スポーツ
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スポーツ 2021年10月27日 11時30分
楽天が牧田和久ら8選手に戦力外通告!牧田「チャンスがあれば現役続行したい」
株式会社楽天野球団は26日、牧田和久投手、引地秀一郎投手、福森耀真投手、菅原秀投手、佐藤智輝投手、足立祐一捕手、下妻貴寛捕手、下水流昂外野手と2022シーズンの選手契約を行わない旨を伝えたと発表した。引地と福森、佐藤に関しては育成契約を打診しているという。 退団する5選手のコメントは次の通り。 牧田「今年は一軍での登板が少なく、その中で結果を出せていませんでした。二軍で良くてもなかなか呼ばれない状況だったので、連絡を受けて『そうだよな』と思いました。でも、身体、気持ちともにまだまだできると思っていますので、チャンスがあれば現役続行したいと思っています。イーグルスでは2年と短い間でしたが、本当に野球がやりやすい環境で、良い仲間、スタッフ、ファンに出会えて良かったです。本当にありがとうございました」 菅原「今後はまだ考えていません。5年間で一番印象に残っているのは2019年の先発の塩見さんの代わりに緊急登板した試合です。少し前から塩見さんに言われていたので心の準備はしていたのですが、すごく緊張したのを覚えています。でも、足にボールが当たったおかげで緊張がなくなり、先発初勝利を挙げることができました。1年目以降、ほとんど貢献できなかったのですが、その中でも応援していただいたのは感謝しかありません。本当にありがとうございました」 足立「6年間、期待してもらいながら、なかなか期待に応えられなかったのに、ここまでやらせていただき本当に感謝しています。一番印象深いのは2019年のCSを懸けた千葉ロッテとの直接対決で勝った試合です。その後、CSに行けたのですが、則本と組んで2-0で勝ったあの試合は今でもよく覚えています。期待に応えられない中でも変わらず応援をしていただいたイーグルスファンの皆さんには感謝しています。6年間、本当にありがとうございました」 下妻「今後はまだ未定です。いろいろな人に支えられてやって来れた9年間でした。印象に残っているのは、昨年、一軍で初ホームランを打って試合ですね。それと、岸さんにはお世話になったというか、バッテリーを組ませていただいたことで一軍で頑張れるポジションを与えていただきました。東北出身の人間として東北のチームでプレーできたのは嬉しかったですし、東北人の誇りを胸に頑張って来ることができました。9年間、二軍生活の方が長かったですけど、良い時も、悪い時も、熱い応援をしていただき本当にありがとうございました」 下水流「チームの力になれず申し訳ありませんでした。それでも温かい声援をいただき、感謝しています。今後はまだ未定ですが、また新たな目標に向かって日々精進していきます。本当に応援ありがとうございました」 牧田は、社会人の日本通運から2010年ドラフト2位で西武に入団。アンダースローの即戦力として2011年は55試合に登板し、新人王を獲得。2012年には先発として13勝を記録。2018年からはメジャーに挑戦し、メジャー通算27試合0勝1敗。昨年から国内復帰し、東北楽天に入団した。また、WBCに日本代表で2大会出場している。今季は開幕一軍で迎えたが、17試合の登板にとどまっており、9月5日に登録抹消されて以降、ファームでの調整が続いていた。今後、牧田を獲得する球団が現れるのか注目される。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月27日 11時20分
6年ぶりVのヤクルト、高津監督の個性的な打順編成に勝因アリ 解説者も脱帽した助っ人起用の“エッセンス”とは
東京ヤクルトスワローズが6年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした(10月26日)。先に試合を終え、「2位阪神が敗れたら」という状況が続き、球場待機していたせいもあるが、胴上げシーンは独特だった。 ゆっくりとグラウンド中央に集まり、高津臣吾監督ら首脳陣も後から歩いて出てきた。体をぶつけ合うようにして喜ぶのではなく、“適度な距離”を保ちながら、ちょっと遠慮ぎみに胴上げが始まった。 コロナ禍、オリンピック・ブレイク…。今季が特異なシーズンであったことを再認識させられた“大団円”となった。 「高津監督に謝らなければ。シーズンが始まる前の順位予想で、解説者のほとんどがヤクルトを最下位にしていました」 複数のプロ野球解説者がそんなことを口にしていた。 >>ヤクルト・村上、審判の三振判定に刃向かった?