スポーツ
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スポーツ 2021年10月29日 18時50分
阪神首脳陣の決断に「外すのはそっちじゃない」の声 日シリ進出に早くも暗雲? サンズのCS構想外に反発相次ぐワケは
今季を「77勝56敗10分・勝率.579」とセ・リーグ2位で終え、11月6日から3位巨人とのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージが予定される2位阪神。10月29日、来日2年目・34歳のサンズをCSの戦力構想から外したと複数メディアが報じた。 >>阪神・糸原の痛恨ミスに「V逸の戦犯」猛批判 「糸原のせいじゃない」他選手の不甲斐なさから反論も<< シーズン最終戦となった26日終了時点では、マルテ、ロハスの両打者を一軍起用していた阪神首脳陣。報道によると、首脳陣はCSでも同様の態勢で臨むといい、メンバー外となったサンズには今後帰国するかどうかの意思を確認する方向だという。 今季のサンズは前半戦に「.273・17本・50打点」といった成績を残しチームの首位ターンに貢献したが、後半戦は「.189・3本・15打点」と大きく調子を落とし10月2日に二軍落ち。降格後は10月11日から宮崎で行われているフェニックスリーグに同行し、28日までに「.250・1本・9打点」という数字をマークしている。 サンズのCS構想外を受け、ネット上には「助っ人枠には限りがあるし、半月以上一軍にいなかったサンズがメンバー漏れするのは妥当」、「フェニックスの成績がめちゃくちゃいいって訳でも無いしなあ」、「3割、4割打ってるなら話は違うだろうけど、2割中盤なら呼ばれないのは仕方ない」と納得する声が寄せられている。 一方、「何でサンズが外れてマルテが入るんだ、外すのはそっちじゃないだろ」、「ロハスがメンバー入りするのは分かる、でもマルテが入るのは納得できない」、「今現在のマルテとサンズ、どっちが怖くないかっていたら自分は絶対マルテだと思うんだけど」といった否定的なコメントも複数挙がった。 「今回サンズよりも優先されたマルテ、ロハスですが、ロハスは10月の成績が『.294・2本・5打点』と3割近くの打率をマークするなど好調。一方、マルテは同じ月に『.189・3本・8打点』と、舞台の差はあれどサンズと比較して約6分打率が低くなっています。首脳陣はサンズのフェニックス成績、マルテの現状の調子を比較してマルテの方が起用に値すると判断してサンズをメンバー外にしたものと思われますが、明らかに不振のマルテを使うよりはサンズを使う方がよっぽどマシなのではないかと人選に疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 数試合で決着がつく短期決戦のポストシーズンは、選手の調子の見極めが結果を左右する最重要ポイントとされている。首脳陣が不振選手に固執した結果チームが惨敗を喫したケースも少なくないが、不振のマルテを優先した阪神首脳陣の判断も裏目に出てしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月29日 15時30分
広島・大瀬良の投球に怒りの声「失望した」 “長嶋超え”かかる牧への四球に批判、大差リードでも勝負を避けたワケは
28日に行われた広島対DeNAの一戦。「7-0」で広島が勝利したこの試合で、広島のプロ8年目・30歳の大瀬良大地が見せた投球がネット上で物議を醸している。 >>広島・鈴木のポスティング報道に「気が変わったのか」驚きの声 『ジャンク』での過去発言が話題に、ファンは巨人入りを覚悟していた?<< 問題となっているのは、「7-0」と広島7点リードの9回表の大瀬良の投球。完封をかけて最終回のマウンドに上がった大瀬良は、森敬斗を一ゴロ、佐野恵太を左飛に打ち取り2死を奪ったところで牧秀悟を迎える。ここまで2安打を放っていた牧はこの打席もヒットなら今季15回目の1試合3安打以上、いわゆる猛打賞達成となり、長嶋茂雄氏(巨人終身名誉監督/1958年)が保持するシーズン猛打賞新人歴代最多記録(14回)の更新が実現していた状況だった。 ところが、大瀬良は長嶋氏超えがかかる牧に対し一つもストライクを投じずに四球を与える。