スポーツ
-
スポーツ 2020年04月19日 17時00分
阪神・大山、シーズンでは深刻な打撃不振に? OP戦で首位打者となった選手、過去3年全員が軒並み大苦戦
2月16日~3月15日の日程で行われたオープン戦で、「11試合・.378・3本・6打点・14安打」をマークした阪神・大山悠輔。2位のロッテ・福田秀平(.375)を僅差でかわし、オープン戦の首位打者を獲得した。 オープン戦の好調がシーズンでも続けば、新加入のボーア、サンズの両助っ人を含めた強力なクリーンナップが実現するのではとの期待も大きい大山。ただ、その期待とは裏腹に、過去3年のオープン戦首位打者は軒並みシーズンで苦戦を強いられている。 2017年のオープン戦で首位打者に輝いたDeNA・シリアコは、「17試合・打率.375・1本塁打・6打点・21安打」をマーク。入団1年目でいきなり快音を連発したため、「大当たり助っ人になるのでは」と期待するファンも多かった。 しかし、開幕一軍入りして迎えた2017年シーズンでは「12試合・.074・0本塁打・0打点」と全く振るわず、同年12月に自由契約に。退団後はアメリカの独立リーグでプレーしていると伝えられている。 2018年のオープン戦で首位打者となった楽天・内田靖人は、「16試合・.386・4本・12打点・17安打」を記録。本塁打は1位タイ、打点も2位と打率以外の部分でも好成績を収めていた。 ただ、2018年シーズンは「58試合・.198・12本・25打点・35安打」と2ケタ本塁打はクリアしたものの、打率については結果を残したとは言いがたい数字に。さらに、翌2019年シーズンは怪我もあり「2試合・.000・0本・0打点・0安打」と安打すら放てなかった。 2019年のオープン戦で首位打者を獲得したDeNA・楠本泰史は、「17試合・.388・2本・7打点・19安打」をマーク。同年の開幕戦では「2番・ライト」でスタメン起用され、2安打を放つなど期待に応えた。 だが、開幕戦以降は打撃不振が続き、同年の最終成績は「39試合・打率.208・1本・6打点・15安打」と振るわず。なお、シーズンオフにはレギュラー奪取を期して、打撃フォームの改造に取り組んでいる。 オープン戦首位打者の選手たちの成績を見ると、オープン戦での調子・勢いをシーズンまで持っていくのは非常に難しいことが浮き彫りとなっている。さらに、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されているため、大山は以上の3名よりも厳しい状況に置かれているといえるかもしれない。 ただ、以上の3名はいずれも新加入、並びに一軍経験の浅い選手だが、大山は2018年(117試合出場)、2019年(全143試合出場)とレギュラー格としてシーズンを戦っている。過去の3名はレギュラー奪取のアピールのために調子のピークを早く合わせすぎ、その結果シーズンに入って調子を落としたといえるが、既に立ち位置を確立している大山ならこうした調整ミスを回避する可能性もあるのではないだろうか。 リーグ優勝は2005年、日本一は1985年を最後に遠ざかっている阪神。大山が機能すればこれらの目標がぐっと実現に近づくことは間違いないが、来たるシーズンで期待に応えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年04月19日 11時00分
ソフトB・バレンティン、新天地で自身“初優勝”へ 来日10年目の大砲、ファンサービスにも熱心に?
