スポーツ
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スポーツ 2021年11月02日 10時30分
阪神で活躍、ロッテ鳥谷敬が引退表明!「ユニホームを脱ぐことを決断しました」
千葉ロッテマリーンズは10月31日、鳥谷敬内野手が今シーズン限りで現役を引退することを決めたと発表した。同日、球団に本人より引退の申し入れがあったという。球団によると「引退会見は日程が決まり次第、お知らせします」とのこと。 >>ロッテ・井口監督が引き抜き画策? ソフトB敏腕コーチの退団報道に憶測の声、過去にも同ケースの獲得歴アリ<< 鳥谷は早大から2003年に自由枠で阪神に入団。2000本安打を達成するなど、キャプテンとしてチームを引っ張る存在だったが、阪神を自由契約になっていた昨年のシーズン前に、ロッテへ移籍。「マリーンズでチームに貢献する姿をお見せすることが一つの恩返しだと思ってます。自分のプレーをする姿をお世話になった方々にお見せしたい。裏方、スタッフの皆さまなど多くの支えがあって、阪神タイガースの鳥谷敬が作り上げられた。そういう人たちの刺激になるようなプレーをグラウンドでお見せしたい」と語っていたが、今シーズンの前には「球団とお話をさせていただき、戦力として考えていただいているとのお話をいただきましたので、来年も現役を続行することを決めました。18年目のシーズンとなりますが宜しくお願いします」とコメント。「まずマリーンズがパ・リーグで勝って、セ・リーグの勝者と戦う事が出来るチャンスを掴む。その相手が、阪神タイガースという想い出の沢山詰まったチームであればこんなに最高な話はないと思います」と話していた。 鳥谷は「阪神で16年、ロッテで2年。色々な人と出会い、色々な人に支えていただき、ここまで現役をすることが出来ました。今は感謝の気持ちで一杯です。今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることが出来ず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一をめざしている時期に個人的な事を発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます。この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることが出来て、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」と感謝の意を述べている。 チームはクライマックスシリーズへの進出を2位で決めており、“名手”鳥谷がどんな形で現役生活を終えるのか注目だ。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年11月01日 22時30分
MAOがDDT『D王GP』制覇に向けてエセ骨法を習得!「対策としては有効かな」
DDTプロレスのMAOが10月28日、「D王 GRAND PRIX 2021 II」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け、エセ骨法を習得し、ヘビー級対策に自信を深めた。 かねて骨法に興味を持っていたMAOは、エセ骨法を自称する矢野卓見師範が指導する「総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場」(西東京市)を訪問した。MAOの来訪を快く受け入れた矢野師範は報道陣にも公開し、エセ骨法独特の打撃技や腕の取り方、立ち関節技、グランドでの関節技などを惜しげもなく、みっちり1時間にわたって指導。 練習を終えたMAOは「当て感と言って、腰を切って当てるのも無知だった。もう手打ちでやるのがなくなると思います。やったことなかった足関節の知識も得られた。鍛錬していかないと1日、2日じゃ身につかないけど。頭に入ったので対策としては有効かな」と話した。 習得したエセ骨法の技術をもって、「D王」で闘っていくことになりそうだが、「もちろん。特にHARASHIMA戦で有効な気がします。HARASHIMAさんは昔アマチュア格闘技をやっていて、烏合會の人と試合したことあるって言ってたので」とコメント。 「D王」でMAOと同じBブロックに出場するのは竹下幸之介、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、岡林裕二といった面々で、体格で劣るMAOにはヘビー級対策が必要だが、「僕自身いろいろなものを取り入れてプロレスをやってるので。その中でエセ骨法という要素はあったんですけど、そこに純血の骨法イズムが入ってきたので。