スポーツ
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スポーツ 2020年09月02日 17時30分
阪神・藤川球児引退発表に、ロッテ島谷敬「タイガースにいい影響を与え続けてこられた方」
1日に今シーズン限りの引退を発表した阪神タイガースのクローザー藤川球児投手に関して、昨シーズンまで阪神でともにプレーした千葉ロッテマリーンズの鳥谷敬内野手がコメントを発表した。 藤川は、1998年ドラフト1位で高知市立高知商業高等学校から阪神に入団。岡田彰布監督時代には、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともに、勝利の方程式JFKの一角として、セットアッパー、クローザーとしてチームに貢献。岡田監督は、オリックスの監督時代にも、平野佳寿(現シアトル・マリナーズ)を後ろに回して、セットアッパーからクローザーに昇格させるなど、藤川の成功例を実践し、成功させている。 2013年からメジャーに挑戦した藤川だが、2015年シーズン途中に自由契約になると、残りシーズンを地元の高知の独立リーグでプレーし、2016年に阪神と再契約している。鳥谷は、2003年に自由獲得枠で阪神に早稲田大学から入団。キャプテンとしてチームを牽引していたが、昨シーズンのオフに自由契約となり、ロッテが獲得。藤川とは長きに渡り一緒にプレーしていた。 鳥谷は「本当にお疲れ様でした。マウンドでの投げている姿で、タイガースにいい影響を与え続けて来られた方。まだ今シーズンは残っていますので投げている姿を見たいと思っていますし、多くの人に見てもらいたいと思います」と藤川を労うだけではなく、阪神に与えた影響について語っている。 藤川は日米通算250セーブまで、あと5セーブと迫っており、8月10日を最後に一軍登板はなく、8月13日には登録抹消されている上、今年はスアレスが主にクローザーを務めているが、この記録は何とか達成してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月02日 17時00分
広島・佐々岡監督に「何もしなかったの間違いだろ」ファン激怒 裏目に出た“スタメンオール右打者”、以前にも同じ失敗が?
1日に行われた広島対中日の一戦。試合は「5-0」で中日が勝利したが、同戦で広島首脳陣が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、同戦で広島首脳陣が組んだスタメンオーダー。この日相手の中日先発は左腕エース・大野雄大だったが、広島は1番から9番まで全員右打者をスタメン起用。球界では一般的に左腕なら右打者、右腕なら左打者の方が打ちやすいとされるが、広島は大胆な策で大野の攻略を狙った。 しかし、いざ迎えた試合では広島打線は大野に完全に手玉に取られ、スタメンの中でヒットを放ったのは6番に座ったメヒアのみ。9回に代打でヒットを放った左打者・坂倉将吾を含めても大野から2本しかヒットを打てず、「9回無失点・被安打2・四球1・11奪三振」で完封勝利を許す結果となった。 >>広島・野間に「学習能力が無い」ファン呆れ 齊藤氏も苦言「無理に狙わなくても」、チャンスを潰す走塁ミスに批判相次ぐ<< 裏目に出た広島首脳陣の策について、ネット上には「首脳陣は大野の被打率知ってるのか?」、「右の方を抑えてる大野に右打者を並べたのは意味不明」、「前回対戦と同じ失敗をなぜ繰り返すのか、さすがに学習能力が無さすぎる」、「前にやって効果無かったんだから別の策を打ってほしかった」といった批判が噴出している。 「今シーズンの大野の被打率を見ると対右が『.217』、対左が『.241』と、セオリーとは逆に左打者の方を苦手としています。このデータを見ると、スタメン全員右打者は逆に大野を助ける策だったと言わざるを得ません。