スポーツ
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スポーツ 2021年10月16日 17時00分
ロッテ・小島、今季の覚醒は新女房役のおかげ? 涙の首位攻防戦でも存分に発揮されていたスキルとは
千葉ロッテの小島和哉はここまで二桁の10勝を挙げ、チームの優勝争いの原動力となっている一人だ。入団3年目の今季の活躍は、もはや「エース」と呼んでも誰もが納得する内容を残してきている。 昨季までも先発ローテの一角として投げていたものの、2年間で計10勝と、周囲の期待通りの成績を残すには至らず、今シーズンも初勝利が5月まで待たなければならないなど、「期待の左腕」という存在にとどまっていた。 だが、8月途中からは5勝(4連勝を含む)を記録するなど、明らかにピッチングに安定感が増している。6月に中日から加藤匠馬捕手が加入したことも好影響を与えており、夏から本格的にバッテリーを組むと、打たせて取る内容が目立つようになるなど、9月以降で3完投(2完封)を記録。セの野球を知る新戦力により、今まで以上に小島のスキルが引き出されることに繋がった。その活躍と共に、チームは9月に首位に立つなど上昇曲線を描き、昨年に続いての首位争いを演じている。 そして大一番となったのが、10月12日からのオリックス3連戦。エースにまで成長した左腕は、今季の最後となる直接対決の初戦の先発を託された。この日の小島は、後半戦で続いている好調ぶりにさらに磨きをかけた、高いパフォーマンスと言える出来だった。7回までを被安打4、無失点と文句の付けようのない内容で相手打線を抑えている。 だが、2点のリードで迎えた8回、悪夢とも言える展開が待っていた。2死1塁の場面で宗佑磨に痛恨の一発を浴びる。初球のストレートを狙われ、打球はライトスタンドに消えていった。マウンド上でしゃがみ込み、8回を最後まで投げ切るも、チームは勝ち越しはならなかった。その後、引き分けでゲームセットを迎えた瞬間、悔し涙を流している。「天王山」でチームを勝利に導けなかった悔しさが溢れた。 だが、この日の投球内容も、8回を投げ終えた時点での球数は93球、3球以内のアウトが13度を数えるなど、早いカウントから打たせて取る小島の特徴が存分に発揮されている。文句の付けようがないピッチングだった。 井口資仁監督は「小島は責められない」とコメントしている。その想いはファンも含め、誰もが同じだろう。 自身が目標としていた、シーズンを通しての規定投球回到達も残りの試合で実現とともに、最後までチームの優勝を手繰り寄せるピッチングを期待したい。小島和哉は悔しさを乗り越え、真のエースとなる。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年10月16日 11時00分
楽天・安楽、先輩にタメ口をきき荷物も持たせた? 大久保氏が入団当初の素行不良ぶりを明かす、直前の不祥事もメンタルに影響か
野球解説者の大久保博元氏が12日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。楽天のプロ7年目・24歳の安楽智大の態度にまつわる話を明かしネット上で話題となっている。 >>楽天・藤田の戦力外通告、裏事情に驚き「心臓がおかしくなりそう」 大久保氏が本人との電話内容を明かす、軽率な発言と批判も<< 今回の動画で大久保氏は西武コーチ(2008,2010)、楽天コーチ・監督(2012-2015)時代に感じたという各球団のドラフト指名選手の扱い方をテーマにトーク。西武がドラフト指名の際に重視していたポイントや、楽天の球団上層部からしばしば受けた指示などを語った。 その中で、大久保氏は楽天監督時代の2015年に、当時ドラ1ルーキー・18歳だった安楽の態度が悪いと聞かされ驚いたというエピソードを明かす。安楽は愛媛・済美高校時代に、チームを2013年春のセンバツ準優勝に導いた実績を持つ最速157キロ右腕。2014年ドラフトでは楽天、ヤクルトの2球団競合の末に楽天に入団した。 ただ、具体的な時期は不明だが、ある日二軍の球団スタッフが大久保氏に「先輩にタメ口聞いて荷物持たせてる。そういうようなことで今安楽が(チーム内で)浮いてる」と、入団してきた安楽の態度が悪いという旨を報告。これを聞いて「えっそれはないでしょ!?」と仰天した大久保氏は、当時の二軍ディレクターに安楽の態度について「どうなんだよ?」と確認したという。 