スポーツ
-
スポーツ 2018年04月30日 19時30分
大谷翔平の捻挫は「走り込み不足」張本氏の練習理論に批判殺到“考えが古い”
29日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアメリカ大リーグ・エンゼルス大谷翔平の捻挫について「走り込み不足」が要因と指摘。ネットユーザーから批判を浴びている。 番組では大谷が28日のエンゼルス戦で内野ゴロを放ち一塁ベースに駆け込んだ際、ベースの角を踏んでしまい、左足首を捻挫したニュースを紹介する。 張本氏はこのニュースを見ると、 「心配だよね、大谷。何回も言ってるし、私。練習不足なんですよ。走り込んでないから。左やったでしょ、日本ハム時代は右やってるからね。5年間『これでもか、これでもか』と走り込まないとね、一番大事で嫌なことなんですよ。これからもっと出ますよ、心配ですよ」とコメント。 大谷が足首を捻挫した要因は、「走り込み不足」であると指摘する。隣にいたゲストコメンテーターの元西武・石毛宏典氏は苦笑いを浮かべながら、 「一塁手がいたんで、行くと交錯するんで、ちょっと外れたんですよね。でも目線は野手にある、足首はベースの端っこのほうにいってクチャっといっちゃったんですけど」と、走り込み不足が要因ではなく、一塁手を避けようとしたことが怪我のおもな原因であると解説を加えた。 ところが張本氏は一歩も引かず。「鍛えないから怪我をする」「我々は嫌というほど走らされたからぶつかってもほとんど怪我をしない」と持論を展開し、「怪我をしないように走り込んでもらいたい」と、再び「走り込み」の重要性を力説。 これには石毛氏も、苦笑いを浮かべるしかなくなってしまう。番組ではその後特にツッコミが入ることはなく、話題は次のコーナーへと移った。 張本氏は、以前から大谷の「走り込み不足」を指摘しており、今回もブレずに警鐘を鳴らした形だが、ネットユーザーの反応は批判的。「ベースの踏み損ねは走り込んでいても捻挫してしまう」「捻挫なのに走り込み不足を指摘されても。関係ないでしょ」「大谷にケチをつけたくて仕方がない人なのか」「考え方が古すぎる」と、今週も炎上状態となった。 「確かに走り込みは下半身の力と持久力をつけるには最適な練習ですし、野球選手にとって必要な練習であることは間違いないと思います。 ただし張本氏の時代のように、2時間や3時間ひたすら長く走ることは、逆に足や心肺機能に負担をかけることになりますし、それだけやっていては野球技術向上も望めないうえモチベーションも上がらず、逆効果になります。 また、最近は下半身のウエイト・トレーニング器具も充実しているので、走り込みだけが下半身強化につながるわけでもない。今回の怪我についてはベースの踏み方が原因によるもので、要は技術不足。踏み方を練習すれば済む話でしょう。 大谷のような現代の子は、押し付ける形で嫌な練習を長時間やらせるとモチベーションを保てなくなってしまう。楽しませながら足腰を強化する方法を考えるのも、コーチの仕事です」(野球関係者) またもその理論を「古い」と否定されてしまった張本氏。新しい技術や練習方法も勉強せず、若者をむやみに批判するその姿勢に、かつてのパートナー大沢啓二氏が、天国から「喝」を入れているかもしれない。
-
スポーツ 2018年04月30日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「蝶野正洋」芸能界でも活躍する“黒のカリスマ”