一個説得力の違いが出てきた。今日から堀辺(正史)師範の孫弟子として、イズムが入った。どんな相手にでも通用すると思うんで。うまくプロレスに応用することも大事なんで。DDTの道場に持って帰って」と自信を垣間見せている。 当然「D王」優勝をめざしていくことになるが、「開幕戦は公式戦ではなく、ハードコアマッチで今日の技術を生かす場面はないかと思いますけど。試し斬りをする機会がないんで、練習を重ねるしかない」と自身に言い聞かせていた。矢野師範は「今24歳? 僕は24歳の頃は骨法を始めて1年くらいで、まだ素振りをやってた頃。彼はもう実戦練習に入ってるんでいけるんじゃないですか。僕は地道に人にどう伝えるかをやってきたんで。今日やったことをうまく使ってくれたら」とコメントし、「D王」での活躍に期待を寄せていた。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月01日 18時35分
DeNA"永遠ハマのプーさん”に横浜歓喜、宮崎敏郎の大型契約に感じたDeNAの「横浜一心」への本気度
今シーズン途中の6月にFA権を取得した宮崎敏郎が、シーズンを終えたばかりの10月29日に会見を開き、ベイスターズ残留を発表。今オフ最大の懸念が早々に解決した。 九州・佐賀県出身で、ソフトバンクの松田宣浩と自主トレするのが恒例行事。昨年はセ・リーグの右打者では最高の打率.301をマークしながらも、昨年の契約更改は単年契約にとどまっていた。さらに金額面でも前年の1億6000万円(推定)から「同じくらいです」と微増程度が予想されていた。 DeNAの「マネーゲームはしない」との方針もあり、2016年のオフに山口俊が、昨年は梶谷隆幸と井納翔一が相次いでジャイアンツに移籍。TBS時代から内川聖一、村田修一らの主力がベイスターズを去っていくことを経験しているファンは、希少な強打の右打者・宮崎が権利を行使すれば好条件での争奪戦が予想されていただけに、半ば移籍も覚悟していた節さえあった。 >>DeNA・武藤「感謝してもしきれない」 引退会見でファンへの思いを吐露、思い出に強く残る試合も語る<< しかし球団も権利を取得した6月には残留に向けた交渉をスタート。宮崎も「あったりなかったり」と正直に迷いもあったと明かしたが「心が決まったのはホーム最終戦の後。最後にグラウンドを1周したとき」にファンの気持ちを再確認。28日には「このチームで、横浜DeNAベイスターズで優勝したいです」と球団に伝え、6年の大型契約で“永遠ハマのプーさん”が確定した。 2017年は打率.323で首位打者とゴールデングラブを獲得。3割超えは今年で2年連続4回目で、2ケタホームランは6年連続をマーク。サードの守備も安定しており、昨年の左打ちの外野手の梶谷、先発の井納と比べると“代えのきかない”存在だけに、球団も引き留めに最大限の誠意を見せた。 ファンも「横浜DeNAベイスターズが好きですし、熱狂的な熱いファンの皆さまの前でプレーできるのはすごいうれしい。やっぱりファンの皆さまと一緒に、勝って喜びを分かち合いたいのが一番です」とストレートな言葉に悶絶。三浦大輔現監督もFA行使をするか迷っていた際、ファン感謝デーでファンの三浦コールに感化されて残留を決めた経緯と重なり、SNSではその男気に感激する声であふれた。 横浜を愛する監督と選手がいてくれてこそ、ファンもいっそう応援に力が入るもの。三浦監督の掲げる“横浜一心”のスローガンが、より輝いてきた。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年11月01日 12時30分
東京女子SKE48荒井優希が辰巳リカとシングル決定!「しっかりと準備したい」
東京女子プロレスが10月30日、東京・両国KFCホールで「Let's take bravely」を開催。名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活動する荒井優希が11月25日の東京・後楽園ホールで、前プリンセス・オブ・プリンセス王者の辰巳リカとのチャレンジマッチに挑むことが決定した。 この日のセミファイナルで荒井は辰巳、らくと組み、愛野ユキ、小橋マリカ、猫はるな組と激突。試合は一進一退の攻防が続く中、荒井は愛野にビッグブーツ、フルネルソン・バスターを決めるなど奮闘し、自軍を好アシスト。最後は辰巳が猫に延髄斬りからツイスト・オブ・フェイトを繰り出して3カウント。 試合後、辰巳は「優希ちゃん、8月の後楽園でシングルするはずだったけど流れちゃったよね。優希ちゃんが欠場になってしまって。私、ものすごく楽しみにしてたから。11.25後楽園でシングルやりませんか?」とマイク。