すると、ディレクターは大久保氏に対し「まあまあ生意気ですけど、それは注意して見ときますけど、まあ仕方ない(面もある)」と、鳴り物入りで入団してきている以上態度が大きくなるのは仕方ない部分もあるのではと回答。これを受けた大久保氏は「さじかげんは、うまいことやってくれよ。押さえつけたってダメだし、必ずそういう奴は打たれるから。ストライク入らないとか出てくるから。それでだんだん(成績が)クシャクシャになっていたら分かるよ」と、今後の登板で挫折して自覚が芽生えることを待つ方針を決めたという。 大久保氏の発言を受け、ネット上には「安楽がそんな偉そうな態度をしてたとは初めて聞いた」、「いくら期待されてるとはいえ態度デカすぎだろ」、「安楽はドラフト前に不祥事に巻き込まれてるけど、もしかしてその影響もあったのかもしれない」、「部内いじめとか色々あっての入団だから最初は荒んでたのかな」と驚きの声が寄せられている。 「安楽が2012~2015年にかけ所属した済美高校野球部は、2年生部員が1年生部員に対しカメムシを食べさせたり、灯油を飲ませようとするなどのいじめを行っていたことが2014年8月に発覚。同野球部には対外試合1年禁止の処分が下りましたが、当時3年生キャプテンでいじめには関与していなかった安楽も、この問題を理由に同年9月の18Uアジア野球選手権大会に臨む日本代表から落選する憂き目に遭いました。こうした騒動を経て楽天入りしたわけですが、一部ファンの間ではプロ入り当初の安楽が、後輩たちの起こした不祥事を引きずり、精神的に不安定な部分もあったのではないかという見方もあります」(野球ライター) プロ入り後は昨季まで「64登板・6勝14敗5ホールド・防御率3.94」と今ひとつの数字だったものの、今季は「55登板・3勝2敗22ホールド2セーブ・防御率1.52」とセットアッパーとして活躍している安楽。プロ入り当初から現在まで素行に問題があるというような情報は特に伝えられていないが、先輩をあごで使っていたという裏話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年10月15日 20時30分
楽天・オコエのお粗末プレーに石井監督が激怒? 致命的ミス翌日の二軍降格が物議、ブレーク気配からの大失速に失望も
15日試合前時点で「62勝56敗15分・勝率.525」とパ・リーグ3位の楽天。同日、プロ6年目・24歳のオコエ瑠偉を二軍に落としたことが公示されネット上で物議を醸している。 >>楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは<< NPBはこの日、楽天が涌井秀章、田中和基を一軍昇格、オコエを二軍降格にしたと公示。涌井は先発・リリーフへのテコ入れ要員として、田中は同じ外野手のオコエを降格させることに伴う入れ替え要員としてそれぞれ昇格に至ったとみられている。 今季のオコエは開幕から前半戦は一貫して二軍暮らしが続いたが、五輪中断中のエキシビションマッチで打率3割をマークしたこともあり、後半戦が始まった8月13日に一軍に昇格。これ以降は外野の一角として出場が続いていたが、抹消前日の14日・ソフトバンク戦8回表2死満塁の場面で3失点を招く痛恨の送球ミスを犯していた。 オコエの二軍降格を受け、ネット上には「昨日のプレーを考えるとこれ懲罰降格っぽいな」、「本塁返球を三本間に大きく逸らしたプレーが石井(一久監督)をブチ切れさせたとしか思えん」、「そもそも不振だったから遅かれ早かれとは思ってたけど、一時は期待持たせるプレーしてただけに悲しい」、「何やってんだよオコエ、やっと覚醒したかってワクワクした8月の気持ちを返してくれよ」と苦言や失望の声が挙がった。 「オコエは一軍に昇格した8月は『.279・0本・3打点』とまずまずの数字をマークし、同月18日・ソフトバンク戦ではアウトにはなったものの、センター前ヒットを捕球した敵外野手の隙をついて二塁を陥れようとするなど積極的な走塁姿勢も披露。これまではグラウンド内外でのやる気のなさの方が目立っていただけに、ネット上には『とうとうやる気を出してくれるようになったのか』、『入団時から応援してきた日々が報われそうで嬉しい』と大ブレークを期待する声も少なくありませんでした。ところが、9・10月は『.176・0本・3打点』と打率が2割を切り、14日の試合では3点リードの8回表に守備固めで起用されたにもかかわらず、致命的な送球ミスで同点を招き結果チームは逆転負け。8月とは別人のようなプレーが続いた末の二軍落ちということもあり、その分ファンの落胆や失望も大きくなっているようです」(野球ライター) チームが首位オリックスを3ゲーム差で追う中で二軍降格となったオコエ。今後は現在宮崎で行われているフェニックス・リーグに合流するものとみられているが、よほどの結果を残さないとポストシーズンでの復帰も絶望的な状況といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月15日 19時30分
