スポーツ
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スポーツ 2018年04月11日 06時42分
記録的なハイペース?ヤクルト・山田哲人が開幕から盗塁量産中
2016年、史上初となる2年連続の“トリプルスリー”を達成し高い打力を見せつけた一方で、2年連続となる盗塁王のタイトルを獲得するなど走力も折り紙付きのヤクルト・山田哲人。昨年はシーズン通算14盗塁という不本意な成績に終わったものの、今シーズンはその快足に輝きが戻ってきている。 8日に行われた巨人との一戦で決めた2盗塁を含め、今シーズンの山田はここまで7つの盗塁を記録。開幕からまだ9試合しか消化していないにもかかわらず、早くも昨年の半分に当たる盗塁数を稼いでおり、さらにその成功率は現在100%である。 今季からチームに加わっている河田雄祐外野守備走塁コーチの教えもあるのか、シーズン換算だと「112」という恐るべきハイペースで盗塁を量産している山田。もちろんペースは落ちることもあるだろうが、仮にこのまま「112」に到達すれば、盗塁に関する3つの記録を塗り替えることになる。 1つ目の記録は2004年に赤星憲広(当時阪神)が記録した“平成最多盗塁記録”の64個。2003年から2005年にかけて赤星は3年連続で60盗塁以上をマークしたが、この中で最も数が多いのが「64」だ。ちなみに、平成のプロ野球で赤星以外に60盗塁以上を記録した選手は1997年の松井稼頭央(西武、62個)と2011年の本多雄一(ソフトバンク、60個)の2名しかいない。 次の記録は1983年に松本匡史(巨人)が達成した“セ・リーグ最多盗塁記録”の76個。現役時代は“青い稲妻”という愛称で親しまれた韋駄天が残したこの記録は、達成から30年以上経つ現在も破られていない。 そして最後の記録は言わずもがな、1972年に福本豊(阪急)が打ち立てた“球界史上最多盗塁記録”の106個である。当時と違い投手のクイックモーションが確立した現代では、この記録は未来永劫更新することが不可能な“アンタッチャブルレコード”であるとも言われている。 果たしてこれらの記録の更新はなるのか。今後の山田にも要注目だ。
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スポーツ 2018年04月11日 06時30分
今回の日本で4か国目 アジアのW杯出場国で相次ぐ監督交代
異例の電撃発表となった。 2015年3月の監督就任以降、サッカー日本代表の指揮を執っていたヴァイド・ハリルホジッチ氏。その指揮官を9日、解任することを日本サッカー協会が発表した。 八百長問題への関与が疑われ、解任されたハビエル・アギーレ氏の後任として日本にやって来たハリルホジッチ氏。2014年のブラジルW杯でアルジェリア率いて同国初のベスト16に導いた実績を持つ監督の元、日本は2016年9月からおよそ1年間かけて行われたW杯アジア最終予選を首位で通過(6勝2敗2分・勝ち点20)。見事に6大会連続6度目のW杯出場を決めた。 しかしこの最終予選以降、チームは勢いを失った。3月のベルギー遠征でもマリに引き分け、ウクライナに敗戦を喫している。こうした状況を受け、最近では解任論を叫ぶ有識者やファンも少なくはなかった。 ただ、こうした声があったのは事実とはいえ、6月14日のロシアW杯開幕まで約2か月となった今のタイミングで監督解任に踏み切るのは異例。解任発表の際には協会の技術委員長を務める西野朗氏が後任監督となることが同時に発表されたが、もうほとんどないに等しい準備期間でどこまでチームを再構築できるのかは未知数であろう。 W杯出場に導いた監督を直前で解任した今回の監督人事。ただ、日本とともにロシアに乗り込むアジア諸国を見ると、実はその多くが監督を入れ替えている。 前述のアジア最終予選やその後の大陸間プレーオフを経て、ロシアW杯にアジアから出場することになった国は日本以外だと、イラン・韓国・サウジアラビア・オーストラリアの4か国。しかし、この中で監督交代と無縁なのはイラン代表のみだ。その他の3か国は全て予選・プレーオフ前後に監督の顔ぶれが変わっている。 それぞれ交代時期が異なるとはいえ、アジアのW杯出場国で監督人事に手を加えた国は今回の日本で4か国目。各国の決断は果たしてW杯にどのような影響をもたらすのだろうか。
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スポーツ 2018年04月10日 21時45分
アメリカでもパワハラ論争、WWE版 伊調馨vs栄監督はメダリストの勝利!