年末恒例『笑ってはいけない』シリーズのビンタ執行役をはじめ、番組MCやアニメの応援大使まで、芸能界でも幅広い活躍を見せる蝶野正洋。そのセルフプロデュース能力の高さは、プロレス人生の中で磨かれたものである。 闘魂三銃士の各人を比較したときには、IWGP王座の在位期間や直接の対戦成績で見劣りする蝶野だが、新日本プロレスにおける功績で言えば、武藤敬司や橋本真也に勝るとも劣らない。 大方の予想をいい意味で裏切った第1回G1クライマックスの優勝も、そのインパクトが絶大だったからこそ、今年で28回を数える人気シリーズとなり得た。そして、G1に匹敵するほどの経済効果をもたらしたのが、大ブームを巻き起こしたnWoジャパンである。 1996年にアメリカのWCWにおいて、ヒールターンしたハルク・ホーガンがユニットnWo(ニュー・ワールド・オーダー)を結成した。そのロゴ入りTシャツを着た若者が街中に溢れるほどのムーブメントになると、同時期にアメリカ遠征していた蝶野が、これを直輸入。日本を代表するヒールユニットとして、大きな成功を収めることとなった。 「この当時のテレビ中継はすでに深夜枠に移っており、たまに放送されるゴールデンタイム特番の主役は、'97年にプロレス界入りした元柔道世界一の小川直也だった。また、スポーツ新聞など一般向けの記事も、中心になるのはプロレスではなくK-1やヒクソン・グレイシーになっていた。そんな状況下で会社の用意したアングルではなく、自らのプロデュースによってnWoブームを巻き起こした蝶野の才覚は、改めて評価されるべきでしょう」(プロレスライター) その人気の要因は大きく二つあった。 一つは日本における海外志向の上昇。'95年にロサンゼルス・ドジャースへ渡った野茂英雄の活躍もあって、アメリカで起こったムーブメントに日本勢が加わる格好となったnWoは、ファンから大いに歓迎された。 「執拗にnWo入りを勧誘されていた武藤が、日本ではかたくなに拒否していたものの、アメリカでグレート・ムタとしてnWo加入を果たす。そのように日米同時のストーリーが進行することで、いっそうメジャーな雰囲気をつくり出すことに成功しました」(同) もう一つの人気の秘訣として、ファッション性の高さが挙げられよう。 それまで日本におけるプロレスのファングッズというと、レスラーの顔写真やイラストが大きくプリントされたものなどで、恥ずかしくてとても普段使いはできず、わずかにホーガンの一番Tシャツがヒットしたぐらいだった。 ところがnWoは、先にアメリカでファッションアイテムとして流行した“ブランド品”で、それまでプロレスファンであることにどこか引け目を感じていた人々が、nWoならば堂々とロゴ入りTシャツ姿で応援できた。いわば世間からのお墨付きを得たようなもので、このことに喜びを感じたファンは決して少なくなかった。 さらにnWoのブランド力は、プロレス業界の外にまで波及した。 プロ野球では、横浜ベイスターズの三浦大輔や中日ドラゴンズの山本昌、サッカーの中山雅史、大相撲の千代大海をはじめ、競輪選手やオートレーサーなどがnWoの黒いTシャツを着て“サポートメンバー”に名乗り出た。それによって閉鎖的かつマニアックだったプロレスの世界が、一般社会に開かれることとなり、新たなファン獲得にもつながったのだ。 電通の調べでは、このnWoブームの経済効果は約43億円とされ、ロゴ入りTシャツだけで6億円を売り上げたともいわれている。 「マイナージャンルに追いやられていたプロレスが、電通の調査対象になったというだけでも一大事件だったと言えるでしょう」(同) アメリカンプロレスに否定的だった総帥アントニオ猪木も、これには一目置いていたようで、自身はPRIDEなど格闘系に執心していた'01年に、蝶野を新日本の現場監督に指名している。それも、こうしたnWoの成功があってのことに違いない。 なお本家アメリカのnWoは、WCWの衰退に伴って'00年頃に自然消滅。'02年には舞台をWWFに移して復活するが、トラブルが頻発したことでストーリーは打ち切りとなった。 それに先駆けて日本でも、'98年から蝶野の故障による長期欠場で武藤が陣頭に立つようになると、軍団内に不協和音が流れ始める。結局、'99年に復帰した蝶野が新たに結成したTEAM2000により、主役の座を奪われて解散の憂き目を見ることになった。 こうしたnWoからTEAM2000へのブランド変更は、その大きな要因がWCWとの契約関係にあったことに違いはないが、同時に蝶野によるマネジメントを欠いた期間に、nWoの勢いが削がれたという点も否めない。 正式な宣言はないものの実質的に引退となった今もなお、蝶野がタレントとして芸能界で一定のポジションを得ているのも、そうした才覚のたまものと言えそうだ。蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)1963年9月17日、アメリカ・ワシントン州出身。身長186㎝、体重108㎏。得意技/ケンカキック、STF、バタフライロック。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
