スポーツ
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スポーツ 2020年09月11日 17時00分
「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声
10日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。試合は「9-2」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったが2度の雨天中断だった。 ソフトバンクは東浜巨、楽天は松井裕樹が先発して始まった同戦は、「0-0」と両チーム無得点の1回裏2死一、二塁の場面で雨により午後6時28分から37分間中断。東浜は集中力を切らさず再開後、ピンチを無失点で切り抜けたが、2回以降も雨は継続して降り続けた。 その後「3-2」とソフトバンク1点リードして迎えた7回裏。この回楽天はソフトバンク3番手・モイネロから1死一、二塁のチャンスを作るが、この午後9時54分の場面で試合は2度目の雨天中断に。中断直後の雨脚は雨天コールドとなっても不思議ではないほどの強さだったが、その後弱まったためグラウンド整備を経て、55分後の午後10時49分に再開された。 再開後、ソフトバンクはモイネロに代えマウンドに上がった松本裕樹が併殺でピンチを切り抜けると、8回に1点、9回に5点を記録し楽天を突き放す。一方、楽天はどちらの回も無得点に終わり、試合は開始から5時間38分後の午後11時38分にようやく終了した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 2度の中断により日付が変わる直前まで行われた同戦だが、ネット上には「ソフトバンクは明日ホームなのに何でコールドにしなかったんだ」、「行きも帰りもバタバタ移動になったから選手のコンディションが心配」、「再開してボロ負けするくらいなら7回コールドで良かった」、「再開後に出た中継ぎ全員失点したからコールド負けよりダメージが大きい」と、試合進行を管轄する審判団への苦言や反発が多数寄せられている。 「ソフトバンクは11日から本拠地福岡で対西武3連戦が控えていますが、同戦の試合時間が長引いたことにより当日移動からそのまま試合に臨まなくてはならないことに。ソフトバンクは仙台入りする際も台風10号の影響で、空路移動の予定を1日前倒しして新幹線での移動をしいられているため、試合強行が選手の体調や疲労度に悪影響を及ぼすのではと不満を抱えているソフトバンクファンは多いようです。一方、楽天は11日から13日まで引き続きホームで対日本ハム3連戦のため移動はありませんが、7回の再開後に登板した牧田和久(1失点)、安樂智大(4失点)、池田駿(1失点)が全員失点を喫するなど中継ぎ陣を消耗。そのため、『これなら雨天コールド負けの方がマシだった』と試合続行を悔やむ楽天ファンも少なくありません」(野球ライター) 今回審判団が雨天コールドとしなかったことについて、球場周辺の雨雲レーダーを参照して続行すると判断したのではとの声も多い。実際、7回の中断以降の雨雲レーダーでは雨脚が23時前までに収まるとの予報があったが、試合続行の判断に関し、審判団からの説明はないようだ。 試合後、ソフトバンク・工藤公康監督は「(気持ちが)切れてしまいそうな雨だった」、楽天・三木肇監督も「いろんなことがあった」とどちらもお疲れムード。現在ソフトバンクは首位、楽天は3位につけているが、同戦は今後の優勝争いを左右する一戦となるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月11日 11時40分
楽天、セーブ王松井をリリーフに戻せないワケ 「多少は楽になる」伊藤コーチの目論見も外れたか
チーム改造は、まだ終わっていない。今季は120試合制だが、「ペナントレースは長い」と感じているのではないだろうか。 「中間地点を折り返し、後半戦へ」となる71試合目、東北楽天ゴールデンイーグルスが今季ワーストタイとなる4連敗を喫し、首位ソフトバンクとのゲーム差を「7」と広げてしまった。そのソフトバンクとの直接対決で3連戦3連敗となったダメージは大きい。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 試合後の三木肇監督は「残念な悔しい結果。申し訳ない」と言葉も少なかったが、敗因は明白だ。前半戦を牽引してきた中継ぎ投手陣が“息切れ”してしまったのだ。 「コンディション的には、多少は楽になる。このホームで新たな気持ちで…」 これは、8月24日に投手陣を預かる伊藤智仁コーチが中継ぎ陣の不振について語ったもの。