近藤健介
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スポーツ 2022年06月17日 18時30分
日本ハム近藤の故障復帰、素直に喜べない? いきなり好結果も、不安視される最悪の展開とは
右脇腹故障の影響で5月5日から一軍登録を抹消されている日本ハムのプロ11年目・28歳の近藤健介。6月17日の二軍・楽天戦での実戦復帰がネット上で物議を醸している。 5月4日の一軍・楽天戦前の打撃練習中に右脇腹を痛めた近藤は、同戦を欠場して向かった病院で「右内腹斜筋肉離れ(2度)」と診断され翌5日に抹消。当時の報道では実戦復帰まで約8週間かかる見通しとされていた。 抹消後、故障の回復具合について特に続報はなかったが、故障から約6週間が経過した6月17日の二軍戦で「1番・中堅」とスタメンで実戦復帰。1回裏無死の第1打席で左中間を破る二塁打を放つなどいきなり結果を出した。 >>日本ハム助っ人の故障帰国に批判「無能すぎ」フロントを責める声 ほぼ総崩れの助っ人補強、3人はクビにすべきと指摘も<< 当初予定より約2週間早い近藤の実戦復帰を受け、ネット上には「もっとかかると思ってたのにめちゃくちゃ復帰早いな」といった驚きの声が挙がったが、中には「近藤は故障体質だからスピード復帰を素直に喜べない」、「早期復帰の嬉しさよりも、焦ったことでまた怪我しないかっていう不安の方が強い」と複雑な心境を吐露しているファンも少なくなかった。 「近藤はプロ入りした2012年から昨季までに通算打率『.308』、今季も離脱前まで打率『.294』をマークしているチームの看板打者。ただ、この間には左太もも裏筋挫傷(2014)、腰部椎間板ヘルニア(2017)、右ふくらはぎ筋挫傷(2018)、脳震とう(2021)と何度も故障に見舞われています。故障続出の理由として、一つの故障をかばったことによる負担で別箇所を痛め、そのけがをかばい、また違う箇所を故障と負の連鎖に陥っている可能性も考えられますが、こうした経緯もあってか今回のスピード復帰に複雑な思いを抱いているファンも少なからずいるようです。もちろん故障が完治した上での復帰なら何も問題はないのですが、治り切ってないのに無理して復帰したという形ならそれだけ再発のリスクなども高くなりますので…」(野球ライター) 故障当初の報道では、新庄剛志監督が「なかなか治らないです、脇腹は」と早期復帰は厳しいという見方を示したことも伝えられていた近藤。それを覆したのは本人が懸命に回復に努めた結果であることは間違いないが、まだ慎重に時間をかけた方がいいという見方も少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月11日 16時30分
日本ハム、サヨナラ勝ち直前の映像に「ボーンヘッドだろ」苦言相次ぐ 走者も仰天のフライング祝福の原因は
10日に行われた日本ハム対楽天。日本ハムが「3-2」で勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハム一部選手の“フライング祝福”だった。 「2-2」と両チーム同点で迎えた延長10回裏。日本ハムは先頭・淺間大基のヒットから1死二塁のチャンスを作ると、ここで打席の近藤健介が楽天5番手・松井裕樹が投じた5球目のカーブを強振。打球は右中間を破るサヨナラタイムリー二塁打となった。 同戦の中継カメラは近藤の打球が右中間を破った直後、二走・淺間が本塁に向かう様子を映し出す。この時、日本ハムベンチからは数名の選手が三本間を横切って近藤の元に走り出しており、三塁を回った浅間が接触を避けようと一瞬止まりかける様子が映っていた。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 一部選手のフライングに、ネット上では「インプレー中なのにフェアグラウンドに飛び出すって何やってんだ、審判に守備妨害とられてもおかしくないボーンヘッドだろ」、「ブレーキかけた淺間がどこか痛めたりしたらどうするつもりだったんだ」と批判が相次いだ。一方、「チーム状況考えたら喜び爆発するのも仕方ない」、「感情を抑えられないほど勝ちに飢えてたって思うと責められない気持ちもある」と擁護のコメントも多数見られた。 「日本ハムは3連敗中で、試合前の時点で『2勝11敗』でパ・リーグ最下位と黒星が大きく先行。10日の試合も6回裏まで『2-0』と中盤まではリードしましたが、7回表に同点に追いつかれそのまま延長戦突入と苦しい展開でした。