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ファン感謝祭でロッテ選手に大アクシデント発生! キャリア終了のきっかけに、日本ハム・近藤以前にもあった衝撃の負傷劇

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画像はイメージです

 11月30日に札幌ドームで開催された日本ハムのファンフェスティバル。新庄剛志新監督が高級車のランボルギーニに乗りグラウンドに登場したことなどが話題を集める一方で、プロ10年目・28歳の近藤健介が見せた仕草にファンの心配が集まった。

 近藤はフェス開始直後に行われたプログラムで、2チームに分かれ選手が綱引き、ダンスを行いながら玉入れをするという競技に参加。ただ、近藤は競技開始直後こそ力強く綱を引っ張りダンスでも軽快な動きを見せていたが、1度目のダンスが終了した直後に突然右足を引きずりながら競技から離脱。これを見たフェスMCから「大丈夫ですか?」と聞かれると、右ひざをさすりながら苦笑いで「ダメです」と返し、その後は競技に参加せず同プログラムを終えた。

 >>日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か<<

 近藤は離脱などはせず最後までフェスには参加したが、ネット上には「明らかに痛めたような素振りだけど大丈夫なのか?」、「右ひざは数年前に痛めてる箇所だから余計に不安」と患部の状態を懸念する声が寄せられた。一方、「昔ロッテのファン感でも誰か大怪我してたよね」、「ロッテの香月みたいに後に大怪我判明みたいな展開にならなきゃいいけど…」と、他球団であるロッテを絡めたコメントも数多く挙がった。

 ロッテは2015年11月に本拠地で開催したファン感謝祭中、同年「40登板・1勝1敗2ホールド1セーブ・防御率2.92」といった数字を残した香月良仁が重大なアクシデントに見舞われている。当時プロ7年目・31歳の香月は、ファンとグラウンドでキャッチボールを行うプログラムに参加。その中でそれたボールを追いかける際に、近くにあった三角コーンに足を取られ転倒した。

 これにより左足首痛を発症した香月は、数日たっても痛みや腫れが引かないことから病院を受診したところ左足靭帯を断裂していることが判明。この故障の影響で翌2016年は「11登板・0勝0敗1ホールド・防御率8.44」と大きく成績が下落し、同年オフに戦力外通告を受けチームを退団した。

 ファン感謝祭でのアクシデントが選手生命に大きく響いた形の香月だが、これらの事実を本人が明かしたのは戦力外となった後のこと。報道によると、本人は「2016年が本当の勝負だと思っていた。そこで怪我をしたとかの報告をしたくなかった」という思いから、チームに故障を隠して2016年シーズンに突入。ただ、オフシーズンにトレーニングがほとんどできなかったため、「自分本来のボールが投げられるようになったのは後半戦の本当に最後の方になってから」とシーズン最終盤まで調子が戻らなかったという。

 今回の近藤はファンフェスが行われた11月30日以降の報道では、大きな故障を負ったとは特に伝えられていない。ただ、今季チーム三冠王(.298・11本・69打点)の近藤がもし香月と同様に重傷を負っているなら、来季のチームは低迷不可避と危惧しているファンも少なからずいるようだ。

文 / 柴田雅人

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