-
スポーツ 2018年04月29日 19時00分
最も多いのはどの場所? 年6場所における歴代横綱の“引退人数”
“土俵上女人禁制”の伝統が物議をかもし、さまざまな騒動が起きた大相撲の春巡業。その春巡業も先の4月27日に全日程が終了した。5月にはいよいよ1年で3番目の場所となる5月場所を迎える。 5月場所に関しては、鶴竜の2場所連続優勝や栃ノ心の大関への挑戦、さらには初めて三役に昇進した遠藤の戦いぶりなど注目する点は多い。ただ、やはりファンが一番気にかけているのは横綱・稀勢の里だろう。 現在6場所連続で休場が続いている稀勢の里。現時点で5月場所への出場は明言していないものの、“次の出場場所に進退がかかる”との報道もある。もし出場すれば非常に大きな注目を集めることは想像に難くない。 ところで、最近は前述の稀勢の里や昨年11月に引退した元横綱・日馬富士のこともあってか、“横綱と引退”について耳にすることが多くなった。どんな横綱にも必ず訪れる引退の時。歴代の横綱は、年6場所あるうち、どの場所で身を引いてきたのだろうか。 大相撲の歴史において、年6場所制が確立した1958年1月場所から現在までに引退した横綱は28人(現役中に逝去した玉の海を除く)。これを場所ごとに振り分けると、最も多くの横綱が引退したのは1月場所の10人という結果となった。 1958年の鏡里・吉葉山を皮切りに、昭和時代に“不沈艦”と称された北の湖、また平成では外国人初の横綱・曙や昨今話題を集める貴乃花といった面々が引退している1月場所。1年を占う最初の場所ということもあり、他の場所に比べて進退の決心もつきやすいのかもしれない。 ちなみに、残る5場所での引退人数は、3月場所が5人、5月場所が4人、7月場所が3人、11月場所が6人。9月場所は年6場所制になってからは引退者が出ていない場所で、歴代で見ても羽黒山(1953年)と東富士(1954年)の2名しか引退者が存在していない。 現在の横綱力士は白鵬・鶴竜・稀勢の里の3名。彼らは自らの“死に場所”として、どの場所を選択するのだろうか。
-
-
スポーツ 2018年04月29日 16時00分
阪神 金本監督「コーチに甘く選手に厳しい」ベンチ裏で不満爆発寸前
喝を入れる相手を間違っているのかもしれない。 4月20日、今季初めて甲子園で行われた伝統の一戦は、藤浪晋太郎(23)の“ノーコン病”で台なしとなってしまった。 「悪いところが出た。見ての通り。(次回チャンス?)今から考える」 試合後、金本知憲監督(50)は淡々と答えたが、完全にキレていた。怒鳴ったり、何かを蹴飛ばしたりする時もあるが、“臨界点”を超えると無表情になる。淡々と答えている時の方が、怒りの度合いが激しいのである。 「この試合で結果を出せないと、二軍落ちとの情報も交錯していました。四球6、5回で自責点6。小野泰己、新人の高橋遥人が結果を出しているので、藤浪の先発起用に固執する必要はありません」(在阪記者) ただし、こんな解釈もされていた。6つも四球を出したが、奪三振数は「10」。 「不振脱出は気の持ちようではないか?」(関係者)というのだ。 「気の持ちよう」とは非科学的だが、今の阪神は精神面で左右される選手が少なくないのだ。 「例えば、藤浪の練習での様子です。投球フォームを気にしながら丁寧に投げてはいるものの、右打者への外角、高低でのストライクコースを意識した実践的な練習はやっていない。