思うように白星を得られない状況が続いていることから、近藤がサヨナラ勝ちをたぐり寄せる一打を放ったことに同僚たちが狂喜乱舞したのは致し方ない面もあったのではと考えているファンも少なからずいるようです。なお、今回のフライングは特に試合結果に影響は及ぼしませんでしたが、外野からの返球の速さ次第では楽天側の守備を妨害する行為と見なされていた可能性も否定はできません」(野球ライター) 試合後の報道では、今回の一場面について新庄剛志監督ら首脳陣がコメントを出したとは伝えられていない。ただ、せっかくの好結果をフイにするリスクを回避するためにも、今回飛び出した選手らには指導を与える必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月12日 11時00分
日本ハム・新庄監督「本当にレギュラー1人もいない」 就任会見での“白紙宣言”は本音? 野手陣への厳しい評価に驚きの声
野球解説者・谷繁元信氏(元中日監督)が8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、日本ハム・新庄剛志監督が登場。動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で両名は投手起用で重視すべきポイントや、新庄監督の現役ラスト試合だった2006年10月26日の日本シリーズ第5戦・日本ハム対中日戦の思い出などを話した。その中で、谷繁氏は「レギュラーはいないと言ったじゃん。あれ選手が一番キツいんだよね。あれそう思って言った?」と、新庄監督が就任会見で口にしたコメントについて質問した。 >>日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?<< 新庄監督は昨年11月4日に臨んだ監督就任会見の中で、「レギュラーなんか1人も決まってません」とレギュラーは完全に白紙と断言している。谷繁氏はこのコメントについて、選手の反骨心をあおる狙いがあったのではと考え新庄監督に真相を聞いたようだ。 ただ、新庄監督は「いやいや、1年間(日本ハムのことを)勉強して『本当にレギュラーいない、1人もいない』と思って、ただそれだけ。本音、めちゃくちゃ本音」と、特別な狙いはなく本音で口にしたと返答した。 新庄監督は続けて、「みんなは『近藤君は確実だろう』(と言うけど)、年間で11本しか打ってないんですよ?」、「俺は近藤君を初めて知ったから、去年研究してる時に。去年、良くなかったんだよね。良くない近藤君しか見てないから、僕たちの時代からしたら大した選手じゃないっていう」とコメント。過去に最高出塁率を2回(2019-2020)、ベストナインを3回(2018,2020-2021)獲得している看板打者・近藤健介についても、「.298・11本・69打点」だった昨季成績を見る限りでは物足りなさを感じると説明した。 この新庄監督の発言を受け、ネット上には「計算じゃなくて本音で言ってたのか、そっちの方が選手にとってはキツいのでは」、「近藤でさえも大したことないって言うなんてハードル高すぎないか」と驚きの声が寄せられた。一方、「ここまでのOP戦を見てると、レギュラーに値する野手はいないって見立ては正しかったと思う」、「あの手この手で色んな選手使ってるのも、どうやってレギュラーを作り出すか苦悩してることの表れなんだろうな」と理解を示すコメントも多数みられた。 「新庄監督は春季キャンプからここまで選手の守備位置をシャッフルしたり、ガラポン抽選器で打順を決めたりと斬新な選手起用を次々と行っています。ただ、チームは8日終了時点でオープン戦2位と上位につけてはいるものの、チーム打率は『.202』(全体10位)と打線は今ひとつ機能していません。現状はチーム防御率が『1.71』(全体1位)と投手力でカバーできていますが、打線が活性化しないと負けが込み始める展開も十分考えられます」(野球ライター) 野村佑希(左足首捻挫/2月26日)、五十幡亮汰(急性腰痛/3月3日)ら若手野手の故障も相次いでいる日本ハム。新庄監督が納得のいくレギュラー陣をそろえるにはまだ時間がかかりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について谷繁元信氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC64uGOYi7v1ClET3GJVlYyA
