スポーツ
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スポーツ 2018年05月03日 06時30分
かきいれ時のGW祝日3連休 過去10年の各球団の勝率は?【パ・リーグ編】
過去10年のGW祝日3連休(憲法記念日・みどりの日・こどもの日)における、プロ野球球団の勝率とはいったいどうだったのだろうか。稿を改めた今回は、パ・リーグ6球団の勝率ランキングを6位から順に発表していきたい。 6位となった球団はオリックス(11勝18敗1分)で、その勝率は.379(小数点第一位は四捨五入、以下同じ)。ここ10年間で勝ち越しは3回、負け越しは7回。3連敗も2度喫してしまった。球団にとってもファンにとっても不完全燃焼な成績に終わっている。 西武(14勝16敗)とロッテ(14勝16敗)は、勝率.467でともに同率4位にランクイン。また、その内訳も勝ち越し4回・負け越し6回と共通している。なお、ロッテに関してはここ4年の間負け越しが続き、昨年は3連敗を食らうなど、近年はGW3連休に良いイメージを持っていない様子がうかがえる。 Aクラス圏内となる3位に入ったのは楽天(15勝15敗)で、その勝率は.500。10年間で勝ち越しが5回・負け越しは5回だ。加えて3連勝・3連敗が一度もない。良くも悪くも安定した成績を残している。とはいえ、3連休のうち1日は確実に勝ち試合を見ることができると考えれば、ある意味ファンに優しい球団であるのかもしれない。 勝率.517という数字で2位に入ったのは日本ハム(15勝14敗1分)。実は過去10年間においては勝ち越し(4回)より負け越し(6回)の方が多いのだが、2009年と2017年に3連勝を記録し、ギリギリのところで楽天をかわした。 今回のランキングで見事トップに立ったのはソフトバンク(21勝7敗2分)で、その勝率は.750と驚異の7割越え。勝ち越し8回・負け越し2回・3連勝3回と、どの部門においてもセ・パ両リーグトップの数値を叩き出している。GW3連休において、最もファンを満足させている球団と言えるだろう。 以上がパ・リーグ6球団の過去10年におけるGW祝日3連休の勝率ランキングである。果たして、今年の3連休で各球団の勝率はどのように変動するだろうか。
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スポーツ 2018年05月02日 21時30分
棚橋弘至41歳、最後のIWGP挑戦?3年3ヶ月ぶり8度目の戴冠なるか?
新日本プロレス『レスリングどんたく2018』の2日目、5.4福岡国際センター大会のメインイベントで、オカダ・カズチカのIWGPヘビー級王座に挑戦する棚橋弘至。棚橋が同王座に挑戦するのは、2016年1.4東京ドーム大会以来2年4ヵ月ぶり。同王座を手放してからは実に3年3ヵ月が経過した。 棚橋ももう40代。新日本プロレスのために酷使し続けた肉体はボロボロだ。しかし、棚橋は「新日本プロレスの中心に戻る」と、諦めることなく闘い続けてきた。なぜならば闘いの先には必ず“IWGPヘビー級王座”が見えてくると信じていたからだ。 「必ず真ん中にまた戻りますので、見ててください」 2016年のG1クライマックス最終日。大会終了後、荷物をまとめた棚橋は帰り際、マスコミ一人一人に力強く話しかけながら握手をしていた。あれから数えても1年9ヵ月も時間が経っている。普通なら心が折れてしまうところだ。今年の2月に1ヵ月の長期欠場をし、体のケアと肉体改造をして臨んだ『ニュージャパンカップ2018』でも決勝でザック・セイバーJr.に敗れ「やはり棚橋はもうIWGPに挑戦できないのか?」と思われたが、棚橋は諦めなかった。ザックを相手に同王座を防衛し、防衛記録を棚橋と並ぶ最多の11回に伸ばしたオカダの前に現れたのは、棚橋だった。 「次、オレしかいねぇだろ?」 これを逃したら再び挑戦する機会はめぐってこない。棚橋はそれぐらいの気持ちでオカダの前に立ったに違いない。棚橋の諦めない気持ちの集大成がこの言葉に詰まっていたように思えた。