敬遠気味の投球を受けた牧は、一塁に歩く際に眉間にしわを寄せ悔しそうな表情を浮かべていた。 大瀬良の投球を受け、ネット上には「あからさまに牧の記録更新を阻止してて失望した」、「この日唯一の楽しみだった牧の長嶋超えがこんな形で潰されてムカつく」、「7点リード、しかも2死の状況で敬遠くさい四球なんて本当に白ける」と非難の声が寄せられている。 一方、「同僚の状況考えたら歩かせるのはおかしなことではない」、「栗林の新人王かかってるんだから逃げ気味になるのは仕方ないことじゃないか?」、「下手に勝負いって牧に記録作られたら記者投票に影響する可能性もあるだろ」と非難への反論も複数挙がった。 「今季のセ・リーグは牧と広島守護神・栗林良吏が新人王争いを展開していますが、28日に全日程を終えた牧は『137試合・.314・22本・71打点』で史上4人目の新人3割20本、残り2試合の栗林は『51登板・0勝1敗35セーブ・防御率0.72』で史上3人目の新人30セーブをそれぞれクリア。双方ともに素晴らしい結果を残しているため、オフの記者投票で受賞者に選ばれるのがどちらになるかは全く分からない状況です。今回大瀬良が牧に四球を与えた詳しい意図は不明ですが、一部ファンの間では新人王争いの状況を踏まえて、牧に得票につながるような好材料を与えたくなかったのではという見方もされています。なお、球界では同僚とタイトルを争う打者を相手にした投手が、自らやベンチの意向で四球を与え勝負を避けることは珍しいことではありません」(野球ライター) 新人王は「海外のプロ野球リーグに参加した経験がない」、「支配下選手に初めて登録されてから5年以内」、「打者として前年までの一軍打席数が60打席以内」、「投手として前年までの一軍登板イニング数が30イニング以内」という条件を満たす選手のみが有資格者となり、一度逃すと二度と受賞できなくなるタイトル。今年は牧と栗林が競っているタイトル争いに、大瀬良の四球はどこまで影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月29日 11時00分
ソフトB・大竹、監督交代を機にトレード放出へ? 消化試合登板の裏にあるフロントの思惑とは
10月29日、福岡ソフトバンクホークスが藤本博史二軍監督の一軍監督就任を正式発表する。南海時代も知る“ホークス一筋のオトコ”がどんな再建ビジョンを描いているのか――。その第一声にオールドファンも注目しているが、初仕事は「チーム改造のトレード」となりそうだ。 >>ソフトB、ベテラン捕手の戦力外に「悪手としか思えない」の声 2年連続Bクラスもあり得る? 外部補強の可能性指摘も<< 「10月半ばに入ると、ソフトバンクは完全な“消化試合”状態となってしまいました。優勝争いはもちろん、Aクラス入りは絶望的となり、タイトル争いをしている選手もいないので、緊張感もなく…」(プロ野球解説者) Bクラスが確定すると、若手選手をテストするのが一般的だ。 ソフトバンクも“テスト起用”を行っていた。その一例が、好左腕・大竹耕太郎の一軍昇格だ(15日)。実際に登板のチャンスをもらったのは24日の楽天戦だったが、他球団の関係者の反応が意味シンだ。 「シーズンの中盤とか、もっと早い時期に大竹を(一軍で)使ってくると思ったんだけどね」 どういう意味かと言ういうと、大竹はファームで8勝(2位)を挙げ、防御率も3・28(4位)と結果を残していた。先発要員として、「いつでも一軍で投げられる」といった感じだったが、24日の登板は約7か月ぶり。開幕5戦目の3月31日のオリックス戦以来である。 「大竹は2018年途中に支配下登録されましたが、チャンスに恵まれませんでした。一軍定着はできませんでしたが、先発ローテーションの苦しい時に昇格し、チームを救う、そんな起用も多かったです」(ライバル球団スタッフ) 首位戦線への追撃も可能だった時期に昇格が叶わなかったとなれば、消化試合で登板させた理由は、2つのうちのいずれか。来季に向けての調整か、他球団へのアピールだ。 「チーム編成上、ウチではチャンスがないが、まだ投げられますよという、他球団の編成スタッフに向けてのアピールですよ。