今季よりソフトバンクホークスの一員となったウラディミール・バレンティン。球界を代表するスラッガーも新天地での開幕を待っている。練習を重ねながらインスタグラムを通じて、ファンとの交流にも励んでおり、「こういう機会にインスタを通じてファンと話していこうと思っている」と、シーズンの見通しが立たない現在、プレーを見せられないながらも、様々な形でのサービスに力を尽くしている。 今年で来日から10年目、もはやベテランとも呼べるキャリアを積んできている。言うまでもなく、魅力は長打力であり、常勝軍団のユニフォームを着た今季もホームランの量産が求められている。圧倒的戦力で日本一に登り詰めたホークスにとっても、打撃陣の破壊力を増すことは必至だ。同じく、圧倒的攻撃力でシーズンを制してきている西武ライオンズと打ち合い、その上でペナント奪還のためにもこれ以上ない補強でもあるだろう。 スワローズでは、昨年まで4年連続で30本を超えるなど、35歳となった現在でも力の衰えは微塵も感じさせない数字を残している。さらには、緊迫した場面においてストレートでの真っ向勝負が多いとされるパ・リーグの野球では、バレンティンの打撃がこれまで以上に際立つことも予想される。今回の移籍はホームランアーティストとしてのパフォーマンスという面においても楽しみでならない。 また、自身にとってもNPBでの9年間のキャリアにおいて、個人タイトルこそ幾度となく獲得しているものの、優勝は僅かに一度(2015年)だけであり、バレンティン本人はそのシーズン、怪我により殆どグラウンドに立つことが出来なかった。チームの優勝が負傷に泣いたシーズンだったことは本人のみならず、我々ファンにとっても悔やまれる。日本球界の活性化に大きな貢献をしてきているバレンティンにも再び、相応しい栄光が与えられる日をファンも心待ちにしているのだ。 シーズン本塁打日本記録保持者であるバレンティンに求められるのは、残されたもう一つの勲章である、ペナント制覇、そして日本一への原動力となる事。ファンの期待に応えるべく豪快な本塁打を放ち続け、その夢を手にすることが出来た時、日本のプロ野球はもう一度、大きな盛り上がりを迎える。球界No.1スラッガーのバットには今シーズンも、大きな夢と期待が込められている。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2020年04月19日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「サルマン・ハシミコフ」衝撃デビューを飾ったレッドブル軍団のエース
1989年4月24日、新日本プロレスの記念すべき初の東京ドーム興行『’89格闘衛星・闘強導夢』が開催されたが、そのきっかけとなったのが史上初となる旧ソビエト連邦出身のレスラーたちだった。大将格のサルマン・ハシミコフはセミファイナルに出場し、クラッシャー・バンバン・ビガロを146秒で葬ってみせた。※ ※ ※ アントニオ猪木のプロレスの特徴は、リアルさの追求にあった。それまでのプロレスがアクション活劇だとしたら、猪木が目指したのは社会派ドキュメンタリーとでもいえようか。 例えば、「プロレスラーの強さを証明するためにモハメド・アリと対戦する」というように、社会的に認知されているボクシングの世界王者を引き合いに出すことで、プロレスラーの強さにリアリティーを持たせようとした。 リング上の闘いぶりはもちろんのこと、その闘いに至る動機の部分においても一般に通じる理屈を用意したわけである。「伊勢丹前の路上でタイガー・ジェット・シンに襲われる」「IWGP決勝というプロレスのセオリー的には猪木が勝たなければならない場面で、失神KO負けを喫する」なども、リアルさを追い求めた結果であったのかもしれない。 猪木はそうすることによって「しょせんプロレスなんて」という層の人々にまで、その魅力を伝えようとした。かつて猪木は「プロレスに市民権を」とよく口にしていたが、五輪競技のように広く世間一般にまで浸透させることを最終目標としていたのだ。「芸事の神髄は虚実の皮膜にある」とは江戸時代の戯作家・近松門左衛門の言葉だが、猪木はそんな近松の言葉通りに、虚構と真実の間の微妙な境界を目指し、そのことによって長く語り継がれる存在となった。 1989年に参議院議員となった猪木は、それまで以上に“実”のほうへ舵を切っていく。国会議員の立場がそうさせたのだろうが、肉体的な衰えから“虚”をつくることが困難になったのも事実であった。★ぎこちない動きの裏にある強さ そんな中での最大の成果といえるのが旧ソビエト連邦、イラク、北朝鮮で開催した『平和の祭典』で、プロレスの枠を超えて国際政治をも巻き込む一種の事件となった。