>>日本ハム・新庄新監督のダイエット指令、ファンから不満? 清宮に苦言も「あんまり意味無いぞ」の指摘<<
今回の動画で清原氏は日本ハムの新監督に新庄氏、中日の新監督に立浪和義氏が就任した話題をテーマにトーク。その中で、新庄新監督の監督就任会見での服装を問題視した。
新庄新監督は4日に行われた就任会見に、ワインレッドのスーツに大きな襟を立てた白いシャツという出で立ちで登場。この会見を見た清原氏は「見た瞬間、ちょっとイラっとしました」と、派手な服装に不快感を抱いたという。
清原氏は続けて、「もうちょっとちゃんとしてくると思ったんですよ。タレントの時はああいう感じだったけど、プロ野球の監督になったらある程度ちゃんとしてくるかなと。それよりまた増してたじゃないですか」と説明。プロ野球監督としては似つかわしくない服装に感じたと苦言を呈した。
また、清原氏は「僕いつもの習慣としてヤフーニュース見るんですよ。(でも)もう見ないようにしました」ともコメント。相当いら立ちを募らせたのか、会見以降は新庄氏の話題を目に入れないようにネットニュースをチェックする習慣を取りやめたことを明かした。
「プロ野球のOBたちは絶対口には出さないと思うんですけど、みんな嫌な気分になってるのは間違いないと思いますよ。僕らの年代くらいの選手までは」と、自分以外にも首をかしげている球界OBは多いのではと推測した清原氏。「監督になるのはいいんですよ。(でも)ああいうことするのはね…パフォーマンスで」と再度、服装面に苦言を呈した。
清原氏の発言を受け、ネット上には「型にとらわれない姿勢が見えて自分はいいと思ったけどなあ」、「プロ野球は興行なんだから服装で目立つぐらい別にいいだろ」、「ジャージとか着てたならともかく、ちょっと襟立てたぐらいで目くじら立て過ぎでは」と反発の声が寄せられている。
一方、「確かに派手過ぎる服装はどうかと思う、現役時代に騒ぎになったこともあるんだし」、「昔みたいな騒動に繋がる前に奇抜な格好は止めた方がいいな」、「現役の時みたいに服装でも球界を盛り上げたいんだろうがやり過ぎは良くない」と、過去の騒動を絡めた同調の声も数多く挙がった。
一部ファンからは、新庄新監督が現役・日本ハム時代の2006年に起こした騒動を思い出す声も。新庄新監督は同年4月30日・ソフトバンク戦で事前に審判団に話を通した上で、ユニフォームの下に襟付きのアンダーシャツを着用し試合に出場。前川芳男パ・リーグ審判部長(当時)は「今後の検討材料にする」として着用許可を与えたが、ソフトバンク側が「子供たちや青少年に悪影響を与える」と問題視したことを受け、翌5月1日にマナーの問題として今後の着用禁止を通達した。
ところが、新庄新監督は同6日・楽天戦でも、前回よりも短いながら襟のついたアンダーシャツを着用し試合に出場。楽天側は特にクレームなどをつけなかったが、審判部は同7日に再度着用禁止を通達した。これを受けた新庄新監督は翌8日、生出演したTV番組の中で「オシャレで見た目も良くて、カッコ良くて。そうじゃないと若い子は(野球を)見に来ない」と意図を説明したが、これ以降は襟付きアンダーシャツを着用することはなかった。
2006年は同じパ・リーグのオリックスでプレーしていたが、当時から新庄氏と目立った親交があるとは特に伝えられていない清原氏。ただ、規律や上下関係が厳しいことで知られたPL学園高校出身ということもあり、新庄氏の革新的な振る舞いにはいろいろと思うところがあるのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
清原和博氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC9aER0bs2IpqTQNKljzzBFQ