そもそも、広島は前回大野と対戦した7月10日もスタメンを全員右打者にしていますが、この時も『7回2失点』と抑えられた末延長10回にサヨナラ負け。結果につながらなかった策をなぜ繰り返したのかという点にも疑問が残るところです」(野球ライター) 試合後、広島・佐々岡真司監督は「打って勢いをつけたいというところでナイスピッチングをされ、何もさせてもらえなかった」と肩を落としたことが伝えられている。ただ、このコメントについても「何もさせてもらえなかったじゃなくて、何もしなかったの間違いだろ」といった反発が寄せられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月02日 12時18分
マジック点灯間近! 巨人・原監督、“伝説超え”も時間の問題? 父譲りの信念も好調の原動力か
この13連戦の重要さを、本当に分かっているのだろうか。川上哲治さんの「生誕100年記念試合」として開催された9月1日のDeNA戦、巨人が今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< チームは3連勝、先発・菅野智之には勝敗はつかず、開幕10連勝は次回まで持ち越しとなったが、シーズンの折り返しとなる60試合目で「貯金15」。2位・阪神、3位DeNAともに「貯金2」という状況を考えると、もうそろそろ、アノ心配をしなければならない。「セ・リーグ他球団の勝敗も影響してきますが、今月中旬にも巨人にマジックナンバーが点灯します。早ければ、来週にも…」(TV局スポーツ部員) 今季のセ・リーグは、クライマックスシリーズ(以下=CS)がない。リーグ優勝が決定した時点で、残り試合は消化ゲームとなってしまうのだ。プロ野球解説者が巨人独走の勝因をこう説明する。「原辰徳監督の采配ですよ。そこは素直に認めるべき」 その一例がチーム打率だという。巨人は2割5分9厘でリーグ3位。主砲・岡本和真が本塁打、打点のトップに立っているが、打率10傑の中に一人も選手が入っていないのだ。投手陣にしても、そうだ。菅野、戸郷翔征は順調に勝ち星を積み重ねているが、3番手以降はイマイチ。「チーム力」「選手層」という点では、DeNA、阪神、広島の方が「上」と見ていい。それでも、独走態勢となった勝因は、原監督の試合展開を読む力と、控え選手を巧みに使う采配にあるというのだ。 「代走のスペシャリストともなりつつある増田大輝を試合中盤で出し、そこで勝負を決めたこともありました。クローザーの経験もある中川皓太も同様です。試合の流れを読む力と、選手の長所を引き出す采配はさすが」(前出・同) 監督の采配でチームを強化した例を挙げるとすれば、やはり、野村克也氏が思い出される。組織全体の力を高め、選手個々の成長させていく手腕は多くの著書として発表され、それは、ビジネスの分野でも好評を博している。 「基本的に、原監督は自著を出したくないと考えています。原監督を扱った書籍や、プロ野球解説者、OBが自著を出す際、自分の話が扱われるのなら、全面協力するという姿勢なんですが…」(球界関係者) 原監督の母校・東海大学の関係者によれば、その理由は父・貢氏にあるそうだ。氏は「自らペンを執って」ということをしなかった。かなり前の話になるが、原監督は断れずに自著を出している。第一次政権、二次政権初期のもので、以後、野村氏のように「積極的に」とはならなかった。 巨人史上、もっとも勝利数の多い指揮官は川上哲治氏の1066勝。そのメモリアル・ゲームを制し、原監督の通算勝利数は、1060勝となった。“伝説超え”は、時間の問題だ。原監督の「勝負どころを読む感性」には、やはり興味がある。セ5球団の監督には消化試合をなくすためにも奮起してもらいたいものだが、原野球への評価は高まるばかりだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月02日 11時00分
新日本・内藤哲也「来年以降も」真夏の野外スタジアム大会継続を要望!