楽天戦での登板をそう解釈した関係者は少なくありません」(前出・同) また、ソフトバンクは川原弘之、渡邉雄大といった左の救援タイプにも「戦力外」を通告している。左のリリーバーは需要が多い。おそらく、今年のトライアウトでは注目投手となるだろう。来季の戦力となる可能性を秘めた左腕を切り捨てたことで、 「ソフトバンクは今オフ、大掛かりな選手の入れ換えをやる」 と見る他球団の関係者は少なくない。 藤本新監督の人柄を知るプロ野球解説者がこう続ける。 「選手に対し、なんとかしてやりたいという強い親心を持っています。優しい性格なので、チームの世代交代のためとは言え、ベテランや中堅をバッサリ切るなんてことはできないでしょう。フロントが新監督に代わって容赦なく…」 ソフトバンクは選手層の厚いチームである。ベテラン、中堅を“整理”しなければ、世代交代は進められない。新監督は着任と同時に、トレード申込みの対応に追われそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月28日 19時30分
日本ハム・小笠原ヘッド、追い出された?「新庄が来るからでは」退団発表に憶測の声、現役時代の関係性が尾を引いたか
2020年から日本ハム一軍ヘッド兼打撃コーチを務めている小笠原道大ヘッド。28日、球団が今季限りでの退団を発表した。 >>日本ハム、新庄監督内定で清宮と心中覚悟か 稲葉GMも苦悩は必至? 二軍で目立った致命的課題とは<< 球団公式サイトはこの日、「本日10月28日(木)、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチが契約満了に伴いレギュラーシーズン終了をもって退団することが決まりましたので、お知らせいたします」と小笠原ヘッドの退団を発表。ただ、退団に至った理由や本人のコメントは掲載されていない。 小笠原ヘッドは現役時代に日本ハム(1997-2006)、巨人(2007-2013)、中日(2014-2015)でプレーし「1992試合・.310・378本・1169打点・2120安打」といった通算成績を残した後、中日二軍監督(2016-2019)を経て2019年オフに打撃強化を期待され日本ハム入り。ただ、日本ハムは2019年のチーム打率が「.251」だったが、小笠原ヘッド就任初年度の2020年は「.249」とわずかに低下。2年目の今季はまだ2試合を残すものの「.231」と前年からの大幅下落は確実な状況となっている。 小笠原ヘッドの退団を受け、ネット上には「結果が出てない以上チームを去るのは当然だな」、「ヘッド来てから打撃力は上がるどころか下がってるからなあ…」、「現役時代の実績は物凄いから期待してたんだが、それを指導する能力は十分じゃなかったのかな」と、成績不振を踏まえて納得する声が寄せられている。 一方、「成績はもちろん、新庄が来るから退団することにもなったのでは」、「性格が真逆の新庄が来るから、変に関係がこじれる前に球団から追い出されたってことか?」、「小笠原と新庄は現役の時不仲とも言われてたし、フロントはチームの雰囲気が乱れることを嫌ったのかもしれん」と、球団OBの新庄剛志氏の名を絡めたコメントも複数挙がった。 「日本ハムは次期監督に新庄氏が内定しており近日中に正式発表すると伝えられていますが、その新庄氏と小笠原ヘッドは2004~2006年にかけ日本ハムで共にプレーした間柄。ただ、新庄氏は言動が派手でパフォーマンス好き、小笠原ヘッドは寡黙でストイックと正反対のタイプであることから、当時はしばしばファンやメディアの間で不仲説が浮上。後年の報道によると球場では雑談程度の話をすることはあったものの、プライベートでの付き合いはほとんどなかったそうです。こうした背景もあってか、小笠原ヘッドは成績不振に加え、新庄氏が次期監督に就任することも影響して退団に至ったのではと勘繰る声も散見されます」(野球ライター) 今季は一部週刊誌から中田翔(現巨人)と折り合いが悪かったとも伝えられている小笠原コーチ。そのこともあってか、一部からは「元々チーム内で孤立していた面もあるのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2021年10月28日 18時30分
今シーズンも敵将が宙を舞った! 過去に9回の横浜スタジアムは胴上げの聖地なのか?