6月末時点で、救援陣の防御率は1・03だったが、8月は5・57と落ち込み(同時点)、同コーチはその原因は2週間も続いた遠征による疲労と分析していた。「本拠地・仙台に帰れば、疲れも取れている」と見ていたのだが、9月に入った今も回復していない。 「ここまで救援陣を牽引してきたのは、新クローザーとなった森原康平です。その森原が息切れして二軍再調整となり、再昇格したと思ったら、右太ももを故障してしまいました」(スポーツ紙記者) クローザー経験もあるベテランリリーバーの青山浩二が一軍合流したのは、9月2日。何人かのチーム関係者の話を総合すると、三木監督らはこの青山に大きな期待を寄せていたようだ。森原は「復帰まで1か月以上掛かる」(前出・同)とのことで、森原不在の間、フル回転してもらうつもりでいた。しかし、牧田、酒居、宋家豪、津留崎、シャギワ、ブセニッツなど他のリリーバーたちもバテバテで、青山一人ではフォローしきれないのが現状だ。 こんな指摘も聞かれた。「先発に転向して、結果を出せないでいる松井裕樹をクローザーに戻せばいいじゃないか?」と――。 松井は昨季の最多セーブ王でもある。再コンバートとなっても、本人はチーム事情を知っているので快諾してくれそうだが、この案は石井一久ゼネラルマネージャー(以下=GM)が絶対に受け入れないという。 「石井GMは3年後にエースを張れる20代後半の投手がいなくなるとし、そこに松井をはめ込もうとしています。今季、松井がたとえ先発で1勝しか挙げられなかったとしても、クローザー再転向は認めないでしょう」(球界関係者) 松井の再転向NGは、三木監督とも申し合わせができているそうだ。「巨人に高梨(雄平)を放出しなければ良かった」なんて声も聞こえてきそうだが…。 「育成から投手を支配下登録に加えるかも。緊急トレードも考えられますが、今のところ、そうした動きは見られません。三木監督と伊藤コーチが知恵を絞り出して、現有戦力で凌いでいくしかありません」(前出・同) 4連敗を喫した9月10日だが、雨による2度の中断があった。その中断時間は、合わせて約1時間半。4時間6分もの長丁場を落としたとなれば、精神的な疲労も残る。 GMの仕事はチームの中・長期的ビジョンを立て、それに応じた補強を進めていくこと。しかし、窮地に陥ったチームを救うのも、GMの責務だ。松井の先発転向には信念を感じるが、救援投手陣がほぼ同時期に息切れすることまでは予測できなかったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月11日 06時30分
ノアが佐野巧真引退セレモニーを開催!「20年の歴史で欠かせない選手の一人」
プロレスリング・ノアは、今年1月5日に行われた新日本プロレスの東京・東京ドーム大会を最後に、引退を表明していた佐野巧真(佐野直喜)の引退セレモニーを、10月11日に行われる大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会で開催すると発表した。 佐野は1984年に新日本プロレスでデビュー。同年のメキシコ遠征を経て帰国をすると、永遠のライバルとなる獣神サンダー・ライガーと抗争を繰り広げ、IWGPジュニアヘビー級王座を戴冠。ライガーとの抗争が続くかと思われた矢先、1990年にメガネスーパーが巨額の資金を投入した新団体SWSに移籍。1991年にはSWSジュニアヘビー級王座を奪取し、SWSジュニアのエースとして君臨している。 1992年にはUWFインターナショナルに参戦。フリーとして高田延彦と対戦。1993年からはUインター所属選手となり、1995年10月に東京ドームで行われた古巣・新日本との全面対抗戦では、Uインター代表として、ライガーとの再会マッチが実現。この大会で唯一の3カウント決着で佐野が勝利を収めた。1996年には佐野友飛に、1999年には佐野なおき、そして2001年には佐野巧真にリングネームを改名した。 プロレスリング・ノアには2001年から参戦し、その後、所属選手になっている。ノアではジュニアではなく、ヘビー級選手として、シングルやタッグで存在感を示していた。2012年に再びフリーに転向するも、ノアとの関係は良好で、2014年のデビュー30周年記念試合は、ノアの東京・有明コロシアム大会で、ライガーとタッグを結成している。 近年は2018年に京都で開業した焼肉店が多忙のため、試合を控えていたが、昨年3月にライガーが引退表明した際、佐野の名前を挙げたことから、新日本が早くから佐野に参戦のオファーをしたため、1月4日はライガーの対角線に、翌5日はライガーの横に立って試合を行い、6日のライガー引退セレモニー終了後、佐野も引退宣言。これを受けたノアの丸藤正道ら、かつて共に盛り上げた選手たちが「ノアで引退セレモニーをやりたい」という声が出たことから、今年3月に行われる予定だった神奈川・横浜文化体育館大会で引退セレモニーの開催が発表されていたが、コロナ禍により、今大会に延期となった。 試合は行われないのは残念だが、名選手だっただけに、引退セレモニーを行って送り出すノアの決断を評価したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月10日 22時30分