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め)▼時間無制限1本勝負カート・アングル&○ロンダ・ラウジー(20分35秒 腕ひしぎ逆十字固め)トリプルH&ステファニー・マクマホン● 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間9日にメルセデス・ベンツ・スーパードームで『レッスルマニア34』を開催。この大舞台に元北京五輪柔道女子銀メダリストで、UFCファイターの顔も持つロンダ・ラウジーが登場した。WWEと契約を交わして迎えた初戦、ラウジーはカート・アングルと「オリンピックメダリストタッグ」を組んだ。2人はビンス・マクマホン代表から、現場監督としての権力を与えられた実娘、ステファニー・マクマホンと、マクマホンの娘婿、トリプルHと対戦した。 ラウジーはステファニーに柔道殺法の腕十字固めを決めて自身のWWEデビュー戦を飾った。絶対権力者との遺恨戦でデビューを飾ったロンダは「メダリストタッグ」で7万人超のファンを魅了した。 この抗争は日本のファンの間で、レスリングの伊調馨選手と日本レスリング協会の栄和人前強化部長との「パワハラ騒動」と重ねて見る向きが多く、SNSでも非常に盛り上がっていた。伊調選手と栄氏の「抗争」を耳にした人の中には「リングやアマレスマットで決着を付けたら?」という声も飛び出していたのには驚いた。しかし偶然のタイミングとはいえ、これからの活動に対して妨害を与えようとするマクマホン夫妻に対し、リング上でメダリストコンビが成敗した場面は痛快だった。 元プロレスラーの馳浩アマレス協会副会長あたりが日本でも同様の試合を画策したら最高に面白いのだが…。 実力的には申し分がないロンダには、レッスルマニアでシャーロット・フレアーに敗れた日本人スーパースター、アスカが興味を示している。マクマホン夫妻の「パワハラ」がこれで終わったとは考えがたいところも、日本のアマレス事情と似ている。皮肉なものだ。 日米ともに今後の行方が注目される。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月10日 21時30分
アンダーテイカー沈黙を破るもシナを168秒葬!メインはレスナーがレインズに完勝
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め)▼時間無制限1本勝負●ジョン・シナ(2分48秒 体固め)ジ・アンダーテイカー○※ツームストン・パイルドライバー “墓掘り人”“デッドマン”がレッスルマニアの舞台に再び蘇った。これまでジョン・シナの対戦要求に無反応を貫いていたジ・アンダーテイカーが、突如『レッスルマニア34』のリングに現れたのだ。 この日のシナは番組の冒頭から観客として来場している姿が映し出されていた。シナの前にどんな形でアンダーテイカーは現れるのか?はたまた、違うサプライズがあるのか?試合と試合の狭間に起こすシナのリアクションから目が離せなかった。 ここで、いったん事態を整理しよう。昨年のレッスルマニアでロマン・レインズに敗れたアンダーテイカーは引退を示唆していたが、今年1月に行われた主力ブランド、ロウの25周年記念大会に登場した。シナは2月のロウでレッスルマニアでのアンダーテイカー戦を希望し対戦要求。しかし、アンダーテイカーは無反応だった。その代わり、3月のダラス公演ではアンダーテイカーの弟・ケインにチョークスラムを決められてしまった。 いざ、レッスルマニアのリングにシナが登場すると会場がいきなり暗くなった。しかし相手として登場したのはアンダーテイカーではなくアライアス。会場は大ブーイング。シナはアライアスにアティチュード・アジャストメントを決めて蹴散らすとリングを降りてしまう。 シナのテーマ曲が流れていたが、ここで再び会場が暗転。鐘の音が鳴り響き、ついにアンダーテイカーが暗闇から現れた。