「イラクは人質救出、北朝鮮はその後の交流などで話題となりましたが、プロレスビジネスとして見たときには、ソ連との関係が一番大きかったでしょう」(プロレスライター) きっかけはソ連のペレストロイカを機に、協栄ジムの先代会長だった金平正紀氏がソ連人ボクサーの輸入を画策したことで、このときにソ連側からアマレスや柔道選手のプロ化の要望が出され、金平氏と縁のあった猪木のところに話が回ってきたのだという。 この申し出を気に入った猪木は、さっそくソ連の有力選手たち30人ほどを招集し、馳浩らをコーチ役としてソ連に派遣。ロープワークや受け身の特訓を行ったところで猪木もソ連入りし、自ら「プロレスラーの心得」を説いている。 結果、そうした中で選ばれたのが、サルマン・ハシミコフ、ビクトル・ザンギエフ、ウラジミール・ベルコビッチの3人。もう1人、フリースタイル重量級で五輪連覇していたソスラン・アンディエフの参戦も当初は発表されていたが、直前に交通事故に遭ったことで、本来は副将格だったハシミコフがソ連レッドブル軍団のエースとされた。 そうして迎えた’89年4月、ソ連人レスラーたちは新日本プロレスの東京ドーム大会で主役級の扱いを受けることになる。それまでもロシア人ギミックのプロレスラーは多数いたが、本物のソ連出身はレッドブル軍団が初めてのことであった。 これをビッグビジネスにつなげようとの意図もあったのだろう。ハシミコフはクラッシャー・バンバン・ビガロやビッグバン・ベイダーといった大物外国人選手を次々に下して、一気にIWGPヘビー級王座にまで駆け上がる。 プロレス的な動きとしてはまだぎこちなく、観客へのアピールも皆無であったが、そんなアマチュアっぽさが逆に強さを感じさせたものだった。 同年の大みそかにはモスクワでの凱旋試合で、マニー・フェルナンデスに勝利。翌年にはアメリカWCWにも参戦を果たしたが、それ以降は尻すぼみとなってしまった。 観客に飽きられてしまったのか、猪木の興味がソ連勢よりもイラクや北朝鮮、あるいは自身の引退に向いたことにあったのか。また、’91年末のソ連崩壊が何かしら影響を及ぼしたことは想像に難くない。 その後のハシミコフの主な戦績が、’93年にUWFインターナショナルで髙田延彦に敗れた試合ぐらいしかないのは、いささかもったいない話ではある。サルマン・ハシミコフ***************************************PROFILE●1953年5月4日生まれ。旧ソビエト連邦チェチェン共和国出身。身長180㎝、体重120㎏。得意技/水車落とし。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
-
-
スポーツ 2020年04月18日 11時00分
今シーズン4割、三冠王、防御率0点台の記録誕生? プロ野球ファンが期待する大記録、開幕延期が追い風となるか
新型コロナウイルスの影響で、当初予定された先月24日から開幕が延期されているプロ野球。現在は5月中旬~7月のどこかに開幕日が設定されるとの見方が強まっている。 無事に開幕にこぎ着けた場合でも、試合数は通常の143試合より少ない100試合程度にとどまるとみられる今シーズン。各選手の通算記録に大きな影響が出ることは必至だが、その一方でシーズン記録については「試合数の削減で現実味を帯びるのでは」とファンの期待を集めているものもある。 試合数の削減で最も誕生の期待が高まっているのが、シーズンで打率4割以上をマークする“4割打者”。これは日本球界では1人も達成者がいない記録で、1986年にバース(阪神)がマークした「.389」が現在のプロ野球記録となっている。 過去には1989年にクロマティ(巨人)が96試合目まで4割をキープ(最終成績は.378)。2017年には近藤健介(日本ハム)が、怪我で規定打席には届かなかったものの57試合出場で「.413」をマークしている。もし試合数が削減されれば、彼らのような打力の高い打者にとっては大きなチャンスとなるだろう。 こちらも期待を集めているのが、打率、本塁打、打点の3タイトルを同時に獲得する“三冠王”。日本球界では2004年の松中信彦(ダイエー)を最後に出ておらず、歴代でも松中を含めた7名(11回)しか達成者がいない難易度の高い記録だ。 最近で最も三冠王に近づいたのは、オールスターまでの前半戦88試合終了時点で打率(.350)、本塁打(29本)、打点(72打点)でリーグ1位の数字を残していた2016年の山田哲人(ヤクルト)。山田はその後3部門全てでタイトルを他の選手に譲ったが、試合数が減れば前半戦絶好調の選手が、そのまま三冠王を達成する可能性も高くなりそうだ。 実現すれば50年ぶりの記録となるのが“防御率0点台”。2リーグ制が発足する1950年より前には8名(10回)が達成しているこの記録だが、発足以降は1970年の村山実(阪神/0.980)以外に達成した投手はいない。 試合が減ればその分登板・疲労が減るため、エース級の投手が調子を保ったままシーズンを投げ切れる可能性は大。また、規定投球回も少なくなることが予想されるため、場合によっては中継ぎ投手にも達成のチャンスが生まれるかもしれない。 今シーズンの開幕日がいつになるのかはまだ確定していないが、無事に開幕となれば通常なら半ば“夢物語”と化しているこれらの記録にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年04月17日 22時30分