26日に行われたスワローズとの最終戦。ベイスターズが勝てばスワローズの優勝は持ち越しになるが、スワローズ勝利で2位のタイガースが敗れると、目の前で歓喜の瞬間をホームグラウンドで見せつけられるというシチュエーション。胴上げ阻止に向け復帰後抜群の安定感を誇るエース・今永昇太をマウンドに送り込んだが、まさかの乱調で3回5失点KO。打線もスワローズの小刻みな必勝リレーの前に1点しか奪えず完敗した。 この時点ではマジック対象チームのタイガースはまだ試合中のため、スワローズの優勝はまだ確定しておらず、横浜スタジアムでは甲子園の試合を流す異例の状況。興味のないベイスターズファンは帰路についてもおかしくなかったが、この日はホーム最終戦。試合後にイベントを楽しみにしていたファンは、席を立つに立てなくなってしまった。結果はタイガースの敗戦でスワローズ優勝が決定し、両チームのファンが見守る中、高津臣吾監督がマウンド付近で5回宙を舞った。 横浜スタジアムでのセ・リーグ優勝は、1978年の開設以来今回で9回目。ブレイクダウンしていくと、田尾安志氏の5打席連続敬遠で物議を醸した1982年のドラゴンズに始まり、エース・北別府学氏を含む4本柱とルーキー・小早川毅彦氏らが活躍した84年カープ、日本シリーズで3連敗から大逆転日本一を果たした89年ジャイアンツ、マシンガン打線&大魔神で圧倒した98年ベイスターズ、若松勉監督の「ファンのみなさま、おめでとうございます」発言が飛び出した2001年スワローズ、落合博満監督最終年となった11年ドラゴンズ、菅野智之&阿部慎之助が無双した14年ジャイアンツ、3度目の原辰徳政権でいきなり結果を出した19年ジャイアンツ、そして今年のスワローズとなっている。例外ながら東京オリンピックでもソフトボールと野球が金メダルを獲得しており、合わせて今年3度目の胴上げ球場でもある。 屋外球場のため雨天中止分の試合が10月に組み込まれることを加味しても、最近はかなりの頻度で優勝が決定している横浜スタジアム。しかもベイスターズの優勝は一度だけで、ほぼ引き立て役となっている。人がいいと言われるベイスターズファンも、敵チームファンに「おめでとう」と言い続けるのももう限界だろう。来年こそ番長監督が歓喜の輪の中心にいることをファンは祈っている。取材・文 ・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年10月28日 15時30分
ロッテ・井口監督が引き抜き画策? ソフトB敏腕コーチの退団報道に憶測の声、過去にも同ケースの獲得歴アリ
1997年のプロ入りからダイエー・ソフトバンク一筋(1997-/2009からコーチ転身)のキャリアを送っている倉野信次二軍投手統括コーチが、今季限りで退団する見込みと28日、複数メディアが報じた。 >>ソフトB、ベテラン捕手の戦力外に「悪手としか思えない」の声 2年連続Bクラスもあり得る? 外部補強の可能性指摘も<< 報道によると、倉野コーチは時期は不明だが球団側に辞意を申し入れ、27日までに球団もこれを了承したとのこと。ただ、辞意の理由や今後の去就などについて詳細は伝えられていない。 倉野コーチはプロ入りから2007年の引退までに「164登板・19勝9敗2ホールド1セーブ・防御率4.59」といった通算成績を残した後、球団のチーム運営部を経て2009年から二軍投手コーチ補佐(2009-2010)、三軍投手コーチ(2011-2014)、二軍投手チーフコーチ(2015)、一軍投手統括コーチ(2016-2019)、二軍投手統括コーチ(2020-)を歴任。体幹・ウエートトレーニングなどで選手の体作りを徹底し球速アップにつなげるという指導法には定評があり、エース・千賀滉大を筆頭にこれまで数々の投手を一軍に定着させている。 倉野コーチの退団報道を受け、ネット上には「これまで20年以上ホークス一筋の倉野コーチが退団とはビックリ」、「長年育成を担ってきた敏腕コーチの引き留め失敗は痛すぎる」、「本人の意思なら仕方ないことだけど…来期以降の投手育成がガタガタになりそうで不安」と驚きや落胆の声が寄せられている。 