阪神・矢野監督の采配に反発の声「褒められたものでは無い」 勝負どころの強攻策が物議、実績無い選手を信用したワケは
14日に行われた阪神対巨人の一戦。「3-0」で阪神が勝利したこの試合で、阪神・矢野燿大監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 >>阪神・矢野監督に怒りの声「余計なことするな」 異例の行動で投手が不調に? ピンチの場面でのマウンド登場が物議<< 問題となっているのは、「0-0」と両チーム同点で迎えた9回表の矢野監督の采配。この回阪神は巨人4番手・ビエイラを攻め2死一、二塁とチャンスを作ると、代走として7回表から途中出場していた板山祐太郎に打順が回る。今季の板山は「.111・0本・0打点」とほとんど結果を残していないこと、ベンチには大山悠輔、糸井嘉男ら主力野手が複数残っていたことなどから、矢野監督は代打策で勝負をかけるものと思われた。 ただ、矢野監督はこの場面で動かず、板山をそのまま打席に送る強攻策をとる。すると、板山はカウント「0-2」からビエイラが投じた3球目のスライダーを捉え、今季2安打目となる二塁打を記録。この一打で均衡を破る1点を手にした阪神は、その後さらに2点を追加し勝利を収めた。 結果的には的中した矢野監督の強攻策だが、ネット上には「板山が打ったのは結果論、采配としては褒められたものではない」、「強攻策が実ったというよりは、采配ミスを板山がカバーした印象の方が強い」、「今日の成功で矢野監督が味を占めるんじゃないかと思うと不安しかない」といった苦言や批判が寄せられた。 一方、「打率1割の板山を何の根拠もなく打たせるとは思えないし、使いたいと考えたのは相応の理由があるんだろ」、「直前にフェニックスで躍動してた板山の調子を買ったんじゃないか?」、「他の選手よりも優先したくなるくらい板山に打ちそうな雰囲気を感じたのかな」と、強攻策の背景を推測するコメントも挙がった。 「板山は13日・巨人戦前に約4カ月半ぶりの一軍昇格を果たしましたが、昇格2日前の11日に出場したフェニックスリーグ・巨人戦では『4打数2安打3打点・1本塁打』と結果を残していました。その板山を矢野監督が打席に立たせた詳しい理由は不明ですが、直前に板山が見せていた好調ぶりも決断に影響していたのではないかとみているファンは少なくないようです。また、矢野監督は今後控えるポストシーズンでの起用も視野に、板山の好調が本物かどうか見極めるためにあえて勝負どころを託したという可能性も考えられます」(野球ライター) 実績豊富な控え野手陣よりも好調の板山に賭けた矢野監督。試合後の報道では「俺自身がうれしい。気持ちの部分で熱くなる」と、板山が結果で応えてくれたことへの喜びを語ったことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月15日 15時30分
日本ハム・伊藤、突然の奇行に驚きの声「目を疑った」 投球中のフォーム変更が物議、死球スレスレの結果から批判も
14日に行われた日本ハム対西武の一戦。「0-3」で日本ハムが敗れたこの試合で、日本ハムのドラ1・24歳の伊藤大海が見せたプレーがネット上で話題となっている。 >>日本ハム・伊藤、韓国クレームの“ロジン問題”が再燃? 投球前に敵打者苦笑で物議「また粉で球見えづらくしてるのか」<< 注目が集まったのは、「0-2」と日本ハム2点ビハインドで迎えた7回表の伊藤の投球。この回伊藤は1死後に戸川大輔を打席に迎えたが、カウント「2-2」からの5球目スライダーをサイドスローで投球。普段の伊藤はオーバースローであるため、このサイドスローに実況からは「おっと何ですか今のは? サイドスローからスライダーですか」と驚きの声が挙がった。 5球目がボールとなりカウント「3-2」となった後、伊藤は6球目のスライダーをオーバースローで投球。