スポーツ
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スポーツ 2018年05月07日 12時20分
「イチローは客寄せパンダみたい」張本氏、マリナーズに激怒 開幕戦の日本開催も不満気
6日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がイチローを会長付特別補佐としたシアトル・マリナーズに怒りのコメントを行った。 番組では、イチローがマリナーズの会長付特別補佐に就任し、今季の出場メンバーから外れたニュースと、記者会見の模様を放送。関口宏が「よくわからない話なんです」とつぶやく。 それを聞いた張本氏は「喝だ!」と叫ぶ。続けて、「マリナーズに喝ですよ。練習はさすけど、ゲームは出さない? お預けしているみたいでね、酷いじゃないですか。いや、だから、練習はして、良かったら出てもらいますよくらい発言してもらいたい」 と激怒する。さらに、 「アドバイザー?オーナー? 何の役にも立たない。やるんならね、GMの上の球団社長かオーナー代行か。おそらく来年ね、日本で開幕やるじゃないですか。 興行に来るじゃないですか。そんときに練習させて、ピンチヒッターでも使おうとしているわけでしょ、客寄せパンダみたいに」 と苦言を呈する。その後、関口がイチローを会長付特別補佐にした意図として、外野手が飽和状態となったこと、マリナーズでキャリアを終えてほしいと考えていること、帯同させることで若手の模範となること、そして、来季日本で開幕戦が開催されることなどが紹介される。 これを聞いた張本氏は「そんなね、歯の浮くような言い訳なんか聞きたくないですよ。来るならね、背広で来て、オーナー代行でアメリカ行って、1チームを私が連れてきましたと。私が作ったチームを見てくださいと、これくらいのことをマイクで言ってもらいたいよ」 と怒りまくる。さらに、 「イチローを離したくないから、こんな屁理屈を作って捕まえてるんだろうけどね、ユニフォーム姿でね、見たくないじゃないですか。世界的な選手ですよ、それを見たいという人は、本当のイチローのファンでもなければ野球ファンでもない。できれば背広でね、いいチームを作って、いい選手を出して、1チームを連れてきてもらいたいよ」 とマリナーズの対応に苦言を呈する。続けて、 「日本で興行やるんでしょ。本当は喝入れたいんですけど、自分の庭で自分の子供を押しのけてよ、その子が飛んだり跳ねたりして面白い? やっぱり日本のファンとか日本人を大事にしてもらいたいわね。よっぽど日本が儲かるんだねまだ。芸能界でもどこでも興行やるから。もうアメリカ野球は見慣れてるじゃないですか。WBC、日米野球、テレビ。もういい加減にしてもらいたいわ。終わり」 とマリナーズが来季開幕戦を日本で開催することに不満を述べた。 相変わらずメジャーリーグに不満を述べた張本氏。今回の「客寄せパンダ」発言については、「そのとおり」「日本で見たい」という声も一定数存在したが、イチローが納得した契約だけに、「張本が言うことじゃない」「本人が喜んでいたのになぜ批判するのか」という憤る声も出た。 イチローと日本プロ野球を愛するがゆえの怒りだったと思われるが、これまでの炎上コメントもあり、またも批判されてしまった張本氏。もう冷静に真意を話せば、視聴者は納得してくれると思われるのだが…。
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スポーツ 2018年05月06日 17時35分
上位と見紛う?5月場所番付下位にひしめく元三役力士たち
さまざまな話題を振りまいた春巡業も終わり、間近に迫ってきた大相撲5月場所。先月30日には新番付も発表され、各力士は場所に向け一段と稽古に励んでいることだろう。 気になる今場所の注目は何といっても栃ノ心の大関とり。1月場所では平幕ながら14勝1敗で優勝、3月場所では関脇として10勝5敗の成績を残した。今場所で9勝以上をマークすれば“直近3場所33勝”をクリアし大関昇進は濃厚となる。昨年5月場所後の高安以来、1年ぶりの新大関誕生を期待するファンは多い。 栃ノ心の他にも、2場所連続優勝を狙う鶴竜、休場からの復活を期す白鵬・稀勢の里、悲願の新三役昇進を果たした新小結・遠藤など、今場所で注目すべき力士は多い。ファンの視線が幕内上位の力士に集中しているのは当然の話ではあるが、他にも注目すべきポイントはある。 これから5月場所を現地、もしくはお茶の間で観戦しようと思っているファンの方々には、ぜひ強い力士だけでなく“強かった”力士にも目を向けてもらいたい。