スターダム10.3横浜武道館大会が決定!メインは岩谷麻優対朱里の赤いベルト戦
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、神奈川・横浜武道館大会『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA2020』を10月3日に開催すると発表した。 今大会は、8月22、23日にコロナ禍のため、中止となっていた同会場での延期大会となるという。メインイベントでは、「赤いベルト」ことワールド・オブ・スターダム選手権試合として、チャンピオン岩谷麻優に朱里が挑戦する。 セミファイナルでは、「白いベルト」ことワンダー・オブ・スターダム選手権試合として、チャンピオンのジュリアに中野たむが再び挑む他、8月大会で予定されていたカードを中心に、1日に凝縮した濃厚なビッグマッチになりそうだ。 なお、今大会は横浜武道館プロレスこけら落とし大会となる。岩谷は「(朱里は)油断ができない相手。本当に気を引き締めてこの試合に臨みたい」と語ると、ジュリアは「負けたら私の奴隷になれ!」とたむを挑発。たむはジュリアに「持って来い」と言われたプロテインをジュリアの頭からぶっかけるなど、気の強さを見せつけると、ジュリアはたむの気持ちの強さを認め、タイトルマッチが正式に決定した。 スターダムは『スターダムのヨコハマリベンジ』と題して、今大会に向けたキャンペーンを行っている。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月10日 19時45分
ロッテ・田村の骨折で「優勝争いも絶望的」の声も 代役捕手は見当たらず? 首位追撃に暗雲か
9日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。試合は「2-1」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがロッテ捕手・田村龍弘の負傷交代だった。 アクシデントが起こったのは、「0-0」と両チーム無得点で迎えた5回裏。この回ロッテは1死から井上晴哉がヒットで出塁し、後続の田村は送りバントを試みる。ところが、日本ハム・金子弌大が投じた初球が右手人差し指付近に直撃。死球を受けた田村は直撃箇所を抑え苦悶の表情を浮かべたままベンチに下がり、そのまま代走を送られ交代となった。 チームの井口資仁監督も「まだ報告は入ってないが、おそらく明日は無理」と心配を寄せた田村だが、試合後に病院で検査を受けた結果「右手第2指末節骨剥離骨折」と診断されたことを翌10日に球団が発表。これにより田村は同日に一軍登録を抹消された。 >>広瀬アリス、公認そっくりさんのロッテ・マーティンと初共演「やっぱ似ていますね」<< 田村の負傷、離脱を受け、ネット上には「相当痛がってたけどやっぱり骨折だったのか…」、「正捕手が骨折離脱は痛すぎる、復帰時期によっては優勝争いも絶望的になる」、「柿沼(友哉)や佐藤(都志也)で残り試合を乗り切るのはさすがにキツいなあ」、「ここまで田村で6割くらい勝ってたから次戦以降チーム成績がた落ちしそう」といった悲痛な声が多数寄せられている。 「2012年ドラフトで3位指名を受けロッテに入団した26歳の田村は、昨シーズンまでに通算679試合に出場しているロッテの正捕手。今シーズンもここまで40試合にスタメン出場しており、他にスタメンマスク経験のある柿沼(28試合)、佐藤(2試合)よりも多く出場機会を得ていましたが、今回の負傷によりチームはしばらくの間、田村抜きで戦わなければならなくなりました。田村はスタメン時の勝率が『.632』とうまく投手をリードしチームの勝利に貢献していましたが、一方で柿沼は『.536』、佐藤は『.500』とどちらも5割ほど。こうした数字からも田村が替えの利かない存在であることは明白ですが、その田村が使えない以上今後は厳しい戦いをしいられそうです」(野球ライター) 一軍復帰までの期間は発表されていないが、リハビリや二軍戦での調整を含めると1カ月から2カ月ほどかかるのではとみられている田村。ロッテは現在首位ソフトバンクと0.5ゲーム差の2位につけているが、今後の優勝争いに暗雲が立ち込めたことは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月10日 17時30分