「こんなにゴネるなんて」打席内の態度に驚きの声、スランプの影響指摘も<< 順位予想を覆した“高津采配”について聞いてみると、4番・村上宗隆の成長を挙げる声が返ってきた。 「打順編成が巧い。簡単なことなんだけど、気が付きそうで気付けなかったエッセンスがあって」 そのエッセンスとは、サンタナとオスナの並べ方だ。 5番・サンタナ、7番・オスナ。優勝が決まった26日の打順である。 そもそも、高津監督の悩みは「5番バッター」だった。4番・村上の後を打つ選手がしっかりしてくれなければ、村上が四球で歩かせられてしまう。サンタナ、オスナの獲得はそれを解消するためでもあったが、興味深いのは、その両外国人選手の打順の間に“別選手”を挟んできたことだ。 「数える程度ですが、両外国人選手を並べた試合もありました。主に捕手の中村悠平が両外国人選手の間に入っていました。中村は打撃では期待されていなかった『守備の人』。でも、捕手を務めているだけあって、野球をよく知っています」(プロ野球関係者) 両外国人選手を並べたら、「攻撃のサイン」が出しづらくなる。 どういう意味かと言えば、外国人選手は打撃力を買われて来日してきたのであって、彼らにもそのプライドがある。その常に打つ気満々の選手に「右方向への進塁打」「エンドラン」のサインは出せない。 そんなチームバッティングができる“小技の日本人選手”を挟んで、外国人選手が自由に打てる打順が出来上がったのだ。 「高津監督はノートを持ち歩いています。現役時代に書き留めたノートの写しだと聞いていますが」 チーム関係者の証言だ。 「野村ノート」の写しだろう。故・野村克也氏が指揮官だったころ、ヤクルトナインをミーティング漬けにしたのは有名な話。名将の教えを見直していたというよりも、自身の采配の是非をそのノートを見ながら、自問自答していたそうだ。 昨季、そして、今季前半は勝利につながらない試合も多かった。それでもチームを大きく動かすことはしなかった。恩師の教えに救われた部分も大きいが、そこから、高津監督は「ブレない」という自分流を構築してみせた。「野村ノート」にプラスアルファを加えた、それが勝因である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月27日 10時50分
新日本KENTAが一夜で棚橋弘至からUSベルトを再強奪!「本来あるべき所に戻って来たよ」
新日本プロレスは26日、東京・後楽園ホールで『Road to POWER STRUGGLE』を開催した。 第4試合では、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至が真壁刀義、挑戦者KENTAが外道と組んで、11.6大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会のタイトルマッチの前哨戦が行われた。 KENTA&外道のバレットクラブタッグは悪のインサイドワークでペースを乱しにかかるが、真壁が棚橋を好フォロー。終盤、棚橋が外道にとどめのテキサスクローバーを決めるも、ここでKENTAがUSベルトを持ち出して殴打。これを見たマーティー浅見レフェリーがすかさずゴングを要請し、試合は棚橋の反則勝ちに。試合後、KENTAは棚橋に戻っていたUSヘビーのベルトをたった一夜で強奪している。 バックステージでKENTAは「なんだよこれ……。元ある場所に帰ってきた。本来の、本来!あるべき場所に帰ってきたよ。アイツが、アイツ昨日、なんて言ってたか知ってる?アイツ昨日なんて言ってたか知ってる?知ってる?アイツ、アイツ言ったよね。もう 二度と離さないって。アイツ言ったろ?次の日に見てコレ(IWGP US チャンピオンベルトを見せ)、スゲー嘘つきじゃん!ええ?ほんでその前はオレがベルト持ちだって言って次の日取り返して、そしてまた昨日も嘘ついて、もうすぐ、すぐ(IWGP US チャンピオンベルトが)オレんとこ来て、何アイツ、頭おかしくね?やべーじゃん。めっちゃ嘘つきじゃん。よーく考えろよ。自分が、自分が女だったらあんな奴に守ってもらいたい?あんな嘘つくやつと、オレが守るって言って次の日、こんな裏切るやつと。一緒にいたい?いたい?(カメラが否定の仕草をし)いたくねーだろ。(カメラマンに対し)お前が決めんな!何女子の代表みてーな、おまえ関係ねーだろ。ちょっと座らせてくれよ。ふざけんなアイツ。ほんで、ほんで昨日、アイツの試合も見た?あいつの。なんかいつもやってるエアギター?何あれ、何あれ。メッチャ長げーじゃん。で、オレが昨日、ここでコメントしてて、声入ってたろ?なあ。アレで、アイツが愛してますって言って、オレがあんなほら、愛してるって言ったあんな奴信用するなよで終わるはずが、アイツずっとギター弾いて。オレ、愛してますって聞く前にオレ帰ったよ。