なぜなら今場所の番付下位には、過去に幕内上位で鳴らした“元三役”の力士が多く名を連ねているからだ。 幕内における最下位の地位である前頭、その中でも最下層にある前頭11〜17枚目(西は16枚目まで)を見ると、該当力士13名のうち5人(碧山・豪風・栃煌山・妙義龍・安美錦)が過去、小結・関脇に在位した経験を持っている。ほんの数年前まで幕内上位で相撲をとっていた彼らの取組を、今場所は中入り直後から楽しむことができるのだ。 また、彼らの平均年齢が“34歳”という点も見逃せない。時代の流れとともに力士の選手生命も延びてはいるだろうが、それでも34歳という年齢はいつ引退してもおかしくない数字だ。明日をも知れぬ身である彼らが、その明日をつかむため全身全霊を懸けて臨む取り組みは、上位陣にも負けない熱気を生み出すだろう。 5月13日に初日を迎える5月場所。5人のベテラン力士たちの奮闘ぶりにも、注目してはどうだろうか。
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スポーツ 2018年05月05日 17時45分
オリックス・バファローズの近鉄復刻ユニフォームに一部ファンが憤り その理由は複雑な歴史にあり
4月28日から30日の福岡ソフトバンクホークス戦で、オリックス・バファローズが1978年から1996年まで近鉄バファローズが採用していたビジターユニフォームを着用。一部のファンから憤りの声が上がっている。 オリックス・バファローズはここ数年「KANSAI CLASSIC」として、近鉄バファローズと阪急ブレーブスのユニフォームを着用する試合を設置。概ね好評であることから今年も着用することになった。 今回は対戦相手の福岡ソフトバンクホークスが南海ホークスを、そして西武ライオンズが2008年に日本一になった当時のユニフォームを着用し、「かつてのファン」の取り込みを狙う。 「オリックス・バファローズ」になってからのファンには好評だったが、かつての近鉄ファンの一部からはブーイングが。「近鉄バファローズ」の歴史を合併という形で終わらせたオリックス球団が「近鉄」の名で試合をすることについて、「筋が違う」と感じているようなのだ。 さらに、阪急ブレーブスについても、一部のファンからは「西宮を捨てたチームが着るな」「常勝阪急を返せ」と恨み節が。喜ぶファンの裏で、苦虫を噛み潰す人も存在していた。 ちなみに、現在の監督である福良淳一氏の現役生活は阪急・オリックス一筋。昨年の近鉄バファローズユニフォーム着用デーでは、抗議の意志をこめてか、一部の試合でオリックスのパーカーを着て采配を振るったこともある。 一方、東北楽天ゴールデンイーグルスには、最後の監督で近鉄一筋で現役を終えた梨田昌孝氏や、真喜志康永コーチ、古久保健二バッテリコーチ、高須洋介コーチなど、近鉄OBが。一部のファンからは、「楽天が近鉄のユニフォームを着たほうが似合うのでは」という皮肉も出るほどだ。 20年来の近鉄ファンで合併を機にプロ野球ファンを止めたというAさんはこう語る。 「近鉄ファンとしては、『近鉄』がなくなっても良いので、なんとか選手全員で野球ができる『バファローズ』を残してもらいたかった。それを無視した形で合併となったことが残念だった。 合併に不満を持った当時選手会長の礒部公一氏や岩隈久志投手が合併球団入りを拒否し、楽天に行ったように、オリックス・バファローズについて快く思っていなかったファンは大勢いました。もちろん、ついていったファンも多かったのですが。 あれから14年経過し、もうあの頃を知らない選手・ファンばかりになったため、一種のリスペクトのつもりで近鉄バファローズのユニフォームを着用しているのかもしれませんが、自ら歴史を終わらせたチームを今さら中途半端に蘇らせて試合させるのは、はっきり言って気分が悪い。 良くも悪くもオリックス・バファローズというチームは、当時のファンや選手の反対を押し切って生まれた合併球団ですから、過去を引っ張り出すのは止めて、前だけを向いてほしい。 今回の近鉄バファローズビジターユニフォームは、初優勝や10.19、1989年にラルフ・ブライアントが渡辺久信らから4打席連続ホームランを放ち、逆転リーグ優勝に繋げた試合で着用していた思い出深いユニフォーム。それを合併球団が着用するのは、正直許せないものがあります。 ただ、自分のようなファンはもう少数派で、老害と見られてしまいます。もう、野球を見ないという選択肢しか、自分にはありません」 複雑な事情を抱えて船出したオリックス・バファローズだけに、「その歴史」を知る一部のファンは、復刻ユニフォームに憤りを感じている。それもまた、この球団の宿命ということだろう。