一方、「これ絶対ロッテからオファー来たから辞めただろ」、「倉野コーチの退団は大学時代から繋がりがある井口に呼ばれたからとしか思えない」、「井口監督は前にもホークスから清水さん持っていったから今回も怪しいな」と、ロッテ・井口資仁監督の名を絡めたコメントも複数挙がった。 「井口監督は倉野コーチと青山学院大学(1993-1996)時代の同期で、ダイエー(1997-2004)でも共に戦った間柄。表向きには倉野コーチの招へいに動いているというようなことは特に伝えられていないのですが、一部ファンの間では井口監督が大学時代からのつながりを生かして水面下で入閣を打診し、倉野コーチもこれを受諾するためにソフトバンク側に辞意を伝えたのではと勘繰る声が少なからず挙がっています。なお、井口監督はロッテ監督に就任した2017年オフ、大学同期のソフトバンク・清水将海一軍バッテリーコーチを自身の強い意向で引き抜いた過去があるため、倉野コーチのロッテ入り説も現実になる可能性はゼロではないかもしれません」(野球ライター) 井口監督は敗戦でリーグ優勝を逃した27日・楽天戦の後、「我々の反省としては、先発陣の整備をこれからしていかなくてはいけない」と投手力の底上げを来季の課題として挙げたことが伝えられている。倉野コーチは課題解決にはうってつけの人材ではあるが、今後招へいが現実のものとなるのかは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月28日 11時15分
日本ハム、新庄監督内定で清宮と心中覚悟か 稲葉GMも苦悩は必至? 二軍で目立った致命的課題とは
侍ジャパン前監督の稲葉篤紀氏が北海道日本ハムファイターズのゼネラルマネージャー(以下=GM)に就任した。10月27日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、 「(今までの)経験とチームの強化方針での“スカウティングと育成”。これらを融合させて、強いファイターズを作っていきたい」と語っていたが、「下位からの逆襲」は本当に果たせるのだろうか。 >>新庄剛志氏、次期監督就任を日本ハム上層部が熱望? 本命・稲葉氏から突然路線変更した思惑とは<< 「同日、オリックスのリーグ優勝も決まりました。セ、パともに前年最下位のチームの優勝です」(スポーツ紙記者) 2022年の日本ハムは“異例の体制”となる。前GMでチーム統括本部長職を兼務していた吉村浩氏は、本部長の専任となる。 ちょっと待てよ…。GMとは、外部補強を含めたチームの戦力編成の責任者だ。GM職を設けていないNPB球団は編成部長、統括部長などの役職名でその職責にあたっている。肩書から察する限り、稲葉、吉村両氏の“二頭体制”となる。 「新球場移転のこともあり、吉村氏が多忙だったのは本当です。その負担軽減、それから、若い稲葉氏にはいろいろと勉強してもらいたいということでしょう」(球界関係者) 新体制が混乱を招くことはなさそうだが、肝心の「戦力の再編」に関しては未知数な部分も多い。「最下位脱出のキーマンは、清宮幸太郎と吉田輝星です。吉田は2ケタ勝利の計算をしています」(前出・同) 「期待」ではなく、「計算している」という。 吉田に関しては、今季後半、実は一軍昇格も検討されていた。2018年夏の甲子園大会を沸かせた直球が蘇っており、それでも、昇格が見送られた理由だが、チーム関係者の言葉を借りれば、「あえて温存した」とのことだ。 「ファーム戦では、本人も自信を持って投げています。昇格の時期を見誤って失敗させたくなかったんです」 心配なのは、清宮の方だ。ファームで本塁打王のタイトル(西武・渡部健人も同本数でタイトル)を獲得したのは既報通り。しかし、打率は1割9分9厘。三振数もイースタンリーグの単独トップ(113個)だ。一般論として、「ホームランバッターに三振はつきもの」とも言われるが、清宮の場合は違う。 2ストライク以降、清宮は「三振したくない」の一心から、ボールを当てにいく。だから、力のないスイングとなる。