これで戸川を投ゴロに打ち取ると、続く源田壮亮に対しては全てオーバースローで3球を投じ遊ゴロに仕留めこのイニングを無失点で終えた。 伊藤の投球フォーム変更を受け、ネット上には「試合終盤に急に横で投げ出してて思わず目を疑った」、「伊藤がサイドに取り組んでるなんて話は聞いたこと無いけど、自分が知らないだけで裏で多少は投げてたのかな」、「サイドに変えた意図が気になるな、打者をかく乱できるかどうか試したのか?」などと驚き意図を推測するコメントが挙がった。 一方、「今のサイドはスライダーの曲がりは大きかったけどコントロールは全くだったな」、「慣れないことして制球乱すなよ、投げた瞬間ヒヤッとしたぞ」、「戸川が間一髪で避けたからよかったが、死球スレスレの球を投げてしまったことは反省してほしい」といった苦言や批判も複数寄せられた。 「今季の伊藤は14日終了時点で『21登板・9勝9敗・防御率3.00』と開幕から一軍ローテを支えていますが、これまでにサイドスローに転向した、また転向を考え練習しているというようなことは特に伝えられていません。完全未経験の投法をいきなり試合中に繰り出すことは考えにくいため、もしかしたら試合前練習のキャッチボールなどでは遊び程度に投げていた可能性もありますが、突然のサイドスロー披露に驚いたファンは少なくなかったようです。伊藤が急にサイドスローを用いた詳しい理由は不明ですが、一部からは伊藤は同戦前時点で4戦連続勝ちなし、14日の試合も7回表時点で劣勢と白星に見放され続けていることから、次戦以降へ向け何か変化をつける意図があったのではという見方もされていますね。ただ、伊藤がサイドスローから投じたスライダーは戸川の左ひざ付近へ大きく曲がり、戸川が足を引いて避けなければ完全に死球となっていた球だったため、明らかに制球を乱した点を不満に思う声も散見されます」(野球ライター) 14日の試合は「7回2失点・被安打6」と試合を作りながら今季9敗目を喫し、球団では2006年の八木智哉氏(現中日スカウト)以来となる新人2ケタ勝利は5試合連続でお預けとなった伊藤。今後の日程を考えると今季は最大でもあと2試合しか登板機会がない状況だが、今回のフォーム変更は流れを変えてくれるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月15日 11時10分
巨人・原監督が自軍の惨状に呆れ?「言葉が出てこない」 貯金消滅でBクラス危機も投打のテコ入れは困難か
勝率5割を切って、シーズンを終える“危険性”も出てきた。 10月15日、今季最後の阪神戦を巨人が落とした。これで、引き分けを挟んで8連敗。最大「15」を数えた貯金も、ついにゼロ。59勝59敗19分といった状況だ。また、阪神との対戦成績だが、最後は、6試合続けて勝ち星ナシ(4敗2分)となり、今季は9勝13敗3分。阪神戦に負け越すのは14年ぶりである。 終盤戦で大失速した敗因は、「打てない」の一言に尽きる。 >>巨人フロントに怒りの声「獲ったのが間違いだった」 FA戦士・梶谷の今季絶望が物議、移籍前の不安が早くも現実に?<< 「う~ん、何て言うか。言葉がなかなか出て来ないね」 試合後の原辰徳監督のコメントである。「う~ん」を3度も口にした。同日は僅か1安打、打線の不甲斐なさに怒りを通り越して「呆れている」といった雰囲気だった。 しかし、この日の日中、試合前の練習を見ていた記者団にもこんな情報が飛び込んできた。 「みやざきフェニックス・リーグ」に派遣された陽岱鋼外野手が絶好調だ、と。先頭打者アーチを含む2安打2打点と活躍し、第1クール4試合で打率4割、本塁打2、打点5と、“格の違い”を見せつけているそうだ。 「フェニックス・リーグは、若手育成のための教育リーグです。実績十分な陽からすれば、当然の結果なのかもしれません」(ベテラン記者) 陽は2016年オフ、FAで移籍してきた。今季が5年契約の最終年であり、出場試合数の少なさから来季の契約を危ぶまれていた。「教育リーグ」とは言え、そこに派遣されたということは、球団も「来季の戦力」と見ているのだろう。 不甲斐ない打線に喝を入れるためにも、一軍に緊急招集すべきだが、そんな簡単な話ではないようだ。 「優勝を逃した時点で若手に切り替え、出場のチャンスを与えてやりたいんですが、4位広島が猛追してきたのでそんな余裕はありません。クライマックスシリーズ進出(以下=CS)も念頭に入れ、現一軍の主力選手にも不振脱出の機会を与えてやらなければなりません」 複数のプロ野球解説者がそう話していた。