スポーツ
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スポーツ 2020年08月30日 11時00分
ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇
25日に神宮球場で行われたヤクルト対巨人の一戦。試合は「8-4」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の“不文律破り”だった。 問題となったのは、「7-2」と巨人5点リードの8回表に飛び出たプレー。この回巨人は8点目を奪いなおも1死一、二塁のチャンスを迎えると、ここでダブルスチールを敢行し1死二、三塁に。球界には大差でリードしているチームは試合後半のバントや盗塁を慎むべきという不文律があるが、お構いなしとばかりに次の9点目を狙いにいった。 同戦でテレビ解説を務めた元ヤクルトの笘篠賢治氏が「この展開の中で重盗は非常に(疑問)」、「巨人はあまりそういったところでヤクルトに刺激を与えない方がいい」と苦言を呈し、ネット上でも賛否両論となったこの重盗。一方、一部では「報復死球が無かったのは幸いだった」、「これで報復があったらもっと騒ぎになっただろうな」といったコメントも見られた。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 今回のように不文律が破られた場合、破った側のチームの選手が報復死球を受けるケースは少なくない。また、過去には報復死球がきっかけで乱闘にまで発展した試合もある。 2007年4月19日、神宮球場で行われたヤクルト対横浜(現DeNA)の一戦。同戦は横浜が初回にいきなり6点を奪うと、その後6回までに4点を追加し計10得点。一方のヤクルトは6回まで無得点と横浜が圧倒的に優位の状況で試合が進んだ。 事件が起こったのは、「10-0」と横浜10点リードのまま迎えた7回表。この回横浜は1点を追加しなおも2死一塁の状況で、一塁ランナーの石川雄洋が二盗を敢行。すると、捕手を務めていたヤクルト選手兼任監督・古田敦也は「何走っとんねんコラ!」と激怒。さらに、マウンドの遠藤政隆も同様の思いだったのか、打席の内川聖一の背中に直球を直撃させた。 明らかな報復行為に球場がどよめく中、内川は痛みに悶絶しながらも一塁へ。しかし、ヤクルト側の怒りは収まらなかったのか、続く村田修一にも危険な球を投じた。内川には直球をぶつけたが、村田にはすっぽ抜けたカーブのような球を頭部に直撃させた。 すると、横浜側も堪忍袋の緒が切れたのか、ベンチから選手・コーチが飛び出しマウンド上の遠藤の元へ。これを見たヤクルト側の選手・コーチもマウンドに殺到し、両チームは押し合いへし合いの乱闘に発展した。 しばらくして乱闘が沈静化した後、審判団は遠藤に危険球退場を宣告。しかし、古田監督は村田への死球が避けられる球だったとして、審判に「お前常識持ってんのか?」、「何でお前らに敬語使わなアカンのや!」と言いたい放題。これらの発言が侮辱行為と判断され、自身も退場を宣告される羽目になってしまった。 試合はその後「14-1」で横浜が大勝したが、古田監督は試合後も「危険球は納得がいかない。村田が頭を下げなければ当たらない球だった」と怒り心頭。また、同戦は古田監督にとって通算2000試合目という記念すべきゲームだったが、「2000試合も出てるが、その中でワーストの試合になった」と現役生活で最低の試合だと口にしてもいる。 “大差で盗塁してはいけない”をはじめとした不文律は、劣勢に追い込まれた対戦相手に敬意を表するため、そして大勢が決した試合でいたずらに記録が作られるのを防ぐために形成されてきたとされている。こうした概念があるため、破った場合は相手チームに侮辱行為と捉えられやすく、その後の報復行為も招きやすくなっていると思われる。 今回巨人に不文律を破られたヤクルトは、その後特に報復死球などのアクションを起こしてはいない。球場外では物議を醸したが、球場内で大きな騒ぎに発展しなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月29日 11時00分
阪神・木浪の“1回転キャッチ”で思い出される赤星の悲劇 軽症から急変し早期引退へ…セカンドキャリアにも悪影響が?