新日本プロレスは、8.29東京・神宮球場大会の二夜明け会見を都内の事務所で行った。 会見には同大会のメインイベントで、EVILが保持していたIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座に挑戦し、見事奪還に成功した内藤哲也が登壇。内藤節を炸裂させた。 内藤は席に着くなり、「21年ぶりの開催された神宮球場大会。俺、個人としては野外でのビッグマッチって初めてだったのでね、あの開放的な空間、そして試合中、感じる風?凄く気持ち良かったし、心地よく感じましたね。っていうか、皆様ご存知ですか?今日のスポーツ新聞、買ってきましたよ。(紙面を見せ)一面ですよ。神宮大会、そして内藤がスポーツ紙の一面ですよ。まあ、プロレスがスポーツ紙の一面を飾るのは、最近では東京ドーム大会、『G1クライマックス』、あとプロレス大賞ぐらいですかね?そんな中、神宮球場大会が今日の東京スポーツの一面ですよ。これこそが今回の神宮大会の成功の証かなと。まあでも、一番の要因は、リング上でも言いましたけど、テレビ中継、インターネット中継をご覧の皆様、そして暑い中わざわざ神宮球場へ駆けつけてくださった皆様のおかげ。心から感謝しています」と話し続けて、スポーツ紙の一面を飾れたことに満足な様子。 続けて、「9月3日から始まる次のシリーズ。まあ、短期シリーズですけれども、埼玉、千葉、茨城、宮城、そして後楽園ホール。この2本のベルトとともに入場する姿を、皆様にお見せしますよ。楽しみに待っててください。その先に控えるは『G1クライマックス』。まあでも、ちょっと先のことなのでね、その時に話しますよ。まあ、今回はまだ話す必要がないかな。だって、もう次のシリーズの開幕が迫ってるわけだからね」と勿体ぶる場面も。 「今日、この会見で俺がどうしても言いたかったことは2つ。1つは、この二冠問題について、もともと俺は2つのベルト同時に保持することを目標にした。別に俺は統一したかったわけではない。でも、毎回毎回、2本のベルトが懸けられたタイトルマッチが行われ、新日本プロレスとしては統一って思ってるんですかね?まあ、統一なら統一で構わないと思いますよ。だったら、2本のベルトを1本にまとめればいいんじゃないですか?その方がわかりやすいよ。でも、統一じゃないと言うのであれば、やはり俺の希望通り別々にタイトルマッチを行った方がいいと思うし、お客様も見やすいでしょう。そりゃ、1シリーズで2回もタイトルマッチがあったら、精神的にも肉体的にもしんどいですよ。でも、これは2本のベルトを保持した男の宿命かな。たとえきつくても、それぐらいやりますよ。だから、ぜひ新日本プロレスには、いや、今日姿の見えない菅林会長には、ぜひ新日本プロレスとしての見解を示してほしいかな。この先どうするのか。統一するの?それとも俺の要望通り別々に防衛戦をやっていくの?その辺の答え、菅林会長、ぜひ聞かせてください」とIWGP二冠のあり方について、会社に問うた。 「そして、もう1つは野外でのビッグマッチについて。