ペナントレースは残り6試合、ここまで来た以上、選手を入れ換えるのは得策ではないというわけだ。 「フェニックス・リーグには他球団の二軍首脳陣もたくさんいます。陽は他球団に向けて『まだできる』とアピールしている部分もあると思います」(前出・ベテラン記者) また、他球団の二軍コーチが「堀田(賢慎)が良い」と話していた。堀田は2019年ドラフト1位指名の投手だ。ルーキーイヤーの昨年4月、トミー・ジョン手術を受ける事態となった。リハビリに専念させるため、支配下登録を外されたが、ファーム後半戦では実戦登板できるところまで復活していた。 三軍戦ではあるが、その堀田が常時150キロを超す直球で、無失点登板を続けていた。「支配下復帰はもちろん、一軍昇格も遠くない」と他球団コーチは評価していたが、こんな指摘も聞かれた。 「今オフのフリーエージェント補強に影響してきます。堀田を支配下に戻したら、人的補償の対象となります。堀田の復活はファームでは有名で、巨人がFA補強に乗り出して成功したら、相手球団に引き抜かれてしまいます」(球界関係者) その真偽はともかく、終盤戦の大失速からして、今オフの大型補強は必至。FA、トレード、外国人選手、巨人のオフは大賑わいとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月14日 17時35分
DeNA・戸柱が突然の打撃開眼? チームが長年待望する“打てるキャッチャー”がとうとう誕生か
ベイスターズのキャッチャー・戸柱恭孝の打撃が絶好調。6年目のシーズン終盤で打撃開眼したかと、ファンの間で話題となっている。 13日のカープ戦では3回にチーム初安打を放つと、5回には1アウトからヒットで出塁しチャンスメイク。知野直人のタイムリーでホームを踏むと、その後もチームの猛攻は止まらず、2アウト満塁で迎えたこの回2回目の打席で「何とかランナーをかえそうと思い打席に向かいました。自分もみんなに続くことができよかったです」と振り返るレフトへの2点タイムリーツーベース。7得点のビッグイニングの立役者となり、勝利に貢献した。 9月3日にファームから上がってきてからは.328と高打率をマーク。9月の打率は.286、10月に入ると.367とさらに調子を上げてきている。また左バッターながら、左ピッチャーを打率.310と得意としている点も大きなポイントだ。 昨年はキャッチャーとしてチーム最多の96試合に出場し、スタメンマスクも71試合と正捕手として活躍したが、今シーズンは5月17日にファーム落ち。6月23日に登録されるも、30日には再調整で抹消の憂き目に遭い、しばらくファームで腕を磨く日々が続いたが、そこで100打席以上与えられたことも打撃好調の原因のひとつと言えそうだ。 そもそもフレーミング技術はNPBでもトップクラスで、ディフェンス面で評価の高いキャッチャー。特に駒澤大学の後輩でエースの今永昇太とは、9月から6試合連続でバッテリーを組み2勝負けなし、防御率1.64と好投を引き出している。今永も直近の10月10日、7回1失点のピッチングを披露した際に「戸柱さんの相手の裏をかくリードのおかげで最少失点で抑えることができました」と感謝を口にするなど、信頼は絶大。キャリアハイだったルーキーイヤーでも打率は.226で、翌年は前半戦打点を稼ぎまくるなど、一時打撃面の向上も感じさせたが、復活を遂げた昨年でも打率は.212と低かった。課題の打撃が開眼すれば、長年固定できなかった捕手問題も解決するかもしれない。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年10月14日 17時00分
中日監督報道の立浪氏、1月前から雰囲気が変わった?「もしかしてやるんじゃ…」片岡氏が感じた異変を明かし「凄い勘だ」の声
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日から監督就任要請を受けたと12日に報じられ、シーズン終了後の監督就任が確実視されている野球解説者・立浪和義氏(元中日)にまつわる発言がネット上で話題となっている。 >>中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?<< 今回の動画で片岡氏は、PL学園高校時代の同級生で30年以上の親交がある立浪氏が監督要請を受けたと報じられたことをテーマにトーク。報道を受けての率直な感想や、自身が思う中日が立浪氏に白羽の矢を立てた理由などについて語った。 