スポーツ
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スポーツ 2020年04月15日 18時15分
阪神・糸井が「スライダーの投げ方分からへん」? 試合中にまさかの発言、元同僚今成氏が困惑した投手時代の裏話を暴露
元プロ野球選手の今成亮太氏が14日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・糸井嘉男との裏話を明かした。 現役時代に日本ハム(2006-2012)、阪神(2012-2018)の2球団で活躍した32歳の今成氏と、これまで日本ハム(2004-2012)、オリックス(2013-2016)、阪神(2017-)の3球団でプレーしている38歳の糸井。両者は2006年から2012年にかけて日本ハム、2017年から2018年にかけては阪神で共にプレーした間柄だが、今回の放送で今成氏は日本ハム時代の裏話を語った。 2006年に捕手として日本ハムに入団した今成氏は、「僕が(プロで)初めて受けた投手が糸井さん」だったとのこと。当時は野手ではなく投手だった糸井の球をブルペンで受けていたところ、投球していた糸井から突然「おい、ちょっと来いや」と言われたという。 「何で怒ってるのこの人?」とおびながら糸井の元に向かった今成氏。糸井は特に怒ってはいなかったというが、いきなり肩を組まれ「ここ(ブルペン)の俺と、マウンドの俺はちゃうからな」と言われたという。 その後、チームの紅白戦で糸井とバッテリーを組む機会があった今成氏。糸井が真っすぐばかり投げるため「(打者に)狙われる」と考え、持ち球の一つであるスライダーのサインを出したが、糸井は首を横に振って応じず。不審に思った今成氏が糸井の元に向かうと、ど忘れしたのか糸井の口から「スライダーの投げ方分からへん…」というまさかの発言が飛び出したという。 「えっ?どういうこと?」と思いつつ一度は聞き入れるも、その後「さすがにもうそろそろ変化球いこう」と思いスライダーのサインを出し続けた今成氏。すると、根負けした糸井がサインに応じるも、分からないなりに投げようと意識しすぎたのか「腕がめちゃくちゃ緩んだ」と投球フォームが乱れたという。 糸井の投球フォームは「投げる前からスライダーって(バレバレ)」だったという今成氏。「最後ベンチに帰ってくる時に、糸井さんから『あそこ(ブルペン)とここ(マウンド)の俺、ちゃうやろ?』って言われた」と改めて同じことを言われたと笑っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「今の糸井は打者だけど、投手時代にこんな面白い話があったのか」、「当時の今成がめちゃくちゃ困惑したことが伝わってくる」、「持ち球なのにスライダーの投げ方分からんってどういうこと(笑)」といった反応が多数寄せられている。 2006年4月末に投手から野手へ転向し、その後昨シーズンまでに「1502試合・.302・163本・697打点・1624安打」をマークしている糸井。現在も阪神打線をけん引する打者として活躍している。ファンから「宇宙人」と呼ばれるほどの“天然ボケ”な性格も有名で、過去には“球を打った瞬間に一塁ではなく三塁に走り出した”、“「何の球種を待っていたんですか?」という記者の質問に「ストライクです」と答えた”などの逸話が知られている。 その糸井の“天然発言”に今成が困惑したという今回のエピソードはファンに好評だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月15日 18時00分
阪神・藤浪「新型コロナ感染」でトレード放出が消えた!
4人目の感染者は出なかった(4月5日時点)。この報告に阪神首脳陣、全スタッフは安堵のため息をついていた。藤浪晋太郎(26)ほか2選手の新型コロナウイルスの感染判明(3月27日)から2週間が経過しようとしている。だが、現役選手から感染者を出してしまい、球界は大きなダメージを負った――。「4月3日、12球団の代表者会議が開かれ、開幕戦をいつに設定するかが話し合われました。セ・リーグ、つまり、感染者を出してしまった側は強く意見することができませんでした」(ベテラン記者) プロ野球は4月24日に開幕するのを断念したが、これに関連して、球界は新たな問題にも直面している。それと同時に意味深長な言葉も聞かれるようになった。「関西は大変だねぇ…」 まず、この言葉についてだが、阪神から感染者が出てしまったことは改めて問題にする話ではない。日本中が外出を自粛していた時期に大勢で食事会を開いていたのはよろしくないが、今さら、「大変だねぇ」という話ではない。「藤浪にトレードの話が出ていたようです。昨秋から山本昌臨時コーチにも学び、それで結果が出なかったのだから、環境を変えてやるしかない、と。他球団は『再生の自信あり』と見ています」(球界関係者) 長くチームを支えてきた鳥谷敬も冷酷な引退勧告を受けてチームを去った。優勝から長く遠ざかっているチームを生まれ変わらせるために、「藤浪も」の考えがあったとしても、おかしくはない。「日本中が新型コロナのことで混乱しています。12球団で申し合わせたわけではありませんが、今季はトレードはなし。選手、その家族への影響を考えたら、移籍(=転居)なんてさせられないからです」(同) 自己管理が甘かったとはいえ、藤浪は感染の被害者だ。その彼を放出したとなれば、日本中からブーイングを受けるだろう。「大変だねぇ」とは、まとまり掛けたトレードを取り消したことを指していたのかもしれない。「今季、143試合を消化できないとなれば、交流戦やCSをやるのか否かも決めなければなりません。試合減によるFA取得日数の特別規則の策定も早急に迫られます」(ベテラン記者) これらは、開幕戦のさらなる延期によって発生した新たな問題だ。 セ・リーグは苦手な交流戦の中止を提案したかったが、感染者を出したことでできなかったという。阪神の罪は大きい?
