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小塚桃子ゴルフ連載(38)第七部・ゴルフダイエット編「水分補給は必須」

 6月の折り返しを迎えました。一年の早さを実感しますね。

 夏は汗をかくので、ダイエットに最適−−とお考えの方が多いと思います。実はこの考え方、間違いなんです。

 確かに夏は発汗が多く、体内の水分値が低くなります。分かりやすく言えば、脱水気味になります。そうなると脳が「水を飲め」という指示を出し、喉が渇く。ダイエッタ−では無い場合、ここで水分補給をします。

 ところが夏の暑さを利用して痩せようとしている方は、そこで水分補給を自重する。すると、脳は血液を分解して、それを水分の代わりにするよう指示します。結果、半脱水し、血液中にある水分が不足、血液もドロドロになり、身体に負担がかかります。

 何より、脳へのダメージが計り知れない。最悪のケースは、くも膜下出血を誘発するそうです。

 ですから、6月から9月まではダイエットを意識しない事。ゴルフ場は日陰が少ないので、熱中症になりやすい。こまめな水分補給は絶対、行うようにして下さい。水よりもスポーツドリンク、熱中症予防のドリンクがいいでしょう。

 さらに日傘や帽子も必需品。特に帽子は直射日光の影響で頭皮が焼けるので、サンバイザーよりもしっかりしたモノ(帽子)の方が良いと思います。

 一方、女性の夏ゴルフ対策は日焼け止めを忘れない事。ウェアは日焼け防止で長袖になるのは仕方がありません。が、前述の通り、熱中症と背中合わせになっている事は心して下さい。水分補給は必須です。

 どうしてもダイエットが必要な場合はプレー中の食事を控え、移動を歩きでは無くジョギングにすると効果的。結構、アップダウンがあり、足への負担が大きい。勿論、スポーツドリンクを片手に補給しながらのジョギングになります。

 心掛け一つで無理のないダイエットが出来る事は忘れないで下さいね。ただ、このジョギングもキツイと言えば、キツイです。脱水を促進する様な「ラク」に思えるダイエットは効果が薄く身体へのダメージが大きい。その逆でしっかりした運動はキツイですが、身体へのフォローをすれば、効率の良いダイエットに直結します。

 私は夏場、標高の高いゴルフ場でプレーします。涼しい事がその理由ですが、酸素が薄い為からか、ボールが良く飛ぶ。打球=球筋を見るには絶好で、秋の本格シーズン前の調整には最高です。

 コールドスプレーと氷嚢は必ず持参します。「夏は無理をしない」。当たり前の事を当たり前にする。簡単な様で難しい事ですね。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」
http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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