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問題となっているのは、フェス開始直後に行われたプログラム「引いて! 投げて! 踊らナイト!」での近藤の様子。同プログラムは投手チーム、野手チームに分かれ選手が綱引き、ダンスを行いながら玉入れをするという競技を3ラウンド行い、各ラウンドで入った玉の合計得点で勝敗が決定。野手チームのキャプテンを務めた近藤は第1ラウンドの競技に参加した。
ところが、近藤は第1ラウンド開始直後こそ先頭で力強く綱を引っ張り、ダンスでも軽快な動きを見せていたが、1度目のダンスが終了した直後に右足を引きずりながら競技から離脱。競技終了後、フェスMCは選手の中で1人だけパイプ椅子に座った近藤に「大丈夫ですか?」と聞いたが、近藤は右ひざをさすりながら苦笑いで「ダメです」と返し、第2ラウンド以降は競技に参加せず同プログラムを終えた。
近藤の様子を受け、ネット上には「え? まさか今の競技で故障したのか?」、「張り切り過ぎてひざ痛めたって展開はマジで笑えないぞ」、「選手たちは綱引きの時左右に振られてたけどその時にひざやったんだろうか」と驚きの声が寄せられている。
同時に、「もし今回の負傷が尾を引くようなら来季の希望が無くなる…」、「本当に軽傷で済んでほしい、そうじゃないと新庄体制1年目はBクラス不可避だ」、「右ひざは数年前に痛めてる箇所だからなおさら不安」と今後を危惧するコメントも数多く挙がった。
近藤は今季チーム野手最多の133試合に出場し、「.298・11本・69打点」と打撃三部門でチームトップの数字を残した看板打者。新庄剛志新監督が指揮する来季も中軸を任されることはほぼ確実視されている。
「近藤は当時プロ6年目・24歳の2017年シーズンに、死球をきっかけに一時右ひざ痛に悩まされた過去がある選手。このこともあってか、今回のアクシデントが来春キャンプやシーズンまで響く可能性を危惧しているファンも少なからずいるようです。近藤は同競技終了後も離脱はせずに最後までファンフェスに参加していましたので、現時点では右ひざに違和感がある程度にとどまっていると思われますが、今後の自主トレの強度次第では患部を悪化させる可能性も否定はできません」(野球ライター)
今回右ひざを痛めたような仕草を見せた近藤は、左ひざにも古傷を抱えている。そのため、一部ファンからは「右ひざかばって練習して、左ひざまで痛めるのが1番最悪の展開」という声も挙がっている。
文 / 柴田雅人