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スポーツ 2020年04月15日 17時30分
巨人・岩隈、入団2年目で復活の兆し? 日本復帰後に長期欠場、共通点の多い松坂以上の活躍に期待のワケは
巨人・岩隈久志投手がフリー打撃に登板した(4月14日)。約50球、練習後、一部メディアに答えた「打者への感覚もつかめた」なるコメントからして、復活はまだ先になりそうだが、回復に向けての調整は順調に進んでいるようだ。 「松坂と岩隈、先に勝ち星を挙げるのはどっちだ?」 悪い冗談を言うメディアもいないわけではないが、この2人には共通点がある。侍ジャパンのエースとして国際試合で好投、メジャー挑戦、日本帰還。経歴はもちろんだが、日本球界に帰還した後、故障で長期欠場に追い込まれている。 岩隈は米マリナーズ時代の2017年に右肩のクリーニング手術を受けている。その影響で翌18年のほとんどを棒に振り、19年の巨人入り後もリハビリに専念していた。また、昨年10月、鼠径ヘルニアの手術も受けている。19年の優勝に貢献できず、加えて新たな故障を負ったわけだ。自身の年齢を考えれば、引退の2文字もチラつくはずだが、岩隈は現役続行の道を選んだ。 「今年の春季キャンプも手術の影響でリハビリ中心の練習でした」(スポーツ紙記者) 本人の復活に懸ける意思の強さと、球団の「まだ戦力になる」という評価が合致しなければ、現役生活は続けられない。 他の選手だったら、クビになっていてもおかしくはないはずだ。しかし、岩隈が今季もユニフォームを着ることができたのは、過去の実績に対する敬意だけではなかった。 「岩隈くらい、投球スタイルを変えたピッチャーはいないでしょう。二段モーションが禁止されたころは変化球に活路に見出し、その後はボールを低めに集め、故障後は肘の位置を下げたり…。投手としてのセンス、素質、応用力が高い」(チーム関係者) また、在京球団のスコアラーが言うには「クイックモーションが巧い」とのこと。盗塁のしにくい投手としても評価されているという。 近鉄、楽天時代を知るプロ野球OBに聞くと、「移動の新幹線の中でお菓子を食べるなど、子どもみたいなところもある」そうだ。日本球界に帰還した後の言動はオトナだ。おそらくだが、メジャーリーグに渡ったことが彼を変貌させたのではないだろうか。 他のメジャーリーグに挑戦した日本人投手と異なる点を挙げると、岩隈は「先発での起用」を約束されていなかった。マリナーズと契約した2012年、岩隈は中継ぎ投手でデビューし、先発のチャンスをもらえたのは7月に入ってからだった。ここで、「待つこと」の苦しみ、辛さを知ったのかもしれない。自身が絶好調だと思っても、チャンスが回って来ない苦しみ。これが、今日の故障と向き合う姿勢にもつながったのではないだろうか。 「楽天時代、体の違和感を訴え、自分から登板を回避するところがありました。監督、コーチは『ちょっとでいいから無理をしてくれたら』と見ていましたが」(前出・OB) 長く現役を続けた歴代のプロ野球選手にも、周囲には理解できない言動や、「あえて無理をしないワガママさ」があった。ワガママは自分に忠実、自分に嘘をつかないとも言い換えられる。ペナントレースが始まらない今、自分を見失った者が後に泣きを見るだろう。 そう考えると、クセの強いベテランたちの言動、考え方に今日の閉鎖的な社会を生き抜くヒントがあるのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月15日 13時55分
動画共演の下柳氏は「濃厚接触者にはなってません」 元阪神・片岡氏がコロナ感染公表、球界OBからもエール相次ぐ
元日本ハム・阪神の片岡篤史氏が14日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が新型コロナウイルスに感染したことを公表した。 『コロナウィルスに感染しました』というタイトルの本動画で、片岡氏は鼻に酸素供給用のチューブを着け病床に横たわった状態で、「コロナウイルスに感染してしまい、4月8日から入院しています」と報告。表情に力はなく、かなり息苦しそうな様子で、声もかすれて途切れ途切れだった。 片岡氏は直近では、12日まで自身のユーチューブチャンネルに動画をアップしていたが、これらは事前にストックしていたものといい、「動画が更新されなくなったら、ストックしている動画が無くなったと思ってください」とファンに説明。また、「今、コロナで世の中大変なことになっていますので、皆様も今まで以上に十分予防していただいて、感染されないようにしてください」とも呼び掛けていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「日々動画を楽しんでただけに今の姿はショックです、元気に戻ってくるのを待ってます」、「息も絶え絶えですごく苦しそう…コロナにかかったらこんな状態になるのか」、「ウィルスは怖いということを再認識させられました。