荒井は「私もすごくやりたかったんです。こちらこそよろしくお願いします」と快諾。その後、強烈な張り手を見舞った辰巳は「11.25後楽園、容赦しないから覚悟しておいて」と言い放った。 当初、荒井と辰巳のシングル戦は8月15日の後楽園で「真夏の試練」として組まれていたが、荒井が新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定されたため欠場となり、流れてしまった経緯があるだけに、3か月の空白を経て、待望の一騎打ち実現となる。 バックステージで辰巳は「優希ちゃんとどうしても今年のうちにシングルがしたいなって。熱烈にラブコールしたんですけど、優希ちゃんも、やりたがってくれていたので。大暴れして、辰巳リカらしく、私のドラゴンを浴びせたい。(張り手は?)気合入れて、後楽園をもっともっと激しく盛り上げたいなって。私なりのエール」とコメント。続けて、「本当にキラキラしたスター性だけじゃなくて、根性もすごいあって。いい選手だなって感じているので、1対1でどんな感じになるのか楽しみです」と警戒心も忘れていなかった。 荒井は「リカさんからシングルやろうと言っていただいて。先輩からそうやって言っていただいたのは初めてのこと。後楽園でやる予定だったカードが、私の欠場でできなくて。すごい悔しかったり、やりたい気持ちがあったので、本当にうれしいなって。本来は8月の予定だったのが、11月ということで3か月経ってるので。少しでも成長した姿で闘えるのはうれしい。今の全てをぶつけられるように、しっかりと準備したい。(張り手は?)初めて人にビンタされたので、ビックリしたんですけど。きっといい意味で“頑張れよ”って感じだととらえて勝手に気合が入ってます」と前向きに考えているようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月01日 11時15分
日本ハム西川遥輝が最終戦で盗塁王に!「僕を信じて起用してくれた栗山監督のおかげ」
プロ野球パシフィック・リーグは10月30日、全日程が終了し、北海道日本ハムファイターズの堀瑞輝が最優秀中継ぎ投手賞、西川遥輝が最多盗塁者賞のタイトルをそれぞれ獲得した。 >>日本ハム・斎藤佑樹の気丈さに球界OBが涙?「佑ちゃん見てる人は誰もいなかった」春季キャンプでの裏話に驚きの声<< 堀は初の最優秀中継ぎ投手賞となる42ホールドポイントをマーク。セットアッパーとして任された今シーズンの起用に応えた。堀は「自分が中継ぎをやると決めてから一番取りたいタイトルだったので、本当にうれしく思うのと同時に運が良かったと自分では思っています。そして、起用してくれた首脳陣の皆さんや支えてくれたスタッフ、チームメートがいなければ、ここまでの数字は残せなかったと思うので感謝しかないです。今シーズンは投げていて深く考えることなく、すぐに切り替えて投げられるようになったことがこれまでとの違いだと思います。2年ぶりに50試合登板に到達できましたし、ここから50試合登板を重ねていきたい。今シーズンは良い結果を残せましたが、これで終わらないように来年、再来年と結果を残せるように頑張っていきたいです」と来シーズン以降も、継続して結果を出せるよう努力を積み重ねていくことを誓った。 また、千葉ロッテマリーンズとの最終戦で24個目の盗塁を決めて、最多盗塁者賞を獲得した西川は「今シーズンは、序盤から思うようにプレーできず、悔しい1年でしたが、最後にこうしてタイトルを獲得できたことはうれしく思います。プロ2年目から苦しい時も寄り添ってくれた栗山監督には感謝の気持ちでいっぱいです。いい時も悪い時も、僕を信じて起用してくれ、栗山監督のおかげで今の自分があると思っています。今年は節目の300盗塁を達成することができましたが、24個という数字自体に満足はしていません。来年以降、この悔しさを糧に、さらに盗塁数を伸ばしていけるように頑張ります」と今シーズン限りで10年間に渡る監督生活にピリオドを打った栗山英樹監督へ感謝の言葉を忘れなかったのが印象的だ。チームは新庄剛志新監督を迎えるが、西川の去就も気になるところだ。 なお、パ・リーグの最多盗塁者賞は、千葉ロッテの荻野貴司、和田康士朗、埼玉西武の源田壮亮と、西川含め4選手が並ぶという異例の結果となっている。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年11月01日 11時00分
日本ハム・新庄劇場の参謀に元メジャーリーグ投手? 共通点も多い“異色”の2人