本来、新日本プロレスはこの8月、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンでビッグマッチを行うはずでしたね。しかし、コロナの影響でいろいろと困難な状況になり、そして神宮球場大会ということになったわけですが、21年ぶりに開催された神宮球場大会、皆様、神宮球場の様子ご覧になりました?あの広いグランドに巨大な誰も入ってない、使ってないスペースがメチャメチャあったわけですよ。そして、スタンドを見てくださいよ。空席だらけですよ。そりゃ、入場者数の制限があるわけで、これはしょうがないことなんですけど……。でも、リングに立って巨大なスペースのあるグランド、そしてガラガラのスタンドを見て、やっぱ悔しかったっすね。せっかく21年ぶりの神宮球場、野外でのビッグマッチを行ったのに、寂しかったし悔しかったです。それこそ、俺はこのままで終わりにしてほしくないなと。終わらせたくないなと。だから、また野外でのビッグマッチがあってもいいんじゃないかなって、俺は思いました。まあ、天気の不安とかいろいろありますけどね。まあでも、また来年も開催してほしいなと。場所は神宮球場、毎年恒例、真夏の神宮球場でもいいですよ。もしくは、毎年毎年、開催場所を変えてもいいじゃないですか。『どこでやるのかな?』、『あそこでやるのかな?』、『もしかしたらあっちかな?』と思いながらワクワクして待って、そして『今年の野外大会はここです!』みたいな発表があっても、俺はいいんじゃないかなと思いますね。プロ野球が使用している野外スタジアムでもいいし、別にプロ野球が使用してない野外の野球場でもいいじゃないですか。そうなってくると、全国いろんなところにありますからね。北海道の端っこの方にもありますし、プロ野球が存在してない県の球場でもできる。沖縄でもできますよ。なんか、そうしていくことで可能性が広がっていくのかなと思うので、ぜひこの真夏の野外でのビッグマッチっていうのは、俺は恒例にしてほしいかなと思いました。まあ、もちろんその先にはね、(ファンである)広島・マツダスタジアムでの大合唱っていうのも、もちろん見据えてますよ。なんなら、『それがやりたい』と言っても過言ではないぐらい、『野外での大合唱をしてみたい』っていう俺の勝手のワガママな部分が8割、9割かもしれないですけどね。まあ、真夏のビッグマッチは毎年恒例にする。この辺もね、検討してもらいたいなと思います」と、真夏の野外スタジアム大会の開催を要望。これはファンも異論はないだろう。 自粛明け直後に裏切ったEVILに二冠のベルトを強奪された内藤だが、一発で獲り返したとあって“舌口調”。ほぼ独演会的な会見になってしまったが、新たな公約を会社に突き付けるなど、内藤の勢いは止まりそうにない。次期挑戦者は恐らく『G1』優勝者と思われるが、二冠を別々に防衛したい意志があることから、こちらも不透明で、全ては内藤の頭の中が握っていると言ってもいい。今後の展開も見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月01日 22時30分
ノア川崎で事件発生!中嶋勝彦が潮崎豪と決別し金剛へ!船木誠勝がM'sアライアンス入り!