アンダーテイカーはシナにクローズラインを決めると、スネーク・アイズからランニング・ビッグ・ブート、レッグドロップと流れるように攻め込んで右手を高く突き上げた。 一度はチョークスラムを回避してアンダーテイカーをダウンさせたシナだったが、アンダーテイカーはむくりと起き上がるとチョークスラムを炸裂させた。最後はアンダーテイカーが首を斬るポーズを決め、必殺のツームストーン・パイルドライバーでシナを葬った。退場しながら観客を見渡し、アンダーテイカーが拳を突き上げるとメルデレス・ベンツ・スーパードームに雷鳴がどどろいた。次に現れるのはいつの日になるのだろうか?▼WWEユニバーサル選手権試合<王者>○ブロック・レスナー(15分51秒 エビ固め)ロマン・レインズ●<挑戦者>※F5※レスナーが防衛成功 AJスタイルズ対中邑真輔のWWE選手権試合を従えて、メインイベントはユニバーサル王者ブロック・レスナーとロマン・レインズの頂上決戦がラインナップされた。試合は、F5を6発叩き込んだレスナーが王座防衛に成功し、今年最大の祭典の最後をしっかりと締めてくれた。 試合はゴングと同時にレインズに攻め込んだレスナーがスープレックス3発を決めると、レインズも反撃。しかし、レスナーがカウンターのヒザを叩き込むと流れが変わった。レスナーはF5を5発も繰り出すと、さらにグローブを取ってレインズを滅多打ち。残った力を振り絞りスピアー2発をレインズが繰り出すもカウント2で返されてしまい万事休す。最後はレスナーがこの日6発目のF5を決めるとレインズはキックアウトできなかった。 世代交代が期待されていた今回の対決だが、試合をしてみれば力の差は歴然。とはいえレインズのような選手がWWEを引っ張っていかなければ未来はない。1年後にもう一度見てみたいカードである。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月10日 16時00分
貴乃花一門解体へ「冷や飯組」大横綱の末路
クビにならなかっただけでも儲けもの――。 日本相撲協会は3月29日、東京・両国国技館で理事会を開き、大相撲界の反逆児、貴乃花親方(45)に春場所での無断欠勤や、暴行事件を引き起こした弟子の貴公俊(たかよしとし)の監督責任などで、委員から最下位のヒラ年寄に2階級降格の処分を下した。求心力も落ち、貴乃花一門解体の危機も囁かれる。果たして、貴乃花親方は復活できるか。 思わず「お見事」と声をかけたくなるような全面降伏だった。これまで自らが所属する相撲協会と鋭く対峙し、内閣府に告発までして徹底抗戦を続けてきた貴乃花親方。落としどころがまるで見えず、周囲も困惑するばかりだったが、貴乃花親方の撤退は早かった。 潮目がガラリと変わったのは春場所8日目。十両に昇進したばかりの愛弟子、貴公俊が引き越した支度部屋での「付け人殴打事件」がきっかけだった。 「貴乃花親方にすれば、まさか、という思いだったでしょう。暴力はいけない、と主張して日馬富士を引退に追い込みながら、自分の弟子がその暴力を、それも大勢の力士や関係者らが見ている前で振るったのですから。こちらも引退もので、このままいつまでも自分が突っ張っていたら、間違いなくそうなる。どうしたら愛弟子を救えるか。もし救えるならどんな屈辱にも耐える。その一点だけで、“全面撤退”つまり降伏に踏み切ったんだと思います。さすがは弟子第一主義の貴乃花親方ならではの決断、と言えますね」(担当記者) ただ、これまでの態度があまりにも頑なで反抗的だったため、その反動、反発も大きかった。騒動の最中、遠くから見守るだけだった親方たちが一斉に不信や批判の声を上げたのだ。それが頂点に達したのは、出席を求める要請書を突き付けられ、全親方が出席した3月28日の年寄総会だった。 まるで犯罪者のように会場の真ん中に座らされ、ほかの親方たちから集中砲火を浴びた貴乃花親方。 中でも舌鋒鋭かったのは、8年前に後ろ足で砂をかけるようなかたちで貴乃花一門の親方たちが離脱した二所ノ関一門だった。恨みを晴らすのはこの時とばかり、一門代表の高田川親方(元関脇安芸乃島)は次のように明かした。 