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スポーツ 2018年05月05日 12時00分
褐色のビーナス“踊る”大坂なおみに世界中からエール
大坂なおみ(20)効果は抜群だった。テニス女子国別対抗戦フェドカップ・ワールド(WG)グループ2部・プレーオフ「日本 vsイギリス」で、日本はイギリスを3勝2敗で破り、2014年以来となるWG2部への昇格を決めた。 大坂が日本代表として国内で試合をするのは初で、日本テニス協会はエース扱いを明言している。ファンもWTAツアーで初優勝を飾った“時の人”に大きな期待を寄せていた。なのに、大坂に「負けろコール」が寄せられている。「負けろ」コールが起こったのはなぜか。それは、コート外にあった。 「大坂のコーチであるサーシャ・ベイジン氏との“賭け”ですよ。氏のツイッターでは大坂の情報が分かるので、けっこう人気を博しています」(専門誌記者) 大坂とサーシャコーチは“コート外での遊び”として、テニスのミニゲームを行い、負けた方が何かをやるという罰ゲームが与えられるという。先のWTAツアーで初優勝を飾った時の周囲に配慮した勝利インタビューも、その罰ゲームが絡んでいたのだ。 「今回のミニゲームでは、サーシャコーチが勝ち、渋谷のスクランブル交差点でダンスを披露するという罰ゲームが大坂に課せられました。その様子は大坂のツイッターで先頃公開され、世界中からエールが送られました。恥ずかしそうに手足を動かす程度でしたが、そういう大坂をもっと見たいとの声が多く、『負けろ』コールに繋がったのです。フェドカップ後、踊り直すとの情報も流れています」(同) キューバ人の父を持つ大坂は、アメリカ生活の方が長い。日本の部活動的なスポーツ教育よりも、「明るく、楽しく」が性に合っているようだ。今日の躍進は現在のコーチスタッフと知り合ってからのもので、彼らは楽しくなければ本領を発揮できない大坂の性格を把握している。今後もこうした罰ゲームは続けられそうだが、こんな声も聞かれた。 「国内での試合となれば、ロッカーの位置、シャワーの順番などの上下関係に悩まされるかも」(関係者) 『BNPパリバ・オープン』で初優勝に輝いた大坂なおみが、「史上最悪なスピーチ」と言って世界中のテニスファンを沸かせたが、次は「負けて? 世界最高のダンス」を披露してもらいたい。
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スポーツ 2018年05月04日 17時40分
「リクエスト」があれば防げた? プロ野球史上に残る「大誤審」4選
2018年のプロ野球は劇的な変化を遂げた。その理由は、審判のジャッジに対してビデオ判定を要求できる「リクエスト」が導入されたこと。これにより、誤審が大幅に減少したのだ。 4月28日に開催されたトークイベントでプロ野球審判長の友寄正人氏が明かしたところによると、開幕から4月22日までに「リクエスト」があった回数は50回。そのうち判定が変更されたのは18回で、変更率は36%だったそう。 また、リクエストが導入されたことにより、監督による抗議が激減。当初はビデオ確認による待機時間の長さが懸念されたが、却ってスピードアップにつながっている模様。また、審判にとっても間違いを素直に認めることができるため、ストレスが軽減されているようだ。 これまでのプロ野球界は、審判による判定がたびたび勝敗に影響してきた。おもなものは以下の通りだ。1.1978年日本シリーズ第7戦 ヤクルトスワローズ対阪急ブレーブス日本一を掛けた試合の6回裏、大杉勝男が足立光宏からレフトポール際に大飛球を放つ。レフト線審はホームランの判定。これに猛抗議したのが、阪急・上田利治監督。ファールだと猛烈に主張し、選手を引き上げさせてしまう。ベンチに帰った上田監督は審判の交代を要求するなど、大激怒。結局コミッショナーが上田監督を説得し、1時間19分後に試合が再開された。なお当時放送されていたTVのスロービデオでもホームランか否かを判断することは難しく、現在もどちらであるかは不明だ。2.1990年4月7日 巨人対ヤクルト戦1990年の開幕戦、ヤクルト2点リードの8回裏、ランナーを置いて篠塚利夫(現・和典)が放った打球はライトポール際へ。明らかにファールと思われたが、大里晴信審判はホームランの判定。この年から審判4人制となったことや、ポールの色が白だったことから、当時ベテランだった大里審判が見間違えた模様。当時の野球中継でははっきりとファールゾーンをボールが通過する様子が映っており、解説の長嶋茂雄氏と中畑清氏が絶句してしまった。