WWEアンダーソン&ギャローズ解雇で、高まる日本復帰待望論
日本時間の16日未明、世界最大のプロレス団体WWEが大量のリストラに踏み切った。日本では日の出とともに、このニュースが瞬く間に広がり、ファンや関係者に衝撃を与えている。 今回、WWEがホームページで“リリース”をアナウンスしたのは、カート・アングル、ルセフ、ドレイク・マーベリック、ザック・ライダー、カート・ホーキンス、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ、ヒース・スレイター、エリック・ヤング、エリック・ローワン、サラ・ローガン、ノーウェイホセ、マイク・キオーダ、マイク・ケネレス、マリア・ケネレス、EC3、エイデン・イングリッシュ、リオ・ラッシュ、プリモ、エピコの20名だが、アメリカのメディアによると、スタッフやコーチ陣にもメスが入ったと報じられており、コーチ契約をしていた元新日本プロレスのケンドー・カシンも含まれているという。 WWEは、アメリカ国内で実際に試合を行っている数少ないスポーツ団体の一つ。フロリダ州は先ごろ、WWEについて「必要不可欠なサービス」と認定しており、最近では無観客は継続しつつも、収録ではなく試合の実況中継を再開していた。WWEは声明で新型コロナウイルスに対応するための予算削減に言及。企業幹部の給与の引き下げや経費の切り詰め、レスラーへの支出の削減をすると表明。今回の決断に至った経緯を説明している。 日本のファンにとって注目されるのは、新日本プロレスが生んだ名タッグチーム、カール・アンダーソン&ルーク・ギャローズの去就だろう。彼らは今年7月に開催予定の日本公演のメンバーにも名を連ねており、これまでも日本公演には度々来日し、馴染みのある東京・両国国技館に“凱旋”していた。2016年2月に新日本との契約を終了し、WWEへ移籍。日本でも盟友だったAJスタイルズとザ・クラブというユニットを結成し、WWEロウタッグ王座を2度奪取するなど、元IWGPタッグチャンピオンチームとして、WWEでもポジションを確立していただけに、今回のリリースは残念だ。 早くも日本のファンからは、新日本マット復帰待望論が高まっているが、新日本も興行を開催出来ない状況にあり、すぐに戻って来る可能性は厳しいのではないだろうか。しかしながら、新日本を除くと、同じく新日本を退団した選手が多数在籍しているアメリカのAEWぐらいしか選択肢はない。今後、彼らがどのような選択をするのか注目していきたい。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年04月17日 19時30分
マエケン、“お手上げ状態”に追い込まれた日本人打者を告白 「ファール打てよ!」対戦時にイラついたことも暴露
ツインズ・前田健太が16日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・内川聖一について言及した。 これまで広島(2007-2015)、ドジャース(2016-2019)、ツインズ(2020)の日米3球団でプレーしている前田。本動画では「日本時代に対戦して凄いと思ったバッターベスト3」を発表したが、その中で内川を1位に挙げた。 内川を1位に選んだ理由として、前田は「横浜の時から対戦してるけど圧倒的1位。歴代の右バッターで一番高い打率残した時は投げるボールがなかった」と説明。なお、内川は2008年に「135試合・.378・14本・67打点・189安打」をマークし、右バッターでは歴代1位、左打者を含めても歴代7位の打率を記録している。 続けて、前田は「バットの芯に当てる確率がすごく高い。(2013年)WBCでも一緒にプレーしたけど、外国人選手の動くボールも全然苦にしない」と技術面を評価。どれだけ厳しいコースに投げてもヒットを打たれるため、対戦時には心の中で「ファール打てよ!」と思うこともしばしばあったという。 「(対戦時は)とにかくストライクゾーンに投げて、『打ち損じてくれ。