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楽天が牧田和久ら8選手に戦力外通告!牧田「チャンスがあれば現役続行したい」

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楽天生命パーク宮城

 株式会社楽天野球団は26日、牧田和久投手、引地秀一郎投手、福森耀真投手、菅原秀投手、佐藤智輝投手、足立祐一捕手、下妻貴寛捕手、下水流昂外野手と2022シーズンの選手契約を行わない旨を伝えたと発表した。引地と福森、佐藤に関しては育成契約を打診しているという。

 退団する5選手のコメントは次の通り。

 牧田「今年は一軍での登板が少なく、その中で結果を出せていませんでした。二軍で良くてもなかなか呼ばれない状況だったので、連絡を受けて『そうだよな』と思いました。でも、身体、気持ちともにまだまだできると思っていますので、チャンスがあれば現役続行したいと思っています。イーグルスでは2年と短い間でしたが、本当に野球がやりやすい環境で、良い仲間、スタッフ、ファンに出会えて良かったです。本当にありがとうございました」

 菅原「今後はまだ考えていません。5年間で一番印象に残っているのは2019年の先発の塩見さんの代わりに緊急登板した試合です。少し前から塩見さんに言われていたので心の準備はしていたのですが、すごく緊張したのを覚えています。でも、足にボールが当たったおかげで緊張がなくなり、先発初勝利を挙げることができました。1年目以降、ほとんど貢献できなかったのですが、その中でも応援していただいたのは感謝しかありません。本当にありがとうございました」

 足立「6年間、期待してもらいながら、なかなか期待に応えられなかったのに、ここまでやらせていただき本当に感謝しています。一番印象深いのは2019年のCSを懸けた千葉ロッテとの直接対決で勝った試合です。その後、CSに行けたのですが、則本と組んで2-0で勝ったあの試合は今でもよく覚えています。期待に応えられない中でも変わらず応援をしていただいたイーグルスファンの皆さんには感謝しています。6年間、本当にありがとうございました」

 下妻「今後はまだ未定です。いろいろな人に支えられてやって来れた9年間でした。印象に残っているのは、昨年、一軍で初ホームランを打って試合ですね。それと、岸さんにはお世話になったというか、バッテリーを組ませていただいたことで一軍で頑張れるポジションを与えていただきました。東北出身の人間として東北のチームでプレーできたのは嬉しかったですし、東北人の誇りを胸に頑張って来ることができました。9年間、二軍生活の方が長かったですけど、良い時も、悪い時も、熱い応援をしていただき本当にありがとうございました」

 下水流「チームの力になれず申し訳ありませんでした。それでも温かい声援をいただき、感謝しています。今後はまだ未定ですが、また新たな目標に向かって日々精進していきます。本当に応援ありがとうございました」

 牧田は、社会人の日本通運から2010年ドラフト2位で西武に入団。アンダースローの即戦力として2011年は55試合に登板し、新人王を獲得。2012年には先発として13勝を記録。2018年からはメジャーに挑戦し、メジャー通算27試合0勝1敗。昨年から国内復帰し、東北楽天に入団した。また、WBCに日本代表で2大会出場している。今季は開幕一軍で迎えたが、17試合の登板にとどまっており、9月5日に登録抹消されて以降、ファームでの調整が続いていた。今後、牧田を獲得する球団が現れるのか注目される。

(どら増田)

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