとうございます!東京ドームもケニーを倒して、8度目のIWGPチャンピオンになります!」 新日本プロレスの“エース”棚橋弘至が、年末の後楽園大会で「締められるところ」まで戻ってきた。「必ず闘いの真ん中に戻りますから」と言い続けて3年の月日が経とうとしている。 今年の1.4東京ドーム大会では、セミファイナルの1試合前で、ジェイ・ホワイトの凱旋試合の相手を務め勝利を収めたが、明らかにコンディションが悪かった。試合後の会見でボロボロになってしまった姿を見て、思わず目を覆いたくなった。その後、“冬の(雪の)札幌”での鈴木みのる戦で、ついに体が悲鳴を上げて1ヶ月の欠場に追い込まれてしまう。棚橋は「振り返れば『奇跡の2月』と言えるようにしたい」と前を向き、欠場した2月は負傷箇所のケアと、肉体改造、心のリフレッシュ期間に充てた。復帰会見では太ももから膝回りの筋肉を強化したと強調。しかし、膝に負担がかかるハイフライフローに変わる必殺技には不安がある。それでも飛び続けることを選択した。 3月の『ニュージャパンカップ2018』で準優勝、8月の『G1クライマックス28』で優勝と実績を積んで、再び東京ドームのメインの座に返り咲いた。G1での飯伏幸太戦、9月のオカダ・カズチカ戦では、ハイフライフロー3連発(ハイフライアタックを挟む場合をある)を披露していることから、膝は悪いなりにも良い状態を保てているのではないだろうか。夏以降、肉体改造もさらに進めており、膝への負担軽減と、エルボーや張り手などで与える打撃力の強化に磨きをかけているのだ。主演映画『パパはわるものチャンピオン』でも膝に爆弾を抱えたレスラー役を演じていた。実際の棚橋を知るファンからは「感情移入してしまった」との声も多い。専門誌やスポーツ紙の記者の投票で決まる『プロレス大賞』のMVPに選ばれたのも当然だろう。 しかし、棚橋にはまだ乗り越えるべき壁がある。それは来年の1.4東京ドーム大会で、超満員の中、ケニー・オメガからIWGPヘビー級王座を奪還し、ベルトを持って『プロレス大賞』の授賞式に参加することである。ケニーとの前哨戦は2試合行われたわけだが、両者とも意識をしていたのか、他の選手と比べて前哨戦と言うには絡む機会が少なく感じた。分かりやすく言えば様子見の前哨戦だったように思う。特に棚橋は両日ともにケニーと対戦した感想などは述べていない。実はG1の決勝前日も多くを語らなかった。大一番を前にすると、棚橋は口数が少ない。これはG1優勝後と一夜明けの会見を見て思ったことなのだが、逆に勝ったときの分まで“ためている”フシがある。 「今年2018年、プロレス大賞MVPをいただきましたけど、1年間どれくらいの熱量で生きたか、一生懸命やったかっていうのは毎年変わらないから。2016年だって、2017年だって、ひょっとしたら今年以上の熱量で生きてたかもしれない。けど、MVP、IWGPのベルト、いろんなものには届かなかった。でも、決してそれを無駄にはしない。この挑戦権も、G1クライマックス優勝も、映画の主演も、情熱大陸も、そしてMVPも、俺が力で勝ち取ったから!必ずドームも全力でベルト取りに行きます」 このコメントは14日に出したもの。翌15日は試合に敗れたため、1年間応援してくれたファンへの感謝の気持ちを口にするにとどめていた。しかし、「力で取る!」というのは、新日本プロレスが旗揚げから掲げているイデオロギーのひとつ。棚橋もこれを守り続けている。ケニーとの前哨戦は1勝1敗のイーブンに終わったが、1.4ドームで棚橋はライオンマークを背負ってリングに上がるはずだ。 平成最後の1.4ドーム大会で、昭和から引き継がれた伝統を守ることはできるのか?ファンの反応を見ると棚橋を支持する声が多いように感じた。ケニーが勝てば、かつてアントニオ猪木を倒したハルク・ホーガンのように、世界のスーパースターに上り詰める可能性が高い。そういう意味でも世界的に注目される一戦である。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年12月17日 17時00分
丸、炭谷、岩隈、中島…原巨人50億円金満補強の断末魔