プロレスリング・ノアは8月30日、神奈川・カルッツかわさきで、ビッグマッチ『KAWASAKI,GO!2020』を開催した。 セミファイナルでは、丸藤正道、武藤敬司、望月成晃のM'sアライアンスに、武藤が投入を予告していた『M』として、なんと船木誠勝が登場。丸藤によると、「勘違いしてる人も多いから説明するけど、イニシャルってのは姓でも名でも良いのです」とのことで、“MASAKATSU”のM'sアライアンス電撃加入が実現したのだ。金剛と対戦したM'sアライアンスは、船木と拳王という刺激的な絡みも見られた。最後は、その船木が稲村をハイブリッドブラスターで3カウントを奪っている。 メインイベントでは、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&レネ・デュプリが返上したGHCタッグ王座決定戦が、潮崎豪&中嶋勝彦のAXIZと、杉浦貴&桜庭和志の杉浦軍の間で行われた。30分を超える激戦は、杉浦がGHCヘビー級王者である潮崎をフロントネックロックで締め落とし、レフェリーストップ勝ち。杉浦&桜庭が新王者となった。事件が起きたのは試合後のこと。 新王者組の前に拳王が、マサ北宮&征矢学を引き連れて現れ、「こっちも喉から手が出るほどそのベルトが欲しい奴がいる、北宮と征矢だ!それと潮崎豪、なんだその無様な姿は。これがアイアムノアなのか?」と両チームを挑発。すると、これを見ていた勝彦がマイクを掴み、「おいっ!拳王!やってやるよ!」と言うと、グロッキー状態の潮崎を無理矢理起こして、リング中央に連れて行くと、潮崎にヴァーティカルスパイク!。勝彦は「やってやったよ。おいお前ら、見たか?潮崎豪、あんた俺のこと必要としてないでしょ。でもな、俺も、もうあんたを必要としてねぇんだよ。今日で終わりだ。そして、たった今から俺は金剛だ!」とAXIZを解散通告。拳王とグータッチをして金剛入りを果たした。緊急事態発生に、清宮海斗が潮崎の元に駆け寄り介錯。インタビュースペースで清宮は「何が起こったかまだ分からない」と困惑していた。 ノアでは、9月18日から最強決定リーグ戦『N-1 VICTORY 2020』の開幕が決まっており、潮崎と清宮はAブロック、拳王と勝彦はBブロックで、それぞれシングルで対戦することが決定している。タダスケに加えて、勝彦まで加入した金剛は、ノアマットで勢力を増すばかり。M'sアライアンスも船木の登場で存在感を示しており、潮崎や清宮の奮起に期待したいところだ。◆プロレスリング・ノア◆『KAWASAKI,GO!2020』2020年8月30日(日)神奈川・カルッツかわさき 観衆 未発表▼GHCタッグ王座決定戦●潮崎豪&中嶋勝彦 (33分16秒 レフェリーストップ) 杉浦貴○&桜庭和志※フロントネックロック※杉浦&桜庭が第54代王者組となる▼8人タッグマッチ丸藤正道&武藤敬司&望月成晃&○船木誠勝(「M」) (19分13秒 体固め) 拳王&マサ北宮&征矢学&稲村愛輝●※ハイブリッドブラスター(どら増田)
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スポーツ 2020年09月01日 19時30分
楽天・大久保元監督が球団社長に激怒! 大物助っ人を巡る裏話を暴露、「AJは切ってください!」と吼えたワケは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が8月31日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2014年オフの楽天監督就任時にあったという裏話を暴露した。 今回の動画で大久保氏は、助っ人外国人をテーマにトーク。その中で、2013年から2014年にかけて楽天に所属し、2013年は「.243・26本・94打点・116安打」の成績で初優勝に大きく貢献した助っ人打者アンドリュー・ジョーンズ(AJ)の去就を巡る裏話を披露した。 >>元巨人・槇原氏、FAが原因で命の危機? 大久保元監督が暴露、「マキさんが来ない」同僚をざわつかせたアクシデントとは<< 2012年から2014年にかけて楽天で一軍打撃コーチや二軍監督を歴任した後、2014年7月2日から監督代行に就任した大久保氏。就任後初の対戦カードとなったオリックス戦(7月1~3日)に臨むにあたり「(松井)稼頭夫が疲れちゃっててDHに回さないと出れないけど出さなきゃ勝てない。だからAJに外野をやってもらわなきゃならない」と球団側に構想を伝えたという。 ところが、球団側は「AJに許可を取らないといけません」と、構想の実現にはAJの同意が必要なため直接頼んでくれと要求。そのため、大久保氏は球団本部長と共にAJに頭を下げ外野出場を要請。AJは「仕方ないな」という表情で同意したというが、大久保氏は「なんだよそれ!」と一連の経緯に不満を抱いたという。 納得がいかない大久保氏は、現役時代に同僚だった元西武・バークレオ氏に連絡を取り「(助っ人)選手にライトやってくれ、ファーストやってくれとかって(こちらから)頼まなきゃいけないものなの?」と質問。すると、バークレオ氏は「全然そうじゃない、『だったらマイナー(二軍)行け!』って言うくらいじゃないとダメだよ」と、監督が選手に頭を下げるのはおかしいと同調してくれたという。 