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スポーツ 2021年12月05日 11時00分
ファン感謝祭でロッテ選手に大アクシデント発生! キャリア終了のきっかけに、日本ハム・近藤以前にもあった衝撃の負傷劇
11月30日に札幌ドームで開催された日本ハムのファンフェスティバル。新庄剛志新監督が高級車のランボルギーニに乗りグラウンドに登場したことなどが話題を集める一方で、プロ10年目・28歳の近藤健介が見せた仕草にファンの心配が集まった。 近藤はフェス開始直後に行われたプログラムで、2チームに分かれ選手が綱引き、ダンスを行いながら玉入れをするという競技に参加。ただ、近藤は競技開始直後こそ力強く綱を引っ張りダンスでも軽快な動きを見せていたが、1度目のダンスが終了した直後に突然右足を引きずりながら競技から離脱。これを見たフェスMCから「大丈夫ですか?」と聞かれると、右ひざをさすりながら苦笑いで「ダメです」と返し、その後は競技に参加せず同プログラムを終えた。 >>日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か<< 近藤は離脱などはせず最後までフェスには参加したが、ネット上には「明らかに痛めたような素振りだけど大丈夫なのか?」、「右ひざは数年前に痛めてる箇所だから余計に不安」と患部の状態を懸念する声が寄せられた。一方、「昔ロッテのファン感でも誰か大怪我してたよね」、「ロッテの香月みたいに後に大怪我判明みたいな展開にならなきゃいいけど…」と、他球団であるロッテを絡めたコメントも数多く挙がった。 ロッテは2015年11月に本拠地で開催したファン感謝祭中、同年「40登板・1勝1敗2ホールド1セーブ・防御率2.92」といった数字を残した香月良仁が重大なアクシデントに見舞われている。当時プロ7年目・31歳の香月は、ファンとグラウンドでキャッチボールを行うプログラムに参加。その中でそれたボールを追いかける際に、近くにあった三角コーンに足を取られ転倒した。 これにより左足首痛を発症した香月は、数日たっても痛みや腫れが引かないことから病院を受診したところ左足靭帯を断裂していることが判明。この故障の影響で翌2016年は「11登板・0勝0敗1ホールド・防御率8.44」と大きく成績が下落し、同年オフに戦力外通告を受けチームを退団した。 ファン感謝祭でのアクシデントが選手生命に大きく響いた形の香月だが、これらの事実を本人が明かしたのは戦力外となった後のこと。報道によると、本人は「2016年が本当の勝負だと思っていた。そこで怪我をしたとかの報告をしたくなかった」という思いから、チームに故障を隠して2016年シーズンに突入。ただ、オフシーズンにトレーニングがほとんどできなかったため、「自分本来のボールが投げられるようになったのは後半戦の本当に最後の方になってから」とシーズン最終盤まで調子が戻らなかったという。 今回の近藤はファンフェスが行われた11月30日以降の報道では、大きな故障を負ったとは特に伝えられていない。ただ、今季チーム三冠王(.298・11本・69打点)の近藤がもし香月と同様に重傷を負っているなら、来季のチームは低迷不可避と危惧しているファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月01日 15時30分
日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か
11月30日に札幌ドームで開催された日本ハムのファンフェスティバル。プロ10年目・28歳の近藤健介が見せた仕草がネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・大田の意味深発言が憶測を呼ぶ 他球団からのオファーを匂わせ? 直近成績から冷ややかな見方も<< 問題となっているのは、フェス開始直後に行われたプログラム「引いて! 投げて! 踊らナイト!」での近藤の様子。同プログラムは投手チーム、野手チームに分かれ選手が綱引き、ダンスを行いながら玉入れをするという競技を3ラウンド行い、各ラウンドで入った玉の合計得点で勝敗が決定。野手チームのキャプテンを務めた近藤は第1ラウンドの競技に参加した。 ところが、近藤は第1ラウンド開始直後こそ先頭で力強く綱を引っ張り、ダンスでも軽快な動きを見せていたが、1度目のダンスが終了した直後に右足を引きずりながら競技から離脱。