アウトになってくれ』と思ってた」という前田。「調子いい時はお手上げ。このボールだったら抑えられる、このコースが苦手というのもあんまりない」と称賛していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「本塁打を量産するような打者が1位と思ってたから巧打者の内川なのは意外」、「確かにどのコースに投げられてもヒットゾーンに飛ばしてる印象がある」、「内川がヤバいっていうのは前に里崎(智也氏/元ロッテ)も言ってた気がする」といった反応が多数寄せられている。 横浜(2001-2010)、ソフトバンク(2011-)の2球団で「1977試合・.303・196本・957打点・2171安打」といった数字を残し、首位打者(2008,2011)、最多安打(2008,2012)を2回ずつ獲得している37歳の内川。その内川に苦戦をしいられた記憶は、日本球界を離れて約4年が経過する現在でも強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
-
スポーツ 2020年04月17日 18時55分
コロナ感染の梨田氏、意思疎通ができる状態に復調 「やっと、やっとです!」元近鉄・中村氏、元日本ハム・森本氏らも喜びの声
今月1日に新型コロナウイルスへの感染が判明し、そこから集中治療室(ICU)での治療が続けられていた元プロ野球選手・監督の梨田昌孝氏。17日、その梨田氏がICUから一般病棟に移ったことを複数メディアが報じた。 報道によると、梨田氏は治療が順調にいったことから14日に人工呼吸器が外され、17日にICUから一般病棟に移ったと同日、所属事務所が公表。また、現在は医師と会話ができる状態であることも伝えられている。 容態に変化がない状態が長く続いていた梨田氏の復調を受け、ネット上には「正直厳しいと思ってたから、回復の兆しが見えてきたのは本当に嬉しい」、「まだ油断は禁物だと思うけど、焦らずゆっくり体調を戻してほしい」、「梨田さんが元気になれば勇気付けられる人も多いはず、頑張れ!」といった喜びの声が数多く寄せられている。 梨田氏の回復を受けて、複数の球界OBもコメントを寄せている。2000年から2004年にかけ梨田監督時代の近鉄で4番打者として活躍した中村紀洋氏は、17日に自身のツイッターに「梨田さん、回復に向かってる。良かった」と投稿。 2008年から2010年にかけて梨田監督時代の日本ハムでプレーした森本稀哲氏も、17日に自身のツイッターに「やっと、やっとです!遂に復調のニュース」とツイートした。 15日に自身のブログで「片岡さん、梨田さん、助かってください」と、14日に新型コロナ感染を公表した元阪神・片岡篤史氏も含め回復を願っていた元巨人・上原浩治氏は、17日に自身のツイッターに投稿。「梨田さん、片岡さん 何か嬉しいです!」と回復を喜んでいる。 なお、片岡氏の容体については元大洋・横浜の高木豊氏が17日に自身のツイッターに投稿。「片岡情報。やっと食事が少しだけ食べれるようになった。その事により点滴がやっとはずされた」と報告している。 それぞれ回復の兆しを見せている梨田氏、片岡氏がこのままコロナに打ち勝ってくれることを、球界OBも多くのファンと共に願っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について中村紀洋氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Nori_official99森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara上原浩治氏の公式ブログよりhttps://www.koji-uehara.net/高木豊氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/bentu2433
-
スポーツ 2020年04月17日 18時00分
巨人 波紋を広げる原監督と元木ヘッドコーチ「別行動」の怪
