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元巨人・堀内氏、開幕ローテ確定は「菅野だけ」 他の先発陣へ苦言、その理由に「考え方が前時代的」と反発も

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堀内恒夫氏(写真は監督時代)

 元巨人監督・堀内恒夫氏が、18日に自身のブログに投稿。今シーズンの巨人の先発ローテーションについて言及した。

 複数メディアの報道では、今シーズンの巨人は開幕投手に決定済みの菅野智之を筆頭に、「菅野、サンチェス、田口麗斗、戸郷翔征、鍬原拓也+1名」といった面々で先発ローテを構成するのではと予想されている。

 しかし、先発ローテの予想記事を見たという堀内氏は、「現段階で(確定なの)は菅野だけ」と一言。

 その他の投手については、「みんな球の力はあってもコントロールがまだまだ」、「一言で言っちゃえば投げ込んでないってこと」と苦言を呈した。

 一方、「投げ込むって言うと肘や肩を壊す そんなイメージがついちゃってるけど そうじゃない」という堀内氏は、左ひじ痛で離脱中の高橋優貴を例に挙げ「彼の場合はスクリューボールが原因」、「理由は『腕を逆に使う』から」と指摘。

 続けて、「普通はね ボールを投げる時腕を体の方にもってくるけど スクリューってのは
肘を起点にして体から離さなきゃなんない」、「それでもってひっかからない つまり落ちが悪いとなればもっと腕を体から離そうとする。たがら、肘を壊すんだ(原文ママ)」と解説した。

 「(肘や肩は)普通に投げていれば強くなり逆に投げれば弱い ただそれだけのこと」と、投げ込みで故障するかはやり方次第とした堀内氏。「みんな、まだまだチャンスあり、だな」と奮起を促していた。

 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄、及びにネット上のファンからは「確かに菅野以外はまだ投げてみるまで分からない部分がありますね」、「今年は首脳陣が投げ込みを制限したという記事を見ましたがそれが原因なのでしょう」といった賛同の声が寄せられている。

 一方、「考え方が前時代的すぎる、やり方関係なく球を投げればその分故障リスクは上がるだろ」、「菅野以外は実績乏しいし、単純に実力不足な気がする」、「慌てて投げ込んだ結果故障とかなったら本末転倒、それよりは走り込みをさせるべきなのでは?」と反発する声は賛同よりも多く見受けられた。

 新型コロナウイルスの影響により延期となったが、本来なら20日が開幕だった今シーズン。各球団はチーム編成の再考に迫られているが、巨人にとっては不幸中の幸いとなるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
堀内恒夫氏の公式ブログより
https://ameblo.jp/horiuchi18/

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