アレ長っげーよ。長っげーよアイツ。どうなってるんだマジで。ほんで、なんか、エアギター、でなんか、疲労困憊ながらもエアギターを奏でて、ファンの為にって、言ってんじゃん。まあ実は正直あの、まるまるエアギターってどんなもんか見たのちょっと昨日初めてだったんだけど、アレ、アレマジで、ただの音響のファインプレーじゃねーのアレ。アイツらがやってるのに合わせて音響が、音響スゲーじゃんっていうものしか、残んないだけどオレ。アイツがなんかギター弾いたとかいう印象全くない。音響スゲーって。それだけ。何アイツ。そんな奴に(IWGP US チャンピオンベルトを見せ)コレ、預けてていいと思う?いいと思う?いいと思う?(カメラが否定を示すと)だから何でテメーが代表みたいに言うんだよ。絶対オレが守り抜くから。守り抜くっておかしい。これ、オレよ、オレんところにいるべきベルト。わかった?だからまあ結局、オレが何を言いたいかって言うと……何か時短営業もなんか終わって。なんかこう、試合終わっても店がいっぱい開いてるっていうのはなんかやっぱりいいよね」と言いたいことを一方的に話して、控室に去っていった。 USベルトを巡る争いは、まだまだ続きそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月26日 19時30分
阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、25日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ8年目・30歳の梅野隆太郎についての発言がネット上で物議を醸している。 >>阪神・西、物議を醸した早期降板は独断だった?「ビックリした」金村氏が怠惰な思惑を指摘、首脳陣を激怒させたのではと憶測も<< 今回の番組で金村氏は、阪神にとっては今季最終戦となる26日・中日戦の展望についてトーク。直近の試合となった24日・広島戦で見られた好材料や、26日の試合で先発予定の青柳晃洋への期待などを語った。 その中で、金村氏はここ最近の試合で梅野のスタメン外が続いていることに言及。梅野は24日終了時点で130試合に出場しているチームの正捕手だが、12日・巨人戦から24日の試合まで10試合連続でスタメン落ち。さらに、この間は途中出場も20日・ヤクルト戦のみとなっている。 梅野のスタメン外が続いている理由について、金村氏は「今坂本が頑張ってるからねえ」と発言。阪神は2番手捕手・坂本誠志郎がスタメンマスクを被った直近10試合で「6勝1敗3分」とほとんど負けていないため、このことが首脳陣の起用法に影響しているのではないかと指摘した。 ただ、金村氏は26日の中日戦については「前半戦で勝負がつけば出してあげなきゃいけない」とコメント。シーズンの大部分で扇の要を務めてきた梅野の心情を踏まえ、首脳陣は途中出場といった形でも26日の試合には起用するべきではないかと主張した。 また、金村氏は「もしそこで坂本に最後までマスク被らすようなことになれば、僕は梅野はもう多分来年出ると思う。捕手欲しがってる球団って結構あると思うからね」とも指摘。もし梅野に出番を与えなければ、今季取得した国内FA権を行使され他球団に出て行かれる展開にもなりかねないと推測した。 金村氏の発言を受け、ネット上には「坂本を使いはじめてチームは好調なんだから、それが続く限り坂本が優先起用されるのは当然だろ」、「終盤ちょっとベンチ温めただけでFA移籍を予想するのは考えが安易ではないか」、「シーズン通して干されてるわけではないから、不満を感じて移籍することは考えづらい」といった否定的な声が寄せられている。 一方、「シーズンの大半頑張ってきた梅野を最後だけ干してたら怒って出ていかれてもおかしくないぞ」、「ここからレギュラーに返り咲ける保証も無いし、『それなら正捕手不在のチームに移籍するか』って考えに至っても不思議ではない」、「梅野はちゃんと実績のある捕手だから、FAしたら争奪戦になって引き留めは厳しくなりそう」と、金村氏の推測通りに梅野がFA流出する可能性は否定できないと不安を募らせるコメントも複数挙がった。 「梅野は最近こそ出場機会を減らしていますが、プロ入りした2014年から昨季までに『656試合・.237・37本・211打点』といった通算成績を残し、昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得している捕手。また、今季は『.225・3本・33打点』と打撃3部門の数字は寂しいものの、得点圏打率は『.321』と勝負強さが光りました。こうした攻守の実績を考えると仮にFA権を行使すれば、複数球団が正捕手を任せられる人材として獲得に名乗りを上げる展開は十分考えられるでしょう。梅野が現状をどう思っているのかは分かりませんが、もし出場機会の減少に不満を抱いているとすれば、正捕手としての出場が見込めそうな球団に移籍する決断を下す可能性は決してゼロではないといえそうです」(野球ライター) 26日の試合前に発表されたスタメンには名前がなかった梅野。この後の試合で出場機会があるのかに加え、今オフの動向にも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月26日 18時45分