開幕戦の再延期が決まり、公式戦チケットの販売の一時中止や払い戻し作業に追われている巨人。さらにチーム首脳の気になる動きが、内外に波紋を広げている――。「どの球団もそうですが、練習時間、場所を確保するのも大変になってきました。“3密”を避けるため、選手たちの練習開始を分散させるなどの管理をしなければなりません。長い時間を掛けて打ち込みをしたいとする選手もいますからね」(スポーツ紙記者) 球界からも新型コロナウイルスの感染者を出してしまったからだろう。手洗い、うがい、消毒がより徹底された。 ここまではどの球団も同じ。しかし、巨人では少し異なる光景が見られた。原辰徳監督(61)と元木大介ヘッドコーチ(48)が別行動を取るようになったのだ。「別行動というか、一緒にいるところを見なくなりました。意識しているのかもしれません」(同) 原監督に“万が一”のことがあった場合、指揮を引き継ぐのは元木ヘッドだ。首脳2人が“同時感染”するという最悪の事態を避けるため、意識して別行動を取っているのではないか、というのだ。 意識せずにそうなったのならば、危機意識の高さと言えるだろう。「原監督に何かあったら、元木ヘッドが指揮を執ることがチーム内外に伝わったと思われます。年齢でいえば、吉村禎章作戦コーチ(56)もいて、阿部慎之助二軍監督(41)も控えていますが…」(同) そもそも、元木コーチがヘッドコーチに昇格した時点で“雑音”は聞かれた。元木コーチは引退後、テレビのバラエティー番組などで活躍していたからだ。 クイズ番組での“おバカ”解答は有名だ。コーチに入閣した当初から「大丈夫かよ?」の声も出ていた。しかし、三塁コーチャーとしての的確な指示、試合前の選手への声掛け、円陣などで、あらためて野球偏差値とコミュニケーション能力の高さを証明してみせた。 そんな元木コーチに関して、こんな声も聞かれた。「モタが支配下登録された後ですよ。故障も重なり、モタは打撃不振に陥りました。支配下登録の会見で感涙したシーンもあって、ファンは不振でも好意的でしたが、『彼1人のために他選手のチャンスを奪うことはできない』と元木コーチは言い切りました。他のコーチが言っていたら、おかしなことになったかもしれません」(関係者) 原監督もヘッドコーチを経験して監督に昇格した。年長OBに「ブルペンにも行ったら?」と進言されても、長嶋茂雄監督(当時)の黒子役を貫いた。元木流の“くせ者采配”なら、ファンも喜びそうだが…。
-
スポーツ 2020年04月17日 17時00分
野村克也さんに「ブタ、タヌキ」と暴言を吐いた真相は? 新庄剛志氏、日本ハム時代の驚きの秘話を明かす
元プロ野球選手の新庄剛志氏が、16日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)にVTR出演。今年2月11日に84歳でこの世を去った野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代に日本では阪神(1990-2000)、その後3年間のメジャー生活を経て日本ハム(2004-2006)でプレーした新庄氏と、監督として南海(1970-1977/選手兼任監督)、ヤクルト(1990-1998)、阪神(1999-2001)、楽天(2006-2009)の4球団で指揮を執った野村さん。両者は1999年から2000年にかけ共に阪神に所属し、2006年は日本ハムと楽天に分かれて対戦した間柄だ。 放送では番組MC・坂上忍が、新庄氏が生活するインドネシア・バリ島を訪ねて密着、インタビューを実施。その中で新庄氏は2006年にあったエピソードを語った。 当時、パ・リーグを盛り上げたいという思いを強く抱いていたという新庄氏。同年から楽天の監督に就任した野村さんに連絡し、「野村監督と新庄の悪口の言い合いからスタートしてパ・リーグを盛り上げましょう」と提案したという。 「僕のことをめちゃくちゃに言ってください。自分も『ブタ、タヌキ』って(野村さんの)悪口を言いますから。それでいいですか?」と野村さんに迫ったところ、「それで盛り上がるならいいよ」と受け入れてくれたという。そこからパ・リーグが盛り上がり始めたと振り返った。 今回の放送を受け、ネット上には「水面下でそんなやりとりがあったのは知らなかった」、「新庄から挑発されたノムさんが『ただの目立ちたがり屋』って反撃してたのは覚えてる」、「当時はお互いギスギスしてるなって印象だったけど、全て計算の内だったとは」、「恩師をブタ呼ばわりする新庄は凄いが、それを快諾するノムさんも懐が深いな」といった反応が多数寄せられている。 この他にも新庄氏は、阪神時代に自身が飛躍するきっかけとなった野村さんのアドバイスや、メジャー挑戦を報告した際に野村さんから予想外の言葉をかけられたことなどを番組内で語っている。 パ・リーグは2005年の入場者数が「825万2042人」だったが、2006年は「852万9281人」と前年より約28万人増加。翌年以降も増加の一途をたどり、昨シーズンは「1166万9891人」を記録している。新庄氏と野村さんの“計算”がなければ、ここまで数字が増えることもなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年04月17日 12時00分
渋野日向子“スマイル”消失…7戦連続のツアー中止お疲れモード