DeNA、ついに虎アレルギー払拭? 7年連続負け越し中の天敵に“打ち勝つ野球”で今年こそリベンジを
2013年の14勝10敗以来、7年間勝ち越せていない苦手タイガース相手に、今年は6勝6敗2引き分けと互角の戦いを見せている。 過去の戦績を振り返ると、2014年は8勝16敗、2015年11勝14敗、2016年9勝15敗1分、2017年10勝14敗1分、2018年8勝17敗、2019年8勝16敗1分。トータル54勝92敗3分で38もの負け越しで、散々たる成績。ラミレス政権となってからもちろん勝ち越しはなく、開幕時には毎年のように“対タイガース”の戦い方の質問が指揮官へ向けて飛ぶなど、虎アレルギー対策は重要課題となっている案件である。 >>DeNA、2年目右腕コンビがローテーションで躍動! 大貫と上茶谷が埋める今永&平良の穴<< ところが、今シーズンはここまで6勝6敗2分とがっぷり四つの戦いで、久々の勝ち越しも見えてきた。 昨年までの数字と見違えて違うのは打撃成績。チーム打率が.250を超えたのは2017年.251の1回のみで、2016年は.216、昨年も.232と低迷していたが、今シーズンはここまで打率.290、OPS.802と好調だ。中でも、打線のコアとなっている選手たちの活躍が目立ち、リードオフマンの梶谷隆幸が打率.367、3ホームラン、4番でキャプテンで只今リーディングヒッター・佐野恵太が.386、3ホームラン、代わりの利かない不動のサード・宮崎敏郎は.389、3ホームラン、2年連続ホームランキング・ネフタリ・ソトも.302、ホームラン2本と、しっかりと仕事を果たしてくれている。 昨日は今シーズン3回対戦し2敗を喫し、横浜スタジアムでも3戦3敗と苦汁を舐めさせられていた苦手のサイドスロー・青柳晃洋に5回8安打を浴びせ、土を付けることに成功した。また、長年苦しめられてきた天敵・福留孝介をここまで8打数ノーヒットに抑え込むなど、苦手意識を払拭できる流れは出来てきた。 残りは今日を入れて10試合。昨年の CSでも破れた屈辱も胸に刻み、今年こそ勝ち越して虎アレルギーを克服したい。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月10日 17時00分
広島・佐々岡監督、野村に「残念な投球」発言で物議 「代えなかった方が悪い」ファンから反発相次ぐ
9日に行われた広島対ヤクルト戦。試合は「10-10」で両チーム引き分けとなったが、同戦後の広島・佐々岡真司監督の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>広島・佐々岡監督に「よくそんなことが言えるな」ファン激怒 “3戦30失点”投手陣に試合後苦言も反発相次ぐ<< 同戦の広島は2回に一挙5得点を挙げるなど序盤から打線が機能し、6回裏終了時点で「10-3」と7点をリード。ところが、7回表に先発・野村祐輔が崩れ、無死一、二塁から山田哲人、村上宗隆に2者連続本塁打を浴び4点を失うと、8回表には3番手・塹江敦哉が3点を失い同点とされそのまま試合は引き分けに。野村の乱調をきっかけに、7点リードから勝ちを逃す結果となった。 試合後、佐々岡監督は「こういう投球をしていると相手に勢いをつける。残念な投球だった」とコメント。7回の4失点が相手打線を勢いづけてしまったと野村に苦言を呈した。 佐々岡監督の発言を受け、ネット上には「7点リードから引き分けじゃ怒られて当然」、「1番警戒しなきゃいけない3番、4番に簡単に本塁打打たれるのはいただけない」、「大瀬良(大地)、ジョンソンが不在で野村もこの調子じゃかなり苦しい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「本塁打打たれる前に野村を代えなかった方が悪い」、「何で継投しなかったんだ、前回登板の失敗を忘れたのか」といった苦言や反発も複数見受けられた。 「同戦の野村は6回まで3失点と粘りの投球を見せていましたが、7回にヒット、四球で無死一、二塁のピンチに。前回登板の2日中日戦では同様の流れから5点を失っているため、この時点で継投した方がリスクは少なかったようにも思われますが、佐々岡監督は野村を代えることはしませんでした。続投の理由について佐々岡監督は『連戦で中継ぎを使わないため』と口にしていますが、野村が4点を失ったことで結局中継ぎを3名起用する結果となった。それならば最初から継投策に入っておけば白星を逃すことはなかったのではと不満を募らせるファンも多いようです」(野球ライター) 同戦を含め「26勝34敗8分・勝率.433」で5位に沈む広島。勝ちきれない試合が多い今シーズンを象徴する試合となってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月10日 11時50分