オリックス山本由伸の完封劇で公式戦終了!最短27日にV、隠れマジック1でロッテの結果を待つ
千葉ロッテとパ・リーグの優勝争いを演じているオリックスが25日、楽天生命パーク宮城で東北楽天と、今シーズン公式戦最終戦を戦い4-0で勝利した。 先発はオリックスがエース山本由伸、楽天は田中将大というゴールドメダリスト対決になったこの試合。山本、田中ともに素晴らしいピッチングを披露する。オリックスは5回、2死二塁から紅林弘太郎が、「打ったのはスプリットです。追い込まれていましたし、形というよりもなんとか食らいついていこうと思って、気持ちで打ちました!当たりはよくなかったんですが、いいところに飛んでくれてよかったです!」と三遊間を破るレフト前へ先制タイムリーを放つ。紅林は7回にも2死一、三塁から「打ったのは真っすぐです。前の打席もそうでしたが、いいところに飛んでくれました!由伸さんが頑張って投げていたので、なんとか追加点を取れてよかったです!」とライト前にポツンと落ちるタイムリーで2点をリード。9回には2番手のブセニッツを捕まえて、1死二、三塁から安達了一が2ランスクイズを決めて、山本に4点をプレゼントした。 投げては山本が、紅林や後藤駿太の守備にも助けられ、9回を122球、被安打4、奪三振7の内容で、今シーズン最後の登板を完封で締めている。球団新記録の15連勝となった山本は18勝目。最多勝、最多完封、最高勝率は確定。最優秀防御率、最多奪三振のタイトルにも当確ランプが点灯した。ヒーローインタビューで山本は「試合前のブルペンからボールがけっこう走っていたので自信を持って腕を振れた。いろんな方にサポートしていただいて、(投手5冠は)自分の実力以上の数字。結果待ちという形にはなりましたけど、最後は信じて僕も待とうと思います」と語ると、最後に「また、ここから熱い戦いをしようと思います」とポストシーズンを見据えていた。 オリックスは70勝55敗18分、勝率.560でシーズンを終了。この日はロッテがソフトバンクに敗れたため、首位に返り咲いたが、ロッテの優勝マジックは3のまま。ロッテは27日に楽天戦(楽天生命パーク)、29、30日に北海道日本ハム戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)と3試合残しており、2勝1分以上ならロッテが優勝、1敗でもすればオリックスが優勝となる。隠れマジック1のオリックスだが、このマジックを減らすためには、ロッテが敗れるのが最低条件だ。最短で27日にオリックスの優勝が決まる。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年10月26日 17時00分
ソフトB、ベテラン捕手の戦力外に「悪手としか思えない」の声 2年連続Bクラスもあり得る? 外部補強の可能性指摘も
2007年のプロ入りからソフトバンク一筋でプレーし、昨季までに「623試合・.193・10本・101打点・197安打」といった通算成績を残しているプロ15年目・39歳の捕手、高谷裕亮。26日、今季限りで戦力外になったことを複数メディアが報じた。 報道によると、ソフトバンクは25日までにプロ16年目・38歳の川島慶三、同10年目・28歳の釜元豪、加入1年目・32歳のアルバレスと共に高谷を来季の戦力構想外としたとのこと。30代後半の高谷、川島については、4位からの巻き返しを図る来季に向け球団が若手育成を重視する方針に転換したことが戦力外の大きな理由だという。 今季の高谷は全143試合に出場した正捕手・甲斐拓也をバックアップする2番手捕手として20試合に出場したが、「.235・0本・0打点」と数字は今ひとつ。報道によると、昨年11月に手術した左ひざの状態が思わしくないことが出場数、打撃成績の伸び悩みにつながったとみられている。 >>ソフトB・長谷川の荒ぶる姿に驚きの声「半端なく怒ってる」 引退試合での異例行動が物議、イライラの原因は凡退以外にも?<< 高谷の戦力外報道を受け、ネット上には「高齢でコンディションも良くないってことならクビはしょうがないか」、「工藤政権が終わって来季は色々変わるだろうからタイミングとしては妥当かな」、「球団にとって高谷は功労者だけど、今季の順位を考えたら若手を優先するのは当然」といった納得の声が寄せられている。 