既にメインイベントでは、レジェンド王者の藤田和之がプロレスリング・ノアの杉浦貴とタッグを結成。リアルジャパンのスーパー・タイガー、大日本プロレスの関本大介と対戦することが発表されている。29日のノア後楽園大会で、藤田は潮崎豪のGHCヘビー級王座に挑戦、杉浦は田中稔を相手にGHCナショナル王座の防衛戦を行うだけに負けられないところだが、至宝奪還に燃えるスーパー・タイガーにとってはリスクの高い闘いになるだろう。
今回発表されたのは、船木誠勝と澤田敦士によるフリー対決。両選手はこれまで1度も絡んだことがなく、今大会が正真正銘の初対決となる。“売名王”澤田が正統派の船木を相手にどんな勝負を挑むのか注目だ。船木は「リアルジャパンプロレス2020年初戦は澤田敦士選手、初対戦。1度も触った事がありません。正に、未知の強豪。パンクラス時代、初来日の外国人選手と闘い試合で圧倒された記憶が蘇ります。だからこそ、気を引き締めて挑みたいと思います」と初対決が故に警戒している様子。澤田は「リアルジャパンプロレスのリングに連続して参戦出来ることを光栄に思います。プロレスとは一寸先はハプニング。この度、あの船木誠勝選手との一戦が組まれた事はまさにハプニング。私にとって“驚天動地”の思いです。幼い頃、ブラウン管を通して見ていた船木選手と闘う姿は想像すらした事ありません。挑戦せずして成功なし。船木誠勝をたっぷりと堪能させて頂きます」と師匠であるアントニオ猪木氏の言葉を使って、船木戦への意気込みを語った。
今大会は、他にUWAアジアパシフィックヘビー級選手権3WAYマッチ、将軍岡本(第3代UWAアジアパシフィック王者) 対 間下隼人(リアルジャパンプロレス) 対 岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)と、女子プロレスタッグマッチ、松本都(崖のふち女子プロレス)&彩羽匠(マーベラス) 対 朱里(MAKAI)&安納サオリ(フリー)が発表されており、アレクサンダー大塚、日高郁人、鈴木秀樹、雷神矢口、タカ・クノウ、ロッキー川村、関根“シュレック”秀樹らの参戦が決定している。
(どら増田)