「新庄劇場」が水面下で動き始めた? 新庄剛志新監督の就任が発表されて以来、日本ハムのファン以外からも「どんな野球を見せてくれ、楽しませてくれるのか?」と期待の声が尽きない。就任会見翌日(10月30日)、新庄監督は「たまにファンが選ぶスタメン試合を検討しています」と自身のツイッターに投稿。ありそうでなかった“ファン投票オーダーの試合”だ。 >>新庄剛志氏、日本ハム電撃復帰“匂わせ”? SNS上での異変に憶測の声、テレビ番組では意味深発言も<< この時点で「明かす」ということは、ほかにも色々と温めているプランもあるのだろう。 その“新庄劇場”の総指揮、脚本、が新庄監督だとすれば、出演者は選手。演出や助監督となるコーチは誰になるのか。一部メディアによれば、球団OBでもある岩本勉氏、現役時代の弟分だった森本稀哲氏の入閣も囁かれていたが…。 「両氏とも、オファーはないと言ってますが(同時点)。本当にあったとしても『ありました』なんて言わないでしょう。たとえオフレコであっても、喋ったら、その時点で、フロント幹部は『ヒミツ(企業秘密)を守れない人なんだ』と判断します」(ベテラン記者) 日本ハムは契約期間の満了などにより、何人かのコーチの退団も発表している。小笠原道大ヘッド兼打撃コーチ、荒木大輔投手コーチらがそうだが、同時に「ひょっとしたら?」と思える“新庄劇場のキーマン”も匂わせていた。 みやざきフェニックス・リーグの残り3試合は、木田優夫コーチが代行――。 原田豊ファーム監督の退任が発表されたのは、新庄監督の就任会見翌日。オリンピック・ブレイクなどにより、今季は一軍と二軍の日程にズレが生じてしまった。二軍は来季に向けた育成のフェニックス・リーグが始まっているが、一軍はこれからクライマックスシリーズ、日本シリーズを行う。プレーオフに進むチームに対して失礼に当たらないよう、今はコーチ人事の発表を控えなければならない。 そんな状況下で、意味シンだったのは、木田優夫ファーム総合兼投手コーチがフェニックス・リーグの試合指揮を執るということ。退任するコーチに指揮権を委ねることはない。木田コーチも“新庄劇場の演出”に加わると見るべきだろう。 「木田コーチは栗山英樹前監督を公私にわたって慕っており、日本ハムコーチになったのもそれが影響していました」(球界関係者) しかし、栗山監督は自身の退任後も木田コーチが球団に残ったとしても、それをとやかく言う人ではない。むしろ、応援するタイプだ。また、木田コーチは新庄監督と“重なる点”も多い。メジャーリーグに挑戦し、帰国後もNPBで現役を続けた。オフはバラエティ番組に招かれるなど、野球以外のところでも才能を発揮してきた。 「一時期、栗山監督が伸び悩んでいた先発候補を短いイニングで交代させる『オープナー』で起用したこともありました。対戦バッターに応じた極端な守備シフトも見せました。これらの采配はメジャーでは当たり前でも、日本では異色なスタイル。その采配には木田コーチの助言も影響していた、と」(前出・同) 木田コーチも「陰で努力をし、野球理論にも詳しい」という。ド派手なパフォーマンスばかりが取り上げられてきた新庄監督と同じだ。新庄監督はどんなコーチ人事を進めていくのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月31日 11時00分
広島・堂林、今オフのFA宣言は無い? 出番増へメリット大も動かなそうなワケ、致命的リスクの影響指摘も
2010年のプロ入りから広島でプレーし、昨季までに「668試合・.245・45本・195打点・439安打」といった通算成績を残しているプロ12年目・30歳の堂林翔太。28日、国内FA権を取得したと複数メディアが報じた。 報道によると、堂林は28日に一軍出場選手登録日数が国内FA権の資格取得条件である8年(1160日)に到達。本人は同日のDeNA戦後に「3年目に我慢して使っていただいた野村(謙二郎氏/元広島監督)さんをはじめ、使っていただいた監督、首脳陣の方に感謝しています」と語ったことが伝えられたが、今オフの権利行使の有無については不明となっている。 今季の堂林は開幕直後は一塁、もしくは三塁でのスタメン起用が主だったものの、打率が2割台を切るなど不振にあえぎ、6月下旬に登録抹消されたまま前半戦が終了。後半戦スタート直後に一軍に復帰して以降は一塁に23歳・坂倉将吾、三塁に20歳・林晃汰と若手が台頭した影響で代打・守備固めの起用が中心となっており、成績も27日終了時点で「.194・0本・5打点」と打率1割台から抜け出せていない。 >>広島・堂林は“右打ち”にこだわり過ぎ? 掛布氏が不振の原因を指摘、同じ悩みの選手は指導者時代にも<< 堂林のFA権取得報道を受け、ネット上には「控えが続いてる中で取得か、これはFA宣言されても文句は言えないな」、「去年は活躍したし人的補償もいらないし、復活を見込んで手を挙げる球団はそれなりにありそう」、「来年ポジション奪い返せる保証も無いし、それなら自分を求めてくれる球団を探しに動くのでは」と今オフの権利行使を危惧する声が寄せられている。 