新生巨人が12月6日、前シアトルマリナーズの岩隈久志投手(37)の獲得を発表した。丸佳浩、炭谷銀仁朗のFA補強には「またいつもの金満補強か」と聞き流していたが、「まさか岩隈まで…」と驚いたファンも多かったはず。補強はそれだけにとどまらず、オリックスを自由契約となった中島裕之、昨季メジャーで20HRを放った外国人選手・ビヤヌエバにも及んだ。どうやら、巨人は「最後の賭け」に出たようである。 「確かに先発投手は巨人のウイークポイントでした。でも、人材がいないわけではありません。日米野球で存在感を示した若手の高田萌生、大江竜聖を実戦の中で育てていくと思ったのですが」(ベテラン記者) 中島、ビヤヌエバなど一部の選手には、契約金も発生した。この補強だけでも驚くに十分だったが、山口寿一オーナーは「まだ補強は終わっていない」と明言している。今オフの補強費は50億円を超えたそうだ。 「5年連続のV逸となれば、球団史上ワーストとなります。これによる読売グループ全体のダメージを考えているようです」(同) こうした未曾有の大補強劇を指揮しているのが、原辰徳監督(60)だ。 原監督はゼネラルマネジャー制を嫌っている。過去の政権でもその職に就いたフロント幹部と衝突しており、今回の監督復帰を引き受ける交換条件として、チーム編成の全権掌握を突きつけたという。 「前任の高橋由伸監督が去り、巨人は長嶋茂雄氏にも相談しています。長嶋氏は原監督を信頼しているのを分かっていたので、GM制撤廃の流れも自然とできていきました」(球界関係者) ただ、原監督の帰還に異を唱えたかったのが、読売グループのドン・渡辺恒雄氏。1カ月ほど前、死亡説がネットで流れて激震に見舞われた。これはデマだったことがすぐに判明したが、その渡辺氏が導入に深く関わったFA制によって、原巨人が戦力を拡大しているのは皮肉と言うほかない。★怒る広島との開幕戦次第で「読売グループの判断では、『勝てる監督はほかにいない』ということ。中畑清、江川卓、桑田真澄3氏では厳しく、松井秀喜氏は首を縦に振らないため、3度目の登板となりました。その原氏がGM制を否定するのなら、従うしかない」(同) だが、その大型補強の実働隊はフロントスタッフだ。来季も敗戦した場合、誰が責任を取るのか。代役のいない原監督に責任を負わせられないとなれば、編成・渉外担当のフロントが負う。来季、V逸はもちろん、開幕ダッシュに失敗した時こそ巨人は窮地に陥る。「開幕の対戦チームは広島です。2年連続で大きく負け越しており、丸を引き抜いた今でも劣勢でしょう」(スポーツ紙記者) その丸が「巨人病」に陥りつつあるという。過去、他球団の4番打者を何人も引き抜いてきたが、伝統球団の重圧と注目度の高さに潰されてきた。「広島ファンの丸に対する怒りはハンパない。広島時代のレプリカユニホームや関連グッズのネット上での叩き売りが始まり、定価割れしたものもある。丸のユニホームは『赤い雑巾』状態」(地元メディア陣の1人) 巨人のユニホームを着た丸は、大ブーイングの中、「移籍第1打席」に立つが、冷静な精神状態でバットを振れるはずがない。 丸は日本シリーズで25打数3安打。苦手の落ちるボールで徹底的に攻め込まれた。広島バッテリーも手ぐすね引いて待っている。「長嶋氏が監督だった時代もFA補強を重ねましたが、他球団の4番打者が加わっても、メンツを潰さない起用法に徹してきました。原監督にそれができるか…」(前出・ベテラン記者) 入団交渉では、中島に対して「(自分との)相性がいい」と話していた原監督。炭谷との接点はないが、侍ジャパンで一緒に戦ったメンバーが巨人にいた。ビヤヌエバはパドレスで4番を打ったこともあるが、「外角のスライダーが苦手」(メジャー担当記者)との情報を得た。丸に対しては「広島でやってきたものを巨人で…」と口説いたという。 彼らには実績と自負がある。しかし、巨人ナインが受け入れるかどうかは、原監督への信頼とは別問題だ。「岩隈はマリナーズからコーチ就任の打診がありましたが、現役にこだわり、自由契約を選択しました。毎年オフ、楽天の施設で練習していたので、巨人入りは不自然です。チームメイトだったイチローが岩隈のことを認めていて、『イチローからアドバイスがあったのでは』とも言われています」(前出・球界関係者) 原政権の後ろ楯となる長嶋、渡辺両氏は高齢のため、健康状態が優れない。昨今、読売系列のメディアが長嶋氏の一時退院など前向きな情報を伝えているが、これも「健在」をアピールすることで第三次原政権の強靱さを伝えているのかもしれない。「渡辺氏が球界に強い影響力を持っているのは確かです。ロッテ買収が噂された前澤友作氏の周辺から『ナベツネさんに先に話をすべきだった』との声も出ているようです」(同) 影響力の大きい2人の容体に何かあれば、球界の盟主から断末魔の叫びが聞こえてくる?
