スポーツ
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スポーツ 2011年05月30日 15時30分
欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイムがK-1を提訴も 事態はドロ沼化の様相
欧州最大のキックボクシング団体で、これまでK-1と友好関係を保ってきたイッツ・ショータイムが、K-1を提訴する動きを見せてきた。 5月26日、K-1の谷川貞治イベントプロデューサー(以下、EP)が会見を開き、11年初興行を6・25代々木競技場第2体育館で開催することを発表。ショータイムが新興キックボクシング団体REBELSとの連携で、イッツ・ショータイム・ジャパン(以下、STJ)を設立し、7・18ディファ有明大会にK-1の選手を使うことに、谷川EPは苦言を呈していた。 この会見を受けて、ショータイムが27日(日本時間28日)、公式ホームページ上で見解を示した。リリースによると、ショータイム契約選手へのファイトマネー未払い金は40万ドルを超えるという。しかし、「投資家がK-1買収に興味があるから、待ってほしい」と再三依頼があったため、ショータイムは待ち続けた。その財政再建には時間が必要と判断したからだ。 ところが、運営会社のFEGがDREAM、K-1ともに興行を開催することを聞き及んで、ショータイムとしてはもはや容認できなくなったという。「未払い金の清算を済ませずに、大会を開催することは不可能というのが我々の認識」と、同社のサイモン・ルッツ代表は提訴も辞さないことを明らかにした。 さらに、ショータイムは谷川EPが同社契約選手に、「STJの興行で試合をしないように。試合をしたら、未払い金は支払わない」との圧力をかけていたことも暴露。「谷川氏はこのような方法を取るべきではなく、選手をサポートすることが賢明な立場。未払い金を清算しなければならないことを理解していない」と糾弾。 ショータイムでは、K-1からファイトマネーを受け取っていない選手の名前も公表。STJ7・18有明に出場が決まったジョルジオ・ペトロシアンを始め、タイロン・スポーン、ヘスディ・カラケス、ダニエル・ギダ、メルヴィン・マヌーフ、パヨンスク・スーパープロ・サムイ、シャイド・ウラド・エルハディ、ガゴ・ドラゴ、ゼヴァド・ポツラクの9選手だ。 谷川EPが、どう弁明しても、ファイトマネーが未払いになったままで、新たな興行の開催に踏み切ったことは事実で、ショータイムが提訴した場合、両団体の関係はドロ沼化へと向かうだろう。(落合一郎)●関連記事TBSに見捨てられたK-1 見切り発車へhttp://npn.co.jp/article/detail/11093052/K-1が欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイムと全面戦争突入へ!http://npn.co.jp/article/detail/16884316/
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スポーツ 2011年05月30日 11時45分
ドラフト戦線異常有り 異例「各球団が早期のドラフト1位選手を表明」
巨人スカウト陣の“勝利宣言”でもあった…。去る5月25日、広島東洋カープはスカウト会議を開き、明治大学の野村祐輔(明治大学)の1位指名を決定した。 「野村君で一本化しました」 今秋ドラフト会議のキーマンでもある広島は25日、今秋ドラフトで明大の野村祐輔投手を1位指名することを決めた。広島市内の球団事務所で行われたスカウト会議後、苑田聡彦スカウト部長は「野村に一本化しました」と明言。同会議に同席した松田元オーナーも地元・広島出身の好右腕にゾッコンらしく、「1年間ローテーションを守ってくれたら、10勝以上してくれそう」と、リップサービスしていた。 