一方、それ以上に「今の数字じゃどこも手を挙げない可能性あるのにわざわざ宣言するのか?」、「成績が成績だし、本人も権利行使にはなかなか踏み切れないんじゃないか」、「最悪木村みたいな展開になるリスクもあるから無難に残留だろ」と、権利行使には至らないのではと推測するコメントも複数挙がった。 「堂林は今季は打撃不振にあえいでいますが、昨季は『.279・14本・58打点』と一定の数字を残している選手。また、年俸は球団では上位11位以下の3600万円(推定)のため、FA移籍の際に人的補償が不要なCランク選手でもあります。そのため、若手に役割を奪われつつある環境から抜け出す意味も込めて権利行使に踏み切るのではとみているファンは少なからずいるようです。ただ、FAではいざふたを開けるとどの球団からも声がかからないという展開もなくはない上、元球団が宣言残留を認めなければ行き場がなくなる可能性もあります。広島では2015年オフにFA宣言した木村昇吾がどの球団からも話が来ず、球団も宣言残留を認めない方針だったため一時“セルフ戦力外”状態に陥ったケースが知られています(その後翌年2月に西武にテスト入団)が、こうしたリスクを覚悟してまで堂林が権利を行使することはないのではとみる声は多数挙がっています」(野球ライター) 打撃不振に加え年齢も中堅であることから、今オフに権利行使しても移籍先は見つからないのではという見方が強まっている堂林。FA権は行使しなければそのまま保持しておくことも可能だが、果たして本人はどのような決断を下すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月30日 17時30分
阪神・中野、盗塁王確実も手放しでは喜べない? チーム躍進を支える裏で目立った深刻な課題とは
1992年の再来。幾度となくそのフレーズが聞こえた今シーズン。優勝こそならなかったものの、阪神タイガースの躍進は見事だった。そして、あの「亀新」フィーバーに揺れた29年前の様々な出来事が掘り起こされ、今季の躍進に重ねられたことも事実だった。 最終盤までのペナントを争うデッドヒート、驚異の新星の登場、安定感を増した投手陣…、外国人選手の奮起・・・。 その中で、「遊撃手の新人・レギュラー定着」も29年前に重なる。1992年、ルーキー久慈照嘉はあのペナントレースで主力として戦い抜き、名遊撃手としての道を歩み始めた。時を経て2021シーズン、ショートのポジションを掴んだのは、こちらも新人で売り出し中の中野拓夢だ。 今季は開幕戦から出場を果たし、シーズン序盤からショートの定位置を手にした。そして、途中からは2番に定着、犠打数もリーグトップを記録するなど、小技での繋ぎでも存在感を放っている。現代野球において、2番打者はスラッガーなどの強打者が幅を利かせている打順。中野はかつて時代の常だった「小技・俊敏さ」を武器とし、近本光司とともに猛虎打線の切り込み役を担っている。 盗塁王(30個)をほぼ手中に収めるなど、1年目でのタイトルホルダーという偉業も目の前だ。さらに、ルーキー豊作と言われる今シーズン、同僚の佐藤輝明や伊藤将司、広島の栗林良吏、DeNAの牧秀悟等とともに、例を見ないほどの激戦の新人王争いとなっているが、中野も十分権利を有している。 一方で、守備面でも高い評価を受けているものの、失策17個と、12球団最多の数字となっている。打球の質も様々であり、幅広くカバーしなければならない遊撃というポジションとは言え、フィールディングの更なる安定度が求められる。 チームはペナントには届かなかったが、戦いはまだ終わっていない。来月6日から始まるポストシーズンでも、打線を牽引する役割が求められる。ペナントレース同様、クリーンアップへの繋ぎや、俊足・巧打でのチャンスメイクがどれだけ見られるかが、頂点へ上り詰めるためのポイントとなるだろう。 歴代、タイガースのショートストップは小技を前面に押し出して活躍するイメージが強い。新しい時代も伝統を受け継ぎ、中野拓夢がその足で、さらに内野の要として、攻守でチームの原動力とならなければならない。そして、29年前とは違う物語のシナリオを、ルーキー中野拓夢も演じる主役の一人だ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年10月30日 11時00分
ソフトB・千賀に今オフFA流出の危機? 球団は引き留め画策も心配の声、新天地探しを焦りそうなワケは