阪神、解雇投手から逆襲される? 自力V消滅危機の裏で起きていた復活劇とは
1分けを挟む3連敗で勝率5割に逆戻り。今日9月10日の勝敗如何では矢野阪神の自力優勝の可能性が消滅してしまう。今季最大となった首位・巨人とのゲーム差「10」を指し、こんな話も聞かれた。 「阪神と巨人の対戦成績は、巨人の10勝3敗。『貯金7』も献上したチームは他にありません」(ベテラン記者) 矢野阪神を土俵際まで追いやった舞台は、横浜スタジアムだった(9月9日)。つまり、DeNAの本拠地だが、そこからクルマで40分ほど離れた横須賀に横浜DeNAベイスターズの二軍施設がある。その横須賀スタジアムで、DeNA二軍戦が同時間帯に行われたのだが、対戦チームのヤクルト二軍が先発マウンドに送ったのが、元阪神・歳内宏明投手。歳内は6イニングを投げ、被安打3、無失点と好投。昨年オフ、阪神を解雇され、独立リーグ・香川に転じたが、ヤクルトに見込まれ、NPB復帰を果たしたのだ。 近日中の一軍昇格も伝えられていたが、案の定と言うべきか、「まだ通用するのに、何で、阪神はクビにしたんだ!?」なんて声も聞こえてきた。 >>阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ<< 関西地区で活躍しているプロ野球解説者がこう言う。 「歳内は主に中継ぎで活躍してきました。でも、近年は右肩の故障で結果を残せず、見切りをつけたというわけです」 中継ぎで…。3連敗を喫した9日だが、8回に中継ぎ投手2人が「1安打2四球3暴投」と自滅し、その時点で敗戦が決定的になった。歳内に「もう1年のラストチャンス」を与えていたら、結果論だが、今季の継投策はまた違ったかもしれない。 「歳内は高卒でプロ入りし、8年目のシーズンに戦力外となりました。高卒8年目でブレイクした阪神投手と言うと、秋山拓巳がいます。6年目あたりから首脳陣も厳しい目で見るようになり、でも、一部コーチが『もう少しだけ待ってやってくれ』と訴えたんです。その8年目の2017年に秋山が先発で2ケタ勝利を残しました。以後、阪神には『8年は待つ』みたいな雰囲気になりました」(球界関係者) プロは結果が全てなので、歳内を解雇した阪神の決断も間違っていない。とは言え、伸び悩んだ原因である右肩の故障を巡って、「治った」「治っていない」の意見衝突があったとの情報も駆け巡っている。短期間でのNPB復帰を果たした歳内本人の努力もあったのだろうが…。 「昨秋のドラフト会議では、高校生中心の指名となりました。高校生を大量に指名すると、育成の夢が膨らむので、ファンも盛り上がります。それと同時に、伸び悩んでいる20代半ばの中堅選手が見劣りしてしまい、球団も人員整理を急ぎます」(前出・同) 歳内を獲得したヤクルトもペナントレースでは厳しい局面に立たされている。中継ぎではなく、先発要員として歳内を使って行くそうだが、その舞台に阪神戦が選ばれる可能性もゼロではない。 自力優勝の可能性を失い、解雇した投手に封じ込まれるなんてことになったら、矢野阪神の受けるダメージはかなり大きなものになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月10日 11時00分
新日本G1クライマックス参戦選手発表!ジェイ・ホワイトら海外組が来日
新日本プロレスは9日、宮城・仙台サンプラザホールで『NEW JAPAN ROAD』を開催した。第3試合終了後、通算30回目の記念大会となる新日本プロレス最強戦士決定戦『G1クライマックス30』の出場メンバー&ブロック分けが発表された。 東京オリンピック、パラリンピック開催を考慮して、史上初の“秋”開催となった今年の『G1』は全19大会、合計20名のレスラーがエントリー! 特筆すべき点は、このコロナ禍において長らく来日不能となっていた新日本プロレスの常連外国人選手たちの参戦が決定したことだろう。 Aブロックには、ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイトが、Bブロックには、ジュース・ロビンソン、アメリカ在住のKENTAがそれぞれ出場する。さらに、昨年の『G1』ではエントリーから漏れたことに激怒した鈴木みのるが、今回はNEVER無差別級王者として、Aブロックに復活のエントリーを果たしている。