マリンフェスタは2015年より、「毎月ファン感謝デーの開催」のコンセプトのもと開催。マリーンズをもっと身近に、そして、もっと多くの人に応援してもらえるように選手と球団がファンサービスに取り組む象徴として“青い”ユニフォームを着用して毎年、デザインを変更しながら試合を行っている。
4年目となる2018年シーズン、マリンフェスタのユニフォームデザインを大きくリニューアル。井口資仁新監督率いるマリーンズが、1年目から”波に乗り”、そして“マリーンズウェーブ”を巻き起こすという気持ちを込めて、力強い波をベースに、マリーンズの象徴であるカモメを全体にあしらっている。カモメは帽子とユニフォーム上を合わせると、なんと、約300羽もデザインされており(各選手のユニフォームによって数は違うとのこと)、胸のMarinesロゴは、2018年がロッテオリオンズ誕生50年目のシーズンを記念して50年前に着用していたLOTTEオリオンズユニフォーム(1969年)のアーチ型ロゴをモチーフとしたデザインに変更されている。
■安田尚憲選手のコメント
高校時代もユニフォームが青だったので縁を感じます。ただ、こんなに斬新なデザインのものは初めて着ます。こういうユニフォームが似合うと言われるような選手になれるように頑張ります。
■藤岡裕大選手のコメント
小学校時代に所属していたソフトボールチームが青のユニフォームでした。この斬新さはさすがはプロという感じです。着る日が楽しみです。
<マリンフェスタ2018日程>
4月30日北海道日本ハム戦
5月20日福岡ソフトバンク戦
6月24日埼玉西武戦
7月29日埼玉西武戦
8月26日オリックス戦
9月17日楽天戦
※球場はZOZOマリンスタジアム
また、安田は10日に石垣市中央運動公園野球場で行われる紅白戦での実戦デビューが決定した。球団は紅組の4番サードで起用を発表。白組登板予定の、関谷亮太、成田翔、高野圭佑、安江嘉純(育成)といった投手陣との対決が予想される。今回の起用に関して安田は、「今年最初の紅白戦で4番に起用していただけるという期待にしっかりと応えられるように準備をして迎えたいと思います。ただ、結果を欲しがろうとせずに自分のスイングを心がけて打席にのぞみたいと思います。ここまでやってきたことを出せたらと思います」と力強いコメントを残している。若き和製大砲候補のデビュー戦とあって、マリーンズファンだけではなく、他球団のファンからも注目を集めるだろう。
文・増田晋侍
写真提供・(C)千葉ロッテマリーンズ