もちろんオカダに断る理由はない。かつて「今世紀の名勝負数え唄」とも言われた、新日本プロレスの「黄金カード」が5.4福岡大会で2年4ヵ月ぶりに実現することとなった。 今シリーズの各会場で連日繰り広げられている前哨戦では、オカダが強さを見せつけている場面が目立ちがちではある。ただ、棚橋の円熟味を増したインサイドワークも節々に見られる。なかなか言い表しづらいが、棚橋からは“安心感”のようなものを感じるのだ。現在の新日本マットの傾向を見ると、今回勝てなければ棚橋にとって最後のIWGP挑戦になる可能性はあるかもしれない。ただ、どちらが勝つにしても棚橋とオカダの闘いに終わりはないように思う。なぜなら新日本プロレスという団体が元来持っている“闘い”が2人の間にはしっかりと根付いているからだ。5.4福岡大会のIWGP戦が名勝負になるのは間違いない。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年05月02日 17時30分
打線低迷のトラに囁かれる「天敵」の復帰論
「アノ人」の再登板が検討されつつある…。 首位広島との連敗を止め、昨季3戦3敗と苦手にしていたDeNA・今永を打ち崩した。この2試合(4月30日、5月1日)を見る限り、打線は上向きのようである。しかし、チームを勢いづけるまでには至っていない。「昨年オフから金本(知憲=50)監督が課題に挙げていたのは、投手陣の再整備でした。とくに先発陣は計算の立つ投手の頭数が少ない。そこをどう補っていくかをキャンプのテーマにしていましたが、頼りにしていた打線がこのザマです。勝率5割をキープできているのは、投手陣の踏ん張り」(在阪記者) “投高打低”の予兆はあった。今年のオープン戦だが、阪神打線はチーム打率2割2分5厘で12球団ワーストだった。金本監督はペナントレース本番を迎え、1、2番を代えるなど、打線を“プチ変更”しながら、今日まで戦ってきたが、その効果はナシ。チーム打率2割3分3厘はリーグ5位、総本塁打13、総安打数180、打点74、盗塁7はリーグワーストだ。懸念材料だった投手陣がリーグトップの防御率なのだから、「打線で負けている」と言わざるを得ない(5月1日時点)。 この打線をどう発奮させるかが、ペナントレースの行方を決めそうだ。そこで、急浮上してきたのが、「アノ人」の存在だ。二軍監督を外され、オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーに転じた掛布雅之氏(62)のことである。「昨季まで二軍監督でしたが、若手の底上げに関して一定の成果が見られたということで、現場を離れました。まあ、ここまでは表向きの話。金本監督と意見衝突もあったらしく…」(球界関係者) 大きく取り沙汰されたことはないが、金本政権には「フシギな傾向」もある。頭角を現した若手が2年続けて活躍できないのだ。北條、原口、高山、中谷、大山…。糸原は奮闘しているが、昨季は故障で終盤戦を休んでいる。先の関係者が、高山と大山を指して、こう指摘する。「高山の一昨年の打率が2割7分5厘、大山の昨季の打率が2割3分7厘。今年は高山、大山とも2割を切っています(5月1日時点)。ルーキーイヤーがキャリアハイというのはおかしい」 つまり、金本監督や打撃担当コーチの指導法に問題があるのではないか、というわけだ。「二軍監督だったころの掛布氏は、若手が自分から率先して練習するようにならなければ意味がないとし、時には放任するような練習日も設けました。金本監督は自主性による甘えを懸念していました」(前出・同) 若手の台頭と打撃陣の開花に貢献した掛布氏の現場復帰が検討されても決しておかしくはない。 「掛布氏の今の肩書が意味シンです。オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーって、何をするのか? 本社要人によれば、チーム編成などについて、オーナーが氏に直接意見を求めることもあるとのことです。本社の株主総会も近づいてきましたし…」(ベテラン記者) 掛布氏は野球中継の解説席にも復帰した。金本采配を批判するような言動はないが、若手が2年続けて活躍できない真相は分かっているはず。坂井信也オーナーを始め、球団経営に関わっている本社要人は、この株主総会でチーム低迷に関する批判ができるのがもっともイヤだという。金本監督が「打線低迷」の現状を打破できなければ、株主総会からも掛布氏へのラブコールが飛び出すかもしれない。