豪快な空振りとは違うので、三振しても相手投手に脅威を残すことができないのだ。 「清宮と心中するくらいの覚悟で、来季はスタメン起用していく、と。新監督に課せられるのは吉田をエースに、そして、清宮を4番バッターとして育てていくことです」(チーム関係者) 稲葉氏は「選手とコミュニケーションを取りながら」と、自分なりのGM像も語っていた。 新監督は新庄剛志氏で内定したという。心配材料を挙げるとすれば、新庄氏は日本のプロ野球情報に疎い。引退後は海外で生活していたため、ファーム戦は見ていないだろう。稲葉氏は現場にも足を運ぶつもりらしいが、背広組がグラウンドに下りていくのは宜しくない。グラウンドが“二頭体制”とならないよう、そのさじ加減が再建のポイントとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月28日 10時10分
オリックス優勝にイチロー氏、宮内オーナーがコメント「当然次は日本一、期待しています」
パ・リーグは27日、優勝マジック「3」が点灯していた2位の千葉ロッテが東北楽天に1-2で敗れたため、隠れマジック「1」だった首位のオリックスが25年ぶりのリーグ優勝を果たした。本拠地の大阪・京セラドーム大阪では、中嶋聡監督が胴上げされて宙に舞った。グラウンドでは祝勝会も行われ、宮内義彦オーナーも元気な姿を見せた。 オリックスのOBであるイチロー氏は「オリックス・バファローズの皆様、リーグ優勝おめでとうございます。95年の阪神淡路大震災を経験し、『がんばろう KOBE』のもと、ファンの皆さんと気持ちをひとつに闘い優勝したことは、今も私の心に刻まれています。あれから長い年月を経て、当時オリックスの先輩だった中嶋選手が監督として、そして当時まだ生まれていなかった選手たちも一緒に、25年ぶりにチームをリーグ優勝に導いたことは大変感慨深いです。今日の優勝は、あの忘れられない日々を共にしたファンの方々にとっても、当時を知らないファンの方々にとっても、熱い気持ちを呼び起こしてくれたのではないでしょうか。当然次は日本一、期待しています。シアトルマリナーズイチロー」(原文のまま)とお祝いのコメントを寄せた。 悲願の優勝となった宮内オーナーは「コロナ禍の中、オリックス・バファローズに温かい声援をお送りくださったファンの皆さまに、心より厚くお礼申し上げます。2年連続最下位の悔しさを胸に刻んだチームは、挑戦者として最後まで諦めずに立派に戦い抜いてくれました。そして、ついに勝ち取った25年ぶりのパシフィック・リーグ優勝の喜びを、ファンの皆さまと共有できることを何よりうれしく思います。このチームは発展途上、まだまだ強くなるチームです。このあとに待つCS、日本シリーズでもさらに成長した戦いを見せてくれるものと確信しております。もちろん、めざすは日本一です。引き続き温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます」とファンに向けてコメントを出している。 オリックスは来月10日から『クライマックスシリーズ ファイナルステージ』で、ファーストステージ(ロッテ対楽天)の勝者チームと対戦し、4勝すれば日本シリーズで、セ・リーグのクライマックスシリーズ優勝チームと対戦する。なお、クライマックスシリーズでは、オリックスにアドバンテージで1勝が与えられており、オリックスは3勝すれば日本シリーズへの進出が決まる。これも実現すれば25年ぶりだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月27日 20時30分
「正式に着用できるように」スピードスケート女子・高木美帆、北京五輪の切符争いへ決意 選手団公式ウエアお披露目