25日に甲子園で行われた阪神対中日の一戦。試合は「5-1」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・木浪聖也の“1回転キャッチ”だった。 話題となったプレーが飛び出たのは、「2-1」と阪神1点リードの4回表。同戦に「8番・遊撃」で先発していた木浪は、この回先頭の中日・アルモンテが放った遊撃後方への打球を背走しながらダイビングキャッチ。だが、勢いのあまりそのまま頭から前に1回転して転倒してしまった。 >>「3番に入れる必要なかった」阪神・矢野監督の采配ミスを指摘? 田尾元監督の主張に賛否、「誰使っても変わらん」諦めの声も<< しばらくして木浪は自力で起き上がりそのまま最後までプレーを続けたが、ネット上には「大ファインプレーだが大丈夫なのか?」、「大事をとって途中で下げても良かったのでは?」といった心配の声が多数寄せられた。一部からは「赤星を思い出してゾッとした」、「木浪の首が怖い、赤星みたいなことにはなりませんように」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている「赤星」は、2001年から2009年にかけ阪神で活躍した赤星憲広。現役9年間で「.295・3本・215打点・1276安打・381盗塁」といった成績を残した俊足の外野手だったが、木浪と同様のプレーが現役引退の遠因となっている。 2003年10月18日、福岡ドーム(現福岡PayPayドーム)で行われた日本シリーズ第1戦・阪神対ダイエー。同年に「.312・1本・35打点・172安打・61盗塁」の成績を残しリーグ優勝に貢献した赤星は、同戦に「2番・中堅」で先発。得点にはつながらなかったが、3回表に中堅前に落ちるヒットで一気に二塁を陥れるなど活躍を見せていた。 その赤星をアクシデントが襲ったのは、「4-4」の両チーム同点で迎えた9回裏。この回2死一、二塁とサヨナラのピンチを迎えた阪神は、打席のダイエー・ズレータに左中間への大きな当たりを打たれてしまう。抜ければ当然サヨナラ負けとなるため、中堅の赤星は懸命にダイビングキャッチを試みたが、打球はグラブの先を抜けるサヨナラ打に。さらに、赤星はダイビングキャッチの勢いで頭から前に1回転し背中から落下してしまった。 このプレーで赤星は左ひじの靭帯を負傷し、日本代表の一員として参加予定だったオフのアテネ五輪予選も辞退することになる。ただ、当時は首を故障したとは特に伝えられていなかった。 しかし、赤星はそれから2年後の2006年ごろから首に違和感を覚えるようになり、翌2007年には頸椎椎間板ヘルニアと診断を受ける。当時の報道ではダイビングキャッチなどの激しいプレーで首にダメージが蓄積されたことによるものと伝えられたが、赤星は後年に日本シリーズでのダイビングがヘルニアを発症する主原因となった可能性があると口にしている。 その後は首の痛みや手のしびれ、さらには睡眠不足といった症状に悩まされながらもなんとかプレーを続けていた赤星。だが、2009年9月12日・対横浜戦で横浜・内川聖一(現ソフトバンク)が放った打球にダイビングキャッチを試みた際の衝撃でヘルニアが悪化し、同時に中心性脊髄損傷も負ってしまう。赤星によると、診察を受けた医師からは「今の現状でプロスポーツに復帰するのは無理、というより次やってしまったら、不随になってしまったり、最悪命の危険もあり得る」と生命に関わるほどの大怪我だと告げられたという。 赤星は現役続行を断念し、同年12月2日に球団に33歳の若さでの引退を申し出。引退後は44歳となった現在まで野球解説者として様々なメディアで活動しているが、2011、15年にそれぞれあった阪神でのコーチ就任要請を体調面の不安を理由に辞退するなど、首の故障は引退後のキャリアにも悪影響を及ぼしている。 木浪は同戦後に「問題ありません」と語り、翌日以降も一軍出場を続けている。ただ、数年後に故障に発展した赤星のケースを考えると、球団側は今後も注意深く状態をチェックする必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月28日 22時30分
北斗晶が女子プロレス界に恩返し!「コロナ禍に立ち向かっていく」
