この日のメーンでV2を懸け、ゼロワンの目下売出し中の若手タッグ佐々木&崔組を迎え撃った王者組は、序盤から勢いあふれる挑戦者組の攻撃をすべて受け止めた。高山が身長差のある義人のラリアートをモロに被弾すれば、長身の耕平もジャーマンで投げ飛ばされるなど、攻撃を許した。
しかし、序盤から飛ばしすぎた挑戦者組をあざ笑うかのように、試合はあっけなく終わる。
10分過ぎに崔を耕平が捕まえると、バックドロップ一閃。高山の出る間もなく、3カウントが入るなんとも微妙な幕切れとなった。ほとんど出る幕もなく勝利した高山は試合後「試合が終わってからギャーギャー言ってんじゃねえよ」と一刀両断。続けざまに「その元気を試合中に出せよ」と苦言を呈した。