ボクシングとKのリングがタッグ結成だ。
この日の会見には協栄ワールド株式会社の金平桂一郎代表取締役社長をはじめ、元WBCフライ級チャンピオンのユーリ・アルバチャコフと、元WBAライトヘビー級チャンピオンのオルズベック・ナザロフに加え、FEGの谷川貞治K-1イベントプロデューサーが出席した。
会見では提携の内容として、協栄ワールドのロシア支部とキルギス支部の新設に伴い、優秀な選手をKのリングに派遣することが発表された。ロシア支部のアルバチャコフ氏と、現在は地元でスポーツ大臣を務めるキルギス支部のナザロフ氏がそれぞれKのリングに刺客の投入を宣言した。
さらには、金平社長が今回の提携について「きょうは協栄ジムの会長としてではなく、海外選手の協栄ワールドの金平としてここに来ました」と前置きした上で「他の格闘技の選手をボクシングのリングにあげたり、われわれがK-1の試合のセコンドについたりすることは絶対にしない」と説明。あくまで海外選手の派遣だけであることを強調した。
しかし、だ。K-1サイドの思惑は少し違う部分もあるようだ。