仮に「リクエスト」が存在していれば、覆っていたであろう。3.2011年4月20日 阪神タイガース対読売ジャイアンツ7回裏、ランナーを1塁3塁に置き、クレイグ・ブラゼルの打球はセカンドへの飛球。これをセカンドの脇谷亮太が不自然な形で追い、落球。地面のボールを素早く取り上げ、キャッチをアピール。塁審はアウトの判定を下してしまう。テレビ中継のスローを見ると、ボールが地面に付く様子がはっきりと映る。阪神がリードしていたため当時の真弓明信監督は短時間で引き下がったが、その後逆転負けした。こちらもリクエストがあれば、覆っていたはずだ。ちなみに試合後、脇谷がスローVTRについて「VTR?テレビが壊れているんじゃないですか?」とコメントし、大炎上した。4.2015年9月12日 阪神タイガース対広島東洋カープ延長12回表、田中広輔の放った打球はセンターのスタンドに入り、大きく跳ね返る。当時認められていたビデオ判定に委ねられることになったが、審判団はフェンス直撃の三塁打と判定。結局点が入らず、試合は引き分けに。ところが後のビデオ検証で、客席側のワイヤーに当たり跳ね返っていたことが判明。セ・リーグは誤審を認めたが、試合結果は覆らず。結局この引き分けが尾を引き、0.5ゲーム差で阪神がクライマックスシリーズ進出。仮にホームランでカープが勝っていた場合、クライマックスシリーズに出場していた可能性が高く、1つの誤審がシーズンの順位を決めてしまった。 いずれも間違った判定が試合の流れを変え、勝敗を決めた。観戦したファンはモヤモヤしたまま帰宅したはず。「誤審も野球のうち」という考えもあるが、やはりビデオによる正確な判定が下されたほうがスッキリする。「リクエスト」が時代にあった制度であることは間違いないだろう。
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スポーツ 2018年05月04日 12時00分
貴乃花一門解体 カリスマ大横綱に集まる求心力
ついに解体、消滅へ――。一兵卒からのスタートを宣言している貴乃花親方(45)が8年前に自らが立ち上げた「貴乃花一門」の看板を下ろす決意を下した。当分は一門内にとどまるものの、いずれは一門からも離脱し、縦横無尽に野を駆け回る一匹狼で活動することも視野に入れている。貴乃花親方の新たな動きに注目が集まっている。 貴乃花親方の動きは早かった。暴行事件を引き起こした弟子の貴公俊の監督責任や無断欠勤などで2階級降格処分を受け、ヒラ年寄にまで落とされた貴乃花親方。春巡業メンバーからも直前で外され、部屋でおとなしくしていたはずだったが、実は裏で動いたのだ。 関係者の話によると、貴乃花一門は4月中旬、都内の千賀ノ浦部屋で一門会を開いた。集まったのは貴乃花親方はじめ7人。すでに一門と距離を置くことを明らかにしている立浪親方(元小結旭豊)や、これまで一門と行動をともにしていた錣山親方(元関脇寺尾)らは不参加だった。欠席者が相次いだことでも、一門の結束がゆるんできていたことが分かる。 そうしたことを背景に、貴乃花親方が切り出した。 「私の名前のついた一門は、いったん解散していただきたい」 この唐突な申し入れに参加者たちは動揺した。 というのも、貴乃花一門は、8年前に年功序列制など、旧態依然とした体質に反発し、二所ノ関一門から飛び出した7人の血気盛んな親方たちによって結成された。4年後に正式に6番目の一門として認可されているが、その中心が貴乃花親方で、言って見れば貴乃花親方を理事長にするためにできたような組織だった。 それが、去年10月末からの一連のトラブルなどで理事選にも敗れ、一歩後退したかたちにはなっているが、大相撲界でただ1人の一代年寄の名を冠した看板の輝きはまだまだ健在。それを外すというのだから、穏やかではない。 「一瞬、まさかと耳を疑った。『一連の騒動で一門に迷惑をかけた』という謝罪の意味もあったのでしょうが、そこまで貴乃花親方が決意していたとは…。ゼロからスタートを切る、と言った気持ちに偽りはないんだという思いが伝わり、『いや、ちょっと待って』とは言えなかった」 参加していた親方の1人は、こう話している。 一門会での話し合いは、およそ30分に及んだ。そして結局、「貴乃花親方の決意は固い」と見た一門の理事である阿武松親方(元関脇益荒雄)が、 「分かりました」 と了承。貴乃花一門の消滅はあっけなく決まった。 新たな名称はどうなるか。 「今後のことは八角理事長と相談しながら決めていくことになるが、これで貴乃花親方は名実ともに表舞台から消えたことになる」(スポーツ紙記者) つい4カ月前までは協会ナンバー3の理事で巡業部長だったことを思うと、信じられないような激変だが、この看板外しの裏に何があったのか。 