「本来なら、契約解除の処罰に当たることを、6個も、7個もしている。一門内には『契約解除すべき』という方もいらっしゃる」 ここでいう契約とは、親方たちが相撲協会と交わしている人材育成の委託契約のことだ。これを解除されると弟子の育成ができなくなり、解雇と同じ状況になる。要するに、「もう大相撲界から出ていってくれ」ということだ。こうした声に対し、貴乃花親方はひたすら頭を下げて謝罪一辺倒。 「貴乃花親方は『すみませんでした』、『私が悪かった』と繰り返し謝ったが、決して自分が間違っていたとは言わず、一代年寄のプライドのようなものを感じた。行動を釈明する踏み込んだ発言もなく、あれでは本当に謝っていたのか分からない」 非公開で年寄総会が行われた中、そうバッサリ切り捨てる親方もおり、現在、大相撲界では1人しかいない一代年寄を剥奪すべき、との声も上がったという。 いずれにしても、四面楚歌、孤立無援の状態だったのは確かだ。翌29日の臨時理事会は、こうした親方たちの声を受けるかたちで開かれ、下された処分は前述した委員から一番下、冷や飯食いのヒラ年寄への降格だった。 その前日、役員待遇から理事選に落選した親方の慣例で委員に降格されており、2日間で3階級、3カ月間で5階級も急降下したことになる。こんなに降格した親方は、もちろん過去に1人もいない。給料も理事時代の144万8000円から80万8000円に下がった。64万円もの減俸だ。 このように反乱の代償は決して小さくなかった。 ただし救いは、親方たちの一部が強く求めた「契約解除」にならなかったこと。どうしてこのクビ同然の処分だけは回避されたのか。 「まだ世間の貴乃花人気は絶大で、理事たちも、それを無視できなかったということですよ。もし解雇すれば、世間は、『やりすぎだ』と猛反発するでしょうし、貴乃花親方も、『そこまでやられる根拠がない』と主張して裁判に打って出ることでしょう。そうなると、春場所も連日超満員だった相撲人気にも大きく影響します。八角理事長の恩情、絶妙の落としどころと言えます」(協会関係者) 貴乃花親方は現役時代の名声のおかげでなんとかクビの皮一枚、繋がったと言えるが、貴乃花一門内の求心力低下は否めない。騒動以前は鉄の結束を誇ったが、今や分裂がウワサされ、解体も時間の問題だ。 新しく発表された職務分担では審判部に配属された。部長はつい先日まで自分の右腕となって支えてくれた同じ一門の新理事、阿武松親方(元関脇益荒雄)。きっといろいろな思いが交錯しているはずだ。 「仕事場も観客の視線が注がれる土俵下。一兵卒としてゼロからやり直すと宣言している以上、手抜きはできませんからね。息の抜けない毎日になると思います」(前出・担当記者) 4月1日から春巡業がスタートする。貴乃花親方は審判部の一員として参加する予定だったが、急遽、取り止めになった。混迷は続いているのだ。日本列島は花の季節を迎える中、貴乃花親方にしばらく春は巡ってこない。
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スポーツ 2018年04月10日 06時50分
0安打8四死球で降板し2軍落ちの斎藤佑樹 「引退するべき」と厳しい声も
8日、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が1軍登録を抹消され、2軍落ちした。 斎藤は7日に東京ドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦に先発登板。初回からコントロールが定まらず、1アウトを取ると2番から4番までフォアボール、デットボール、フォアボールであっという間に満塁のピンチに。 5番の鈴木大地はショートフライに打ち取ったものの、6番菅野に押し出しのデットボールで1失点。しかし、続く福浦を三振に仕留め、初回は1点に抑える。 味方が2回裏に一挙5点を入れ、久しぶりの勝利に大きく近づいた斎藤だが、4回にまたもフォアボール連発で、2アウト満塁のピンチに。ここで栗山英樹監督が登場し、投手交代。