その後同年オフに正式に監督に就任した大久保氏は、就任にあたって戦力構想について球団と話し合いを行ったとのこと。ただ、この際球団社長からはAJを残す意向を告げられたという。 しかし、大久保氏は自身に外野出場を要請させた一件を引き合いに「社長!あの時に俺とAJの立場はもう決まっちゃいましたよ!」、「残せば球団も『なんでAJを使わないんだ』ってなるでしょう?(AJが)マイナーなんか行くわけないじゃないですか!」、「(だから)AJは切ってください!」と猛抗議。これを受け、球団側もAJを退団させる方針に変わったと語っていた。 大久保氏はこの他にも、日本で成功する助っ人に見受けられる共通点や、元楽天監督・星野仙一さんが助っ人の力量を見定めるためにとった方法などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「当時なんでAJ切ったのか疑問だったけどこんな話があったのか」、「AJは大久保さんに一度頭下げさせてるから、監督就任後も言う事聞かなかった可能性は高いな」、「こういう選手は色々と扱いが難しいから、支障が出る前にクビにしたのは正解だと思う」、「態度がでかいAJも悪いし、未来の監督に頭下げさせた球団側も悪いな」といった反応が多数寄せられている。 「今回の動画で登場したAJは、MLB時代に『.254・434本・1289打点・1933安打』といった成績を残した超大物助っ人。そのため、本人は『自分は尊重されてしかるべき存在』と考えていたかもしれず、球団側も『実績があるからむげに扱うわけにはいかない』と気を遣っていたのかもしれません。実際、MLBで実績を残した選手がVIP待遇で迎えられるというケースは少なくなく、1988年にマドロックを獲得したロッテは当時の本拠地・川崎球場に300万円をかけて専用のロッカールームを作ってもいましたね。ただ、こういう選手は簡単に二軍に落とせないなど起用法に悪影響が及ぶ上、他選手を集めて派閥を作られるとチームが空中分解する危険性もあります。大久保氏はこの辺りを見越してAJの退団を強く求めたようですね」(野球ライター) 動画内では「どっちが上に立つかっていうパワーバランスが崩れた時点で、リリースする勇気も必要だなと感じた」と語ってもいる大久保氏。大物助っ人を巡る気苦労に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年09月01日 18時00分
千葉ロッテ 佐々木朗希「一軍帯同するだけ」に異論反論
これはさすがに過保護がすぎる? “令和の怪物”こと千葉ロッテの佐々木朗希(18)についてである。 あまり知られていないが、佐々木は一軍に帯同している。しかし、デビュー登板の情報は全く入ってこない。二軍戦でも同様だ。「試合前のチーム全体練習を消化したら、そのままいなくなってしまいます。将来は侍ジャパンのエースとなって、メジャーリーグにはばたいていけるような大投手に育てたいとするチーム方針は変わっていないのですが…」(球界関係者) その将来の大エースの練習メニューは、全体練習のみ。試合前だから、体を温めるアップ運動程度で、プロ野球選手としては物足りないように映る。ブルペン投球はやっているのかもしれないが、先の関係者によれば、「聞いたことがない」という。 キャッチボールはやるが、距離は短い。とはいえ、「特別扱い」を感じさせるのは、投げる相手が吉井理人一軍投手コーチ(55)であることだ。 吉井コーチは佐々木の投げた球を捕ってウンウンとうなずいているが、全力投球ではない。こんな調子では、「最速163キロの豪腕も錆び付いてしまいそう」とスポーツ紙記者は言う。「ドラフト指名前からロッテは大切に育てると言っていたので、ルーキーイヤーでの一軍登板はなくて当然でしょう。大方の予想では、ビシビシと鍛え上げると思われていましたが」(同) 当初、佐々木の教育係は小野晋吾二軍投手コーチが務めると思われていた。だが、実際は「吉井コーチの目の届く場所に」というのが、一軍帯同の理由の一つだ。「吉井コーチには日本ハム時代に、現エンゼルスの“二刀流”、大谷翔平を育てた実績と自負もあります。開幕前の5月26日、シート打撃に登板した後、佐々木が右肘の違和感を訴えたようなんです。それが原因かもしれません」(同) 正反対の情報もある。シート打撃後、佐々木本人は投げたがっていたという。「ロッテ首脳陣が慎重を期していると見るべき」(前出・関係者) もっとも、佐々木自身も「このままではヤバイ」と思ったのか、最近では本拠地・ZOZOマリンスタジアムで試合が行われる日は、幕張周辺の海岸を自主的にランニングしているという。「厳しい練習を課すと疲れが溜まり、なかなか抜けない体質のようです。疲労から故障につながるケースは多く、吉井コーチたちが過保護になるのも分かる気がします」(ベテラン記者) 故障させてしまった場合、日本中から猛批判を受けるのは必至だ。ロッテはそれを恐れているようだ。 ペナントレースは順調だが、「怪物育成」は行き詰まっているようだ。
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スポーツ 2020年09月01日 17時30分
新日本・IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦を開催!マスター・ワトは田口隆祐とタッグ!