4月17日開幕の国内女子ゴルフツアー「KKT杯バンテリン・レディス」の中止が決定した。理由は、一連の新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないからだが、7戦連続のツアー中止発表に“シブコ”こと渋野日向子は「ちょっと疲れた〜」といった雰囲気だった。「同大会のホスト役はシブコでした。外用鎮痛消炎薬『バンテリン』で有名な興和と新たにスポンサー契約を交わし、初めてとなる大会でしたので、シブコが代表してコメントを発表しました」(スポーツ紙記者) シブコは今季、新たに4社との契約を交わしている。興和もその新規契約の1社だった。「2月に新規契約したコムサック社のロゴ入り帽子を披露するのも遅れています。シブコと契約した企業はどこもイメージアップに成功しましたが、新型コロナの一件で、お披露目の機会を奪われています」(同・記者) 彼女のもとには20社を超える有名企業からのオファーがあったという。当然、人気と実力を兼ね備えた選手にとって、企業との広告契約は、競技を続けていく上で必要な資金援助にもつながる。また、日本のゴルフツアーは大会ごとに大手企業と契約し、大会にその企業名が付くようになっている。決して悪いことではないのだが、選手への負担は大きい。「アメリカをはじめ、他のゴルフ先進国は一斉にツアー中止を決定しました。日本は大会ごとにスポンサー企業が異なるので、それはできない。そうなると、中止決定の直前まで選手を拘束することになります」(同) 次大会の中止が決まらない以上、選手はそれに向けて調整していかなければならない。調整、現地入り、直前での中止発表…。この繰り返しに、シブコたちは“お疲れ”なのである。「ライバルの畑岡奈紗は所属フリー。ウエアの契約先はありませんし、企業契約も少ない。余計な拘束はないので、渡航禁止が出る前にアメリカへ行き、現地で練習しています」(関係者) 新型コロナ騒動がシブコの米ツアー挑戦を前倒しさせてしまうかもしれない。
-
スポーツ
松坂大輔復帰のメド立たず 状態はキャンプ前の自主トレ以下
2015年05月15日 16時00分
-
スポーツ
集客に苦しむ侍ジャパンの未来像
2015年05月14日 15時30分
-
スポーツ
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 大谷翔平に大リーグのスカウト20人が張り付く理由
2015年05月13日 16時00分
-
スポーツ
記録ラッシュの谷繁兼任監督に囁かれるアノ噂の真相
2015年05月13日 15時30分
-
スポーツ
【甦るリング】第7回・正真正銘の“練習の虫”小橋建太
2015年05月13日 12時00分
-
スポーツ
【記憶に残るプロ野球選手】第4回・ブッ飛んだ言動! “超天然”な新庄剛志
2015年05月12日 12時00分
-
スポーツ
レッドソックス上原浩治が日本人2人目の日米通算100勝&100セーブの偉業達成!
2015年05月11日 15時00分
-
スポーツ
小塚桃子ゴルフ連載(33)特別編 対談「パンチ佐藤」
2015年05月10日 10時00分
-
スポーツ
空のF1「レッドブル・エアレース」日本戦へ向けて室屋選手らが会見
2015年05月09日 18時00分
-
スポーツ
万年BクラスのDeNAがまさかの首位 その原動力は?
2015年05月09日 17時00分
-
スポーツ
リリーフ成功でも斎藤佑樹は『無期限二軍暮らし』?
2015年05月08日 15時00分
-
スポーツ
「先に動いた方が勝ち?」 GT対決で垣間見た指揮官の性格
2015年05月08日 11時45分
-
スポーツ
19歳のクローザー・松井裕を登板過多にさせない大久保采配
2015年05月07日 15時30分
-
スポーツ
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス〉
2015年05月07日 14時00分
-
スポーツ
新加入の巨漢・フランシスコは救世主になれるの!?
2015年05月07日 12時00分
-
スポーツ
【甦るリング】第6回・“痛みの伝わるプロレス”を体現した天龍源一郎
2015年05月06日 12時00分
-
スポーツ
【記憶に残るプロ野球選手】第3回・珍プレー大賞の常連だった達川光男
2015年05月05日 12時00分
-
スポーツ
松坂復活へ最後の切り札 恩師を頼って侍ジャパン入り?
2015年05月05日 12時00分
-
スポーツ
阪神・和田監督とオリックス・森脇監督 交流戦までもつのはどっち!?
2015年05月04日 12時00分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分