貴乃花親方は、事が公になった4月19日朝、報道陣の取材に応じて、このように語った。 「あくまでも私個人の区切り。師弟ともども、足腰を強くして、一部屋としてやっていこうという決意だ」 そういえば、貴乃花親方は2年前に八角理事長と理事長の座を巡って激しく争った時も、こんなことを宣言している。 「(理事長に選ばれなかった時は)弟子という家族と、妻と我が子という家族と静かに暮らし、自らの愛弟子の中から横綱を育てたい」 ここまでの途中経過は紆余曲折あったが、今ようやくそういう暮らしを手に入れたので、「それに徹したいという強い気持ちの表れではないか」と見る関係者は多い。気になる一門を離脱して一匹狼になることについては、 「他の親方の意向もあるので。私が明言する立場にはない」 と話すにとどめたが、貴乃花親方がこのまま野に埋もれてしまうはずがない。 一門の内情に詳しい元力士は「貴乃花親方は必ず復権する」と断言し、次のように話す。 「貴乃花親方はまだ定年まで20年もある。時が来たら、絶対に動き出します。本人にその気がなくても、周囲が放っておきませんから。それくらい、まだ貴乃花親方の存在は大きい」 とりあえず、貴乃花親方はしばらく弟子の育成に専念するはずだ。もともと貴乃花親方は弟子の育成に長けていて、この方面の才能があると言っていい。このことは部屋を持ってわずか14年で、貴ノ岩、貴景勝、貴源治ら、4人もの若くて素質のある関取を育てたことでも明らかだ。その中から三役、大関が育ってきた時がチャンスだ。 「おそらく、4、5年、ガマンすれば、と貴乃花親方も見ているのではないでしょうか。その頃には、弟子たちも育っているし、八角理事長時代もそんなに長くは続かないはずです。ただでさえ今、世間を騒がせている土俵の女性禁制など、クビが飛びそうな問題が山積していますから。柿が熟して落ちてくるのを待つような気持ちで、じっとしていれば、黙っていても出番は回ってきます。一門なんて、その時にまた結成すればいいんですよ。若貴時代に育った若い親方たちも、これからどんどん増えますから」(協会関係者) 果報は寝て待て。当分の間、貴乃花親方は“死んだフリ”をする。
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スポーツ 2018年05月04日 06時42分
今後の巻き返しはあるか J1下位に軒を連ねるJリーグ“オリジナル10”の5クラブ
2月24日に開幕し、熱戦が続いているJリーグ。サンフレッチェ広島(9勝1敗1分・勝ち点28)が首位を快走し、FC東京(7勝3敗1分・勝ち点22)・川崎フロンターレ(6勝2敗3分・勝ち点21)が追いかける優勝争いが盛り上がっている一方で、歴史あるクラブが下位に低迷する事態が起こっている。 4月28、29日にかけて行われた前節終了時点でのJ1順位を見ると、13位の横浜F・マリノス(3勝5敗3分・勝ち点12・得失点差−2)を筆頭に、14位に浦和レッズ(3勝5敗3分・勝ち点12・得失点差−2)、15位に鹿島アントラーズ(3勝5敗3分・勝ち点12・得失点差−5)、16位にガンバ大阪(3勝7敗1分・勝ち点10)、そして最下位の18位に名古屋グランパス(2勝8敗1分・勝ち点7)と、Jリーグ発足時の加盟クラブ“オリジナル10”の面々が軒並み下位に低迷している。 また、前節では上記5チームのうち、3チーム(鹿島・浦和・名古屋)がそれぞれ敗北を喫した。勝利した2チーム(横浜FM・G大阪)に関しても、その勝ち点はそれぞれ鹿島・サガン鳥栖(16位・2勝7敗2分・勝ち点8)といった下位のチームから得たもので、苦しい状況が続いていることに変わりはない。 シーズンは残り23試合。この期間に状況を改善できなければ、各チームに“降格”の二文字が迫ってくることになる。もし仮に降格ということになれば、名古屋が2016年以来2年ぶり2回目、G大阪が2012年以来6年ぶり2回目、そして浦和は1999年以来、19年ぶり2回目の屈辱を味わうことになる。 ちなみに、残る横浜FMと鹿島の2チームはJリーグ発足以降、現在に至るまでJ2に降格した経験がない。今シーズンを“史上初の降格を味わった年”としてクラブ史に刻んでしまうことだけは何としても避けたいところだろう。 Jリーグ黎明期から存在し、その全てが優勝経験を持つなど確かな足跡を残してきた今回の5クラブ。苦境が続く中、名門の底力を見せることはできるだろうか。
