まず、昨年も数々のドラマや映画に出演し、年末のNHK紅白歌合戦の司会を務めた広瀬。注目され始めた当初、テレビ番組の音声担当に対して「何で自分の人生を、女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう」などと発言し、一気にアンチを増やしてしまった彼女だが、2019年の仕事も順調のようだ。
まず、何にせよ4月から始まる連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)が決まっていることが大きい。さらに、2019年公開の映画『Last Letter』では、これまでとは違った役どころに挑戦し、さらなる飛躍を遂げそうだ。もちろん、CMの契約も引き続き継続。スキャンダルにも気を付けていることで安心感があり、オファーも絶えないそうだ。最近は発言にも気を配れるようになった点もポイントが高い。
2018年に一気に嫌われ女優の仲間入りをした吉岡は、昨年10月に公開された映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』での演技力と歌唱力の評判が抜群だった。特に、歌うシーンのためボイストレーニングを熱心に行って、完璧なまでに役に入り込んだところは多くの関係者が評価。演技の幅が一気に広がったことで、さらなる仕事が増えると予想される。さらに、吉岡の強みは、事務所としても一押しの女優だというところ。今年も安泰だろう。
3人の中で最も心配されるのが土屋太鳳だ。土屋も今年公開の映画が決まってはいるものの、役に目新しさはなく、これまで通りのイメージが定着しそうだ。土屋といえば、清純でいい子そうなところが「あざとい」と言われ、女性を中心にアンチを増やしてきたが、続々と“あざとい系女優”は出てきているため、むしろアンチが減ることで人気に陰りが見え始めるかもしれない。今年は何かプラスαの個性を身につけなければ厳しい年になることが予想される。