勝ち投手の権利を得る5回を投げ切ることはできなかった。 結局、斎藤はヒットを1本も許さなかったものの、8四死球で降板。中継ぎ投手の踏ん張りで試合には勝利したが、斎藤にとっては負けに等しい内容。 さらに、ストレートも140キロすらほとんど出ず、変化球でなんとか「かわす」ピッチング。そこにかつて甲子園を沸かせたMAX150キロ右腕の面影は全く感じられなかった。 珍しい「無安打1失点降板」と、ヘロヘロのストレートしか投げられなくなった斎藤に、ネット民も反応。「斎藤佑樹が酷すぎる」「もう引退したほうが良い」「大阪桐蔭にも通用しない」など、厳しい言葉が並び、Twitterのトレンド入りする事態となった。 試合後、栗山監督は「ご覧の通り。見た通り書いてくれて構わない」とコメント。そして翌日、1軍選手登録を抹消。今後、2軍で再調整するものと思われる。 「斎藤は毎年投球フォームを変えるなど、試行錯誤していますが、かつてのようなストレートは投げられず。それでも精密なコントロールがあれば打者を抑えられるのでしょうが、8四死球では話になりません。 栗山監督の寵愛を受け延命している斎藤ですが、二軍でも炎上することが多く、いつクビになってもおかしくない状況。そんな彼を温情で使う栗山監督も今回のピッチングで見切らざるをえないのでは。 ドライな日本ハムですから、今後トレードを画策する可能性もあります。話題性の乏しい巨人や中日が欲しがるかもしれません」(球界関係者) 不甲斐ない投球が続く斎藤。今後彼が這い上がってくる可能性はあるのだろうか?
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スポーツ 2018年04月10日 06時30分
オリックス担当記者が分析、スタートダッシュ失敗
福岡でのソフトバンクとの開幕3連戦で1勝2敗と負け越したオリックスだが、その後も苦戦が続いている。▼4月3日〜8日 オリックス試合結果(選手名は先発投手)【対 千葉ロッテ(京セラD)】4月3日 ●金子千尋 1-4 石川歩○4月4日 ○アルバース 7-1 二木康太●4月5日 ●ディクソン 5-9 涌井秀章○【対 埼玉西武(メットライフD)】4月6日 ●西勇輝 1-5 菊池雄星○4月7日 ●田嶋大樹 3-6 多和田真三郎○4月8日 ●山岡泰輔 4-7 武隈祥太○ 3日と8日は逆転負けだったが、開幕から9試合で2勝7敗。3カード連続の負け越しで早くも借金5となった。8日時点で楽天と同率のパ・リーグ最下位。スタートダッシュ失敗である。 7日の試合後、福良淳一監督は「このままだとズルズル行ってしまう」と打線のテコ入れを示唆。8日は小谷野と中島を入れ替えて、ファームから昇格させた福田をスタメン起用。不調のロメロからパ・リーグ本塁打単独トップのマレーロに4番を交代させた。それでも相変わらずチーム打率は.209、チーム防御率5.45といずれもリーグ最低。オープン戦では機動力の良さを見せていたが、盗塁数も4と日本ハムと並んでリーグ最低にとどまっている。福良監督が求める野球ができていないのが現状だ。 先発陣の調子は悪くない。ただ敗れた試合は、1回、1打席、1球に泣く場面が目立つ。また継投もまずい。追い上げムードだった5日の試合では、2点ビハインドの9回に黒木、近藤ではなく、小林がマウンドに上がると鈴木大地に2ランを浴びて試合を決定付けてしまった。7回に登板した金田も5連打を浴びて3失点を喫しており、両選手とも翌日に登録抹消されてしまったが、この日の継投には疑問が残った。審判の誤審騒動などハプニングもあった試合だっただけに、最後まで何が起こるかわからないムードだけはできていた。 昨年は先発投手になかなか勝敗が付かないことが問題視されていたが、今年は全試合で先発投手に勝敗が付いている。次カードはローテが5枚で足りることもあり、田嶋が抹消されたが、引き続き1軍には帯同させる。福良監督は「10日間まったく放らないのもマズいから、下かどこかで少しだけ投げさせるかも」と話していたが、開幕ローテを勝ち取った6人に対する指揮官の信頼は揺らいでいない。