一方、「3番手以下の経験が乏しい中で高谷を切るのは悪手としか思えない」、「高谷クビなら来年は海野(隆司)か九鬼(隆平)が2番手か…正直不安しかない」、「高谷切るならその前に若手に経験積ませとけよ、甲斐が離脱したら一巻の終わりだぞ」と球団の決断に疑問を呈するコメントも複数挙がった。 「高谷の戦力外は本人の年齢や体調面に加え、チームも今季4位に沈み心機一転を迫られているという点を踏まえると妥当なタイミングではあります。ただ、今季のソフトバンクは甲斐が全試合、2番手・高谷が20試合に出場した一方、それ以外に主に捕手として出場した海野(11試合)、九鬼(3試合)は2人合わせても高谷の出場数に届いていない状況。そのため、3番手以下の捕手陣の経験が乏しい中で、2番手捕手の高谷を戦力外にするのはリスクが高いのではと疑問視しているファンは少なくないようです」(野球ライター) 来季はもし甲斐が故障離脱すれば、実戦経験が少ない海野、九鬼のどちらかがスタメンマスクを被らざるを得ない状況になるソフトバンク。一部では「FAやトライアウトで捕手を補強するつもりなのでは」という見方もされているが、今後の戦力編成にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月26日 11時30分
大仁田厚、途中停電のハプニングに「次は地雷の火薬3倍で大日本と全面戦争だ」
“邪道”大仁田厚が率いるFMW-Eが24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で第4戦「SKY HIGH」を開催。同31日(現地時間)、米ニュージャージー州トレントン・サンダー球場でのマット・トレモントとの電流爆破デスマッチを目前に控えた大仁田が、アブドーラ・小林に“連勝”して米遠征に弾みをつけた。 この日、大仁田は高木三四郎と組み、ミスター・ポーゴ、小林組と「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破+電流爆破バット+電流爆破イス・デスマッチ」で対戦。開始早々、大仁田がポーゴと小林にノーロープ有刺鉄線に振られて、いきなり被爆。 その後、大仁田と小林、ポーゴと高木が場外での乱闘に発展。リングに戻ると、ポーゴが高木の痛めている肋骨目がけて爆破イスを一閃。大仁田は爆破バットでポーゴに逆襲するも、小林に押されて再びノーロープ有刺鉄線で被爆。ここでポーゴが火種を口に含んでビッグファイアーを噴射するも、大仁田はイスで阻止。大仁田が小林に毒霧を吹き、高木がスタナーを放つと、小林がノーロープ有刺鉄線に突っ込んで爆破された。 ここで、大アクシデントが発生。会場のブレーカーが落ちて停電。これにより、爆破装置が作動しない状況に陥った。それにもめげず、大仁田と小林は場外で大乱闘を繰り広げ、リングインするとヘッドバット合戦。ここで大仁田と高木が有刺鉄線バットで小林の脳天を立て続けにぶっ叩くと、大仁田がすかさずDDOを決めて3カウントを奪取している。 すると、セミファイナルでFMW軍に勝利した神谷英慶、星野勘九郎、兵頭彰の大日本軍が乱入し、大仁田をボコボコにした。マイクの電源も入らないため、小林が地声で「(停電で)納得いかないだろ。FMW、リマッチだ。次は発電機を用意しろ」と土下座で要求すると、大仁田は「オマエの言う通りだ。正論吐きやがって。次は発電機を用意します。皆さん、ロケットを見に来たんだと思います。もう1回チャンスをください。次は地雷を2倍にプラスします」と返した。 2人が舌戦を展開していると、電気が奇跡的に復旧。両軍の強い意向により、再試合になった。大仁田は小林に毒霧を噴射すると、コーナーに押し込んで、起動スイッチをプッシュすると、邪道ロケットが小林目がけて発射され、爆破とともにコーナー下の地雷も大爆破。大ダメージを負った小林を大仁田がカバーして、完全無欠のピンフォール。 再びリングに上がった神谷が「大日本とFMW、全面対抗戦やりましょう。小林さんも納得してないでしょう?」とアピールすると、小林は「とことんやるぞ」と呼応。大仁田は「FMWが勝つか、大日本が勝つか。やってやろうじゃないか」と臨戦態勢。これにより、11月21日、鶴見大会で両軍による全面抗争が勃発することが確実になった。 試合後、大仁田は「電源が落ちて、復旧してロケット発射。これも人生。次はどちらも受けて立つ。地雷の火薬3倍だ。大日本と全面戦争します」とキッパリ。アクシデントにもめげず、よもやの連勝を飾った大仁田は27日、メイド・イン・ジャパンの電流爆破を持って米国へ旅立つ。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月26日 11時25分