競技終了後、フェスMCは選手の中で1人だけパイプ椅子に座った近藤に「大丈夫ですか?」と聞いたが、近藤は右ひざをさすりながら苦笑いで「ダメです」と返し、第2ラウンド以降は競技に参加せず同プログラムを終えた。 近藤の様子を受け、ネット上には「え? まさか今の競技で故障したのか?」、「張り切り過ぎてひざ痛めたって展開はマジで笑えないぞ」、「選手たちは綱引きの時左右に振られてたけどその時にひざやったんだろうか」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「もし今回の負傷が尾を引くようなら来季の希望が無くなる…」、「本当に軽傷で済んでほしい、そうじゃないと新庄体制1年目はBクラス不可避だ」、「右ひざは数年前に痛めてる箇所だからなおさら不安」と今後を危惧するコメントも数多く挙がった。 近藤は今季チーム野手最多の133試合に出場し、「.298・11本・69打点」と打撃三部門でチームトップの数字を残した看板打者。新庄剛志新監督が指揮する来季も中軸を任されることはほぼ確実視されている。 「近藤は当時プロ6年目・24歳の2017年シーズンに、死球をきっかけに一時右ひざ痛に悩まされた過去がある選手。このこともあってか、今回のアクシデントが来春キャンプやシーズンまで響く可能性を危惧しているファンも少なからずいるようです。近藤は同競技終了後も離脱はせずに最後までファンフェスに参加していましたので、現時点では右ひざに違和感がある程度にとどまっていると思われますが、今後の自主トレの強度次第では患部を悪化させる可能性も否定はできません」(野球ライター) 今回右ひざを痛めたような仕草を見せた近藤は、左ひざにも古傷を抱えている。そのため、一部ファンからは「右ひざかばって練習して、左ひざまで痛めるのが1番最悪の展開」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月10日 11時30分
日本ハム近藤健介が月間MVP初受賞「縁がない賞だと思っていた」投手はオリックス山本由伸が4連続!
2021年10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」が9日、パシフィック野球連盟より発表され、打者部門で北海道日本ハムファイターズの近藤健介が選出された。近藤はプロ10年目で初受賞。ファイターズからは2019年3、4月度の有原航平以来、通算74度目の受賞となる。 近藤は10月度23 試合に先発出場し、安打(27)、二塁打(9)、塁打(44)、出塁率(.422)でリーグトップ、打率(.351)でリーグ2位の好成績を残した。1日の埼玉西武ライオンズ戦で、6回に均衡を破る先制打を放ち10月好スタートを切ると、13日の埼玉西武戦まで11試合連続安打の活躍。その後も安打を量産する中で20日・埼玉西武戦では2回に右中間へ先制ソロ本塁打を放ち、プロ10年目で初の2桁本塁打をマーク。10月は最終的に23試合中20試合で安打を放つ成績を残した。 近藤は「縁がない賞だと思っていたので、素直にうれしく思います。17年の調子が良い時にこの賞に届かず、これで獲得できなかったら無理だなと思っていたので、少しびっくりしています。今年はチームとしてなかなか得点を取れなかったので、もう少し得点に貢献できる打撃をこのオフに突き詰めていきたいです」とコメントしている。 なお、投手部門ではオリックスのエース山本由伸が4回連続の受賞。最後まで負け知らずだったところが評価されたのは言うまでもない。 4回連続での受賞について山本は「まずはシーズンを完走することが目標だったので、最後の1か月までいい状態で野球ができたということにとても嬉しさを感じています。1勝1勝が全員で勝ち取った勝利なので、そこに喜びを感じますね。シーズン終盤に優勝争いをすることが僕自身初めてでしたし、1試合1試合の重みをとても感じてできたのでいい経験になったと思います。そういう中でも楽しむことを忘れずに思い切ってできました」と語ると、印象に残っている試合について「シーズン最終戦ですね。最後の1試合はとても大切な1勝だったので印象に残っています」と話した。「僕は、チームメイトや裏方のみなさんに支えてもらって、なんとかできていると思うので、本当に全員に感謝しています。まだまだCS、日本シリーズと続きますので、全力で楽しむことを忘れず、勝利に向かって思い切り投げたいと思います。日本一を取るつもりで頑張ります!」とCS、日本シリーズに向けて既に切り替えているようだ。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年09月10日 18時30分