広島が野村投手の1位指名候補を表明したことで、今秋のドラフト戦線はある意味で『終結宣言』が出されたと言っていい。 今年の注目は原辰徳監督の甥っ子でもある菅野智之投手(東海大)。「家族関係には割って入れない」「親族を強行指名する場合は、指名後の交渉は可能か否か、内々に了承を取る」など、プロ野球界にはドラフトにおける“不文律”もあるという。しかし、原監督と菅野投手の親族関係に割り込むことができるとすれば、「広島の苑田スカウト部長だけ」だったのだ。苑田スカウト部長は、原監督の父・原貢氏が三池工業高校野球部を指導していた時代の教え子でもある。同スカウト部長が恩師のもとに出向き、「お孫さんをお預かりします」と挨拶すれば、原貢氏も無下にはできなかったはずだ。 ライバル球団のスカウトが菅野投手を巡る舞台裏をこう推測する。 「広島のドラフトは松田オーナーの意向が影響することも多いとは聞いています。松田オーナーが地元出身の野村君を気に入ったんでしょう。それと、苑田氏をもってしても、原家の親族関係に割って入ることはできなかったという、他球団へのメッセージでしょう」 この時期に1位指名選手を公表するのは、他球団に「獲るな!」とクギを刺す意味合いもある。現行ルールでは1位選手は入札抽選制であり、他球団が菅野、野村両投手の指名競合に参画し、当たりクジを引き当てれば、事態は一変する。 「野村君に関しては広島以外の球団も指名してくると思いますよ。先発完投能力の高い投手ですし」(前出・ライバル球団スカウト) 今秋のドラフトでビッグ3と称されるのは、菅野、野村、そして東洋大学の左腕・藤岡貴裕投手だ。藤岡投手は「アマチュアナンバー1左腕」とも賞されており、ストレートは150キロ強、制球力も高く、1位の指名競合が集中するのは必至だ。また、「広島の野村1位表明」が影響したのだろう。3日後にスカウト会議を開いた千葉ロッテが「藤岡1位」を表明した。「左投手を欲している阪神は、千葉ロッテの『藤岡指名』の宣言に慌てたようです。明治大学に太いパイプを持つ星野監督(楽天)も、広島の野村指名発言をこのまま黙って見過ごすとは思えません」 警戒を強める声は各方面から聞かれた。 今のところ、今年は高校球界にスターが見当たらない。「磨けば光る原石」は多いが、どの球団も「できれば、1、2位指名は即戦力を」というのがホンネで、社会人・大学球界の好投手に指名が集中しそうだ。 今秋のドラフトに対し、出遅れてしまったのが、阪神である。一部報道でも伝えられたが、広島が野村1位を表明した翌日の5月26日、鳴尾浜球場で「阪神二軍対JX-ENEOS」の試合が行われた。倉又啓輔、大城基志の両左腕が好投し、左投手不足に悩む阪神スカウト陣を唸らせた。しかし、「評価はしているが、今年は野手に…」と言うに止まり、レギュラー野手陣の高齢化に悩むチーム事情も打ち明けている。 野手を1位指名するということは、慶応大学のスラッガー・伊藤隼太外野手か…。阪神は先発ローテーションを託せる左投手なのか、それとも、ポスト金本なのかを決め兼ねている。それが出遅れた理由である。 「中日の出方が分かりません。昨秋、左腕・大野雄大を指名しましたが、故障を抱えているので他球団は指名を回避しました。そういう消極的なドラフトに批判的な声も多く、今年は強気で迫るという情報も交錯しています」(在阪メディア陣の1人) 菅野の一本釣りに“障害”がなくなった巨人にも、非難の声は殺到するだろう。1位表明が他球団を牽制しているとすれば、またもやドラフトのルール改定が叫ばれることになりそうだ。※プロアマ交流戦後の阪神スカウトのコメントは共同通信社配信記事を参考とし、簡略化いたしました。
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スポーツ 2011年05月28日 17時59分
注目ルーキー斎藤佑樹、復帰の兆しに期待!