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が27日、都内で女子プロレスの新プロジェクト『Women’s Pro-Wrestling Assemble』(アッセンブル)の発表会見を開いた。 デンジャラスクィーンの引退から18年。北斗の頭の中には「いつか女子プロレスに恩返しをしたい」という気持ちが消えることがなかったという。子育てもひと段落し、夫婦揃ってのタレント活動が順調なのも、女子プロレスラー北斗晶があったから。そんな気持ちから北斗は、同期の堀田祐美子のデビュー35周年大会を全面バックアップするという話から、女子プロレス全体を盛り上げる協力をしたいと、話がスケールアップ。今月の18日に、各団体の首脳陣と水面下で話し合いを持ち、アッセンブルを立ち上げることになった。 この日の会見には、北斗の考えに賛同した長与千種(マーベラス)、ダンプ松本(極悪同盟)、堀田(フリー)、尾崎魔弓(OZアカデミー)、高橋奈七永(シードリング)、里村明衣子(センダイガールズ)、コマンド・ボリショイ(PURE-J)ら、6団体・ユニット&フリーの12人が出席。さらに、スターダム、WAVE、アイスリボンのロゴパネルも掲示されており、北斗によると「今回は試合には出ていただけないですけど、加盟団体なので、今後、試合はもちろん、アッセンブルがやるイベントに出る可能性はある」という。 北斗は「日本の女子プロレス団体が力を合わせ、このコロナ禍に立ち向かっていく共闘組織です」とアッセンブルを立ち上げた経緯を説明すると、10月1日に、東京・上野恩賜公園野外ステージ特設リングで各団体が試合を提供して第1弾興行を開催すると発表した。各団体がそれぞれ試合を持ち合うことで、現在の女子プロレスを見せていきたい意向のため、「試合順は試合前に各団体の大将が抽選して決めます。だから、新人の試合がメインになったり、メイン級の試合が第1試合になることもある」(北斗)とのこと。 ダンプは「昔見ていたファンが、まだ千種とダンプやってるのか!と観に来てもらって、若い選手を覚えて帰ってもらいたい」と話していたが、レジェンド枠のスペシャルマッチも企画案には入っているようだ。尾崎は「北斗晶、やっと出てきたかと。誰の引退興行にも来ない。きっと女子プロレスにずっと関わってこないんだろうなと思ってた矢先、私が一番驚きました。私は北斗さん好きなんで喜んで参加します」と、北斗が再び女子プロレスに関わることに喜びを感じているようだった。 長与や里村からも北斗の名が出ていたが、北斗本人は「復帰ではなく、大学のOGみたいなもの」と現役復帰やプロデューサー的な役割については否定している。OGでは山田敏代さんを中心に既に動いているようで、「アッセンブルは決め事がない」「1回で終わるかもしれない」と北斗は話しているが、女子プロレス界への恩返しが済むまでは、先輩や後輩たちとともに突き進んでいくはずだ。 コロナ禍で苦しむ女子プロレス界にとって、こんなに希望のあるニュースはない。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月28日 20時30分
元巨人・槇原氏、FAが原因で命の危機? 大久保元監督が暴露、「マキさんが来ない」同僚をざわつかせたアクシデントとは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元巨人・槙原寛己氏についての裏話を暴露した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で大久保氏は、球界の車事情についてトーク。その中で、槙原氏がFA宣言し残留した1993年オフにあったという槙原氏と車を巡るエピソードを披露した。 大久保氏によると、当時の槙原氏は古いベンツに乗っていたが、近々新しい車に買い替えようと考えていたとのこと。ただ、FA宣言・残留で世間の注目が集まったことで、「(新契約で)金が入ったと思われるのが嫌で買い替えなかった」という。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、その後に箱根でチームの集まりごとがあったという大久保氏。槙原氏も目的地に向かうためその古いベンツで箱根の山を運転していたというが、「(走行途中で)ブレーキが効かなくなって、(道路脇にあった)車止め(緊急退避所)に乗り上げた」という。 槙原氏が姿を見せず、先に到着した選手たちが「マキさんが来ない」、「槙原来ないな」とざわついていたことから、携帯で槙原氏に連絡したという大久保氏。電話に出た槙原氏から「車止めに止まってる!」と言われ、相当驚いたということを笑い交じりに語っていた。 大久保氏は他にも、西武時代のコーチである土井正博氏と車を巡るエピソードや、一昔前のヤクルトが車を購入する選手に課していたルールなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「そんな危ない事件があったなんて知らなかった」、「FAも結構話題になってたけど、直後にそれ以上の出来事があったのか」、「世間体なんて気にせずに堂々と買い替えれば良かったのに」、「もしこれで怪我してたら翌年の完全試合も無かっただろうな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代は西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)でプレーした53歳の大久保氏と、巨人(1982-2001)一筋で活躍した57歳の槙原氏。