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スポーツ 2018年05月02日 06時45分
プロ野球、先発完投の価値とは
4月28日に行われた巨人対ヤクルト戦で、巨人先発の菅野智之が2安打完封で今季3勝目を挙げた。これで菅野は2勝目となった8日前の阪神戦に続き、9回を投げ切った。開幕から2連敗を喫したものの、昨シーズン、セ・リーグ最多となる6度(4完封)の完投を記録したエースは健在。今年も変わらぬ頼もしい姿を見せた。■過去と現在の完投への捉え方は 昨今、各球団の得意な継投パターンを表現する『勝利の方程式』というフレーズが当たり前のように聞かれるようになり、反対に先発ピッチャーのタイプを表す『先発完投型』という言葉は耳にしなくなってきた。 投手の分業化がより顕著になり、中継ぎ投手の貢献度を評価する「ホールド」が記録として制定されたように、リリーフ投手の役割が細分化されているのが現代のプロ野球だ。試合数も増え、バッティング技術も向上したことから、先発投手が一人で投げ切ることは確実に減ってきている。1シーズンで二桁の完投を記録したのは2013年の金子千尋(オリックス・10完投)が最後となり、リリーフ投手の登板数が70試合を超えることも珍しくなくなった。 何人の投手を起用しようと、チームの勝利こそが唯一無二の目的であることに変わりはない。だが、先発ピッチャーにとって一試合を投げ切ることの意味は、過去も現在も大きい。ヤクルト戦の試合後インタビューで菅野は「常に完封する気持ちで投げている。一回でも多く投げるつもりでいる」とキッパリ。満面の笑みで力強く語ったその表情は充実感に満ちあふれていた。■マウンドを守り抜く姿が与える影響も 同じく巨人の山口俊も4月、2度の完投勝利を果たした。17日のDeNA戦では14個もの三振を奪い、チーム一番乗りの完投で連敗を止めている。巨人は投打がかみ合わず開幕からしばらく黒星が続いていたが、山口、菅野のピッチングでチームが勢いを取り戻し、連勝につながったと言っても過言ではないだろう。チームの完投数4は4月終了時点で12球団最多。また複数の投手が複数回、完投勝利を複数回記録したのも、現時点のセ・リーグで巨人だけだ。 先発投手が完投すると、もちろん救援陣は休める。それだけではない。テンポ良く試合が進むし、観ている側にも緊張感が伝わり、回を追うごとにファンの熱量は増していく。エース同士の投げ合いであればなおさらだ。 相手打者に合わせて投手を変える戦術的な継投が毎試合繰り返される今日。しかし、先発ピッチャーが最終回、最後のアウトの瞬間までマウンドに立つ姿を頼もしく感じるのはチームメイト、そしてファンも同じで、やはり特別な眼差しを送ってしまう。そのまばゆい光景がプロ野球の醍醐味の一つであることは間違いない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2018年05月02日 06時40分
高橋監督が「4番岡本」を躊躇うロッカールームの上下関係
ゴールデンウィーク最初の対戦カード、対東京ヤクルトも連勝で飾り(4月30日時点)、由伸巨人は2位に浮上した。チームが息を吹き返したのは打線爆発によるものだが、その打線について、チーム内外から「批判」が出ているという。「岡本(和真=21)の扱い方ですよ。思い切って、4番にしろとの声が絶えないんです。でも、高橋(由伸=43)監督は首を縦に振ろうとしません」(球界関係者) 目下、4番はマギー(35)が務めている。昨季本塁打王のゲレーロ(31)でスタートしたが、坂本勇人(29)を1番に置く攻撃的な打順に変更した際に「3番・ゲレーロ、4番・マギー、5番・岡本」とし、以後、好調を保っている。