また、阪神ナインは失策が多いのに、エラーしてもニヤニヤしています」(同) 喝を入れる方法はいくつかある。当該選手を怒るのは当たり前のことだ。これまでの金本監督もそうしてきた。しかし、それでも改善が見られない場合、つまり、今の阪神の状況では、担当コーチを叱らなければならないのだが、どういうわけか、金本監督は選手には厳しいものの、コーチには甘いのだ。 「藤浪の考えすぎから始まるノーコン病や、野手の失策は今に始まった話ではありません。改善できないコーチを責めるべきです。選手にすれば、『自分のせいでコーチにまで迷惑を掛けてしまった』という思いになりますから」(同) つまり金本監督は怒る相手を間違っているわけだ。現コーチスタッフは金本監督の要請で集められた。首脳陣に緊張感がなく、仲良し集団では、同じミスが永遠に繰り返される。 「故・星野仙一氏は怒っても大丈夫な選手を選び、ミスが出ると、その選手は直接関係ないのに皆の前で叱ったり、時には腹心のコーチを怒鳴っていました。チームに喝を入れるだけではなく負の連鎖を断ち切るためです」(ベテラン記者) 藤浪が自滅した前日の19日、坂井信也オーナーが抜き打ちで二軍戦を視察した。目下、二軍は25試合で42盗塁という、驚異的な機動力を発揮している。一軍は18試合でたったの1。12球団ワーストだが、「プロとして恥ずかしい限り」との指摘もされている。 金本監督がコワくて失敗を恐れ、誰も走れないのだろう。一軍を差し置いての二軍視察とは意味深だ。 オーナーによる仲良し集団の解体も時間の問題か…。
-
スポーツ 2018年04月29日 14時00分
広島 3連覇に死角あり! 12球団一もろいストッパー・中崎起用法
ブッチギリの3連覇も予想されていた緒方カープに黄信号が灯っている。注目の「中崎劇場」は新たなファン層を獲得しそうだが、広島首脳陣はドッと疲れが出そうなのだ。 「勤続疲労もあるのでしょう。代わりを務める投手がいないので、このまま中崎翔太(25)にクローザーをやってもらうしかないでしょう」(スポーツ紙記者) クローザー・中崎は広島連覇の立役者の1人だ。昨季まで通算250試合に投げ、74セーブ。'15年は69試合、'16年は61試合、昨季も59試合登板と大車輪の活躍でチームを支えてきた。 「アゴ髭がトレードマークで、ギョロ目で相手打者を睨み付ける強気がウリのクローザーです」(同) そんな中崎が打たれ始めたのである。今季はすでに10試合に登板しているが、打者3人をピシャリと抑えるケースは少なく、連打や失点で緒方孝市監督(49)やファンをハラハラさせているのだ。 「15日の巨人戦は『サヨナラ負け』を食らう寸前でした。3点リードの9回裏、打者8人と対戦し、被安打3、2四球で2点を献上。先発投手の勝ちが消えそうでした」(球界関係者) ワンサイドで勝つより、ハラハラやヒヤヒヤがあれば、見ている方は盛り上がる。また、カープ女子に代表される広島ファンは、東京、大阪、名古屋にも応援に駆けつけ、最終の新幹線に飛び乗ることも多い。「中崎劇場」によって“一泊旅行”に変わり、本拠地・マツダスタジアムでは「試合時間が長くなった」「本当に勝ったのかどうか分からないから」と途中退場できず、帰路ではプチ交通パニックも起きているようだ。 「広島はDeNAと僅差での首位争いを展開していますが、チーム防御率は4.02(4月21日現在)。DeNA、阪神は2点台です。被本塁打20はリーグワーストで、投手陣全体の調子はよくありません。連戦の始まる交流戦以降、広島の失速を予想する声も聞かれます」(前出・関係者) 夏休み前に独走態勢を築いた昨季までとは違う展開となっている。中崎の復調が3連覇のカギとなりそうだが、こんな指摘もある。 「緒方監督は投手を長く引っ張る傾向があり、交代のタイミングを逸して試合を落とすこともあります。中崎に固執しすぎるとヤバいかも」(ベテラン記者) 緒方監督はクライマックスシリーズで競り負けたのがよほど悔しかったのか、今季は別の一面も見せている。これまでは自身で考えて決断してきたが、今年はコーチスタッフにも意見を聞いている。 「新加入のカンポスは外国人枠がなければ一軍で使いたいリリーバーです。二軍で7試合に投げ、いまだ失点ナシ。野手陣は好調なので、3人目の外国人投手として昇格させ、中崎と入れ代わることも…」(同) 緒方監督はその進言に従うかもしれない。ただ、中崎劇場はコアなファンには支持されているそうだ。 ペナント争いを考えれば独走はつまらない。これくらいのハンデがあってちょうどいいのかも。
