4日の火災では敷地151.5坪にある鉄筋3階建ての宍戸の自宅は炎に包まれて全焼し、周辺の4棟270平方メートルが焼けた。報道によると、11年夏に一緒に住んでいた犬が死んでから宍戸の自宅に不審者が侵入することになり、3日の夜も不審な足音がしたという。火災当日、宍戸はパーティーがあり、午後1時ごろに自宅を出発し、その際、マネージャーをつとめる長女が自宅をチェック。2つあるストーブが消えているのを確認し、戸締まりもきちんとしたというだけに、宍戸は「誰かが火を付けたんだ。絶対泥棒。俺が捕まえてやる!!」と怒りをあらわにしていたという。
宍戸は約7時間、警察の実況見分に立ち会い警察にも不審者について話したというが、警察は「出火原因は不明」と慎重に捜査を進めている。現時点では周辺や内部にオイルなどをまいたような形跡はなく、消防庁も約30人の隊員を現場に入れ、出火原因を調査中だが、全焼しているため出火原因の特定は難航しているという。
「宍戸の自宅はコンクリートの打ちっ放しの外観で周囲でもかなり目立っていただけに、放火目的の犯人の目に留まっても不思議ではなかったのでは。放火以外には電気系統のトラブルなどで出火したことも考えられるが、不審者が侵入していたという状況から放火の可能性が濃厚だと思われる」(週刊誌記者)
46年間住み続けた自宅を失った宍戸だけに、実況見分では女性警察官から背中をポンポンとたたかれ、励まされるひと幕もあったというが、ショックと怒りは当分収まりそうにない。