パ・リーグ、決着間近のV争いに異変? 栗山監督が最後に起用決断、ロッテに立ちはだかる菅野も認めた難敵とは
新人王争いの行方が、パ・リーグの優勝チームを左右する――。10月25日、オリックスが東北楽天に勝利し、「優勝」の二文字を一気に引き寄せた。千葉ロッテが残り3試合を1つでも落としたら、勝率でオリックスを上回れなくなる。当然、千葉ロッテも必勝態勢で臨んでいくだろう。 しかし、その残り3試合で、「苦手投手」との対戦は避けられないようだ。北海道日本ハムファイターズ・伊藤大海との対戦だ。 >>日本ハム・伊藤、突然の奇行に驚きの声「目を疑った」 投球中のフォーム変更が物議、死球スレスレの結果から批判も<< 「前回登板のソフトバンク戦(10月21日)で勝ちが付きませんでした。栗山英樹監督は、なんとかしてやりたいと思っています」(スポーツ紙記者) 伊藤は「あと1勝」で“2ケタ勝利到達”となる。ルーキーながらシーズンを通して先発ローテーションを守り抜いてきた。新人王争いでも有力とされており、10勝目をプレゼントしてシーズンを終わらせてやりたいというのが、栗山監督の親心だ。 「29、30日に千葉ロッテ戦が入っています。そのどちらかで先発してくると予想されています」(前出・同) ここまで伊藤は千葉ロッテ戦2試合に投げ、1勝0敗。千葉ロッテ戦の防御率は1.93。計14イニングで17奪三振も記録している。 新人王争いでも「有利」と伝えられているが、「並みのルーキーではない」と関係者を唸らせたのは、6月6日の巨人戦だった。 「対巨人の交流戦で先発し、勝利投手になりました」(前出・同) 巨人打線を苦しめたからではない。「打者・伊藤」に“野球センスの高さ”が見られたという。主催がセ・リーグの巨人だったため、指名打者制の使えない試合となり、伊藤は9番打者として打席に立った。 「1点を争う試合終盤ならともかく、得点好機でなければ、ピッチャーは『三振して来い』と言われます。特にパの投手は打席に立つ機会が少なくいし、ケガでもしたら…」(プロ野球解説者) 伊藤は3回表、先頭打者として打席に立った。 “怪我防止”の指示があったにも関わらず、伊藤はバットを振り続けたのだ。「出塁して」という闘争心からではない。「菅野サンの投球を見たい」とし、一球でも多く投げてもらうため、ファールで粘り続けたのだ。 アマチュア時代の伊藤を知る在京球団スカウトがこう続ける。 「彼は打撃センスも高いんです。指名打者制だった大学のリーグ戦でも、リアル二刀流で試合に出たこともありましたよ」 右肘の故障などで本調子でなかったとはいえ、菅野は「投手の打者」に粘られ、カチンときた。しかし、途中から伊藤の粘り続ける意図が分かり、「見たいなら、見せてやるよ」と、スライダーやカーブを投じてやった。 伊藤はホームべース付近に来てから曲がる変化球の軌道に敬服していた。試合中にも学習してくる新人はコワイ。栗山監督が“最後の采配”で「もう一度、チャンスを」と思うのは親心だけではない。優勝争いを繰り広げているチームから10勝目を挙げれば、伊藤の自信にもつながるはずだ。 伊藤のピッチングは“次期監督・新庄剛志氏”の眼にどう映るのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月26日 10時55分
新日本・棚橋弘至がKENTAからUSベルトを取り戻す!「ちょっくら盛り上げていきますよ」
新日本プロレスは25日、東京・後楽園ホールで新シリーズ『Road to POWER STRUGGLE』の第2戦を開催した。シリーズ最終戦では次回ビッグマッチ『POWER STRUGGLE』11.6大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会を控えている。 メインイベントでは、棚橋弘至&オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組がKENTA&タマ・トンガ&タンガ・ロア&EVIL&高橋裕二郎のバレットクラブと5vs5イリミネーションマッチで激突。11.6大阪大会ではオカダが東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦でタマ、IWGP USヘビー級王者・棚橋はKENTA、そしてNEVER無差別級6人タッグ王者の後藤&石井&YOSHI-HASHIは、HOUSE OF TORTUREのEVIL&裕二郎&SHOとの対戦が決定している。 そのトリプル前哨戦となった総力戦は、棚橋&CHAOSの奇襲攻撃でスタート。最初の脱落者となったのは、エプロンでのガンスタンをオカダにかわされ、場外に落ちてしまったタマ。