新日本プロレスは9月3日より開幕する『NEW JAPAN ROAD』にて、IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦を開催すると発表した。全4チームによる争奪リーグ戦が行われる。 前王者組(第61代)のSHO&YOHが、YOHの負傷欠場中ということもあって、IWGPジュニアタッグ王座を会社に返上。王座決定トーナメントが行われることになった。シリーズ中に、各チームが1ブロックで総当たりリーグ戦を行う。出場チームは次の4チームだ。・田口隆祐&マスター・ワト(新日本本隊)・高橋ヒロム&BUSHI(ロスインゴ)・エル・デスペラード&金丸義信(鈴木軍)・石森太二&外道(バレットクラブ) 公式戦が行われるのは、9月5日&9月6日の千葉・幕張メッセ国際展示場・3ホール2連戦、9月9日の宮城・仙台サンプラザホール大会の3大会。全公式戦終了時点で1位と2位のチームが、9月11日東京・後楽園ホールで決定戦を行い、勝者チームを第62代IWGPジュニアタッグ王座に認定する。 出場チームの中で“本命”は、IWGPジュニアタッグ王者にも輝いているデスペラード&金丸だろう。参加チームの中で最も長く組んでいるのはこの2人。負けるわけにはいかない。ここに8.29東京・神宮球場大会で、恥をかいてしまったワトやヒロムが巻き返しを狙って来るのは必至。ワトは初タイトル戴冠のチャンスなだけに、田口監督のもと躍進したいところだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月01日 14時10分
引退の阪神・藤川に「やっぱり…」川上氏がシーズン前の“予兆”を告白 プロ22年目の決断にファン・OBから惜別相次ぐ
阪神(1999-2012,2016-)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)、四国IL・高知(2015)でプレーし、昨シーズンまで日米通算で「795登板・60勝163ホールド243セーブ・防御率2.13」といった成績を残した阪神の40歳・藤川球児。8月31日、その藤川が今シーズン限りで引退することを球団が発表し複数メディアも広く報じた。 >>阪神・藤川、シーズン中に引退表明したワケ 昨オフの意味深な発言、球団の思惑も去就に影響か<< 今季は「11試合・1勝3敗1ホールド2セーブ・防御率7.20」と、打ち込まれる場面が目立った藤川。8月13日に右上肢コンディション不良を理由に一軍登録を抹消され二軍でリハビリ中だが、報道によるとシーズンを通じてコンディションを維持するのが難しいことや、チームに迷惑をかけている現状に責任を感じたことが引退決断の理由となったという。 また、阪神・谷本修球団本部長が報道陣に語ったところによると、長年の勤続疲労からか藤川の体は至るところから悲鳴が上がっているとのこと。また、右上肢のコンディション不良についても本来なら手術が必要なレベルだというが、本人は諦めずに今シーズン中の復帰をめざす意向であるという。 藤川の引退発表を受け、元巨人・上原浩治氏や元中日・川上憲伸氏ら球界OBがSNSを通じてコメントしている。上原氏は8月31日に自身の公式ツイッターに「身体は長年の蓄積でボロボロになるよなぁ」、「また投げれる 最後まで期待してるよ!」と投稿。44歳で引退した自身の経験を踏まえて藤川の状態を察しつつも、再び一軍に戻ってくることを願っている。 今年2月に藤川を取材したという川上氏も8月31日に自身の公式ツイッターに投稿。「そうか、、、やっぱり身体はボロボロだよなぁ、、いつも元気に振る舞ってる球児だから、、」と取材時は明るい態度で身体の不調を感じ取らせないようにしていたと振り返った上で、「本当にお疲れ様!」と藤川をいたわった。 今回の一件を受けて、ネット上にも「40歳を迎えた今年でとうとう引退か…長い間阪神でプレーしてくれてありがとう」、「プロ入り直後から応援してきた選手だから寂しくなるなあ」、「引退してほしくないけど本人が決めたならしょうがない、最後にもう一度一軍で勇姿を見せてくれ」、「名球会に入って有終の美を飾ってくれたらそれが一番嬉しい」といった声が数多く寄せられている。 名球会入会条件である250セーブまで、残り5セーブまで迫っている藤川。阪神はここまで全120試合のちょうど半分である60試合を消化しているが、残り試合で250セーブを達成し有終の美を飾ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2
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スポーツ 2020年09月01日 11時50分
阪神・藤川、シーズン中に引退表明したワケ 昨オフの意味深な発言、球団の思惑も去就に影響か
ベテラン・藤川球児(40)が今シーズン限りでの引退を表明した。どの球団も試合数の削減と、「上限5000人」という規制を受けているため、大幅な収入減を被っている。「今オフの大量リストラ、人員整理は必至」と囁かれる中での突然の引退表明、シーズン終了後ではなく、ペナントレースの真っ最中に公表したことに、何か“ウラ”がありそうだ。 「ここだけの話、プロ野球界ではペナントレースの中盤には『リストラ名簿』、つまり、戦力外通達の候補者リストがほぼ出来上がっているんです。チーム功労者の肩を叩くとなれば、敬意をもって接しなければなりません。まして、阪神は昨季、鳥谷敬選手と衝突し、他球団に流出させる結果となってしまいました」(ベテラン記者) 円満な話し合いが行われたことを「チーム内外にアピールする目的もあった」と予想する声も聞かれた。 「希望的観測ですが、9月後半から10月に掛けて、観客動員数の上限が解除されるとの見通しもされています。藤川の引退、日米通算250セーブまで『あと5』。仮に優勝戦線に絡むことが出来なくても、甲子園球場を満員にできるでしょう」(前出・同) 藤川の引退は、チームの士気に影響する。今季に限っては「藤川さんのために」と、残された選手たちのモチベーションも上がるだろう。しかし、“後継者”はまだ育っていない。 >>全12球団が60億円以上の損失? 