両名は1992年途中から1995年にかけて共に巨人でプレーしている。 「1993年の槙原氏はキャリアハイとなる13勝を挙げるなど先発の一角として活躍しましたが、FAの権利を取得したにもかかわらずアクションを起こしてこないフロントに不信感を抱きFA宣言。一時は地元愛知の球団である中日行きも取り沙汰されましたが、当時の長嶋茂雄監督の説得により残留しました。ただ、長嶋監督は交渉の際にバラを持って直接槙原の自宅に赴くという予想外の行動をとり、マスコミ各社もこれを大きく報じたため、当時の槙原は世間の注目の的となっていましたね」(野球ライター) プロ入りからFA宣言する1993年までに108勝、残留後も引退する2001年までに51勝を挙げ、1994年にはこれ以降現在まで達成者が出ていない完全試合も成し遂げている槙原氏。その槙原氏を襲った知られざるアクシデントに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年08月28日 19時30分
西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ
27日に行われた西武対日本ハムの一戦。試合は「8-7」で西武が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが西武・森友哉の号泣だった。 同戦の西武は「6-7」と1点ビハインドで迎えた9回裏1死満塁から、4番・山川穂高が2点タイムリーを放ちサヨナラ勝ち。森を含めた西武選手たちは山川の元へ駆け寄り祝福した後ベンチへ引き揚げたが、この時森は号泣しておりユニフォームで何度も涙をぬぐっていた。 森はベンチへ引き揚げ腰を下ろした後も、顔をうずめて涙を流したまましばらく動けず。この様子を心配したのか、秋元宏作一軍バッテリーコーチはすぐに森の隣に座り、肩に手を当てながら慰めていた。 >>西武・相内に「チームにいる価値は無い」ファン激怒 これが4回目の不祥事か、自粛中の違反行為に批判殺到<< 号泣する森の姿を受け、元巨人・上原浩治氏や元楽天監督・大久保博元氏ら球界OBがSNSを通じてコメントしている。上原氏は27日に自身のツイッターに「チームとして勝ったから嬉しいけど、キャッチーとして悔しいんだろうなぁ」(原文ママ)と投稿。サヨナラ勝ちの喜び以上に、捕手として責任を果たせなかった悔しさがあったのだろうと森を思いやった。 大久保氏は28日に自身のツイッターに投稿。「勝てない試合が続くライオンズの責任を『捕手』森が全て背負って責任を感じていたはず」と上原氏と同様、森が責任を感じていたのではと推測した上で、「今の苦しみが森友哉を大きく成長させる」とこの経験は今後に生きてくるとエールを送った。 森の涙については、ネット上にも「森が号泣してるの初めて見た」、「途中で出た後に逆転食らってたから相当思いつめてたんだろうな」、「スタメン落ちした悔しさ、打てなかった悔しさがどっと来たのかな」、「この涙を無駄にしないようここから逆襲を見せてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「2013年ドラフトで1位指名を受け西武に入団した25歳の森は昨シーズンまでに『.298・74本・332打点・594安打』をマークし、2018、19年のリーグ2連覇に大きく貢献した正捕手。しかし、今シーズンは打率が『.261』、捕逸がリーグワーストの5個と攻守に精彩を欠き、チームも5位と低迷。12試合ぶりにスタメン落ちした同戦は7回の守備から途中出場しましたが、8回に逆転を許すなど投手をうまくリードしきれず、8回裏に迎えた打席でも空振り三振に終わっていました。自身の出場後に試合が暗転したこともあり、サヨナラ勝ちをしても悔しさを抑えることができなかったようですね」(野球ライター) 試合後、西武・辻発彦監督から「野球の怖さを知ったと思う。今後に大きく生きてくる」と、悔しさをバネに成長してほしいと期待されている森。涙のサヨナラ劇を今後の復調のきっかけにすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO
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スポーツ 2020年08月28日 17時00分
DeNA・国吉、「チャック全開」で投球していた?「これが本当のオープナーか」登板時の姿が話題、試合後のコメントにも反響