しかし、その後も襲いかかるタマに対し、オカダは自ら場外に下りて反撃したため失格に。ここからロア、石井、裕二郎、YOSHI-HASHI、後藤、EVILの順に脱落し、最後は棚橋とKENTAの一騎打ちに。KENTAはトップロープ越しに棚橋を放り投げるも、棚橋はトップロープをつかんで踏みとどまる。そして逆上がりの要領でKENTAをヘッドシザーズで捕らえると、そのまま場外に放り投げ、一人残りで棚橋&CHAOSが勝利。 試合後、棚橋はKENTAに奪われていたUSヘビーのベルト回収に成功。そしてファンに感謝のメッセージを贈ると、最後はエアギターからの「愛してま~す!」で大会を締めている。 バックステージで棚橋は肩にかけた US ヘビー級ベルトを叩きながら、「やっと返ってきました。 ちょっと 1 週間ぐらい旅立ってたけど、もう絶対に離さないから。しっかり管理します。大阪、最終戦に向けていろんなタイトルマッチが組まれてますね。その中でもこの US ヘビーのタイトル戦線がどう生き残っていくか?熱を生むのは試合での選手同士の闘いだけじゃなくてね、『注目を集めて俺らの方が面白いぞ』、『俺らに注目しろよ』という団体内、タイトルマッチ、選手間、思惑、『俺が盛り上げるんだ』っていう使命感、そういうものにも絶対出てくると思ってる。大阪に向けて US ヘビー、ちょっくら盛り上げていきますよ」と安堵の表情を浮かべながら防衛戦に向けて自信を見せた。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月25日 22時30分
大仁田厚の電流爆破マッチ出場オファーに佐藤光留「11月21日、空けておきます」
FMW-Eを率いる大仁田厚が23日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館にて、全日本プロレスにレギュラー参戦し、ハードヒットも主宰する異能派戦士・佐藤光留(パンクラスMISSION)と、「邪道VS変態~究極の異次元トーク」と題したトークショーを行い、11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)大会へ参戦をオファーした。 中学生時代、大仁田の熱狂的なファンだった佐藤はプロレスラーになることを志願して、95年にはFMWに履歴書を送ったものの、書類選考で落とされた経緯がある。その後、パンクラスでデビューを果たし、プロレスマットにも進出。10年からは全日本を主戦場とし、16年~17年にはアジアタッグ王座(当時のパートナーは故青木篤志さん)を巡って、大仁田(パートナーは渕正信)と抗争を繰り広げた。17年4月には青木さんと組んで、超戦闘プロレスFMWの弘前、青森大会に乗り込み、電流爆破デスマッチで大仁田と相まみえた。今年8月22日には佐藤が富士通スタジアム川崎で開催した自主興行に大仁田が2年連続で参戦し、電流爆破デスマッチを敢行。その際、佐藤は「『青木さんは、また電流爆破をやりたい』って言ってたんです。上げてください」と大仁田に直訴したが、2人は今回それ以来の再会である。 トークショーは電流爆破、映画、全日本の話題などで大いに盛り上がり、詰めかけたファンを沸かせていた。そして、エンディングを迎えた際、大仁田は「明日の鶴見大会はもう無理だけど、FMW-Eの11月21日、鶴見大会に出てくれよ」と公開オファー。これを受けて、佐藤は「青木さんは大仁田さんのことが好きだったはずなんです。青木さんの分の魂も持って、11月21日、空けておきます」と快諾し、同大会への参戦が電撃決定。 イベント終了後、大仁田は「全日本でもパンクラスでも好きなヤツを連れてくればいい」と話し、佐藤もこれにうなずいた。これにより、爆破に特化したFMW-Eのリングに、王道戦士、あるいは格闘ファイターが上がる可能性が急浮上した。(どら増田)
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スポーツ
金村義明氏、阪神・藤浪らの食事会の内情暴露?「女20人くらいいた」 危機感ない行動に「下手したら今年開幕できない」と怒りも
2020年03月31日 17時00分
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スポーツ
巨人、若手山下の復調で問題発生? 慣れない日本の野球に苦戦、海外選手との使い分けに苦悩は必至か
2020年03月31日 11時45分
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スポーツ
新日本オカダ・カズチカのラジオ番組がスタート!志村けんさんを悼む
2020年03月31日 11時00分