その中で、片岡氏はここ最近の立浪氏に異変を感じていたという話を明かす。片岡氏は立浪氏とは頻繁に連絡を取り合っているというが、これまでの立浪氏は「優しい感じ、物腰柔らかい感じの話し方」だったとのこと。ただ、「この1カ月くらいは話してても、『声のトーンが変わってきたな』というのは感じた」と、1カ月前ごろから声の調子が変わったと感じていたという。 片岡氏は続けて「現役(時代)もそうやしPL3年の時のような、勝負してるような声のトーンに変わっていったことは確か」と、立浪氏の声の調子がどう変わったのか説明。その上で、「だから『これはもしかして(監督)やるんじゃないかな』というのは、薄々は俺も感じてた」と、もしかしたら監督をやる流れになっているのではと感じていたと語った。 片岡氏の発言を受け、ネット上には「声の調子で監督要請を察知するって凄い勘だな」、「急に言葉が熱を帯びてきたってことか、それなら確かに何かあったのかって思うかもな」、「後だしで言ってる感じも無いわけじゃないけど、30年以上付き合いあるからわずかな変化に気づけた部分もあるのかな」といった反応が寄せられている。 一方、「正式要請は12日だったらしいけど、その前に水面下である程度話はあったってことか?」、「何の話もない中で『与田が辞めて俺に話が来る』って予想してたとも考えづらいし、1か月前時点で多少の話はもらってたのかもしれない」、「表には出てないだけで、球団側から事前に接触があったとしか思えんな」と、球団側が正式要請前に立浪氏に接触していたのではと推測するコメントも複数挙がった。 「報道では中日が立浪氏に監督就任を要請したのは12日午前中とされていますが、1カ月前時点では就任要請の可能性はもちろん、現在指揮を執る与田剛監督が今季限りで退任するという話も特に伝えられてはいませんでした。報道通りだとすると、要請前に立浪氏の声の調子が変わったのはなぜかという話にもなりますが、一部ファンの間では表に出ていないだけで、球団は正式要請の前に立浪氏に接触していたのではないかという見方も浮上しています」(野球ライター) 事前の接触があったかどうかは不明だが、1カ月前時点で立浪氏の監督就任を予感していたと明かしファンを驚かせた片岡氏。なお、監督要請から一夜明けた13日以降は、立浪政権誕生と同時に片岡氏も入閣するのではという報道も複数出てきているが、本人は入閣報道については今回の動画の中では特に言及していない。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2021年10月14日 15時30分
巨人フロントに怒りの声「獲ったのが間違いだった」 FA戦士・梶谷の今季絶望が物議、移籍前の不安が早くも現実に?
これまでDeNA(2007-2020)、巨人(2021)でプレーし、昨季までに「895試合・.269・119本・397打点」といった通算成績を残しているプロ15年目・33歳の梶谷隆幸。14日、腰のヘルニア手術を決断し今季絶望となったことを複数メディアが報じネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 報道によると、死球による右手甲骨折で7月11日から二軍調整中だった梶谷は、回復を経て実戦復帰間近だった9月7日に腰痛を発症。これにより実戦復帰が同25日と遅れ、これ以降も腰の状態が上がらなかったことから、原辰徳監督と話し合った上でシーズン終了を待たずに手術に踏み切ることを決断したという。 今季の梶谷は死球骨折、腰痛以前にも、左太もも裏の違和感で約1カ月(5月25日~6月21日)一軍登録を抹消されている。2度の戦線離脱や今回の手術決断により今季は「61試合・.282・4本・23打点」と、昨季の「109試合・.323・19本・53打点」から大きく数字を落としたまま終了することが決定的となった。 梶谷の手術決断報道を受け、ネット上には「まともに働かないまま今シーズン終わりって何しに来たんだよ」、「死球骨折は仕方ない面もあるけど、太もも違和感と腰痛は日々のケアで防げなかったのか?」、「年俸と成績が明らかに見合ってない、給料泥棒って言われても文句は言えないぞ」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「頻繁に怪我してる梶谷はもちろんだが、そういう選手を獲ってきた球団側の責任も大きい」、「DeNA時代から故障体質だった選手を獲ったのがそもそもの間違いだったのでは」、「絶対怪我でまともに稼働しないだろうから、自分としてはそもそも獲得してほしくなかった」と、球団への不満を述べるコメントも複数挙がった。 