2011年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、昨季までに「189登板・66勝35敗20ホールド1セーブ・防御率2.69」といった通算成績を残しているプロ11年目・28歳の千賀滉大。25日、球団は今オフに複数年契約を提示する方針と複数メディアが報じた。 >>ソフトB、ベテラン捕手の戦力外に「悪手としか思えない」の声 2年連続Bクラスもあり得る? 外部補強の可能性指摘も<< チームの今季最終戦となった25日・ロッテ戦で10勝目を挙げ、球団記録にあと1年に迫る6年連続2ケタ勝利を達成した千賀。報道によると、球団は19日に国内FA権を取得した千賀を来季以降も必要不可欠な選手と位置づけ、複数年契約を提示し全力で引き留めに努める意向だという。 今季の千賀は両ふくらはぎのコンディション不良により開幕に出遅れると、今季初登板となった4月6日・日本ハム戦では左足首の靭帯を損傷。故障の影響もあり前半戦は「2登板・1勝1敗・防御率10.80」と散々な成績に終わったが、後半戦は「11登板・9勝2敗・防御率1.77」と数字を大きく持ち直してシーズンを終えている。 千賀の引き留め報道を受け、ネット上には「長年安定してるチームのエースだから慰留は当然、球団は最大限の誠意を見せてほしい」、「千賀は来季のリーグ優勝・日本一奪回には欠かせない戦力だから絶対引き留めてくれ」、「年俸は既に4億円(推定)と高額だけど、フロントにはこれからの期待料も込みでお金を弾んでほしい」と引き留め成功を願う声が寄せられている。 一方、「残留することを信じたいが、ずっとポスティングを受け入れてもらってないから出ていかれる展開もあるかもしれない」、「ポス確約してくれる球団が手を挙げれば、残留より移籍を選ぶって説もあり得る」、「ここ数年の状況を考えると出ていかれても文句は言えない状況だしなあ…」と流出を覚悟する声も複数挙がった。 「千賀は2017年3月のWBC出場をきっかけにメジャー志向を抱くようになったことが知られており、同年からは毎年契約更改の席上で球団にMLBへのポスティング移籍を直訴。ただ、球団はこれまで千賀の要求をかたくなに認めず、今後も容認はしない方針だと伝えられています。そのため、しびれを切らした千賀が国内FA権を行使し、来オフのポスティングを容認してくれる球団に移籍する可能性もあるのではと不安を募らせているファンも少なくないようです。なお、千賀は来季順調にプレーすれば海外FA権を取得できるため堂々とMLB移籍へ動くことができますが、今季のような故障離脱があれば取得時期が1年ずれ込むため、海外FAの取得にかかわらず来オフのポスティングを確約する球団がもしあれば魅力的に映るかもしれません」(野球ライター) FAを取得した19日の報道では、行使の可否について「これからしっかり考えていきたい」と明言はしていないことが伝えられている千賀。もし退団ならチームの来季巻き返しは早くも絶望的な状況となるが、今後の交渉は大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月29日 19時30分
日本ハム・新庄新監督、ファンの期待は采配だけじゃない?「ボロカスに言って」現役時代のバトル再現はあるか
2012年から今季までチームを率いた栗山英樹監督の退任を16日に発表していた日本ハム。29日、新監督に球団OBの新庄剛志氏が就任することを発表した。 球団公式サイトはこの日、「本日10月29日(金)、新庄剛志氏(49)の次期監督就任が決まりましたので、お知らせいたします」と新庄氏の新監督就任を発表。また、本人も発表直後に自身のツイッターに投稿し、「たった今北海道日本ハムファイターズの監督に就任する事が決まりました。プロ野球の存在意義はそこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません その裏側に誰を笑顔にするのかを常に心に秘めて 新庄剛志らしく突き進んで生きます!」と抱負を述べている。 現在49歳の新庄氏は現役時代に阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーし2006年限りで現役を引退したが、2019年11月に自身の公式インスタグラムで現役復帰を宣言。約1年間トレーニングを行い2020年12月のトライアウトに参加したが、NPB球団から声はかからず現役復帰を断念した。ただ、トライアウト後は詳細こそ明かさなかったものの、出演したTV番組などではたびたび次の構想実現へ動いていることを示唆していた。 >>新庄剛志氏、日本ハム電撃復帰“匂わせ”? SNS上での異変に憶測の声、テレビ番組では意味深発言も<< そんな中、新庄氏は10月18日に自身のツイッターに「日本に戻ってきた理由がここにある」と投稿すると同時に、ツイッターのヘッダー画像を現在建設途中の日本ハム新球場『エスコンフィールド北海道』(2023年3月開業予定)と思われる写真に変更。