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スポーツ 2018年05月03日 17時45分
【DeNA】野球だけじゃないよ!GWはハマスタ「Family Ballpark」で楽しも
☆今年は「謎解き」 横浜DeNAベイスターズは、ゴールデンウィークの5月4日〜6日(読売ジャイアンツ戦)に、「Family Ballpark 2018」を開催する。主に家族連れをターゲットとした様々なイベントが目白押しで、毎年好評を得ている。 今年の目玉企画は「リアル謎解きゲーム〜スターマンが新球団設立?!謎解き入団トライアウト〜」を5月5日と6日の2日間開催する。これは試合後の横浜スタジアムグラウンドにて謎を解き明かすほか、“打つ”・“守る”・“走る”などの野球体験をしながら、横浜に設立される新球団『横浜DeNA ベイスターマンズ』に入団すべくミッションをクリアしていく、DeNAベイスターズにとっても初めての新企画。ファミリーならずとも、カップルでも楽しめそうなイベントになりそうだ。☆過去のFamily Ballpark 大好評だったのは「ハマスタキャンプ」。これはグラウンドにテントを張り、一夜を過ごす企画。各年度によって内容も様々で、夕飯には青星寮カレーや、レストラン&9(アンドナイン)のメニューが提供され、暗闇の中、ランタンを持ってのバックヤードツアー、天体観測に、リアル野球盤など、普段は観戦するだけのスタジアムで非日常を体験できた。実際参加した子どもの中には、この体験を学校で発表し優秀作を受賞したそうだ。 その他、大道芸や、移動水族館、移動動物園も実施された年もあり、いずれも好評だ。特に大型ビジョンで映画を楽しむ「グラウンドシネマ」はほぼ毎年企画されている人気イベント。人工芝に寝ころびながら「モンスターズインク」や「ミニオンズ」などを観戦することができた。今年も6日に人気野球アニメ「メジャー2(セカンド)」のダイジェスト版が上映される。なおこの時期は、デーゲーム時は汗ばむような天候になる時もあるが、日が暮れると意外と肌寒いので、一枚上着を持参することをオススメ。☆GWはハマスタで! 毎年楽しい企画で、ハマスタとの「心の距離」を狭めてきたベイスターズ。特にGWのFamily Ballparkでは、野球を楽しむにはまだ難しい小さな子どもたちの心に「ハマスタは楽しい」との思い出を残すことができている。6年前に始まったこの企画。これをきっかけに野球観戦が趣味になった子どもたちも少なくないはず。長期的ビジョンでファンを増やすことにも成功している。 5日と6日はデーゲーム。お父さんお母さんは爽やかな気候の中、ベイスターズオリジナルビール片手に野球観戦を、思う存分楽しんで欲しい。 お父さんは飲みすぎに、お母さんは日焼け止め忘れないで下さいね。取材・文 / 萩原孝弘写真提供 / (C)横浜DeNAベイスターズ
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スポーツ 2018年05月03日 17時30分
黄金ルーキー・清宮の早期昇格で囁かれる“オトナの都合”
黄金ルーキー・清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ=18)が一軍に昇格した。オープン戦は絶不調だった。というよりも、「プロはそんなに甘くない」と“勉強する期間”にもなったようだ。限局性腹膜炎で緊急入院し、復帰後15試合で4本塁打を放つなど、急ピッチで仕上げてきた。清宮の潜在能力の高さは本物だった。しかし、「早すぎるのでは?」と、今回の一軍昇格に首を傾げる声も聞かれた。「日ハムの首脳陣からすれば、予定通りだと思います。4月25日からの本拠地(札幌ドーム)での連戦、もしくは次に本拠地での連戦が始まる5月2日が有力視されていました」(ベテラン記者) たしかに、5月2日からの楽天戦でベールを脱ぐ。しかし、「本拠地での一軍デビュー」が予想されていたということは、栗山英樹監督(57)以下首脳陣は黄金ルーキーにふさわしい華々しい舞台を検討していたわけだ。球界の将来を背負って立つ大物だ。そういう親心も分からなくはないが、見方を変えれば、「実力以外にも昇格させなければならない理由」があったとも解釈できる。 打者出身のプロ野球解説者がこう言う。「木製バットの使い方が分かってきたんだと思う。金属バットで試合に出ていた高校時代よりも、バットを引く位置が深くなっていました。木製のほうが飛ばないのは当然なんですが、金属バットと同じ飛距離を求め、余計な力が入りすぎていた。木製バットでもタイミングが合えば、スタンドインするんだと分かり、スムーズにバットが出るようになった」 技術的な進歩もあったようだが、こんな指摘も聞かれた。 