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ノア キラー三沢に対抗。田上が必殺!仕事人になる!?

 7・15ノア日本武道館大会で、三沢光晴が保持するGHCヘビー級王座に挑む田上明が、暗闇にに潜んで鋭い牙を研いでいる。1日のディファ有明大会で、三沢のパイプイス攻撃によって半失神状態に追い込まれた田上は怒りに打ち震えている。“キラー三沢”に対抗し、“必殺!仕事人”になることを宣言してみせた。
 田上が暗闇から三沢の首を狙っている。
 1日のディファ有明大会で、試合そっちのけで三沢との激しい場外乱闘を演じた田上。その際キラー化した三沢に、会場外の売店にまで連れ出され、パイスイスで乱打された挙句、絞首刑にあった田上は怒り心頭だ。「あんなに執拗にやってこなくてもいいだろ」と珍しく語気を荒げる田上は、「あっちがキラーなら、こっちはあれ以上のことをしてやるまで」とリベンジを宣言している。
 6・30開幕戦では火山を一気に大爆発させて三沢を追い込むなど、GHCヘビー級王座への挑戦が決まってから気合全開。いきなりマグマを大噴火させていた田上だったが、“キラー三沢”の殺気の前に再び休火山化してしまっている印象はぬぐえない。
 3日の千葉ポートアリーナ大会でも潮崎豪とのタッグで森嶋猛&モハメド・ヨネと対戦した田上だったが、森嶋のパワーとヨネの機動力の前にあえなく完敗。要所で得意のノド輪落としをさく裂させはしたものの、主導権を握ることができないままパートナーの潮崎が森嶋のバックドロップで沈められて試合に敗れた。
 リベンジの言葉とは裏腹に、リングでの戦いではやや沈静化ムードが漂い始めているが、その背景にはしたたかな戦略が見え隠れする。

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