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最下位迫る巨人、転落の原因は井納抹消?「やっぱ間違ってただろ」好投連発で原監督に批判

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原辰徳監督

 22日に行われた二軍・巨人対楽天戦。「1-1」で両チーム引き分けたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ10年目・36歳の井納翔一の投球だった。

 この日「1-1」と両チーム同点の7回表に3番手として登板した井納は、先頭・入江大樹にいきなり四球を許す。ただ、そこから釜元豪、和田恋をそれぞれ空三振に仕留めると、続くマルモレホスの打席で入江が二盗に失敗したため結果的に3人でこの回を終えた。

 続く8回表も続投した井納は、マルモレホス(見三振)、黒川史陽(一ゴロ)、安田悠馬(空三振)を難なく退けこの回限りで降板。「2回無失点・被安打0・四球1・4奪三振」とほぼ完璧な投球を見せ、連続無失点を4試合に伸ばした。

 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<<

 この井納の投球を受け、ネット上には「初っ端の四球は何だったんだってぐらいの素晴らしい内容」と称賛の声が上がったが、中には「原(辰徳)監督さあ、井納を二軍に落としたのやっぱり間違ってただろ」、「それ見たことかって感じだな、結果出してるのに降格は意味分からんって結構なファンが言ってたのに」といった首脳陣批判も見られた。

 「今季の井納は一軍初昇格した5月30日~6月22日にかけ『4登板・0勝0敗・防御率4.50』と振るわず翌23日に二軍降格。調整を経て再昇格した8月2日以降は『3登板・1勝0敗1ホールド・防御率0.00』と結果を残していましたが、同月15日に菅野智之と入れ替わる形で二軍行きに。首脳陣としては井納の役割は他リリーフで十分代用可能と考えたようですが、ネット上には『好調な選手を好調な内に使わないのは意味不明』といった不満も少なからず上がっていました。その後、井納が22日まで好調をキープしていること、一軍はブルペン不調もあり井納抹消後から6連敗中であることなどから、抹消判断は重大なミスだったと首脳陣への風向きはさらに強まっているようです」(野球ライター)

 一部からは再昇格可能な25日からの一軍復帰を強く望む声も上がっている井納。好調な投球を受け、首脳陣が同日に一軍再招集することは果たしてあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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