-
-
スポーツ 2018年04月29日 06時20分
「発想がすごい」“スーパーカートリオ”で鳴らしたあの元プロ野球選手がYouTuberに
若年層を中心に人気を集め、最近ではテレビでもその名を聞くことが増えている「YouTuber」。日々様々な動画が投稿されているこの世界に、あの元プロ野球選手が進出を果たしたようだ。 25日、元プロ野球選手の高木豊がYouTuberとしてデビュー。お笑いコンビ「孝行球児」の得コータロー・メイデン古茂田と共に、球史に残る珍プレーの再現や草野球の解説などを中心に動画投稿していくということが、一部メディアによって報じられた。 また、高木は自身のツイッター上でもYouTuberになった旨をツイートしており、「チャンネル登録してね!」と自身が抱える約5万人のフォロワーに対して“営業活動”を展開している。 実際にYouTuberにとっての“職場”である動画サイト「YouTube」を確認してみると、「高木 豊 Takagi Yutaka」という名前のチャンネルがしっかりと開設されている。また、確認時点では「高木豊、YouTuberデビューしちゃいました。」、「【完全再現】実際にあった宇野ヘディング事件を完全再現ww」というタイトルで2本の動画が投稿されていた。 報道の内容通りに、YouTuberとして第1歩を踏み出した形の高木。これを受けてネット上では、「発想がすごい」「現役時代並みの機動力だな」「これはチャンネル登録しないと」といった声が挙がっている。 現役時代は加藤博一・屋敷要と形成した“スーパーカートリオ”の一角として快足を飛ばし、現役引退後はコーチ・解説者としても精力的に活動していた高木。その韋駄天が今回表明した野球との新たな関わり方に、驚きを覚えた人は多いようだ。 ちなみに、前述の動画内において、高木は自身の人脈を生かしていきたいという旨も語っており、普段よく連絡を取り合う佐々木主浩・谷繁元信・野村弘樹・筒香嘉智といった豪華な面々を今後動画に呼ぶ計画もあるようだ。もしこの計画通りに各人が動画に出演すれば、今以上に話題を集めることは想像に難くないだろう。 「YouTuberは自由です。何でもできる」と語る高木。これからどのような動画を投稿していくのだろうか。
-
スポーツ 2018年04月28日 06時50分
「案の定の展開」ソフトバンク・松田宣浩が放った一発に西武ファンからは“想定内”の声
26日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。その試合で放たれた1本のホームランに、ネット上で関心が集まっている。 福岡ヤフオク!ドームで行われた今回の一戦。前日の試合で12得点を叩き出した西武打線が今日も躍動するかと思われたが、この日はソフトバンク先発・石川柊太の前になかなか得点を入れることができない。ただ、西武先発・十亀剣も負けじとソフトバンク打線を封じ込めており、試合は投手戦の様相を呈していた。 しかし、両軍スコア1‐1で迎えた6回裏に均衡を破る一発が放たれる。1アウト1塁3塁という状況で打席に立った松田宣浩が、十亀の投じた3球目のカーブを一閃。勝ち越しとなる3ランホームランをスタンドに放り込んだ。 この松田の一発でリードを奪われた西武は、その後、この3点ビハインドを跳ね返すことができず、1‐4で敗戦。今季の対ソフトバンク戦における初黒星を喫し、チームの連勝も5でストップしている。 結果的に試合を決定づけることになった松田の一打。これが無ければ試合はまだまだ分からなかっただけに、西武ファンの落胆は大きいと思われた。