勝ち星が付いていない投手陣には今後の登板で修正してもらいたい。 貧打にあえぐ打撃陣だが、売り出し中の宗は要所で塁には出ている。また大城も粘りを見せており、本人も「3年目でプロの球に慣れてきた」と話している。そして、何より吉田正尚がここまで全試合に出場しているのが救いである。吉田正は打率.273、2本塁打、8打点。得点圏打率は.364と安定している。オリックス反撃のポイントはやはり吉田正にかかっているのだろう。 マレーロは一発があるし、ロメロも8日の試合で今季初の猛打賞を記録するなど、復調の兆しが見えてきた。ベテランの小谷野と中島も好調をキープ。T-岡田が下降線なのが気掛かりではあるが、役者は揃っているだけに、明日からの本拠地5試合で本来の力を取り戻すことができるのか注目される。 「選手たちはいくら負けていても、最後までベンチで声を出して諦めない。みんな変わろうとしている。キャンプからやってきたことがしっかりできていると思う」 若いチームの支柱的な存在である小谷野は、若い選手たちの変化を感じていた。この変化が結果として出れば選手たちの自信につながり、怒涛の快進撃が始まるはず。今年はスタートダッシュに失敗したが、開幕3連戦を全敗した昨年の3、4月は15勝8敗と大きく勝ち越している。結果で昨年より進化したチームの力をファンに見せる必要がある。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年04月10日 06時15分
緒方采配も変えた? 筒香の覚醒アーチが広島ベンチに与えた大ダメージ
この1勝は「143分の1」では済まされないだろう。 ペナントレースは143試合を戦う。序盤戦の4月に負けが込んでいても、10月初旬に80勝以上をおさめていれば優勝できる。序盤戦は“調整”の様相もある。だから、優勝予想されたチームが出遅れたりもする。「序盤戦の勝敗は関係ない」と言う関係者も多いが、早くも「分岐点」となるような試合が起きてしまった。 敵地広島で、横浜DeNAベイスターズが連勝した。とはいっても、DeNAは3勝5敗。首位・広島は勝率6割6分7厘で「今年も強い」といった印象は変わらない。しかし、ゲーム展開を細かく見てみると、後半戦まで影響しそうなダメージ・シーンもあった。「第3戦目(4月8日)の勝因は、筒香(嘉智=26)の一発です。やはり4番が打つとチームが勢いづきます」(プロ野球解説者) 開幕から8試合目、31打席目での本塁打はちょっと遅かったが、次打席でもセンターバックスクリーンに連続アーチを放っており、ラミレス監督(43)も「今年はブレークする。爆発的な数字を残すと思う。40本以上打てる」と興奮ぎみに語っていた。 先のプロ野球解説者がこう言う。「筒香の打率は1割台。開幕から調子が上がらず、3連覇を目指す広島からすれば、もう暫く筒香が不振でいてくれたらと思っていたはず。昨季のクライマックスシリーズで広島がDeNAに負けた敗因も筒香でした。DeNAは筒香の好不調がそのまま勝敗に影響するチームなので」 筒香を目覚めさせてしまったのは、広島の先発・大瀬良大地(26)だ。本塁打献上は結果論だとしても、筒香に一発を浴びた直後のマウンドでちょっとしたハプニングも見られた。二死一塁、一塁走者が二盗を決めると、緒方孝市監督(49)は「申告敬遠」を指示した。バッターボックスにいた嶺井のカウントは「0−3」。今季からルール変更され、ピッチャーが球審に申告すれば、対戦打者に一球も投じずに一塁に歩かせることができる。途中からの申告も認められており、緒方監督は二死一・二塁という場面を造らせた。大瀬良にそう命じたのは「対戦バッターの嶺井は好調だ。ここは無理をするな。次打者はピッチャーなんだから、次の打者でちゃんと抑えろ」の意味だろう。 しかし、緒方監督は嶺井が一塁に歩き始めるのと同時に、「ピッチャー交代」を告げた。これでは、大瀬良のプライドはズタズタである。「広島投手陣ですが、昨季15勝を挙げた薮田(和樹=25)に一抹の不安があります。