日本ハムの注目ルーキー、斎藤佑樹。初登板のロッテ戦で初先発初勝利を挙げ、今シーズンの新人投手の中での初勝利一番乗りを達成し、続く先発2戦目の楽天戦でも連勝をして、やはり何かを持っていると思わせたが、先発4戦目のソフトバンク戦で1回を投げた後に左脇腹痛を訴えて2軍に降格。交流戦の登板も回避する方向という報道を聞いた時には、セ・リーグ相手に投げる斎藤を見ることが出来なくなって、実にがっかりしたプロ野球ファンも多いことだろう。 しかし予想を上回る回復力を発揮して、5月28日にジャイアンツ球場で行われる巨人相手の2軍戦で登板をすることが決定した。順調に投球を行うことが出来たら、早ければ交流戦が行われている間に1軍復帰の可能性も出てきたということで、要注目である。 今シーズン新入団した注目の新人投手のうち、5月28日現在では、福井優也(広島)が斎藤と同じく2勝0敗と、なかなかの活躍。沢村拓一(巨人)が、なかなか打線の援護に恵まれないこともあって、やや苦戦の1勝3敗。そして6球団から指名を受けた大石達也は残念ながら、まだ初登板を果たしていないので、佑ちゃんが再び1軍マウンドにおける今シーズンの新人投手の一番の主役になれるまだまだチャンスは十分にあるといえる。 しかしファンとしてどうしても気になってしまうのが、プロの試合での斎藤佑樹と田中将大(楽天)の投げ合いがいつ実現するか、であろう。あの甲子園の決勝戦の伝説の投げ合いは、早くも今年で5年前の夏ということになってしまう。 岩隈久志に続き、いまや楽天になくてはならない大黒柱のエースに成長した田中将大。新人だった4年前には楽天の投手陣の中で唯一先発ローテーションを守りきり、11勝を挙げて新人王に輝いている。斎藤も2ケタ勝利はともかくとしても、まだまだパ・リーグ新人王を狙えるチャンスは十分にあるのではないだろうか? 時々聞かれるのが、斎藤はやはり高校卒業後に田中と同じように、すぐにプロ入りした方が良かったのではないか? 甲子園で投げ合った、あの時が斎藤の全盛期だったのでないか? といった声である。 真偽はともかくとして、やはりそれだけ2006年の甲子園決勝戦における両者の投げ合いが伝説と化している証拠ではないだろうか。江川卓(元・巨人)がプロ入り前の高校時代の時に完全試合を何度も達成して、通算防御率が0点代という伝説的な成績を残したので、江川の全盛期は巨人時代ではなくて、作新学院時代だったといわれる話に似ているかもしれない。 初登板ではプロの洗礼を浴びてKOとなった田中に対して、見事に初登板で今季新人投手初勝利を達成した斎藤。しかし終わってみれば新人王に輝いていた田中。 二人とも確実に何かを持っている、ハンカチ王子・佑ちゃんvs神の子・マー君。 まずは佑ちゃんに順調に1軍に復帰してもらって、この5年ぶりの伝説の熱戦を再び目撃したいものだ。(伊藤博樹 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2011年05月28日 17時59分
緊急トレードか!? プロ野球 成長株の丸、會澤はマエケン不調の穴を埋められるか?(広島編)
交流戦は3勝3敗1分け(5月25日時点)。ペナントレースは16勝13敗4分けで、2位。順調な滑り出しを見せたと言っていいのではないだろうか。篠田純平(26)のレベルアップ、大竹寛(28)の復活、2年目・今村猛(20)の成長、新外国人投手・バリントン(30)の活躍は大きい。広島東洋カープはマツダスタジアムに本拠地を移して3季目だが、過去2年間は負け越している。2009年は29勝37敗1分け、昨年は31勝37敗だった。昨季はマエケンこと前田健太(23)の活躍により、一縷の光が見えたが、近年は『打高低投』の傾向にあった。「本拠地で勝てなかった原因」はいくつか考えられる。『広域球場・マツダスタジアム』の利点を生かし、高めのストレートで勝負できるマエケンタイプの投手が少なかったからだろう。 バリントンの活躍は大きいが、そのマエケンの不調は気になる。