27日に行われたDeNA対広島の一戦。試合は「3-2」でDeNAが勝利したが、同戦に登板したDeNA・国吉佑樹の姿がネット上のファンの間で話題となっている。 「3-2」とDeNA1点リードの8回表に4番手で登板した国吉は、広島先頭の長野久義を三ゴロに打ち取ると、後続の鈴木誠也、松山竜平を2者連続で空振り三振に。「1回無失点・被安打0・2奪三振」と相手に付け入る隙を全く与えない好投を見せた。 >>DeNA・ロペス、記録ラッシュ目前で二軍調整へ…ラミレス監督も「いいコンディションで帰ってきて欲しい」<< 話題となっているのは、その国吉の“下半身”。完璧な投球だった国吉だが、実はユニフォームのズボンのファスナーを閉め忘れたままマウンドへ。ファスナーはテレビ中継の画面上でも確認できるほど大きく開いていたが、国吉は最後まで気付かないままだった。 この国吉の姿は登板直後に気付いたネットユーザーの間で話題となり、ツイッターでは投球時の画像や映像も拡散された。これによって多くのファンが知るところとなり、「国吉チャック全開のまま投げてて草」、「リアルタイムで中継見てる時は気付かなかったけど、録画見返したらガッツリ開いてた」、「閉め忘れに気付かないほど登板前から集中してたってことなのかな」、「ファスナー全開で完璧投球、これが本当のオープナーか…」といった反応も多数挙がった。 「プロ野球選手は往々にしてそのほとんどが幼いころからユニフォームを着慣れているものですが、ごくまれに今回の国吉のようにファスナーを閉め忘れていることに気付かないままプレーする選手もいます。現役ではロッテ・レアードが日本ハム時代の2016年にファスナー全開のまま本塁打を放ち、ベンチのチームメイトの爆笑をさらったことが話題になったこともありましたね」(野球ライター) 試合後、国吉は自身の公式ツイッターに「ズボンのチャック開いていたみたいですね 笑」、「失礼しました」と投稿している。ただ、この投稿に対する否定的なコメントはほとんどないばかりか、「今日凄く良かったから次も開けたまま投げましょう!」、「ゲン担ぎで打たれるまで閉めずに投げてみてほしい」と“続投”を願う声も複数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について国吉佑樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kuniyoshiyuki65
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スポーツ 2020年08月28日 15時30分
オリックス小林慶祐が、阪神飯田優也と緊急トレード!「ただただ驚いている」
中嶋オリックスが緊急補強に動いた。大型右腕、小林慶祐投手と、阪神の左腕、飯田優也投手の1対1のトレードが成立したと、28日、両球団から発表された。 小林は2016年ドラフト5位で日本生命からオリックスに入団。同期入団にあたる山岡泰輔、黒木優太、山本由伸、澤田圭佑はもちろん、宗佑磨、鈴木優ら年下の後輩からも親しまれるキャラクターとして愛されており、近藤大亮を「兄貴」と慕っている。2017年のデビューイヤーは中継ぎとして活躍。187センチの長身を生かしたピッチングで、連投や回跨ぎも出来るピッチャーとして、先発転向も検討されたが、2018年に血行障害に悩まされ、ルーキーイヤーの35試合を大きく下回る7試合登板に留まり、昨年は20試合に登板したが、成績は振るわなかった。今シーズンは7月18日に一軍登録されると、7試合に登板、防御率4.05の成績を収めたが、8月23日に抹消されている。 小林は「突然のことでしたので、ただただ驚いているというのが今の率直な気持ちです。こうして今の僕があるのもバファローズのおかげですし、バファローズファンのみなさんが暖かい声援を送ってくれたことは決して忘れません。だからこそ、みなさんの期待に応えることが出来なかったことが一番の心残りですし、なによりも悔しいです。ここまで育ててくれたバファローズ、自分を必要としてくれたタイガースへの恩返しは活躍することしかないと思います。ここまで応援してくれた方々の為にも、新天地で新しい“いい姿”を見せられるように頑張ります」とコメント。かなり驚いたようだ。 飯田は2012年育成ドラフトで東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部からソフトバンクに入団。 2014年に支配下登録されると、先発で勝利を挙げるが、翌年からは左腕の中継ぎとして起用され、2015年には35試合、2016年には30試合登板するが、2018年シーズン途中で松田遼馬投手とのトレードで、阪神へ移籍。昨年は3年ぶりに開幕一軍を果たすと、同じく3年ぶりに勝ち星も記録したが、今シーズンはまだ一軍昇格はない。 オリックスは、海田智行、山田修義が二軍で調整中で、左腕のリリーフは富山凌雅と齋藤綱記しかいないのが現状だ。飯田が救世主の一人になれるのか注目されるところ。小林も阪神にはオリックスでともにした西勇輝がエースとして活躍しているだけに心強いだろう。さらなる飛躍を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月28日 11時40分