初戦登板で勝ち星がつきましたが、5回で交代し、リリーフ陣が踏ん張ってという内容でした。今年は大瀬良にもっと勝ってもらわないとなりません」(前出・プロ野球解説者) 試合後の緒方監督は「急にバランスが悪くなって、球が弱くなった気がした」と、非情交代の意味を語っていた。 申告敬遠後のバッターボックスに立ったのは、相手ピッチャーだ。大瀬良クラスなら、バランスを崩したとしても「安打を放つ可能性が低いピッチャー相手」なら、抑えられると思うのだが…。 指揮官によって、考え方は異なる。主力投手の調子が悪いとき、我慢して使い続けることで次に繋げようとする監督もいれば、非情に徹するタイプもいる。緒方監督はどちらかというと、前者のタイプだった。「緒方監督の過去3年の采配を見ていると、投手継投がワンテンポ遅いくらいでした。我慢しすぎて、次に登板したリリーフ投手に余計な負担を与えてしまうこともありました。一昨年の日本シリーズ、昨年のクライマックスシリーズを落としたのはそのため」(球界関係者) 緒方監督が采配を代えたのは勝利に徹する必要性を感じたからかもしれない。この執念は否定できない。今後、非情交代を告げられた側の大瀬良はどうなるのか? 走者を背負う度に「交代か?」と思い、ベンチのほうをチラ見するようなことにならなければいいのだが…。 打率1割台でも筒香を4番から外さなかったラミレス監督と、非情に徹した緒方監督。この試合の勝敗は、選手のハートに大きな影響を残したようである。
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スポーツ 2018年04月09日 21時45分
“女帝”アスカ王座奪還ならず!レッスルマニアで連勝記録ストップ!
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め) 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間9日、年間最大にしてプロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア34』(メルセデス・ベンツ・スーパードーム=ルイジアナ州ニューオリンズ)を開催。日本人女子スーパースターのアスカが、スマックダウン認定女子王者、シャーロット・フレアーに挑戦した。“女帝”アスカと“女王”シャーロットの対決は、事実上、WWE女子最強決定戦と言われていた。 第2試合にラインナップされたこの試合。実父リック・フレアー譲りのゴージャスなオーラを放ちながら、シャーロットは玉座に座ってスペシャルな登場。続いて自身のレスラー人生において、史上最多と言ってもいいであろう78,133人が大歓声を送る中、アスカが入場した。 試合は、アスカがキックを中心に打撃でシャーロットを追い込み、シャーロット必殺のムーンサルトも三角絞めで捕獲するなど、サブミッションも冴え渡る。しかし、シャーロットは父親譲りの逆水平チョップで試合のリズムを徐々に取り戻すと、アスカの打撃やサブミッションに耐え、最後はスピアからのフィギュア・エイト(足4の字固めを決めてから、シャーロットがブリッジをする技)がズバリと決まり、さすがのアスカもタップアウトせざるを得なかった。 WWEデビュー以来続いていたアスカの連勝記録をシャーロットが止めてみせた。試合後、涙を流しながらベルトを受け取ったシャーロット。それを見たアスカはマイクを掴むと「シャーロット!ワッツ、レディーフォーアスカ!コングラッチュレイション!」と笑顔で健闘を称える。2人は抱き合い手を上げた。▼スマックダウン認定女子選手権試合<王者>○シャーロット・フレアー(13分6秒 フィギュア・エイト)アスカ●<挑戦者>※シャーロットが防衛に成功文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月09日 21時30分
AJスタイルズに敗れた中邑真輔、衝撃のヒール転向!