大幅収益減の阪神、リストラ促進であのベテランも引退危機か<< 昨年オフから3月のオープン戦までの間、こんなこともあった。この間、メディアは各球団の選手、関係者と食事をする機会がある。筆者は直接聞くことはできなかったが、藤川は「今年、優勝できると思う」と、複数の取材陣に語っていた。投打ともに戦力は整いつつあった。藤川は「優勝するチームの気運」みたいなものを話し続ける。当然、その会話は人を介して他選手にも広まっていく。中堅、若手も「藤川さんが言うのなら、ひょっとして!?」と思い始める。 そのベテランが先頭に立って練習をする姿に、チームの士気はさらに上がっていく。チームをヤル気にさせることが出来るリーダーが見当たらないのだ。 「藤川は故障経験もあるので、体のケアにも気を遣っていました。どの医師が良かったとか、どのトレーナーの話が面白かったとか若手に聞かせていました」(在阪記者) 250セーブ達成となれば、ちょっと意外だが、松坂世代の名球会入りは第一号となる。入団してしばらくは先発枠を争っていたが、リリーフに転向し、その才能を開花させた。 浮き上がってくるような独特の軌道を描く“火の玉ストレート”とフォークボールが有名だが、カーブやスライダーも投げられないわけではない。大抵の投手はベテランになるにつれ、新しい変化球をマスターしようとするが、藤川は「通用しないのなら、いらない」と言って、ストレートのキレ、フォークボールの精度を高めていた。そういう合理的な考え方と精度を高めるというストイックさが、長い現役生活につながったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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2018年01月25日 20時44分
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中日入りの松坂に新たな試練!「開幕投手をさせる」
2018年01月25日 07時30分
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エンゼルスGMが大谷翔平の可能性を語る
2018年01月25日 07時00分
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【WWE】トランプ大統領に“丸坊主にされた男”が記念大会で大の字に!
2018年01月24日 22時40分
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【オリックス】CHALが初の3年連続リーダー!BsGirlsメンバー発表
2018年01月24日 21時30分
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楽天 星野仙一氏“遺言”か? 次期監督に犬猿・落合博満氏が浮上
2018年01月24日 16時00分
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最強助っ人・バース氏が帰ってくる? 阪神Vなら85年メンバーも殿堂入りへ
2018年01月24日 12時50分
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【DeNA】ドラ1東らルーキー5人が春季キャンプ1軍スタート!ラミレス監督の狙いは?
2018年01月23日 21時58分
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貴乃花救世主論が息を吹き返す大荒れ理事選裏
2018年01月23日 16時00分
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【新日本】再び“真ん中”へ!満身創痍の棚橋、みのるの“シーン現象”を覆せるか?
2018年01月22日 12時50分
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プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「坂口征二」表と裏からプロレス界を支えた“世界の荒鷲”
2018年01月21日 15時00分
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オリックス帰還とは行かない!郷里の中日とジャイアンツがイチローに熱視線
2018年01月21日 12時25分
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イケメンプロレスラー・飯伏幸太「恋愛は続かないですね」
2018年01月21日 12時05分
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【DeNA】「横浜のファンと一緒に戦う」阪神からFA移籍の大和がサプライズ登場!
2018年01月20日 12時48分
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【DeNA】ベイスターズ新スローガンは「勝利は我らの中にある」
2018年01月19日 12時50分
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不祥事続きでもしっかり“焼け太り”した相撲協会
2018年01月18日 20時00分
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幻に終わった星野巨人誕生の舞台裏を“仙友”ジャーナリストが寄稿
2018年01月18日 18時00分
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金本監督の奇策 トラの正捕手に意外な選手が急浮上
2018年01月18日 12時56分
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分