日本ハム・野村に「小学生レベルのミス」厳しい声 先輩の失敗から何も学んでいない? ヒットを潰した軽率プレーに批判
9日に行われた日本ハム対楽天の一戦。「0-4」で日本ハムが敗れたこの試合で、日本ハムのプロ3年目・21歳の野村佑希が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 問題となっているのは、「0-4」と日本ハム4点ビハインドで迎えた7回裏に飛び出たプレー。この回先頭打者として打席に入った野村は、楽天先発・則本昂大がカウント「1-1」から投じた3球目のストレートを捉えセンター方向へ痛烈なゴロを放つ。打球は楽天二塁手・山崎剛が好捕したが、一塁手・鈴木大地への送球がそれたため野村は二塁内野安打で出塁に成功したと思われた。 ところが、野村が一塁を駆け抜けた直後に一瞬、二塁方向へ足を踏み出す様子を見た鈴木は、それたボールを捕球した捕手・太田光からの送球を受けてそのまま野村にタッチ。審判は野村にアウトを宣告した。 公認野球規則では「打者走者が一塁に走るときは、ただちに帰ることを条件としてならば、オーバーランまたはオーバースライドして一塁を離れているとき触球されても、アウトにはならない」と記載されていると同時に、「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトになる」という一文も明記されている。今回の場面では審判が二塁方向に足を踏み出した野村に進塁の意思があるとみなし、鈴木のタッチを認めたものと思われる。 思わぬ形でアウトになった野村のプレーを受け、ネット上には「せっかくの内野安打をこんな形でふいにするのはしょうもなさ過ぎる」、「小学生レベルのミス、こんなメジャーなルールに違反するのは擁護のしようがない」、「ルールを失念してたのか、元々知らなかったのかは知らんが軽率すぎる」、「先の塁を狙おうとする姿勢自体はいいけど、それはちゃんとルールを把握した上でやってもらいたい」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「オリンピックの近藤みたいなお粗末走塁だ」、「先輩の近藤がつい最近やらかしたことを知らないのか?」、「野村は侍ジャパンの試合特に見てなかったんだろうな、じゃなきゃ近藤とまるで同じミスは犯さないだろうし」と、同僚の近藤健介を絡めたコメントも複数挙がった。 「近藤は8月4日の東京五輪準決勝・韓国戦で、今回の野村と同様の走塁を見せています。近藤は同戦8回裏1死一塁の第4打席であわや併殺の一ゴロを打つも、一塁のカバーに入った韓国投手がベースを踏み損ねて辛くもセーフに。ただ、近藤は一塁を駆け抜けた後に左方向に大きく迂回して一塁に戻ろうとしたため、韓国投手はすぐに近藤にタッチし審判に進塁の意思を見せたのではとアピール。審判はリプレー検証を行った上でセーフの判定を下したものの、ファンの間ではアウトでもおかしくない軽率なプレーだったと物議を醸しました。こうした背景もあってか、今回近藤と同じような走塁をしてしまった野村に『先輩が1カ月前にミスしたばかりなのに』と不満を抱いているファンは少なくないようです」(野球ライター) 野村の痛恨ミスによって、9日の試合では初めてだった先頭打者の出塁がついえた日本ハム。その後則本に完封負けを喫した試合後、小笠原道大ヘッド兼打撃コーチは「しっかりとみんなで確認とってそういうふうにしていかないといけない」と再発防止を徹底する旨を語ったことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月16日 21時30分
日本ハムの致命的弱点を岩本氏が指摘 最下位の原因は「人任せにし過ぎな野球」? 新主将案には異論も