苦しい中のメッセージありがとうございます」といった反応が多数寄せられている。 片岡氏のコロナ感染を受けて、複数の球界OBもコメントを寄せている。今年の1月20日に白血病を公表し、現在も闘病中の元広島・北別府学氏は、14日に自身のブログで「重たい病気を乗り越える事ができたら 共に世の中が、少しでも明るくなれるように発信していこう!」と激励。 片岡氏が今月5日から11日にかけて自身のユーチューブチャンネルにアップした4本の動画に出演した、元チームメイトの下柳剛氏は、14日に自身のインスタグラムに「皆さんも片岡篤史のために祈って下さい!篤っちゃんは直ぐに治すと言ってました!」と投稿。同時に、「収録は3月9日で下柳は大丈夫です!!濃厚接触者にはなってません!!」と報告した。 日本ハム時代の片岡氏とプレー経験のある元日本ハムの森本稀哲氏は、15日に自身のツイッターに投稿。二軍の練習で片岡氏とキャッチボールを行った際、送球を片岡氏の膝にぶつけてしまったというエピソードを交え、「片岡さん!なんて笑い話を必ずまたしましょう!」と回復を願った。 今回の動画内で、片岡氏は感染経路については言及しておらず、各メディアの報道でも、現在(15日正午現在)までに詳細は明らかになっていない。現在は関西を拠点に野球解説者として活躍、とメディアで伝えられており、居住地、病院は共に関西圏だと思われる。 今月1日に感染が判明し現在も集中治療室での治療が続いている、近鉄などで監督を務めた梨田昌孝氏に次ぎ、球界OBでは2人目の感染者となってしまった50歳の片岡氏。多くのファンや球界OBが早期の回復を祈っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/下柳剛氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shimoyanagi_tsuyoshi/森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho
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スポーツ 2020年04月15日 11時35分
WWEシャーロット・フレアー、紫雷イオを挑発!戸澤陽は惜敗
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間14日、アメリカ・フロリダ州オーランドにあるWWEパフォーマンスセンターで開催した主力ブランドのロウを世界配信した。 アメリカでも新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な問題となっているが、フロリダ州はWWEの開催を認めており、WWEでは毎月開催されるPPVの他、毎週、無観客試合でロウやスマックダウン、NXT、205Liveといった番組を世界配信している。 この日のロウには、軽量級ブランド205Liveから“スタミナーモンスター”戸澤陽が、オースティン・セオリーと対戦した。戸澤は序盤、回し蹴りや延髄斬りで攻め込むと、セオリーも戸澤をターンバックルに叩き付けて反撃。さらに、戸澤がハリケーン・ラナからビックブーツをセオリーに放ち、エプロンからダッシュしてセントーンを炸裂。 これを勝機と見た戸澤は、ミサイルキックやオクトパスホールドと怒涛の攻撃を展開したが、最後はセオリーが一瞬の隙を突いてATLを戸澤に炸裂させて3カウント。戸澤は善戦するも無念の黒星となった。試合後にはアンドラデとエンジェル・ガルザが現れ、セオリーと共に3人掛かりで戸澤を襲撃。アンドラデのハンマーロックDDTでKOされてしまった。元新日本プロレスのKUSHIDAがクルーザー級王座に手の届く位置まで来ているだけに、戸澤もそろそろ存在感を見せつけておきたいところだ。 また、『レッスルマニア36』でNXT女子王者となった“女王”シャーロット・フレアーがゴージャスに登場。「次に高貴なる女王様に立ち向かってくるのは誰かしら。私は知っているわ。イオ・シライ!日本のキレイなお嬢様は、女王様の厳しいレッスンを受けてマットにひれ伏すことになるわ」と次期挑戦者に決定している紫雷イオを挑発。イオは現れなかったが、日米女王対決がそう遠くない時期に実現することを示唆している。 日本のスターダムで絶対王者だったイオが、シャーロット相手にどんな闘いを披露するのか期待したい。(どら増田 / 写真・©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2020年04月14日 22時30分
ノア、4.19TVマッチに武藤敬司と桜庭和志が参戦!金剛新メンバーは誰だ?
