今シーズンのメジャーリーグは当初27日(現地時間26日)に開幕する予定が組まれていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により開幕を延期することがメジャーリーグ機構から13日(現地時間12日)に発表されており、複数メディアは5月中旬、もしくは6月まで開幕がずれ込むのではないかと予想している。
また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、練習施設を閉鎖する球団が相次ぐなど、各選手の調整にも影響が出ている。
こうした中、ダルビッシュは27日午前7時10分に投稿。「今日開幕のはずやのに家でゴロゴロしてるって2ヶ月前の自分が今ここに来たらまじで状況飲み込まれへんやろうな」と現在の心境を吐露した。
今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「ここまでの事態になるとは予想つかなかったです」、「せっかくの調整もパーになってしまいそうですね」、「家でゴロゴロってトレーニングとかしてないのか?」、「ちゃんと練習してるとは思うけど、それでもゴロゴロできるほど時間が余ってるのか…」といった反応が多数寄せられている。
また、ダルビッシュの投稿に対しては、ヤンキース・田中将大も自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で、「ホンマそれです。。。」と投稿している。
新型コロナによる開幕延期は、他の日本人メジャーリーガーにも影響を及ぼしている。ツインズ・前田健太はキャンプ地・フロリダの練習施設が閉鎖されたため自宅のあるロサンゼルスに戻り、レッズ・秋山翔吾と共に同地で合同自主トレを敢行。
また、エンゼルス・大谷翔平、マリナーズ・平野佳寿、マリナーズ・菊池雄星の3名も、まだ閉鎖されていない練習施設や自宅などでそれぞれ調整を続けている。
一方、それぞれチームのキャンプ地であるフロリダで調整を続けていたブルージェイズ・山口俊とレイズ・筒香嘉智は、山口が本拠地のあるカナダの入国禁止措置、筒香が球団施設の閉鎖を理由に日本への一時帰国を決断。これを受けた山口の古巣・巨人、筒香の古巣・DeNAが、要望があればそれぞれに球団施設を提供する意向を持っていることも伝えられている。
日本のプロ野球と同じく、先が見えない状況が続いているメジャーリーグ。選手、ファンが開幕を迎えられる日はいつやってくるのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu
田中将大の公式ツイッターより
https://twitter.com/t_masahiro18