また高橋裕二郎が、実に5年ぶり7回目の『G1』出場、キャリア13年で初戴冠を果たして波に乗るYOSHI-HASHIが2年ぶり4回目の出場を決めている。出場選手とブロック分けは次の通りだ。『G1クライマックス30』出場メンバー&ブロック分け“ゴールデン☆スター”飯伏幸太(4年連続 6回目の出場/2019年優勝)“ミスター・アスレチック”ジェフ・コブ(2年連続 2回目の出場)“レインメーカー”オカダ・カズチカ(9年連続 9回目の出場/2012年、2014年優勝)NEVER無差別級6人タッグ王者 “STONE PITBULL”石井智宏(8年連続 8回目の出場)“The Assassin”ウィル・オスプレイ(2年連続 2回目の出場)“THE DRAGON”鷹木信悟(2年連続 2回目の出場)NEVER無差別級王者 “プロレス王”鈴木みのる(2年ぶり 9回目の出場)IWGPタッグ王者 “愛を捨てた聖帝”タイチ(2年連続 2回目の出場)“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイト(3年連続3回目の出場)“THE TOKYO PIMPS”高橋裕二郎(5年ぶり 7回目の出場)“100年に一人の逸材”棚橋弘至(19年連続 19回目の出場/2007年、2015年、2018年優勝)“The Flamboyant”ジュース・ロビンソン(4年連続 4回目の出場)NEVER無差別級6人タッグ王者 “混沌の荒武者”後藤洋央紀(13年連続 13回目の出場/2008年優勝)『KOPW2020』保持者 “敏腕プロデューサー”矢野通(14年連続 15回目の出場)NEVER無差別級6人タッグ王者“HEAD HUNTER”YOSHI-HASHI(2年ぶり 4回目の出場)IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王者“制御不能なカリスマ”内藤哲也(11年連続 11回目の出場/2013年、2017年優勝)“Cold Skull”SANADA(5年連続 5回目の出場)“英国の若き匠”ザック・セイバーJr.(4年連続 4回目の出場)『NEW JAPAN CUP USA 2020』優勝 KENTA(2年連続 2回目の出場)『NEW JAPAN CUP 2020』優勝 “キング・オブ・ダークネス”EVIL(5年連続 5回目の出場) 海外滞在組が加わったことにより、公式リーグ戦は連日に渡って興味深いカードが組まれるのは間違いない。ユニット内の同門対決など、『G1』の舞台だからこそ実現するカードにも注目だ。今年の『G1』は19日、20日の大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場2連戦から開幕。ラストは10月16日、17日、18日の東京・両国国技館3連戦で、1か月に渡る長期シリーズを終える。なお、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、Aブロック公式戦開催日にはBブロック出場選手が、Bブロック公式戦開催日にはAブロック出場選手がそれぞれ出場しないことが発表されている。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月09日 20時30分
中日・大野、完投連発をOB称賛もファンからは心配の声 「古傷の再発が怖い」6試合連続完投の影響は
8日に行われた中日対巨人の一戦・試合は「2-0」で巨人が勝利したが、同戦に先発した中日・大野雄大の力投がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 開幕9連勝中の巨人先発・菅野智之との投げ合いに臨んだ大野は「9回115球2失点・被安打6・1四球・5奪三振」と好投し、バットでも菅野から2安打をマーク。味方打線の援護に恵まれなかったため敗戦投手にはなったものの、7月31日対ヤクルト戦から続く連続完投を6試合に伸ばすなど好調ぶりがうかがえる投球だった。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 大野の投球を受け、元中日・川上憲伸氏や元楽天監督・田尾安志氏など複数の球界OBがSNSやユーチューブ動画を通じてコメントしている。川上氏は8日に自身の公式ツイッターに「エース対決迫力があったよ!しかも打つ方もNICEだった」、「試合後の大野の顔は清々しくみえた」と投稿。投打に活躍を見せた大野を称賛すると同時に、大野自身も手ごたえを感じているのではと推測した。 