「4番・岡本」の進言は、“期待の声”でもあるようだ。阿部慎之助(39)に衰えが隠せなくなって以来、巨人は助っ人に4番を託すことが多くなってきた。プロ4年目でようやく覚醒した”生え抜きの大砲”を4番打者として、「もっと成長させろ」というわけだ。 プロ野球解説者の一人が岡本の起用について、こう説明する。「高橋監督は岡本の開幕スタメンを決めかねていました。岡本に関しては求めているものが大きいというか、オープン戦も辛口の評価をしていました。ベテランの阿部の調子が上がってこなかったのもあって、渋々、開幕スタメンを認めたようなもの」 どちらかといえば、高橋監督は優柔不断なほう。決断を迫られると、失敗したときのリスクを先に考えてしまうという。「4番・岡本」はチーム内からも進言があったそうだ。それでも、生え抜きの4番誕生に二の足を踏む理由は、単なる優柔不断ではないという。「フルシーズンを乗り切るだけの精神力があるかどうかが問題なんです。高橋監督はこの先、岡本は不振に喘ぐときが必ず来ると見ています。それを岡本がどう乗り切るのかもありますが、4番から外さないほどひどいスランプだったら、打撃不振と『4番失格』の二重の精神的ショックを受けます。それを乗り越えられるだけの精神力を持っているのかどうか…」(前出・プロ野球解説者)「巨人の4番」なる重責は、経験した者でなければ分からないそうだ。高橋監督は経験者として、岡本は時期尚早と見ているのかもしれない。もっとも、「4番昇格」を推す関係者からは「試練として経験させるべき」との声も聞かれたが…。「高橋監督は『4番岡本』の準備を始めていると思います。ロッカーの位置ですよ」(前出・関係者) 岡本のロッカーは、阿部のすぐ隣だという。 試合前はもちろん、試合後も阿部から岡本に話し掛け、色々と教えているそうだ。「前任の原監督の時代、阿部のロッカーはベテランの大道(現ソフトバンクコーチ)や故・木村拓也氏のすぐ近くでした。彼らが阿部に色々とアドバイスをしていました。今も阿部がチームリーダーとして一目置かれている存在になったのは、『ロッカールームで学ぶ時期』が知ったからです」(前出・同) 技術的なアドバイスだけではなく、立ち振る舞いや言動に関する”お小言”もあるそうだ。好機で打てなかったときに「下を向くな」、その反対に得点に絡む安打を放ったとき、ガッツポーズを見せても良い場面といけない場面がある。それらを認識することは、遠回りに見えても、チームの中核選手たる心構えにつながっていく。阿部はかつて自身が学んだことを岡本に伝えているのだろう。 そんなロッカールームの位置を決めたのは高橋監督だ。岡本の4番昇格が時期尚早だとしたら、高橋監督はベテラン阿部のお墨付きが出るのを待っているのかもしれない。
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スポーツ 2018年05月02日 06時20分
未来への一歩となるか 日本相撲協会・八角理事長が臨時理事会に関する談話を発表
角界の伝統である“土俵上での女人禁制”に対し、批判が相次いでいる。4月28日に開かれた臨時理事会の後、日本相撲協会は八角理事長が発表した談話を同協会の公式サイトにアップした。 談話では「(1)舞鶴市での不適切な対応について」、「(2)宝塚市長に土俵下からのあいさつをお願いしたことについて」、「(3)ちびっこ相撲で女子の参加のご遠慮をお願いしたことについて」の3点について言及した。 (1)では舞鶴市長が土俵上で倒れ、周囲が救命措置にあたった際に「女性は土俵に上がらないで」と行司が注意したことについて言及。「大相撲は、女性を土俵に上げないことを伝統としてきましたが、緊急時、非常時は例外です。人の命にかかわる状況は例外中の例外です」と述べて謝罪した。 (2)については、女性を土俵に上げない理由として「第一に相撲はもともと神事を起源としていること、第二に大相撲の伝統文化を守りたいこと、第三に大相撲の土俵は力士らにとっては男が上がる神聖な戦いの場、鍛錬の場であること」と改めて「土俵」を定義付けた。