野球解説者の岩本勉氏(元日本ハム)が15日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で岩本氏は、13~15日の対ソフトバンク3連戦で「0勝2敗1分」と負け越した古巣日本ハムの戦いぶりをテーマにトーク。自身が思う3連戦で一つも勝てなかった原因や、栗山英樹監督をはじめとした首脳陣の責任などを語った。 >>日本ハム・斎藤、コーチの意見を完全に無視?「だからダメになった」「清宮と同じ」呆れ声 西崎氏が衝撃の光景を明かす<< その中で、岩本氏は栗山監督が今季採用している“全員主将制”が、15日終了時点でチームがパ・リーグ最下位に沈んでいる一因ではないかと指摘。「(チーム全員が)俺が一人でどうかしてやろう、(野手なら)ホームラン打ってやろうとか、そんな姿に見えてしょうがない」、「あまりにも皆が人任せにし過ぎな野球が、今のファイターズを最下位のポジションにしている」と、今のチームには一体感が見受けられないと口にした。 特定の主将を設けないことでチームがバラバラになるリスクを当初から懸念していたという岩本氏は、「まだ遅くない、(今季は)2カ月半まだ残ってます。(首脳陣は)キャプテンを立てて(ほしい)。絶対的に試合に出てるような、そうでなくても絶対的にチームに影響を与えるようなキャプテンを立てるべきだと思います」とコメント。すぐに“全員主将制”は取りやめ、新たに主将を設けるべきだと提案した。 また、岩本氏は仮にここから新主将を立てるならばプロ11年目・29歳の西川遥輝が適任だと主張。「(首脳陣は)西川をもう一度キャプテンにして、『お前がこのチームの方向性を整え直せ』と(言うべき)」と、昨季主将を務めた西川を再登板させて立て直しを図るべきではないかと語った。 岩本氏の発言を受け、ネット上には「確かに誰かがまとめ役をやらないとこのまま最下位でシーズン終わりそう」、「西川はチーム一筋のベテランだし、大体の選手はおとなしく言うこと聞いてくれるのでは」、「主将未経験の選手をいきなり担ぎ上げるとさらに混乱しそうだから、去年キャプテンだった西川の再登板はアリだと思う」といった反応が寄せられている。 一方、「主将・西川は今季の数字を考えると今一つ説得力が無いな」、「2割前半の選手がキャプテンやっても『どの口が言ってるんだ』ってならないか?」、「岩本さんは西川がいいって言ってるけど、自分は近藤(健介)の方がよっぽど適役だと思う」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「岩本氏から主将候補に挙げられた西川ですが、今季は『.229・3本・22打点』と打撃成績は今ひとつ。また、昨季リーグ2位の数字(42盗塁)だった得意の盗塁も、今季はここまで12盗塁(リーグ6位)と数字が伸び悩んでいます。そのため、結果が伴っていない西川を主将にしてもチームに一体感は生まれないのではと考えているファンもいるようです。一方、一部からは今季の打撃成績が『.277・7本・41打点』と西川以上で、先の東京五輪では侍ジャパンの一員として金メダル獲得に貢献してもいる近藤の方が主将に適しているのではという意見も挙がっています」(野球ライター) 15日終了時点で首位のオリックスとは11.5ゲーム差、CS圏内の3位・ロッテとも8ゲーム差となっている日本ハム。今後の浮上への一手として、栗山監督が今後主将を設けることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg
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スポーツ 2021年07月10日 17時30分
日本ハム近藤、東京五輪へようやく復調気配?「目標である金メダルを獲得する」プレミア12での汚名は晴らせるか
「全員の目標である金メダルを獲得するため、自分の役割を果たして貢献できるように頑張ります。」 東京五輪野球日本代表に選ばれたことを受け、北海道日本ハムファイターズの近藤健介はそう語っている。「4割到達」さえも実現の可能性を持つ球界屈指の巧打者ではあるが、今季最下位に沈むファイターズからの選出であり、ここまでの成績からも近藤の代表入りには様々な声が聞こえた。 2021年はチーム事情から4番を任されるゲームも多く、本来のコンパクトなバッティングよりも長打狙いの場面が見られるなど、打率は3割に届かずにいる(7月7日終了時)。チームの低迷により、そのスキルを十分に発揮できていないようにも感じてしまう。 また、自身初の代表選出となった2019年のプレミア12では8試合に出場するも、打率は2割を下回っていて(.190)、国際舞台で打撃面でのアジャストがままならなかった印象だ。 だが、安打だけが近藤の魅力の全てではなく、自身が語る「自分の役割」とは攻守においての広い意味であることは言うまでもない。