ところが、この場面を目にした西武ファンからは、悲しみの声以外にも「知ってた」、「案の定の展開になったな」、「もう笑うしかない」といった、まるでこの結果が想定の範囲内であったかのような声が多くネット上に挙がっている。 なぜ彼らがこのような感想を持つに至ったのか、それには今回の登場人物である十亀と松田の相性が関係している。2012年に初めて松田と対戦した十亀だが、そこから昨シーズンまでで打率.679(28‐19)・4本塁打・12打点と相当打ち込まれている。対戦すれば7割近い確率で痛打を食らうとあれば、今回のような結果も、ある意味想定内の出来事であったのかもしれない。 ちなみに、十亀は3日の対ソフトバンク戦でも松田にホームランを浴びており、今回の一発は今シーズン2発目の被弾となる。相性の悪さは、どうやら今シーズンも続いていくことになりそうだ。
-
スポーツ 2018年04月28日 06時30分
【DeNA】「動くラミレス」吉と出るか凶と出るか
☆開幕の1,2番が… 4月26日のカープ戦、FA加入の大和がスタメンから外れた。去年のオフ、ラミレス監督は大和を獲得したことで「最後のピースを手に入れた」と語り、その守備力と走力、バントなどの小技で去年出来なかった、スモールベースボール実現のキーマンとして期待していた。去年の不動のリードオフマン・桑原将志の定位置を開幕3戦目に剥奪したのに続き、開幕一か月を待たず、大ナタを振るった。 桑原は昨年終盤から、今年のオープン戦にかけても調子が戻らず、シーズンインして僅か2試合で見切られてしまった。大和もなかなか調子が上向かず、シーズン途中からスイッチヒッターを止め、右一本で挑むなど試行錯誤したが、打率は.205に留まっている。(25日現在) 自慢の守備でも、難しい打球のさばきこそ流石のプレーを見せるが、簡単なゴロを弾くなど精彩を欠いていた。25日も併殺を取れる場面でミスを犯し、目に見えないエラーもあった。 昨年フルイニング出場の倉本寿彦も4月4日に代走を送られ、あっさりと記録は途切れた。その後も代打を送られる場面も見受けられる。いずれも去年は考えられなかった采配である。☆増した選手層の厚み その「聖域」を打ち破ったのは、神里和毅、宮本秀明のルーキーコンビ。神里は積極的なバッティングと俊足で、絶賛売り出し中のイケメン。開幕当初はケガで出遅れていた梶谷隆幸の代わりとみられていたが、今では1番バッターとしての地位を確保している。宮本はピンチランナーとして、ここぞの場面で盗塁を決めチームに貢献していたが、打撃でも25日に初ヒットが初ホームランとなる活躍。26日にもホームランを放ち、足だけではないところもアピールした。「まさかこんなに早くスタメンが…」と本人もビックリしていたが、しっかりと結果を出した。 梶谷復帰前のライトのスタメンには、同じくルーキーの楠本泰史や、乙坂智も名を連ねた。復帰した梶谷も背中のケガは万全でなく、神里の調子が落ちてきたとき、筒香のレフト以外の2つのポジションは、今後も激戦になりそうだ。選手層が厚くなってきたことで、チーム内に競争原理が働いてきた。☆静から動へ 今年は開幕から積極的に動くラミレス采配。終盤戦には宮崎敏郎を下げ、サードに倉本、セカンドに柴田竜拓を入れる守備固めや、代走での宮本起用も、今年の采配の特徴。 去年までは動かず、己の信じた選手と心中するかのような采配であった。レギュラープレーヤーは、不調でも代えられない為、安心感を持てる。反面バックアッププレーヤーは、モチベーションキープが難しい。賛否両論の「ラミレスタイル」だが、日本シリーズまで進出し、結果を出した采配だったことは間違いない。 知将は去年のスタイルを迷いなく変えた。フルモデルチェンジした采配で、背番号と同じ80勝を狙う。結果は秋に出る。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2018年04月28日 06時20分
福原愛とニアミス?謎の魚が台湾で始球式に登板!
