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大相撲春場所、無観客でも大盛り上がり? まるで異空間…注目集めたのは音、アングル、生解説

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 新型コロナウイルスの影響により、無観客で開催されることが1日に決定した大相撲春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)。その決定通り春場所は8日の初日から無観客で行われ、早くも3日目の取組を消化した。

 観客が誰一人いない中行われているとあって、ネットを中心に「お客さんがいない場内はやっぱり寂しいな」、「歓声が聞こえないと視聴者側も盛り上がらない」といったコメントが散見される今場所。ただ、その一方で「無観客は無観客で楽しい部分もあるな」、「中継見てる分には新鮮」と、無観客相撲に新たな観戦ポイントを見出しているファンも少なくない。

 無観客相撲となった今場所で、普段より際立っているのが「音」。普段の本場所では観客が多数詰めかけ声援を送るため、取組で聞こえるのは立ち合いの衝突や張り手の音がほとんど。ただ、無観客の今場所では体のぶつかり合いや四股はもちろん、息遣いやすり足の音もはっきりと聞こえることから、「普段聞こえない音が聞こえるから臨場感が凄い」といったコメントが数多く見受けられる。

 また、今場所では力士だけでなく、行司や呼び出しが出す音も聞き取ることができる。中でも、横綱土俵入りの際に行司が「しーっ」と大きく息を吐き、場内に静かにするよう求める「警蹕(けいひつ)」という所作に対しては、「こんな所作があるのか、今まで会場に行ったことないから知らなかった」という声も多数寄せられていた。

 無観客ならではの取り組みがされているのが、テレビ中継の「カメラアングル」。大相撲中継では普段も正面、向正面、吊り屋根、花道といった場所にカメラが設置されているが、今場所では本来観客が座る場所にもカメラが設置されており、普段は見られないようなアングルも楽しむことができる。

 中でもファンの反応を集めているのは、正面に座った勝負審判の背後から土俵上を映すアングル。特に、スキンヘッドの藤島親方(元大関武双山)が映り込む時のインパクトは大きいようで、一部ファンからは「藤島親方の頭が存在感ありすぎて取組に集中できない(笑)」という声が挙がっていた。

 今場所が無観客になったことを受け、日本相撲協会は少しでも場所を盛り上げようと、公式ユーチューブチャンネル上で親方衆による幕内取組解説を生配信している。配信では岩友親方(元幕内木村山)、小野川親方(元幕内北太樹)、音羽山親方(元幕内天鎧鵬)の「解説親方」3名に加え、日替わりで登場するゲスト親方が取組を解説。親方衆に会場警備やチケットもぎりといった仕事が課せられる普段の場所では実施が難しいとあって、ファンからは「ぜいたくな生配信だなあ」と好評を集めている。

 ネット上ではこの他にも、土俵外に押し出された力士がその勢いのまま無人の客席を駆け上がっていく光景や、客席の前列から最後列付近まで隔離された向正面解説ブースなど、さまざまな見どころを挙げる声が集まっている。

 初日から3日が経過した時点で、無観客ならではの魅力や見どころに気付けたファンも少なくない大相撲春場所。残り12日間の中では、この他にも観戦ポイントが見出されるかもしれない。

文 / 柴田雅人

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