現在、『グローバルタッグリーグ2020』を無観客試合で収録し、同じサイバーエージェントグループであるDDTプロレスの配信サイトで世界配信しているプロレスリング・ノア。 全8チームが2ブロックに分かれ、激闘を繰り広げられている『グローバルタッグリーグ2020』だが、激闘の数々が評判を呼び、視聴者数は増加しているという。現在、アメリカでは世界最大のプロレス団体WWEが、フロリダ州オーランドにあるWWEパフォーマンスセンターを使用して、無観客試合によるTVマッチを毎週開催しており、先日は年間最大のプロレスイベント『レッスルマニア36』も史上初の2連戦で開催し、成功を収めている。 ノアでは、18日に開催する優勝決定戦を配信に加えて、CSやケーブルテレビで視聴可能なファイティングTVサムライで19時より中継することを決定。翌19日に開催する大会も、19時からAbema TVで中継する。両大会とも、本来であれば東京・後楽園ホールで開催予定だったが、政府による緊急事態宣言により、開催が不可能になってしまった。 19日の大会はAbema TVにとって、2度目のノア中継となるが、今回はこのタイミングだからこそ!の新トライアル&Abema史上初の“ノア TVマッチ” 『NOAH the sprit 2020』というタイトルで、この特別大会を放送する。後楽園大会への出場が発表されていた武藤敬司と杉浦軍の桜庭和志の参戦はそのまま引き継がれるため、武藤にとってはフリーになってからの第1戦がノアマットとなる。 当初、予定していたスペシャルシングルマッチ・杉浦貴 対 熊野準は通常興行再開の際、改めて行うことになり、対戦カードは、1.5後楽園大会以来の当日発表となった。拳王率いる金剛の新メンバーのお披露目も予告されており、力こぶだけがヒントとして映っていたマッチョな体格と思われる人物が誰なのか気になるところ。 プロレス・格闘技界がコロナの影響で動きが取れない中、ノアがどんな闘いを見せてくれるのか大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月14日 21時30分
家に呼んだ女性との“濃厚接触”が未遂に終わった阪神・藤浪の元女房役
藤浪晋太郎投手(26)ら3選手の新型コロナウイルス感染は、なかなか開幕のメドが立たないプロ野球界に大きな衝撃を与えたが、高校時代に藤浪とバッテリーを組んでいた、昨年首位打者を獲得した西武・森友哉捕手(24)が自宅に呼んだ女性との“濃厚接触”が未遂に終わっていたことを、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。 お相手の女性が同誌に明かしたところによると、森との出会いのきっかけは、昨年夏に森が飲み会で知り合った女性からの紹介。先月末にLINEが送られて来て自宅に誘われ、同26日に訪れた森の自宅で初対面を果たしたという。 会話は弾まず、洗濯物をたたまされたあげく、1時間近くオイルマッサージをさせられる始末。揚げ句、森は密着してさらなる“濃厚接触”を要求したというが、女性は抵抗して難を逃れ、帰り際にタクシー代として1万円渡されたというのだ。「各球団は選手たちに対して外出禁止令を発令。とはいえ、さすがに家にデリヘルを呼ぶわけにも行かず、軽く遊べそうな一般女性で間に合わせようとしたのでは。しかし、森の行為は一歩間違えば、自宅でマッサージ嬢との強制性交におよび逮捕・起訴され公判中の新井浩文被告と同じ運命をたどりそうだった。それにしても、年俸2億でタクシー代1万円とはケチ過ぎる」(スポーツ紙デスク)
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スポーツ 2020年04月14日 18時30分
金村義明氏「他球団に合わせる顔が無い」 自主練再開の阪神に苦言、退院の藤浪らにも「思いっきり反省して」