オリックス・山岡、早期降板は計算通り? 他球団も追随か、中嶋監督代行が仕掛けた“ピギーバック”とは
オリックス・山岡泰輔の復帰登板を見て、思った。これこそ、“中嶋野球”ではないだろうか。 8月27日の福岡ソフトバンク戦、左脇腹の故障で戦線を離脱していた山岡泰輔が約2か月を経て復帰マウンドに登った。3回を投げ、被安打3、失点3。本調子にはほど遠いが、次回登板にも期待の持てる内容だった。試合後、中嶋聡監督代行が言った。 「次回登板? 明日の(山岡の)反応とかを見てから。本人とも相談して」 この山岡の起用法に中嶋代行の野球観が隠されていた。 >>オリックス・西村監督、辞任ではなく“解任”だった? 成績不振だけじゃない、進退を迫られた本当の理由とは<< そもそも、中嶋代行は「育成」を重視する指導者として知られていた。そんな指導者像に確固たる持論を植えつけたのが、日本ハム時代の2016年、サンディエゴ・パドレスへのコーチ留学だった。 当時の中嶋代行はマイナーを巡回し、メジャーリーグの育成システムを学んでいた。日本ハム関係者がこう言う。 「160キロの速球を投げる若手がマイナーに何人かいて、でも、球団はメジャーにすぐに昇格させようとしませんでした。シーズンを通して活躍するスタミナが養われていないとし、マイナーで先発ローテーションをこなすことに専念させていたそうです」 また、「ピギーバック」と呼ばれる投手起用法にも強い衝撃を受けたという。 ピギーバックとは、直訳すると「抱っこする」などの意味になるが、メジャーリーグでは、1試合で先発ピッチャーを2人使うとか、長いイニングを託せるリリーバーをサポート要員にする起用法のことを言う。どういう場面で用いられるかというと、主に先発ピッチャーが故障明けの初登板になる時だ。 そもそも、故障明けの先発ピッチャーには、長いイニングを任せられない。だからサポート要員が必要になるのだが、先発ピッチャーを2人使った場合、故障明けのピッチャーがもしダメでも、もう一人の先発ピッチャーも投げさせているので、ローテーション上の次回登板には影響が出ない。また、ロングリリーバーを使った場合、リリーバーを総動員させることにならないので、戦力の消耗を防ぐことできる。 18年以降、メジャーリーグでは、リリーフタイプのピッチャーを先発させる「オープナー」が有名になったが、このピギーバックは、先発ピッチャーにローテーションをこなす体力を養わせることを重要視するマイナーでは、ずっと以前から用いられていたそうだ。 中嶋代行は故障明けの山岡に対し、60球前後で交代させることを登板前に伝えており、二番手に荒西祐大を起用している。 「荒西は昨季先発ローテーション入りしましたが、結果を出せませんでした。今春キャンプでも先発ローテーションへの返り咲きをめざして頑張ってきたので、ロングリリーフも可能です」(在阪記者) 山岡が左脇腹痛を再発してしまった場合、荒西の次回先発も視野に入れていたのではないだろうか。“中嶋オリックス”がペナントレースの巻き返しに成功したら、「ピギーバック」を模倣するNPB球団も現れそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月28日 11時35分
新日本・鷹木信悟vs鈴木みのる「神宮まで待ち切れない」激しい前哨戦
新日本プロレスは27日、『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール大会を開催した。 鷹木信悟&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKIの鈴木軍が6人タッグマッチで激突。8.29東京・神宮球場大会では、NEVER無差別級王者の鷹木にみのるが挑戦する。 試合は開始から鷹木とみのるが場外で大乱闘。リング上では『KOPW2020』決勝に駒を進めたSANADAとデスペラードがいい動きを見せる。こちらも前哨戦なだけに、熱の入った攻防は見応え十分だ。鷹木とみのるがお互いに引かない中、リング上ではSANADAがDOUKIにSkull Endで捕らえてギブアップ勝ち。 ロスインゴ勢の勝利に怒り心頭のみのるは、リング下からイスを取り出して、「俺は今やるからでもいいぞ!下に降りてやるか?」と鷹木を挑発し、再び大乱闘へ。みのるはヤングライオンに八つ当たりをしながら、控室へ。ロスインゴ勢は勝ち名乗りをあげてリングを後にした。 インタビュースペースでも、みのるは「鷹木どこ行った?今からやろうぜ!明後日の神宮?待ち切れねぇんだよ。今から表出てやろうぜ!表出て何でもありのやろうぜ!鷹木信悟!