一方「この問題につきましては、私どもに時間を与えていただきたくお願い申し上げます」とも述べており、今後は外部からの意見も取り入れていく方針であることを示唆した。 (3)のちびっこ相撲については、今年の春巡業で「子供がけがをしたとの訴え」が2件あったと報告。いったんちびっこ相撲そのものを休止するとした。今後については「けがをしない安全なちびっこ相撲を考えて、再開をめざします。合わせて、女子の参加についても再検討いたします」とのことだ。 協会は談話を通し、謝罪しながらも協会の考えを示した。ネットでは「対応としては十分」、「腰を据えて取り組んでくれれば」と評価する声があった一方、「信用できない」、「どうせ口だけで何もしないんでしょ」と批判する声もまだまだ根強い。 談話で言及した諸問題への対策が実行されるかも含め、まだまだ時間をかけて協会を見守っていく必要がありそうだ。
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スポーツ 2018年05月01日 21時30分
バレットクラブの内紛に決着はあるのか?気になるボーン・ソルジャー復帰予告
新日本プロレス『レスリングどんたく」(5月3、4日、福岡国際センター)が近づいてきた。今シリーズは出番がなかったバレットクラブ勢だが、4.30鹿児島大会から飯伏幸太とともにケニー・オメガが合流。飯伏とオメガは、今年のニュージャパンカップを席巻したザック・セイバーJr.とTAKAみちのくのコンビに快勝した。3日の大分大会では“ケニー派”とされる高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズもツアーに合流し、福岡決戦に突入する。 3日の福岡大会では、NEVER無差別級6人タッグ王者のバッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロアのバレットクラブ・オリジナルメンバー派の「サモアトリオ」が登場。マット・ジャクソン、ニック・ジャクソンのヤングバックスにCody派のマーティー・スカルを加えたトリオの挑戦を受ける。 ヘビー級に転向したヤングバックスが、スーパーヘビー級のサモア勢に対し、どんな戦い方で翻弄していくのかは興味深い。またCodyとのタッグでゴールデン☆ラヴァーズから勝利を収めたスカルも、ヘビー級の選手にも見劣らない実力を備えている。面白いマッチメイクと言えるだろう。試合後は「ノーサイド」に終わるのか、それとも両陣営に亀裂が生まれるか、気になるところだ。試合後の両者の反応は、試合結果によって左右される可能性が高いだろう。 セミファイナルでは飯伏がCodyとの東京ドーム大会(1月4日)の再戦を行う。メインイベントではケニー・オメガがCody派のハングマン・ペイジと、シングルマッチで戦う。 ケニーとCodyは4月にアメリカの「ROH」のマットで、大将戦と言ってもいいシングル対決を繰り広げた。ただ、試合中に乱入したヤングバックスが、Codyを狙って放った(とされる)スーパーキックがケニーに誤爆するアクシデントが原因となり、Codyが勝利を収めている。ヤングバックスの行動が原因で、バレットクラブ内の勢力図がより複雑化してしまった感は否めない。 4日の福岡大会では、ケニー、ファレ、タマ、ロアに飯伏を加えた5人と、Cody、ペイジ、スカルにヤングバックスを加えた5人による10人タッグマッチがマッチメイクされている。この2日間で何らかの方向性は見せてもらいたい。 そんな中、長期欠場中のボーン・ソルジャーの復帰を予告する動画がネットに上がっている。バレットクラブの現状を考えると非常に気になる出来事だ。帰ってくるボーン・ソルジャーがバレットクラブの救世主になるのか?それとも全く予想外の動きを見せるのか?福岡大会の結果が気になるところだ。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年05月01日 17時45分
オリックス担当記者が分析、近鉄が10.19ユニで南海に勝ち越す!