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芸能 2018年12月17日 12時50分
藤原紀香の“路線バスの旅”ファッションが浮世離れと話題 また「梨園の妻」の評判を下げる
12月16日にテレビ朝日で放送された『路線バスで寄り道の旅』にゲストとして女優の藤原紀香が登場した。 本番組は徳光和夫と田中律子がゲストと共に路線バスへ乗り、寄り道を楽しむという番組で、2015年からレギュラー放送されている。藤原はこの番組初登場で、徳光および田中と、高田馬場〜新大久保〜高円寺の大学や神社、定食屋などを訪ねた。あまり「街ブラ」系の番組に出演しない藤原であるが、持ち前の明るさを武器に一日のロケを終えた。 しかし、視聴者の一部では、この日の藤原のファッションが注目を集めた。この日の藤原はピンク色のコートに黄色いセーターにジーンズ、さらに、アクセサリーとしてイニシャルネックレス、パンダのぬいぐるみをあしらったバッグを腕にかけ登場。 徳光が白のセーターに黒のズボン、田中が黒のコートに赤と黒のチェック柄のズボンという普段着をイメージした衣装だけに、藤原の衣装は派手そのもので、SNSなどでは「藤原紀香のファッションセンスがひどい!」「ひとりだけ浮き過ぎ!」といった辛辣な投稿が相次いだ。 「藤原紀香さんのファッションセンスがあまり良くないことは、業界では暗黙の了解です。もちろん服を選ぶコーディネーターなどは身近にいるのですが、自身のファッションセンスによほど自信があるのか、あまり意見を聞かないようです。今回の衣装も自身が選んだ服か、持っている私服だと思いますが、あまりいいセンスだとは思えませんね……」(放送作家) また、この日は寄り道として平安時代から続く諏訪神社へお参りに向かったところ、藤原は小銭を賽銭箱へ高く投げ入れ、二礼二拍一礼でお参りを行うシーンも放送された。徳光も「あんなに(小銭を)高く投げるの?」と驚いていたが、「オススメはしないですが、私はいつもこうしてます」と返答した。「二礼二拍一礼」は神社参りとしては正式な形(注・出雲大社、伊勢神宮などは別作法)ではあるが、小銭を高く投げ入れるのは混雑する神社の場合はマナー違反となるため、藤原の方法が正しいものかは意見が割れるところだが、おしとやかさも要求される「梨園の妻」としては、服装も含め「落ち着きがない」と評されても仕方がないところだろう。 来年で片岡愛之助と結婚3年目となる藤原紀香。来年はもう少し、梨園の妻の貫禄を見せて欲しいところだが……。
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社会
気をつけろ 高齢者を狙った「ペット詐欺」(2)
2013年01月08日 16時00分
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芸能
武道館公演決定でも暗雲漂うアイドルグループ・SUPER☆GiRLS
2013年01月08日 15時30分
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芸能
【週刊テレビ時評】NHK大河ドラマ「八重の桜」は上々のスタート 年末年始スペシャル番組のトップはテレ朝「お試しかっ!」
2013年01月08日 15時30分
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ミステリー
目玉が浮き出る!? 『月光仮面』人形
2013年01月08日 15時30分
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レジャー
元キャバクラ嬢タケウチレイの「レイは見た! キャバクラ嬢の裏の顔(25)〜熟女キャバクラがアツいわけとは!?〜」
2013年01月08日 15時30分