27日に開催された「TEAM JAPANブランド発表会および 北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会 日本代表選手団公式服装発表会」に、2018平昌五輪スピードスケート女子・団体パシュート金メダリストの高木美帆が出席。2022年2月に迫った北京五輪への思いを語った。 >>全ての画像を見る<< 日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)はこの日、北京五輪、同3月の北京パラ五輪で選手団が着用する式典・渡航用服装や公式スポーツウエアを発表。式典・渡航用服装は紺色のジャケットにダークグレーのパンツ、公式スポーツウエアは赤のジャケットにライトグレーのパンツというデザインで、式典・渡航用服装の胸元には本イベントで新たに発表された「TEAM JAPAN」のエンブレムが入っている。 イベント後半に公式ウエアを着用して登場した高木は、「一番最初に見た時は『ちょっと厚手なのかな』というふうに感じていたところ、実際に袖を通してみるととても軽くて動きやすくて、何より暖かいというのがそろっていて、冬季スポーツをする私たちには申し分ないウエアだと感じています」と着心地を称賛。 また、「本当にたくさんの方々の支えがあって、そういう思いも込められて一つ一つが作り上げられているんだなと感じてさらに身が引き締まる思い。これからシーズンが本格的に始まるんですけど、もっと頑張ろうと強く思いました」と、ウエアを着用して改めて北京五輪への気持ちを新たにしたと語った。 スピードスケートは22~24日に長野県で行われた全日本距離別選手権から北京五輪の切符をかけた戦いがスタート。同大会で1000メートル、1500メートル、3000メートルを制し3冠を達成した高木は11~12月に全4戦が行われるW杯の派遣メンバー入りを決めており、今後はW杯4戦や12月の代表選考会で結果を残せば代表入りが決まる状況となっている。 コロナ禍で2年ぶりの開催となるW杯を控えた高木は、「このウエアを正式に着用できるように切符を取らなきゃいけないんだなと感じているところではあります。私たちはこれからシーズン、W杯に1年のブランクを経て派遣されることになったので、まずはそこで自分たちができることをしっかりやって、五輪に出るための資格を獲りにいかなきゃいけないなと思っています」とコメント。選手の成績により各国・地域に配分される五輪出場枠(最大男女各9名)が変動するW杯で結果を残し五輪切符を獲得すると決意を述べた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月27日 18時30分
DeNA・三浦監督の言動に「理解できない」批判の声 優勝直後のヤクルト祝福が物議、“過剰反応”だと反論も
26日に行われたDeNA対ヤクルトの一戦。「1-5」でDeNAが敗れた試合後、DeNA・三浦大輔監督の振る舞いがネット上で物議を醸している。 >>DeNA・桑原、怒りを物にぶつけファン呆れ「応援する気が失せる」 好調に水を差す死球に感情を抑えられず?<< DeNAにとって本拠地・横浜スタジアムでの今季最終戦となった26日の一戦は首位ヤクルトが勝利して優勝マジックを「1」とし、試合終了後に2位阪神が敗れたためヤクルトのリーグ優勝が決定。そのため、球場ではまずヤクルトの胴上げが行われ、その後にDeNAの本拠地最終戦セレモニーが行われた。 最終戦セレモニーでは監督がチームを代表してスピーチを行い、シーズンの総括やポストシーズン、来季への意気込みなどを述べるのが一般的。ただ、この日スピーチに臨んだ三浦監督は冒頭で「まずはヤクルトスワローズファンの皆様、優勝おめでとうございます」と優勝したヤクルトのファンを祝福すると、三塁側のヤクルトベンチに向かって一礼。その後スタンドのDeNAファンに今季の低迷を謝罪した上で総括や来季への意気込みを述べた。 三浦監督の振る舞いを受け、ネット上には「スピーチの1番最初にヤクルト側を祝ってくれるとは完全に予想外」、「敵チームに祝辞を述べるのは気遣いが凄いな」、「そもそも胴上げを優先してくれてるのに、さらに監督自らお祝いしてくれるなんて泣ける」と驚きや称賛の声が寄せられている。 一方、「今季はヤクルトにカモにされてリーグ優勝まで許してるのに優しすぎないか?」