元プロ野球選手の金村義明氏が13日、ラジオ番組『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。新型コロナウイルスに感染した阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥の3名が退院したことについて言及した。 藤浪、伊藤、長坂の3名を含む阪神の7選手は、3月14日に知人5人と共に知人宅で行われた食事会に参加。その後、同月27日に藤浪、伊藤、長坂の3名が検査の結果、新型コロナの陽性反応が出たことを球団が発表した。なお残り4名について現在(14日午後5時半)まで、球団は状態を公表していない。 3名は同日から治療のため入院していたが、その後の検査で2回続けて陰性となったことにより、伊藤が今月5日、藤浪が7日、長坂が8日にそれぞれ退院。現在は、NPBとJリーグが設置する新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームの助言を受けた球団の指示により、3名とも2週間の自宅待機中となっている。 これについて、金村氏は「反省するところは思いっきり反省して」と藤浪、伊藤、長坂の3名に猛省を促し、自宅待機の措置については「陰性、陰性が出たから退院したとはいえ、(球団は専門家チームの)ガイドラインに従って動かなきゃしょうがない」と理解を示すも、「(体力低下が)もったいないよなあ」と嘆いた。 一方、番組内では阪神が15日から“3密”(密集、密閉、密接)に細心の注意を払った上で自主練習を再開させることも紹介されたが、金村氏は「(阪神は今後の対応を)厳しく厳しくいかないと、他球団に合わせる顔がない」とクギを刺した。 今回の放送を受け、ネット上には「これ以上感染者が出ないよう選手、そして球団には徹底してほしい」、「他球団やファンからの信頼を取り戻せるようにこれから頑張って」といった声が挙がる一方、「自主練習再開の前に食事会に参加した残り選手の名前を公表しろよ」、「球団はこのままうやむやで終わらせる気なのか?それこそ他球団に合わせる顔がないだろ」といった批判も複数見受けられた。 食事会の詳細を明かさない球団に、不信感を抱くファンも多いことが浮き彫りとなっている阪神。ファンの信頼を取り戻せるかどうかは、自主練習を再開させる15日以降の対応に左右されることになりそうだ。 また、食事会に参加した藤浪、伊藤、長坂にも、回復・復帰後の活躍で汚名を返上することが期待されるところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月14日 18時00分
プロ野球 セ・パ12球団「3地区分立」開催案
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、プロ野球は延期していた4月24日の開幕を断念し、セ・パ交流戦とCSを中止して試合数を削減する方向に転じた。検討されているのが、セ・パ「3地区分立開催案」。メジャーリーグよろしく、ワイルドカードを導入して日本一を決めるという仰天プランだ!「残念ながら現在の感染の状況は、むしろ厳しくなってきている。当初、強く希望していた143試合の予定を、ある程度、減らすことも検討せざるを得ない」 プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は4月3日、都内で臨時の代表者会議を開き、遠隔のWeb会議システムを通じて記者会見した斉藤惇コミッショナーは、日程案を練り直す考えを明らかにした。 当初、3月20日に開幕するはずだったプロ野球。それを4月24日に遅らせての開幕を目指していたが、世界規模で感染が拡大。欧米ではスポーツイベントの6月以降への延期や中止が相次いでいる。そこへ来て、プロ野球でも阪神の選手らが感染し問題は悪化していた。「開幕が6月以降にずれ込めば、5月26日に開幕予定のセ・パ交流戦、計108試合も中止は避けられない。そこで今季に限り、クライマックスシリーズ(CS)とともに取りやめる方針」(スポーツ紙デスク) そのため、「新しいルールを12球団で作っていかないといけない」と、斉藤コミッショナーは語った。「そんな中、検討されているのが、現在のセ・パ12球団を3地区に分けた上で地区優勝を決め、ワイルドカード(地区優勝を逃した中で勝率トップを含める)を上位4チームで戦うプラン。1年限りの変則日程を編成し、シーズンを乗り越えるという苦肉の策だが、省かれた交流戦及びCSを吸収する狙いもある。試合数が半分になった場合、この方法以外に有力な手立てがない」(同) 3地区とは、北海道日本ハム、東北楽天、千葉ロッテ、埼玉西武の東地区。巨人、東京ヤクルト、横浜DeNA、中日の中地区。阪神、オリックス、広島、福岡ソフトバンクの西地区だ。「先導するのは、経営感覚に優れたパの球団。セ・リーグも経費節減につながることと、阪神の藤浪晋太郎投手ら感染者を出したことが再延長の大きな要因になったことで、反対するのは難しい。