前の6連戦では4勝2敗と勝ち越し上昇ムードが高まってきた感があったオリックスだが、札幌3連戦をいずれも接戦で落としてしまいまさかの3連敗。先週とは一転、最悪なムードの中、強豪ソフトバンクと6試合、現在パ・リーグ首位を独走する西武と3試合を含むゴールデンウィーク9連戦に突入した。▼4月24日〜30日オリックス成績【対北海道日本ハム 札幌ドーム】4月24日●金子千尋 3-5 上沢直之○4月25日●アルバース 1-4 高梨裕稔○4月26日●ディクソン 2-3 マルティネス○【対福岡ソフトバンク 京セラドーム大阪】4月28日○西勇輝 3-1 東浜巨●4月29日●吉田一将(先発は山岡泰輔) 4-7 モイネロ(先発は武田翔太)○4月30日○田嶋大樹 6-5 中田賢一●※4月30日現在、オリックス26試合10勝15敗1分、リーグ5位。 ソフトバンク戦は、2013年から開催(2016年のみ未開催)されている『KANSAI(旧OSAKA)クラシック』近鉄バファローズ(オリックス)対南海ホークス(ソフトバンク)の復刻試合として、復刻ユニフォーム着用して行われた。今年は伝説の“10.19川崎決戦”でも着用していた近鉄のビジターユニフォームで臨んだオリックスだったが、同じく南海最後のビジターユニフォームを着用したソフトバンク相手に、カード勝ち越しに成功。ソフトバンクとの対戦成績を3勝3敗にしただけではなく、クラシックシリーズでの通算成績も8勝7敗で近鉄が南海に勝ち越した。2戦目に守護神の増井浩俊が救援に失敗しなければ3連勝も狙えたが、札幌では勝ちきれなかった接戦した試合を、ソフトバンク相手に2試合勝てたのはチームにとって大きい。 ピッチャーでは、先発三本柱の金子とディクソンにまだ勝ち星がついていないのが気になるところ。手がつけられないほど強い西武相手に今季初勝利を挙げることができるのか注目される。中継ぎでは、セットアッパーの黒木優太、クローザーの増井に不安が残る中、ファームで先発から中抑えに調整を切り替えて一軍昇格した高卒2年目“オリの神童”山本由伸が、150キロを超える直球に、変化とスピードがあるカットボール、そして、切れ味抜群のフォークに磨きをかけて無失点救援を続ける好投を見せている。山本は「どの回でも投げます」と投球回には拘らない考えなので、中継ぎ陣の調子を見ながらベストな起用をしていくことになるだろう。 野手では、福良淳一監督が「今年は使い続ける」と明言している宗佑磨がまだ打率は低いながらも印象に残る場面でのプレーが目立っており、得点にもしっかり絡んでおり、今年のオリックスにとってラッキーボーイ的な存在として、全力プレーを続けている。また、30日の試合ではT-岡田に待望の第1号ホームランが飛び出した。ロメロ、マレーロがまだ不振なだけに、岡田にかかる期待は大きい。本人は「繋ぐ気持ちがホームランになった」と話していたが、これは岡田が打席に入るたびに胸に抱いていること。繋ぐ気持ちがチーム全体に繋がったとき、オリックスの重量打線はようやく機能する。今の西武打線を見ているとまさにそれを実践しているのがよくわかる。 「もっと練習をして今度は僕が力で押すピッチングを見せて抑えたい」 これは30日の試合後に田嶋が柳田に打たれた一発に対して、リベンジを誓った言葉。悔しい気持ちは人間をさらに強くする。今のオリックスは悔しさを力にして、ひとつずつリベンジを果たしてもらいたい。次は勇者(阪急)の力を借りて、強い獅子(西武)を退治する。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年05月01日 17時30分
「信じとったで!!」阪神・ロサリオの決勝ホームランにファンが歓喜
接戦にピリオドを打つ見事な一発となった。 30日に行われた阪神対広島の一戦(広島・マツダスタジアム)。両者譲らず延長戦に突入したこの試合にケリをつけたのは、阪神の4番ウィリン・ロサリオが放った2ランホームランであった。 両軍2‐2で迎えた延長10回。1アウトランナー1塁の場面でこの日5回目となる打席に臨んだロサリオは、相手投手・一岡竜司が投じた4球目を一閃。打球は高々と舞い上がりレフトスタンドへ吸い込まれていった。この一撃で2点のリードを奪った阪神は、その裏の広島の攻撃を無失点で封じ込め4‐2で勝利。チームの連敗を2で止めることとなった。 打ってはここまで無安打・3三振、守っては一塁方向のファールフライを2度に渡りアウトにし損ねるなど、この日は攻守に精彩を欠くプレーが続いていたロサリオ。その男が放った汚名返上の決勝2ランに、球団が運営するツイッターでの実況速報アカウントは「信じとったで!!ロサリオ最高や!!!」と歓喜のツイートを記載している。 また、それ以外にもネット上には「これが見たかった」「今日はスポーツニュースはしごしよう」と、ここ一番での活躍を見せてくれた4番打者に対する喜びの声が挙がっている。 一方で、前述のような不甲斐ないプレーを見せていたロサリオにさほど期待していなかったのか、「どうせ打たないんでしょ」「はいはいゲッツーゲッツー」「サヨナラ負けしそうやなあ」といった冷めた声を挙げていたファンも。ただ、ロサリオが“予想外”の結果を残したことにより、その声は「ロサリオ信じてたで!」「これが阪神の4番や!」「神様仏様ロサリオ様」と見事に一変することになった。 多くのファンに歓喜といくらかの“手のひら返し”をもたらすこととなったロサリオのホームラン。現在チームはセ・リーグ4位(11勝12敗・勝率.478)に甘んじているが、今日のような活躍を続けることができれば、チームも上昇気流に乗っていくことは間違いないだろう。
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スポーツ 2018年04月30日 21時00分
初開催から25年、15回目の新日本レスリングどんたくは初の2連戦開催!