「梶谷はDeNA時代から右足首痛(2013年)、左脇腹筋肉炎(2016年)、左手薬指骨折(同)、ぎっくり腰(2017年)、右肩痛(2018年)など複数の故障に見舞われていた選手。そのため、昨オフ4年総額8億円(推定)で巨人がFA獲得した際には、『フル稼働するか分からないのに億単位の金を使う必要はあるのか』、『故障離脱連発で無駄金になりそうな気しかしない』と不安を募らせる巨人ファンも少なくありませんでした。移籍1年目の今季に早くも不安が現実になりつつあることで、やはり獲得すべきではなかったと球団への批判も強まっているようです」(野球ライター) 巨人は2020年10月に投手・直江大輔が腰のヘルニア手術を受け、翌2021年3月末に実戦復帰している。直江のケースを考えると、梶谷も来季開幕まで一軍に戻れない可能性があるが、今後の回復具合にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月14日 11時00分
大谷翔平にエンゼルス退団説が急浮上か 本人は勝てない日々に苦悩? 監督の“三刀流”構想も移籍への追い風か
エンゼルス・大谷翔平選手のオフは、「無い」も同然だ。 米放送局FOXスポーツがレギュラー放送中の野球番組内でMVP争いに関する特集をオンエアした。主役は、大谷だった。 「ポストシーズンマッチの真っ最中なのに、その勝敗よりも大谷を扱った記事の方が大きく報じられる日もあります」(米国人ライター) しかし、大谷に関する話題は、MVP争いだけではなかった。 もう、“移籍問題”と言ってもいいだろう。9月26日のマリナーズ戦後、米記者団が投打で活躍してもチームの勝利につながらない状況を挙げ、「エンゼルスが好きか、残りたいと思っているのか?」と質問した。大谷はチーム愛を語った後、「それ以上に勝ちたいという気持ちの方が強いですし、プレイヤーとしては、それの方が正しいんじゃないかなと思っています」とも発言した。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 後日、球団は「移籍希望説」を否定したが、米メディアは周辺取材を続けており、ここにきて、「やっぱり、移籍するのではないか?」の声が強まってきたのだ。 エンゼルスと大谷は今年2月、2年総額850万ドル(約9億円)で契約している。フリーになるのは、2023年オフ。エンゼルスは契約満了となる前に延長交渉をまとめなければならない。 「同じ西海岸のドジャースが強奪してしまうのではないかという声が強くなってきました。ドジャースは補強資金が豊富ですし、投打ともに選手層が厚いので、大谷は間違いなく、2ケタ勝利を挙げられます」(前出・同) ヤンキースが「エンゼルス指揮官のジョー・マドン監督とセットで引き抜く」なんて話も出ているそうだ。 「東海岸の伝統チーム(ヤンキース、レッドソックスなど)はすぐに結果を求められます。西海岸の穏やかな雰囲気、自分のペースで野球をやることが許される環境が気に入って、エンゼルスを選択しました。ですが、投打で高い成績を挙げても、チームが優勝争いに加われないジレンマを抱いていると、米メディアは伝えています。シーズン終盤、ベンチに座っている時の大谷は考え込んでいるような表情を見せていましたが」(現地関係者) 「ドジャース有力」と聞いて、「おや?」と思う点もないわけではない。ドジャースは指名打者制(=DH)のないナショナルリーグのチームだ。コロナ禍の特別措置として、昨季はDH制が採用されたが、今季は9人制に戻されている。打者出場する際は守備に就かなければならないが…。 そう言えば、マドン監督はDH制の使えない試合の対策として、来季から「外野手・大谷」が構想にある旨も打ち明けていた。外野守備もできるようになれば、ナ・リーグ移籍も選択肢に入ってくるだろう。 現地関係者によれば、大谷はジムトレーニングを始めているという。打撃、投球練習のほかに守備練習が加わり、来春キャンプはさらに忙しくなる。そのために、オフの間も体調を整えておこうと思ったのだろう。 まあ、体を動かしておけば、“余計な雑音”も耳に入って来ないが。(スポーツライター・飯山満)
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