同一カードが増えるという反発もあるが、全面中止だけは避けたいという共通した思いはそれ以上に強い」(同) 狙いは、もう一つある。新型コロナウイルスの影響で、経営破綻する球団が出た場合への備えだ。「1リーグ制移行へのシミュレーション」との見方もある。 2004年、大阪近鉄バファローズの親会社の財政が厳しくなったことでオリックス・ブルーウェーブとの合併が決まり、球界再編が起きた。その際、反発した労働組合・プロ野球選手会がストライキ権を行使し、9月18、19日の公式戦が中止となり、球界が大混乱したことは記憶に新しい。「選手たちは野球協約により1日あたり年俸の300分の1の減俸で済んだが、今回の新型コロナでの試合中止は背景も規模も違う。今後の年俸については白紙の状態で、全面中止となれば球団にチケット料、テレビ放映料、看板料が入らず、選手は無給状態になりかねない。生き残るには知恵を絞るしかなく、選手会もあらゆる面で協力するだろう」(巨人OBの野球解説者)★財政破綻しかねない球団 日本球界が追随するメジャーリーグでも、トランプ大統領が「経済は二の次。第一に多くの命を救いたい」と軌道修正し、開幕の目処は立っていない。ブルージェイズの本拠地であるカナダのトロントが6月30日までイベント中止を決めたこともあり、開幕は最短でも7月4日(独立記念日)と見られ、シーズン中止の可能性すらある。 それでもMLBは、開幕から逆算してメジャー登録の40人に対し、1日につき最大約50万円を支給することを発表。年俸約7000万円の大谷翔平クラスでも日額11万円程度が補償されるが、マイナーリーグの選手はこの限りではない。 この動きは、日本球界にも波及している。これまで一軍公式戦に出場できる「一軍登録選手枠」は29人だったが、これを「40人程度」に増やす案が協議されているのだ。 表向きは開幕後、新型コロナの感染者が出た場合に備えるためとされているが、補償の問題が背景にある。「各球団にとって一番の問題は、選手の給与です。現在のベースで支払えば、球団の財政が破綻しかねません。そこで、試合数が減れば選手が受け取る年俸も比例して削減されるMLB方式を参考に、一、二軍を明確にした上で減額しようとしているのです。二軍選手は自由契約と隣り合わせ。しかし、試合がない以上、選手会も強くは出られないのです」(在京セ球団関係者) 全国の主要都市で感染経路が分からないクラスターが発生し、その多くが東京、大阪の影響を大きく受けているという。全国の知事が不要不急の外出自粛を強く要請し、特に東京、大阪への旅行を控えるように訴えているのもそのためだ。 この状況下では、たとえ開幕にこぎ着けられたとしても、各球団の長距離移動は困難を増す。とりわけ、巨人や阪神は歓迎されないだろう。「ぎりぎり持ちこたえている。まさに瀬戸際の状況」(安倍晋三首相) こんな状況にあって考えられる最良の手が「3地区の分立公式戦」なのだ。
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スポーツ 2020年04月14日 17時30分
自主練習中止を発表のロッテ、ファンサービスは「可能な限り」継続!
千葉ロッテマリーンズは、新型コロナウィルス感染防止策として、15日からの自主練習を行わないことを決定したと発表した。 ロッテでは、チーム活動を休止としている中、体を動かすことを希望する選手には自主練習として、4つのグループに分けて球団管理の下、11日からZOZOマリンスタジアムおよびファームの本拠地であるロッテ浦和球場を使用可能としていた。球団広報によると、「人と人の接触機会を最大限減らすことを再度、徹底することが最優先である」との判断に至ったという。 ZOZOマリンがある千葉県、浦和球場がある埼玉県も緊急事態宣言に加えて、自粛要請を行っており、15日からの球場等の球団関連施設の使用を当面、禁止することを決定した。今後の自主練習やチーム活動再開の目途は未定で、チームや球団関係者には不要不急の外出を引き続き行わないように指示をしているとのこと。 球団では、井口資仁監督から始まった球団公式インスタグラムでの質問企画が好評だが、今後も在宅で可能なファンサービスは継続していく予定で、球団広報は「可能な限りのことはやっていきたい」と、ファンサービスや発信力においても12球団トップを目指す球団の今後の展開に注目したい。(どら増田)
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