新日本プロレスのゴールデンウィークと言えば、博多どんたくの時期に合わせて開催される『レスリングどんたく』福岡国際センター大会が恒例となっている。今年は5月3日、4日とシリーズ史上初の2連戦で開かれることとなった。◆過去の『レスリングどんたく』とメインカード①1993年5月3日 福岡ドーム 55,000人▼スペシャルクライマックス 四天王タッグマッチアントニオ猪木&藤波辰爾 対 長州力&天龍源一郎⓶1994年5月1日 福岡ドーム 53,000人▼INOKI FINAL COWNTDOWN 1stアントニオ猪木 対 グレート・ムタ⓷1995年5月3日 福岡ドーム 48,000人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>橋本真也 対 武藤敬司<挑戦者>⓸2000年5月5日 福岡ドーム 35,000人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>パワー・ウォリアー 対 グレート・ムタ<挑戦者>⓹2001年5月2日 福岡ドーム 35,000人▼スペシャルタッグマッチ長州力&中西学 対 小川直也&村上和成⓺2009年5月3日 福岡国際センター 5,500人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>棚橋弘至 対 後藤洋央紀<挑戦者>⓻2010年5月3日 福岡国際センター 6,000人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>中邑真輔 対 真壁刀義<挑戦者>⓼2011年5月3日 福岡国際センター 6,500人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>棚橋弘至 対 中邑真輔<挑戦者>⓽2012年5月3日 福岡国際センター 6,500人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>オカダ・カズチカ 対 後藤洋央紀<挑戦者>⓾2013年5月3日 福岡国際センター 6,800人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>オカダ・カズチカ 対 鈴木みのる<挑戦者>⑪2014年5月3日 福岡国際センター 7,190人▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>オカダ・カズチカ 対 AJスタイルズ<挑戦者>⑫2015年5月3日 福岡国際センター 5,180人※同年より実数発表▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合<王者>中邑真輔 対 後藤洋央紀<挑戦者>⑬2016年5月3日 福岡国際センター 5,299人(超満員)▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>内藤哲也 対 石井智宏<挑戦者>⑭2017年5月3日 福岡国際センター 6,126人(札止め)▼IWGPヘビー級選手権試合<王者>オカダ・カズチカ 対 バッドラック・ファレ<挑戦者> 90年代の新日本黄金時代に開かれた第1回大会からTシャツのデザインなど、グッズ面でイベントを支えてきたイラストレーター坂井永年氏によるポスターが今回、制作された。坂井氏は福岡ソフトバンクホークスのハリーなどホーク一家も描いている。博多っ子になじみのあるデザインとして浸透していることから、新日本はホークスとコラボしたグッズもたびたび発売している。 第1回大会は、福岡ドームのこけら落としの一環として開催した。当時のプロレスファンは地方への“密航”を楽しむ傾向にあった。アントニオ猪木と天龍源一郎の初対決、今ではあり得ないWWE世界ヘビー級王者のハルク・ホーガンと、IWGPヘビー級王者のグレート・ムタがノンタイトルながら“ドリームマッチ”を行っていた。藤原喜明も新日本に復帰を果たすなど、“密航心”をくすぐるには十分なラインナップ。プロレスファンが福岡に押し寄せて、大会は大成功した。翌年はテレビでは放映されなかった猪木の引退カウントダウンの第1弾、グレート・ムタ戦や、エキシビションマッチながら初代タイガーマスクが獣神サンダー・ライガーとドリームマッチを行うことなどが話題に。第2弾も成功を収めている。特に猪木とムタの一戦は今見ても楽しめる好勝負だった。 猪木の引退や、藤波、長州、蝶野正洋を除く闘魂三銃士の退団などもあり、2001年を最後に福岡ドームでの開催が困難となり、『レスリングどんたく』も終了した。しかし、2009年に8年ぶりの復活を発表。会場は福岡ドーム(福岡ヤフオクドーム)から福岡国際センターに移動。規模は縮小したものの、年を重ねるごとに来場者が増えてきたことから、今年は2日連続の開催に踏み切った。 90年代を見てきた一人としては再びヤフオクドームを目指してほしい気持ちもあるが、木谷高明オーナーは「例えば京セラドーム大阪でやるのなら、大阪城ホールで2連戦にしたほうがいい」と話す。現在の新日本は「試合が見やすい会場にたくさん来ていただくのがベスト」という方針だ。今年の1月には北海きたえーるでの2連戦を成功させ、今夏のG1クライマックスではエディオン・アリーナ大阪で2連戦、さらに日本武道館では3連戦と、ドームクラスではなくアリーナクラスの会場での連日開催が目立っている。 今年は『レスリングどんたく』の初開催から25年目、15回目の節目となる。新日本から中1日の5月6日には総合格闘技のRIZINもマリンメッセ福岡で今年初の大会を開催する。そのまま福岡に残るファンも少なくないようだ。これまで幾多の名勝負を見せてくれた『レスリングどんたく』。今年はどんなドラマを見せてくれるのだろうか。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.7】写真 / 舩橋諄
