中止が決定したのは以下の日程だ。
3月16日 富山・高岡テクノドーム
3月17日 埼玉・熊谷市立市民体育館
3月18日 静岡・ツインメッセ静岡 北館
3月20日 新潟・アオーレ長岡
3月21日 新潟・アオーレ長岡
新日本プロレスでは、今月1日から14日まで予定されていた大会の全てを中止にしており、残るは31日に開催が発表されている春のビッグマッチ、東京・両国国技館大会のみとなった。政府はさらに10日間のイベント開催の自粛を要請していることから、“現時点で”開催することは問題ないが、これは26日に福島県から始まる東京オリンピックの聖火リレーに配慮した期間とも言われており、室内で約8000人以上集まる両国国技館での大会開催は、流動的と言わざるを得ない。
新日本プロレスの木谷高明オーナーは「新日本プロレスに関しては、判断を現場に任せているし、しっかり考えていると思う」と、開催の可否を現場に委ねている。本来であれば、『ニュージャパンカップ』の優勝者が、31日の両国大会で、内藤哲也が保持するIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル両王座に挑戦する予定だったが、両国大会前の大会が全て中止になったことや、プロ野球やJリーグが3月中の公式戦開催を見送ったことなども、両国大会の開催には大きく影響を与える可能性がある。
新日本の選手たちは、SNSをフル活用しながら、現在出来ることをやることで、ファンに対してプロレス熱を発信し続けている。シリーズが再開した頃には、リフレッシュしてさらにパワーアップした新日本プロレスを見せてくれるはずだ。
(どら増田)