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主演が尾野真千子から内山理名へ交代 テレ東がこだわる『大原麗子』のドラマ化

 尾野真千子から内山理名へ交代し再出発である。
 一時はお蔵入りの噂が流れた『大原麗子・炎のように』が、内山主演で3月から当初の予定通りテレビ東京で放送されることになった。
 原作は大原と親交が深かった芸能リポーター、前田忠明氏のドキュメント『大原麗子・炎のように』(青志社刊)で、ドラマ化権を獲得していたのは国際放映。

 大原が亡くなったのは'09年で62歳だった。ドラマ化が持ち上がったのは一昨年の三回忌で、本来なら昨年9月に放送される予定だった。
 整形手術の失敗、闘病、妊娠・中絶、2度の離婚…。華やかな芸能界のかげで苦難を味わった女優の素顔を内山がどう演じるか注目である。

 それにしてもテレ東はなぜ『大原麗子』にこだわったのか。
 これは、テレ東がキー局で唯一、ゴールデンに連続ドラマ枠を持たないことと関係していよう。
 目下、ドラマでは2時間番組で水曜午後9時から放送されている『水曜ミステリー』のみである。一時は'10年9月から'11年9月まで、月曜夜10時枠で『モリのアサガオ』『最上の命医』『鈴木先生』『IS』4本放送した。

 ただ、DVDは別で、『鈴木先生』は推定1万本とヒットし、意外な鉱脈があることを見出したのだ。
 「要するにテレ東にとって『大原麗子』は、DVDで売れるソフトであるという認識です。2時間ですから映画とほぼ同じ放映時間なのも売りやすい。最近は、地上波放送の段階でそれほど視聴率をとれなくても、DVDで5000本から7000本も売れればかなりの利益が出るのがわかった。絶好の素材ですから逃したくないのです」(テレビ業界事情通)

 内容的にはそれほど評価されなかった『テレサ・テン物語』(木村佳乃主演)も、'07年6月に放送されて15.6%(関東地区)もとった。
 テレ東が執着する背景には『大原麗子』も意外と商売になるかも、という深読みがあるからだろう。

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