「今年10月、U−23の野球・国際試合が開催されます(ニカラグア)。指揮を執る稲葉篤紀監督(45)は、プロアマ混成チームで戦うNPB事務局の提案を受け入れていますが、そうなると、プロ側の誰を連れて行くべきかという選手選抜が難しくなります。将来性、かといって、一軍経験の少ない23歳以下ではアマチュア側にナメられてしまう。厄介なのは、その国際大会の日程ですよ。プロ野球はクライマックスシリーズ、日本シリーズの真っ最中なんです」(球界関係者) 東京五輪にもつながる国際大会とはいえ、完全な一軍戦力となっている23歳以下は送り出せない。たとえばの話、プロ2年目でブレイクしたDeNAの投手・京山将弥(19)を貸してくれと稲葉監督が言ったら、ラミレス監督は「ちょっと待ってくれ」となるだろう。巨人も今年22歳になる岡本和真の選出を迫られたら、「戦力ダウンだ!」と怒るはずだ。そこで、清宮が急浮上してきたというわけだ。 「今季は一軍のスピードに適応できれば、来季以降ブレイクすると日ハム首脳陣は踏んでいます。国際試合を経験させるのも将来のため、現時点で清宮には一軍のレギュラー選手を弾き出すまでの力はありません。かといって、プロアマ混合チームに一軍経験のない選手を出すのは、アマチュア野球の要人に対し、失礼だし…」(前出・同) 今回の一軍昇格は“箔付け”でもあるようだ。もっとも、日ハムがこのままクライマックスシリーズに進出し、清宮が戦力になっていれば、国際試合選出を躊躇うだろう。一軍経験、あるいは戦力としてアテにされ、選出辞退のどちらに転んでも、清宮の箔付けになるのは間違いない。 「チームは北広島市に本拠地を移転させることをすでに発表しています。当初はガッカリする札幌市民の声ばかりでしたが、昨今では、『札幌市と北広島で見積もり合戦をさせた』と批判的な意見も伝えられています」(地元メディア) 好感度の高い清宮を札幌でデビューさせることにも、それなりの意味があったらしい。ベンチ裏では「オトナの都合」ばかりが聞こえてくるが、ホームランを狙って打てる10代は稀少だ。雑音の聞こえないところで、大きく育ててもらいたい。
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スポーツ 2018年05月03日 06時45分
かきいれ時のGW祝日3連休 過去10年の各球団の勝率は?【セ・リーグ編】
5月に入り、世間はゴールデンウィーク(GW)真っただ中。5月3日から始まる祝日3連休(憲法記念日・みどりの日・こどもの日)に各地で開催されているプロ野球の試合にも、多くのファンが足を運んでいることだろう。 球場での売り上げが主な収入源である各球団にとって、GWはまさにかきいれ時。一人でも多くのファンに満足してもらい、願わくばその後も“リピーター”となってもらいたいところだろう。 来場したファンを満足させる一番の方法は、何といってもチームの勝利だ。では、セ・リーグ6球団はこの祝日3連休で、過去にどのような戦績を残しているのだろうか。過去10年の成績を計算し、ランキング形式で発表していきたい。 まず同率5位となったのが中日(11勝18敗1分)とヤクルト(11勝18敗、1試合中止)で、勝率はともに.379(小数点第一位は四捨五入、以下同じ)。中日は過去10年で勝ち越しがわずか2回、ヤクルトは勝ち越しを4回記録したが、3連敗も3度喫していることが苦戦の要因となっている。 4位に入ったのは広島(13勝17敗)で、残した勝率は.433。“鯉のぼりの季節までは強い”という俗説もある広島だが、GW3連休に限ればイメージとは違って苦戦していることが明らかとなった。 Aクラスとなる3位には、阪神(16勝13敗、1試合中止)が勝率.552でランクイン。一昨年までは13勝13敗、1試合中止で勝率はちょうど5割だったが、昨年3連勝を飾ったことにより「貯金生活」をスタートさせている。 近年力を付けてきているDeNA(17勝12敗1分)は、勝率.586で2位に。名称が変わった2012年以降は6年間で12勝を記録するなど、昨今のチームの勢いがGW3連休の戦いにも良い影響を与えているようだ。 そして、栄えある1位に輝いたのが巨人(20勝10敗)でその勝率は.667。セ・リーグで最多となる7度の勝ち越し、そして3度の3連勝を飾った戦いぶりはさすがの一言だ。 以上が過去10年のGW3連休におけるセ・リーグ各球団の勝率である。なお、パ・リーグ6球団については、稿を改めて発表したいと思う。