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スポーツ
エルドラド ノア・丸藤が“外交官”に名乗り
2007年08月10日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 真壁刀義が本紙に予告通り、永田裕志を血に染めた
2007年08月09日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス・蝶野正洋が曙を破って初勝利。夏男がようやく点火
2007年08月09日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 本紙仮想G1では優勝した中西学が早くも予選敗退決定! リーグ戦は熱戦が展開中
2007年08月09日 15時00分
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スポーツ
K-1MAX 魔裟斗が合宿を公開。体力面に加え、精神面での成長を見せており、王座奪還に視界は良好だ
2007年08月09日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 真壁刀義が不気味な宣言! 永田裕志に肘折り&流血葬を予告した
2007年08月08日 15時00分
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スポーツ
IGF アントニオ猪木が藤原紀香に熱烈ラブコール。紀香参戦か!?
2007年08月08日 15時00分
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スポーツ
ハッスル インリン様が8・18名古屋で産卵する!
2007年08月08日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 曙が流血で悪の覚醒! リーグ戦初勝利を挙げた
2007年08月07日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス G1クライマックスは公式戦2日目も熱戦、激闘
2007年08月07日 15時00分
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スポーツ
プロレスリング・ノア 川畑輝鎮&志賀賢太郎の欧州初遠征が決定。パンパーズは欧州人総パンチ化を狙っている
2007年08月07日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 永田のアンクルホールドに秘められた決意とは
2007年08月06日 15時09分
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スポーツ
新日本プロレス 本紙の仮想G1覇者・中西学。初戦敗北も怪気炎
2007年08月06日 15時09分
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スポーツ
新日本プロレス G1クライマックスは開幕戦が白熱の展開。熱い戦いが繰り広げられた
2007年08月06日 15時07分
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DEEP 女子ライト級王座の初防衛に失敗した渡辺久江の敗因は六星占術!?
2007年08月06日 15時06分
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新日本プロレス 仮想G1クライマックス開催! 2007年優勝者はこの選手だ!!
2007年08月04日 16時00分
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新日本プロレスG1予想 永島勝司が導き出した“地獄のアングル”とは?
2007年08月04日 16時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 大谷晋二郎が、新日本プロレスの永田裕志との頂上決戦をぶち上げた
2007年08月04日 16時00分
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スポーツ
中村和裕がUFCに参戦決定!
2007年08月04日 16時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分