「台湾に上陸をすることになりました。現在、35ノットで順調に台湾に向けて航行をしております。天気も良好。このままのペースですと11日のお昼過ぎには台湾に上陸できると思いますので台湾の皆様、楽しみにしていてください。当日はノーバンで投げられるように頑張ります。グフフフフ」 いっこうに本拠地・ZOZOマリンスタジアムに顔を見せる兆候がない千葉ロッテマリーンズの人気キャラクター「謎の魚」が、台湾への上陸を予告した。球団関係者によると「11、12日の2日間、台湾の桃園で行われる中華職棒大聯盟・Lamigoモンキーズ対富邦ガーディアンズの試合イベント『YOKOSO 桃猿』に参加し12日の試合前に始球式を行うと、PLM(パシフィクリーグマーケティング株式会社)さんから連絡がありました。私たちも『謎の魚』のツイートでしか動きを把握できないので、困惑してるんですよ」と呆れ顔。 さらに、今回のイベント参加に際して心配事があるという。 「13日には福原愛さんが始球式をされるそう。万が一、遭遇したら謎の魚が粗相をしないか不安で…」 現在のところ、謎の魚は12日までイベントに参加し、福原は13日のみ登場する予定となっているが、リハーサルや打ち合わせの場で、2人が遭遇する可能性はないとは言えない。 そんな球団関係者の心配をよそに、「謎の魚」は種子島と屋久島の間の海中を通過し、20ノットから30ノットモードに変形してペースアップ。27日午前11時には、石垣島で石垣牛のサンチョと戯れてから八重山諸島に到達。35ノットモードで台湾まで突き進むと予告している。 先月の30日にZOZOマリンの幕張沖ではなく、駿河湾にいた謎の魚はそのまま寄り道と進化を繰り返しながら南を目指してきた。台湾での使命を果たした後、どこへ向かうのかは「まったくの謎」と球団関係者は首を傾げる。ただ取材を進めていくと、謎の魚の動向を関係者もどこか楽しんでいる感じも見受けられるから不思議だ。 やはり、次なる注目は謎の魚のZOZOマリンスタジアム凱旋だろう。どんなタイミングで、またどんな形で現れるのか?謎の魚の動向からますます目が離せなくなった。取材・文 / 増田晋侍写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
-
-
スポーツ 2018年04月28日 06時10分
楽天の黒歴史は「監督解任」 梨田監督
イーグルスの歴史は、監督解任の多さ。 4月26日の千葉ロッテ戦も落とし、勝率は2割7分3厘。目下、パ・リーグには4割3厘の近藤健介(日本ハム)以下、7人の3割バッターがいる。この打率みたいな数値の勝率のままでは、東北楽天ゴールデンイーグルスは“黒歴史”を繰り返すことにもなりかねない。※ ※〇田尾安志監督 1年〇マーティ・ブラウン監督 1年〇佐藤義則監督代行 36日〇大久保博元監督代行 23日〇大久保博元監督 1年※ ※ 05年の球界参入からまだ、14年目。その間、監督代行を含めれば、8人も指揮官が交代した球団ということになる。「プロ野球は結果が全て。経営陣、フロントが指揮官を交代したほうが良いと判断すれば、たとえ契約任期の途中でも『解任』となる世界です。とはいえ、楽天球団はちょっと多すぎる。ドライというか、ビジネスライクに徹しているというか…」(ベテラン記者) 梨田昌孝監督(64)は就任3年目、昨年10月に「1年・推定年俸1億円」で契約を延長しているが、このままだとシーズン途中での解雇となる可能性も高い。「劣勢にまわったとき、梨田監督の長所は短所になってしまう…」(プロ野球解説者) 近鉄、日本ハム時代の「監督・梨田」は、どちらかといえば、自分から仕掛けることはあまりしなかった。両球団合わせて9年、2度のリーグ優勝を果たしているが、その采配は「冒険はしない。若手を思い切って使うよりも、実績のあるベテランを登用。失敗したときのリスクを常に考えている」というタイプだった。「レギュラーの野手、先発ローテーション入りした投手は、多少の不振に陥ってもスタメンから外されません。だから、選手たちはその信頼に応えようと奮起するんですが、劣勢にまわったとき、自分から仕掛けることをしないから、ズルズルと負けが込んでしまい…」(前出・同) まさに、今の楽天がその状況だ。 クローザー・松井裕樹の救援失敗が続いても、使い続けている。松井が復調の兆しを見せれば、梨田采配は「吉」となる。しかし、これ以上の負け試合が続けば、優勝の可能性も早々に消えてしまう。 こんな見方もある。「観客の反応次第」というのだ。「楽天球団は昨季、黒字となりました。13年のうちで黒字になったシーズンは4回だけ。球団の最大収支源はチケット収入なので、お客の入りが悪くなれば、決断するかもしれませんね」(地元関係者) もっとも、この意見を球団OBにぶつけてみると、対照的な意見が聞かれた。「楽天のファンは『我慢強い』というか、どんなに負けが込んでも『この次は頑張って!』