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ハッスル 川田利明が、ウワサの芸人と夢タッグ!
2007年08月16日 15時00分
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ハッスル 小池栄子との結婚が報じられた坂田が熱闘を展開
2007年08月16日 15時00分
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ハッスル ケロロ軍曹が11・25「ハッスル・マニア2007」侵攻を宣言だ
2007年08月16日 15時00分
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スポーツ
IGF 仰天カード浮上!!秋山成勲が!?朝青龍が!?
2007年08月16日 15時00分
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スポーツ
カウント2.99 ノア・リーグ戦をメッタ斬り。優勝は誰? 波乱の立役者は?
2007年08月15日 15時00分
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スポーツ
無我ワールド 本物のレスラーへの試練
2007年08月15日 15時00分
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スポーツ
HERO'S ミノワマン参戦。新生PRIDE旗揚げか?
2007年08月15日 15時00分
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スポーツ
K-1トライアウト 河野が奇行連発しながらも、曙にケンカ状
2007年08月14日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス G1・真壁刀義、中邑真輔は準決勝で敗退
2007年08月13日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 新たに立ち上げられたレジェンド軍が若手を猛バッシング。新日プロ内部に新たな火種ぼっ発
2007年08月13日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス G1クライマックス棚橋弘至初優勝。10・8両国大会で永田裕志とIWGP選手権試合で頂上決戦へ
2007年08月13日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 蝶野正洋が2連勝。夏男の本領発揮だ!!
2007年08月11日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス G1予選リーグ戦もいよいよ佳境。混戦激化!!
2007年08月11日 15時00分
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スポーツ
ノア 「街頭プロレス」で熱闘を展開。オフィス街で激闘を繰り広げた
2007年08月11日 15時00分
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スポーツ
健介オフィス 性悪三冠王者に挑む健介が練習を公開。新技を披露し、三冠奪取を宣言した
2007年08月11日 15時00分
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スポーツ
パンクラス 北岡悟が船木誠勝にケンカ状!
2007年08月11日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 絶頂寸前! ミラノコレクションATがG1リーグ戦突破に向け、“オーガズム葬”を予告
2007年08月10日 15時00分
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スポーツ
OZアカデミー AKINO&鈴木みのる、性悪カップル誕生だ
2007年08月10日 15時00分
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スポーツ
プロレスリングSUN 高橋奈苗が禁断のつっぱり解禁予告だ
2007年08月10日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分