、「ドベが決まった直後に敵を祝える神経が理解できない」、「胴上げは見せられるわ、三浦監督は呑気に祝うわで散々な最終戦だ」と否定的なコメントも複数挙がった。 「26日の試合ではヤクルトの6年ぶりリーグ優勝と同時に、DeNAの6年ぶり最下位が決定。今季のDeNAは同戦を含めて『6勝17敗2分』とヤクルトに2ケタ以上の白星を与えており、このことが両軍の明暗を分ける結果にもなりました。こうした背景もあってか、最終戦セレモニーで真っ先にヤクルト側を祝福した三浦監督の姿勢に不満を抱いたファンは少なからずいるようです。ただ、こうしたファンの反応に対しては『お互いに全力を尽くした相手を労うのは別におかしなことではない』、『目の前の相手を素直に称えることの何がいけないのか』といった疑問の声も挙がっています」(野球ライター) 今季は開幕直後から最下位に沈み、優勝はおろかAクラス争いにもほとんど絡めなかったDeNA。目の前で胴上げを許した屈辱をどのようにバネにしていくのか、来季以降の三浦監督の采配にも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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横綱・白鵬が“無観客”春場所でヒジ打ち連発! 横審にムキ出しの対抗心
2020年03月21日 15時00分
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スポーツ
開幕低調でも心配無用? プロ野球開幕4番の常連選手、5年連続起用のスター打者にも意外な共通点が
2020年03月21日 11時30分
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スポーツ
センバツ高校野球中止に第102回「夏の甲子園」が大混乱!
2020年03月21日 11時00分
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スポーツ
本誌独走! プロ野球「全公式戦取り止め」最悪シナリオ
2020年03月20日 18時00分
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スポーツ
西武・松坂、先発としては通用しない? OP戦で露呈した懸念材料、「中継ぎなら戦力」との見方も
2020年03月20日 17時30分
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スポーツ
総支出額は70万以上 ダルビッシュ、SNSで野球並みに発信しているのは「ゲーム」 意外なジャンルも?
2020年03月20日 11時30分
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スポーツ
ソフトB、甲斐離脱なら「下手したらBクラス」? 元ロッテ里崎氏の指摘に賛否、「他の野手に怪我がなければありえない」と反論も
2020年03月19日 21時30分
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スポーツ
マエケン、新型コロナの影響でLA帰還を報告 ツインズ移籍後から1か月ぶり、嬉しい出来事も
2020年03月19日 19時55分
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スポーツ
DeNA、開幕延期が吉と出る? 3年目左腕・櫻井周斗が狙う開幕ローテーション
2020年03月19日 17時30分
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スポーツ
元巨人・堀内氏、開幕ローテ確定は「菅野だけ」 他の先発陣へ苦言、その理由に「考え方が前時代的」と反発も
2020年03月19日 17時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