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スポーツ
「離れていても心はひとつ」 DeNA、開幕延期・無観客でもファンと繋がるアプローチとは
2020年03月31日 06時30分
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スポーツ
DDTが4.12まで興行自粛も高木社長「プロレス最高というのをお見せします」
2020年03月30日 22時30分
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スポーツ
清原和博氏に「お前の花道は俺が作ったる!」 最大のピンチに救いの手を差し伸べた、イチローも慕う大物とは
2020年03月30日 20時00分
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スポーツ
千葉ロッテ・鳥谷敬「三塁レギュラー」獲得の密約情報
2020年03月30日 18時00分
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スポーツ
楽天が今週から一時活動休止「感染拡大予防の意識を高く持つ」他球団も自粛ムード
2020年03月30日 17時30分
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スポーツ
コロナ感染の藤浪らに「どんなつもりで集まったの?」 元日本ハム・岩本氏が激怒、“中途半端な成績”だから「悪く言われる」と苦言も
2020年03月30日 17時00分
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スポーツ
張本氏、ロッテ佐々木に「走り込んで」で賛否 「大投手になる」と大絶賛もトレーニング法提案が物議
2020年03月30日 12時00分
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スポーツ
広島・鈴木「プロ野球だけ4月にやっていいのか」 コロナ禍続く中の開幕に疑問、経営陣の決断のきっかけとなるか
2020年03月30日 11時58分
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スポーツ
ダルビッシュ、志村けんさんの死去受け「信じられない」 コロナの危機意識低い人に改めて警鐘
2020年03月30日 11時46分
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スポーツ
ノア杉浦貴「キツかった」田中稔を相手に防衛!次期挑戦者は中嶋勝彦
2020年03月30日 11時00分
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スポーツ
新大関・朝乃山、白鵬が後継者に指名も横綱昇進は体調次第? 過去3年の昇進力士は苦戦続き
2020年03月29日 11時00分
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プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ザ・グレート・サスケ」地域密着型プロレスの先駆けとなった“東北の英雄”
2020年03月29日 08時00分
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スポーツ
ロッテ・佐々木、ジンクスに反して新人王は厳しい? 過去のドラフトで4球団が競合したプロ野球投手、全員が1年目から大ブレーク
2020年03月28日 11時00分
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ヤクルト二軍戦「河川敷から試合を観ることが出来る」大手メディアSNSに批判 「球団側は禁止」指摘され削除も更に物議
2020年03月27日 18時20分
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コロナ感染の藤浪に「申し訳ないと思うなよ」 元広島・北別府氏が激励 自己申告に称賛、陽性選手は藤浪以外にも
2020年03月27日 17時00分
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スポーツ
ダルビッシュ「家でゴロゴロしてる」 延期が続くMLB開幕延期、一時帰国決断の選手も続出する現状にマー君も「ホンマそれです」
2020年03月27日 13時20分