ゴルフに限らず、満腹状態は集中力が欠落。睡魔に襲われるものです。特にご飯を始めとした炭水化物を摂り過ぎると血糖値がグンと上がり、太りやすくなるのは勿論、睡魔にも襲われやすい環境となるもの。
よくある話として、「午前中は絶好調も午後は一転、絶不調」−−。これは95%、昼食が原因。ゴハンの食べ過ぎで眠くなり、集中力が低下した証です。
ゴルフ場に着くなり、レストランに直行…というパターンが一般的ですが、出来れば、朝食は自宅で摂りましょう。実際、ゴルフ場で食事をしてから練習に入ると満腹の為、身体が回らず、キレが生まれない。
よほどの事が無い限り、食事は自宅、ハーフタイムでは軽食…おつまみ程度にしましょう。
さて、ここからがゴルフダイエットの本題。以前、書いた事がありますがクラブを2本持っての素振り−−。これは体幹も腹筋も鍛えられ、ダイエット効果が望めます。
ポイントは「お腹に力を入れながら振る」事です。息を吐いた時、お腹が凹みますよね。凹んだ時に力を入れ、息を吐いたところでスイング。キツイですが、これを意識して自分のモノになるまで素振りをしましょう。一日150スイング位すると、お腹が凹むと同時に体重減も見込めます。自宅で出来るので是非、実践してみて下さい。
次はクラブを使った筋トレ。クラブを横にした状態で右手と左でクラブのヘッド、グリップをそれぞれ持ちます。頭上でクラブを持ち、そのまま後ろに倒します。すると、肩甲骨周辺が広がり肩のストレッチに持ってこい。リンパの流れが良くなり、肩こり、四十肩にも有効です。回数は前後に40秒。一日に5〜10分でいいと思います。
さらに私が欠かさず行っているのは前述と同じ状態でクラブを握り、後ろでは無く左右に倒すトレーニング。これを左右継続的に倒す事1分。これを2セットすれば普段、全く鍛えない側筋のトレーニングになります。
さらに練習場での打ち込みは1回1時間くらい。調子がいい時は100〜150球打ちましょう。ダイエットを意識した場合は、前述のお腹を意識したスイングを心掛けて打ちます。この場合は、50球くらいで効果あり。この練習は、脂肪燃焼や基礎代謝が上がり、痩せやすい身体となります。
ダイエットのみならず、ゴルフの上達は(ラウンド中の)食事の摂り方と日々のトレーニングで十分。他のスポーツや無理なダイエットは必要ないでしょう。
「ダイエット」という目的だけでやるのはキツイ。ゴルフの練習を兼ねてやるのがラフな感じですと気持ちも窮屈にならず、いいと思いますよ。
夏場のゴルフは、体重がホントに減ります。あとは、生活習慣予防。なんだかんだで、8km歩きますし。立派な有酸素運動だと思います。
小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」
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