これを受けネット上では、日本ハムに何らかの形で復帰するのではとの見方が浮上した。また、この直後から新庄氏が日本ハム次期監督に有力視されている、または内定しているという内容の報道が複数伝えられるようになり、29日になって球団から正式に監督就任が発表された。 これから監督生活がスタートすることになった新庄氏に対し、ネット上にはグラウンド内の采配はもちろん、グラウンド外での振る舞いについても期待の声が数多く寄せられている。その中では「現役の時みたいに敵のことをボロカスに言ってほしい」、「ノムさんと演じたようなバトルが見れたら面白い」と、過激な言動への期待も少なからず挙がっている。 「新庄氏は現役最終年となった2006年に、同年から楽天監督に就任していた阪神時代の恩師・野村克也さんとお互いをののしり合う舌戦をしばしば展開。本人は後年にパ・リーグを盛り上げたいという思いの元、野村さんに水面下で話をつけた上でわざとバトルを演じたことを明かしていますが、リーグ屈指の知名度を誇る両者の対立は当時大きな話題に。この影響もあったのか、同年のリーグ全体の入場者数は『852万9281人』と、前年の『825万2042人』から約28万人増加しました。そのため、当時を知るファンを中心に、新庄氏が他球団の選手・首脳陣に因縁をつけ再びリーグを盛り上げてくれることを期待する声は少なからず挙がっています」(野球ライター) 29日には自身のインスタのストーリーに「さぁ~暴れてもいいですか!?」と投稿してもいる新庄氏。采配だけでなく、口でも大暴れすることを期待しているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/新庄剛志氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shinjo_freedom新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom
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「もうピッチャーはやめろ」野村克也さんにもらった助言がプロ入りのきっかけに? 元巨人・井端氏が明かした秘話に驚きの声
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ダルビッシュ、巨人・阿部二軍監督に「無駄なランニング」 敗戦後の“罰走命令”に苦言、一部の批判に「パワハラ」と反論も
2020年03月24日 18時30分
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スポーツ
新日本プロレス3.31両国国技館大会中止!大会再開の目処立たず…
2020年03月24日 17時30分
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スポーツ
菅野・藤浪への批判に「プロにもなれなかったへたくそド底辺が」 元ソフトB大場氏の“激怒ツイート”が物議
2020年03月24日 17時00分
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スポーツ
巨人、開幕延期で意外な出費がかさむ? 新助っ人サンチェス、“贅沢使い”のおかげで不振を脱却か
2020年03月24日 11時45分
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スポーツ
オリックス西村監督「もう一度考えなければ…」再延期についてコメント
2020年03月24日 11時00分
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スポーツ
史上初の無観客&2DAYS開催となったレッスルマニア、中邑真輔の現位置
2020年03月24日 06時30分
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スポーツ
スターダム、3.24後楽園決行!シンデレラトーナメント1回戦から岩谷麻優対木村花!
2020年03月23日 22時30分
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スポーツ
元ソフトB・川崎氏、沈黙破り意外な才能発揮? 注目のルーキーをズバッと見抜き「ノムさんの後釜に」と期待集まる
2020年03月23日 21時30分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