神宮なんか待ってられねぇ。今すぐ、ここの駐車場で待ってる!下に降りて来い!」と待ち切れない様子。鷹木は「全然やり足りねぇよ。鈴木と喧嘩してぇよ。泣いても笑っても明後日、神宮で決着がつくな。やるかやられるか?潰すか潰されるかの闘いだ。勝ったやつが強いんだ。それを神宮で、身をもって証明してやるよ」と呼応した。8.29神宮決戦はキケンなニオイがプンプンしている。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE 2020』2020年8月27日東京・後楽園ホール 観衆 643人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)鷹木信悟&○SANADA&BUSHI(9分18秒 Skull End)鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKI●文・どら増田
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スポーツ 2020年08月27日 19時30分
広島・野間に「学習能力が無い」ファン呆れ 齊藤氏も苦言「無理に狙わなくても」、チャンスを潰す走塁ミスに批判相次ぐ
元横浜で野球解説者の齊藤明雄氏と元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が、共に26日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島のプロ6年目・27歳の野間峻祥のプレーに苦言を呈した。 >>前代未聞のホームランにファン驚愕! 広島・西川も参考に? 巨人・丸が取り入れた「苦肉の策」<< 同日のDeNA戦に「1番・中堅」でスタメン出場した野間は、「4打数2安打」をマークするなど打撃では活躍。しかし、「3-2」と広島1点リードの8回裏、二塁ランナーとして出塁していた1死二塁の場面でDeNA・パットンが投げる前に三盗狙いで塁を飛び出し、挟殺プレーでアウトになる走塁ミスを犯している。 番組に生出演した齊藤氏は、野間のミスについて「3番、4番とクリーンナップに回る(場面)。野間の足ならバットで(本塁に)かえってこれるから、三塁を無理に狙わなくても良かった」と指摘。この場面の広島は3番・堂林翔太、4番・鈴木誠也、5番・松山竜平と打順がクリーンナップに回るため、三盗をしてもしなくても得点の期待値はあまり変わらなかったのではと指摘した。 齊藤氏は続けて、「大事なポイントのところで(選手が)こういうミスをすると、(チームも)上位を狙うのは苦しくなってくる」とコメント。今回のようなミスは試合の流れ、ひいてはチームの順位にも影響を及ぼしかねないと主張した。 番組に電話で生出演した田尾氏は、齊藤氏の後に話を振られた際に「パットンの癖を見抜いていたのだろうが、スタートするタイミングがちょっと早過ぎた」と発言。野間はパットンの投球や牽制を研究していたと推測した上で、スタートを切るタイミングを誤ったのではとした。 両氏が苦言を呈した野間のミスについては、ネット上にも「クリーンナップを迎えた場面なんだから無理して走る必要は無かった」、「ほんと学習能力が無いな、緒方に殴られて問題になったこともあるのに」、「久しぶりのスタメンでこんなミスやってるようじゃ、いくら打ってもレギュラー定着は無いだろうな」、「西川離脱で本人的にはチャンスなんだから、もう少し気合い入れてプレーしてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「2014年ドラフトで1位指名を受け広島に入団した27歳の野間は昨シーズンまでに『.259・8本・75打点・256安打・50盗塁』をマークしたものの、今シーズンはここまで代走・守備固めが中心の外野手。外野レギュラーの一角・西川龍馬がコンディション不良で26日に抹消されたことに伴い、同戦で16試合ぶりにスタメン起用されましたが、もったいないミスで批判を浴びる結果になりました。野間はこれまでにも走塁ミスで度々物議を醸しており、昨シーズンにはミスが原因で当時の緒方孝市監督に殴打され球界に波紋が広がったことも記憶に新しいところ。年齢も27歳ともう若手とは呼べない域に達しているため、そろそろ学習しないといつまでもレギュラー定着できず、結果的に今後のキャリアにも悪影響を及ぼす可能性は高いと言わざるを得ません」(野球ライター) 広島は同戦を「4-2」と僅差でものにしたが、試合の流れを相手に明け渡す可能性もあった野間の走塁ミス。西川不在の間に立場を確立するためには、数年来のミスをどう減らしてくかという点も重要になりそうだ。文 / 柴田雅人
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