田尾氏は8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに同戦の解説動画を投稿し、その中で「大野は本当に今日も悪くなかったんですよ」、「(ここまでは)5勝4敗と貯金が1つしかできてないが、打撃陣が頑張ればずっと勝てそうな投球をしている」とコメント。同戦の大野は援護がなかったが十分勝利に値する投球だったと評価した上で、しっかり援護がもらえればここから大きく星を伸ばす可能性も高いと期待している。 同線の大野の熱投を受け、ネット上にも称賛のコメントが多数寄せられている。ただ、「ちょっと投げすぎな気がする、試合展開にもよるけど降板できそうな時は無理をせず降板してほしい」、「リリーフが休めるから完投連発はありがたいけど、その分大野に疲労が溜まってそうで心配」、「あんまり酷使し過ぎると古傷の再発が怖いな、利き手は肩も肘も過去に故障してるし」といった、故障を危惧する声も複数見受けられた。 「2010年ドラフトで1位指名を受け中日に入団した31歳の大野は、昨シーズンまでに『162登板・58勝61敗・防御率3.31・812奪三振』をマークしている左のエース。今シーズンは『12登板・5勝4敗・防御率2.31・89奪三振』と勝ち星に恵まれないながらも奮闘していますが、実はプロ入り前の2010年夏に左肩を、プロ入り後の2016年春には左ひじをそれぞれ故障した経験を持っています。大野は6試合連続完投中に706球(1試合平均118球)、シーズン全体で1348球(1試合平均112球)と毎試合110球以上を投じていますが、この現状に故障再発を危惧するファンも少なくないようですね」(野球ライター) 7月31日に国内FA権を取得したため、今オフの去就も注目されている大野。現在のところは特に故障には見舞われていないが、このままシーズンを戦い切ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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2018年02月05日 22時50分
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【RISE】キック界唯一無二の“ハニカミ王子”優吾が描く、那須川天心戦への思い
2018年02月05日 21時10分
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【QUINTET】ももクロP佐々木敦規氏が映像演出!桜庭和志が新格闘イベントを旗揚げ
2018年02月05日 17時30分
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【RISE】元A級プロボクサー篠塚辰樹が76秒KOデビュー!セコンドの那須川天心も祝福
2018年02月05日 17時11分
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プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ジャイアント馬場」“東洋の巨人”は希代のアスリート
2018年02月05日 15時00分
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キム・ヨナ超え「高梨沙羅フィーバー」に平昌五輪“盗撮”の眼
2018年02月03日 18時00分
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キャンプ情報 「打ってナンボ」の阪神は本当に優勝候補か?
2018年02月02日 21時30分
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激震! 松坂中日入団裏 盟友イチローが目論む中日ドラゴンズ「300億円買収」
2018年02月02日 19時00分
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【女子プロ野球】元巨人、辻内アストライア新スローガン「昇舞」で連覇を目指す!
2018年02月02日 18時04分
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阪神 新助っ人ロサリオ「4番捕手」構想
2018年02月02日 16時00分
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51歳の新たなるシーズン カズを観る喜び
2018年02月02日 07時24分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分