何よりも、選手数が限られる代表戦において貴重とされる、内・外野の複数ポジションを守ることができ、さらに緊急時には「第三の捕手」としてマスクを被る事さえも可能であることは極めて大きい。 打撃面でも、出塁率はリーグ3位(.419)、四球の数も同2位(54個)の数字を残しており、「繋ぎ」を誰よりも確実に行えるという意味では最も頼れる存在と言えるだろう。打率こそ伸びなかった2019年プレミア12でも、四球の数は日本代表でダントツとなる9個を数えている。球筋を見定める眼力こそ、近藤の最大のストロングポイントと見るファン、関係者も多い。 7月5日にはオールスターにも監督推薦で選ばれる等、近藤にとってより注目を浴び続けるであろう夏を迎えようとしている。6、7日での旭川での対西武2連戦でもクリーンナップに座り、2戦ともヒットを放ち、チームの連勝に貢献している。これで近藤は5試合連続で安打を記録、確実に打棒も取り戻しつつあることを証明して見せた。 来たる東京五輪では、日本の強力な野手陣を前に外野手としての出場は微妙ではあるものの、指名打者を含め、要所での堅実なバッティングなど近藤がどれだけ塁に出るかが勝負のカギとなりそうだ。最高の色のメダル獲得の為には、日本が誇るバットマン近藤健介の役割は誰よりも大きい、そんな気がしてならない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年07月15日 17時00分
日本ハム・清水、ベンチでの号泣に心配の声「精神的に参ってそう」 送球ミスの連発に“イップス”疑惑も
14日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。試合は「5-2」でロッテが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが日本ハム・清水優心のプレーだった。 同戦に「8番・捕手」で先発出場した清水は、初回無死一塁の場面でロッテ・荻野貴司が盗塁を敢行した際、マウンド上の先発・上沢直之の右肩付近に当たる悪送球を犯してしまう。このミスで荻野に三塁まで進塁を許すと、1死後にタイムリーを浴び先制点を取られてしまった。 清水は3回表2死一、二塁で重盗を仕掛けられた際にも、三塁への送球が大きく逸れて左翼方向へ。ボールが転々とする間に三塁ランナーが生還し、またしても自らのミスで失点を許してしまった。 2度のミスが判断に影響したのか、栗山英樹監督は5回表から捕手を清水から宇佐見真吾に変更。途中交代となった清水が、ベンチで涙を流しながら戦況を見つめる場面もあった。 >>「本当に監督がヘボい」日本ハム・栗山監督、誤算続きのチームにため息リーグ最低クラスの貧打にも怒り心頭か<< 清水の2度の悪送球を受け、ネット上には「清水何やってんだよ、どっちも本来なら防げた失点だぞ」、「2回もミス連発して何メソメソしてるんだ、泣きたいのは同僚や首脳陣の方だろ」、「栗山監督も打てないし守れない捕手をスタメンで使うなよ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「先週も悪送球やってたし、もしかしてイップスなんじゃないか」、「ミスしてベンチで泣いてって姿は不安になるな、イップスじゃなかったらいいが…」、「精神的にもかなり参ってそう、本人のためにも一度二軍に落としてリセットさせた方がいい」といった、“イップス”を疑うコメントも複数見受けられた。 “イップス”とは緊張や不安などの理由により、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のこと。清水は9日のオリックス戦でも8回に悪送球で同点を許しているが、続出するミスはイップスが原因なのではと考えているファンは少なくないようだ。 「悪送球を連発する清水の姿は、同僚である近藤健介と似通った部分があります。近藤は2012年に捕手として日本ハムに入団しましたが、2014年ごろから盗塁阻止時の二塁送球やバント処理時の一塁送球で悪送球が急増。本人は明言していませんが、複数のメディアから『送球イップス』、『重度のイップス』と書き立てられました。ただ、捕手を外れ外野や指名打者での出場が増えた2016年以降近藤のミスは激減し、同時に打撃面でも大きく成長しています。今回の清水が本当にイップスなのかどうかは不明ですが、場合によっては二軍に落とした上で、捕手からのコンバートに取り組ませるというのも選択肢に入ってくるのではないでしょうか」(野球ライター) 試合後の報道では清水の悪送球について栗山監督からのコメントは特に伝えられていなかったが、翌15日に清水は一軍登録を抹消され二軍降格に。開幕からここまでチームの捕手陣ではトップとなる16試合に出場してきた清水だが、二軍で復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ
日本ハム近藤の故障復帰、素直に喜べない? いきなり好結果も、不安視される最悪の展開とは
2022年06月17日 18時30分
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ファン感謝祭でロッテ選手に大アクシデント発生! キャリア終了のきっかけに、日本ハム・近藤以前にもあった衝撃の負傷劇
2021年12月05日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か
2021年12月01日 15時30分
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日本ハム近藤健介が月間MVP初受賞「縁がない賞だと思っていた」投手はオリックス山本由伸が4連続!
2021年11月10日 11時30分
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スポーツ
日本ハム・野村に「小学生レベルのミス」厳しい声 先輩の失敗から何も学んでいない? ヒットを潰した軽率プレーに批判
2021年09月10日 18時30分
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スポーツ
日本ハムの致命的弱点を岩本氏が指摘 最下位の原因は「人任せにし過ぎな野球」? 新主将案には異論も
2021年08月16日 21時30分
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スポーツ
日本ハム近藤、東京五輪へようやく復調気配?「目標である金メダルを獲得する」プレミア12での汚名は晴らせるか
2021年07月10日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・清水、ベンチでの号泣に心配の声「精神的に参ってそう」 送球ミスの連発に“イップス”疑惑も
2020年07月15日 17時00分
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スポーツ
“ガラスの天才”日本ハム・近藤が大記録を樹立? バース越え実現に栗山監督も全面サポート、シーズン縮小で記録独走か
2020年05月13日 11時45分
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スポーツ
今シーズン4割、三冠王、防御率0点台の記録誕生? プロ野球ファンが期待する大記録、開幕延期が追い風となるか
2020年04月18日 11時00分
特集
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安倍チルドレン宮崎元議員「教団からお金を頂くことはまずない」キッパリ “宗教と政治”の実状明かす
社会
2022年07月19日 10時20分
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海外の大物政治家殺傷事件・ハイチ大統領殺害から1年、全貌は謎のまま 治安悪化で現在も混乱続く
社会
2022年07月18日 06時00分
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ケネディ暗殺事件の背後で…現場に居合わせた謎の人物たち
ミステリー
2022年07月17日 23時00分
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安倍元首相批判で炎上のぜんじろう、過去にはホリエモンや東国原とトラブルも
社会
2022年07月17日 07時00分
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話題の教団に芸能生活をささげてしまった桜田淳子のその後
芸能ニュース
2022年07月16日 12時00分