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め) ドリームマッチと銘打たれたこの試合は、メインではなく9試合目にラインナップ。試合前には週刊プロレス誌の表紙とWWEの映像を上手く織り交ぜた中邑がメインの煽り映像が流れる。映像が終わるとギタリストが登場し、ソロパートの後、シンスケ・ナカムラTシャツを着たバイオリニストたちが中邑の入場テーマを生演奏した。演奏に合わせ、約8万人の観客が大合唱する中、中邑が独特のリズムで入場する。「いつもより入場を短くしたい」と語っていた中邑だが、リング上ではたっぷりと時間をかけてファンを魅了した。 中邑の赤に対して、青い光に包まれながらチャンピオンのAJも入場。リング上で両者が対峙した時、メルセデス・ベンツ・スーパードームの盛り上がりは最高潮に達した。 試合は、序盤に場外に落とされた中邑が左膝を痛める。キンシャサをはじめとした中邑の蹴り技を封じたいAJは徹底的に膝を攻めていくが、中邑は痛みに耐えながらも打撃を緩めない。2年前に新日本プロレスの東京ドーム大会で闘いを繰り広げた時よりも、お互いに間合いをしっかり取っている印象。しかし中邑は、AJがスワンダイブを狙うところを担ぎ上げ、ランドスライドをガッチリ決めた。しかしカウント2で返され、AJのスワンダイブ式450℃スプラッシュは中邑が膝を立てて防ぐ。タッグを含めた対戦が新日本の2回しかないとは思えぬ“読み合い”に長けた試合となった。 ファンはAJとナカムラのコールを終始交差させながら、この試合を見られる幸せを噛み締めていた。最後は勝機と見た中邑がキンシャサを狙ったところを、瞬時に切り返してスタイルズクラッシュの体制を作ったAJが“間を置かず”に固めた。中邑は3カウントを奪われ王座奪還に失敗した。 試合後、AJが倒れている中邑に近づき、抱き起すと、2人は抱き合い健闘を称え合った。中邑はレフェリーが持っていたベルトを受け取るとひざまずきながらAJに渡し、受け取ったAJがポーズを取ったその時…中邑がAJの股間を殴打!悶絶するAJを日本語で何やら罵倒しながら中邑はAJにバイブレーションキックを連打し、場外に落とすとさらに蹴り続けて、距離を作り、完全決別のキンシャサをブチ込んで、不気味な笑みを浮かべながら引き上げた。 これに対してファンは困惑しながらも大ブーイング。今回歴史的な快挙は達成できなかったが、これで終わりではない。中邑のヒール転向は、新日本プロレスで当時はバリバリのヒールだった矢野通と電撃合体しCHAOSを作ったとき以来。あの時も試合への介入や凶器攻撃を繰り広げる中邑にファンは戸惑っていた。しかし、WWEで本当にトップを取るためには必要な行動なのだろう。中邑の真意は2日後に行われるスマックダウンで明らかになるはずだ。▼WWE選手権試合<王者>○AJスタイルズ(20分21秒 エビ固め)中邑真輔●<挑戦者>※スタイルズクラッシュ※AJが防衛に成功文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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