と、常に好意的なんです。勝てばもちろんですが、負けが込むと声援のほうが多くなる。ファンは期待を込め、梨田監督に好意的だと思いますよ」“前段階”として、打撃担当のコーチにメスが入るのではないだろうか。 昨季前半の快進撃の勝因は、ウィラー、ペゲーロ、アマダーの長打タイプの外国人選手を3人並べた打線の破壊力によるもの。しかし、今年はチーム打率2割1分8厘で12球団ワースト。藤平、池田らの若手投手が育ってきただけに「投高打低」の現状を打破すれば、浮上の兆しは見えてくるだろう。「打撃担当のコーチを、一軍と二軍の配置換えする案も十分に考えられます。それでもダメなら、梨田監督がペナント低迷の責任を負うことになるでしょう。近年、ペナントレース早々に低迷したチームが、監督を交流戦途中で休養させる傾向もあります」(前出・ベテラン記者) 若手投手の底上げは佐藤コーチの手腕によるもの。ホークスから同コーチを呼び戻したのは、2年目の藤平を一人前に育てるためだという。同コーチは、かつて田中将大(現ヤンキース)を育て上げた名伯楽だ。「梨田監督はダジャレを言い、周囲をリラックスさせているのは有名です。その明るい指揮官が無口になってきた」(取材記者) 佐藤コーチは監督代行の経験者でもある。“一人負け”の楽天が決断するかもしれない。
-
スポーツ
カウント2.99 目前に迫った新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」をめった切り
2007年08月03日 16時00分
-
スポーツ
ゼロワンMAX 「火祭り'07」は田中将斗が2連覇を達成。大谷晋二郎との頂上決戦へ
2007年08月03日 16時00分
-
スポーツ
ノア 秋山準が方舟の夏男襲名宣言。リーグ戦制覇に闘志を全開だ
2007年08月02日 16時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 馳浩が佐々木健介に剃毛マッチを提言
2007年08月02日 16時00分
-
スポーツ
DEEP 目指すは2012年のロンドン五輪。“格闘ジャンヌダルク”渡辺久江が胸に秘める野望を吐露した
2007年08月01日 16時00分
-
スポーツ
風香&小林由佳 美女2人が痴漢根絶宣言。セクハラにNO!!
2007年08月01日 16時00分
-
スポーツ
CAGE FORCE “ケンカ屋”高谷が下克上宣言。KIDとの頂上決戦ぶち上げた
2007年08月01日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 永田がG1用の秘密兵器「東金クラッチ」を初公開。さらには禁断のアノ技の解禁も
2007年07月31日 16時00分
-
スポーツ
大日本プロレス 関本が新日本プロレスの至宝IWGPをロックオン!
2007年07月31日 16時00分
-
スポーツ
訃報 カール・ゴッチが82歳で他界
2007年07月30日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレス GBHの“酔いどれレスラー”矢野通が、酒気帯びスケーター、織田信成に猛ゲキ
2007年07月30日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 天山広吉が曙にヘッドバッド葬予告。ペット化を宣言
2007年07月28日 15時00分
-
スポーツ
亀田の夏祭り 次期世界挑戦をめぐって興毅、大毅の間に微妙なすきま風が
2007年07月28日 15時00分
-
スポーツ
パンクラス 坂口征夫がプロ初勝利を挙げ、プロレス参戦を猛アピール
2007年07月28日 15時00分
-
スポーツ
DEEP GLOVE 格闘家転向もウワサされた清水健太郎に本紙が独占直撃。騒動の真相、今後について迫った
2007年07月27日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレス G1制覇に追い風? 棚橋弘至が滝修行で新たな力に覚醒!?
2007年07月27日 16時00分
-
スポーツ
ビーチレスリング 五味隆典、山本“KID”徳郁、注目の2人が今後について言及した
2007年07月26日 16時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 蝶野が曙に熱血指導。そして、予想外のハプニングが発生
2007年07月26日 16時00分
-
スポーツ
カウント2.99 五味移籍!? 桜井、青木、郷野…PRIDE日本人ファイターがぞくぞくとUFCに出撃か?
2007年07月25日 16時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分