昨季の勤続疲労を日適する声も聞かれたが、マエケンは二軍とはいえ、ルーキーイヤーから先発ローテーションで登板してきた。不振は『統一球』の影響ではないだろうか。 開幕直前、マエケンは野球専門誌の企画で『統一球の心象』について「滑りやすい」「スライダーやカットボールなど小さく動かす変化球は、曲がり具合を把握しないと失投になりかねない」とコメントしていた。右打者の外角球が「ボールカウント」となることが多く、甘く入ったスライダー、ストレートを狙い打ちされるケースも多い。ツーシーム系の変化球を得意とする投手は『統一球』にハマったようだが、マエケンタイプの投手は“違和感”をなくすまで、もう少し時間が掛かりそうだ。 交流戦の成績は3勝3敗1分け(5月25日時点)。この好調さを維持するには、打線がさらに奮起する必要がある。 「近年は打高低投」と言ったが、広島打線はリーグトップを争うような破壊力があったわけではない。22歳の新鋭・丸佳浩の活躍は大きい。首脳陣は昨季、ファームトップの打率を残した丸の飛躍を計算していたらしいが、岩本貴裕(25)の不振は予想できなかった。キャンプでは打撃好調に見えた。昨季改造した『ノーステップ打法』に迷いが出たのだろうか。セ・リーグ首位打者の廣瀬純(32)が右太股裏の故障(右大腿二頭筋損傷)で途中退場した5月20日、岩本がその代役に抜擢された。今季、廣瀬の1日も早い復帰が待たれるが、岩本にも復調のきっかけを掴んでもらいたい。廣瀬の復帰はもちろんだが、岩本の復調はキーポイントになる。「3番・丸、4番・トレーシー、5番・栗原」というクリーンアップは迫力に欠けるからだ。栗原の実績はともかく、交流戦における広島打線を改めて見てみると、3割バッターが1人もいないのだ(規定打席到達者)。トレーシーは変化球にも対応できる日本向きのバッターではあるが、得点圏打率は2割5分6厘。通算打率よりも低いのだ(2割6分7厘)。4番が好機に弱いようでは、相手藤手にナメられる…。 広島はトレードに積極的なチームではない。ペナントレース中盤以降のプラスアルファーがあるとすれば、昨季、ファームで100試合に出場した堂林翔太(19)、ファーム戦規定打席に到達した安部友裕(21)、守備難だが、打撃力のある小窪哲也(26)といったところが予想されるが、彼らに関する明るい情報は入っていない。 丸ばかりが注目されているが、捕手・會澤翼(23)の成長も大きい。 開幕序盤戦はバリントン、篠田、丸が牽引した。マエケンが復調し、大竹が先発ローテーションに完全復帰できれば、投手陣はそれ相応の布陣になる。あとは打撃陣だが、自前の育成戦力から中盤戦以降を引っ張る『第2ロケット』が見つからなければ、今季は思い切って『駆け込みのトレード補強』をしてもいいのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)※前田健太投手の統一球に関するコメントは『週刊ベースボール』(2011年4月11日号)を参考にいたしました。
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スポーツ 2011年05月28日 06時00分
GWCシングル&6人タッグ・ダブルタイトル戦開催 ガッツワールド5・29調布に注目!
5月29日(日)12時半より、ガッツワールド・プロレスリングが初の東京・西調布格闘技アリーナ大会を開催する。 別ブランドの「Truth」こそ開催していたが、3・12蕨大会が東日本大震災の影響で中止となったため、ガッツワールドの本興行は1・10北千住以来、約4カ月半ぶりとなる。 西調布は対抗団体STYLE-Eの本拠地である。ガッツワールドが使用するのは初。ガッツワールド、STYLE-E(以下、S-E)、SECRET BASE(以下、SB)3団体による全面対抗戦「三国列伝1」4・10北千住で、GWC認定シングル王者のダイスケ(ガッツワールド)が、田村和宏(S-E)に敗れ、ガッツワールドの至宝がS-Eに流出。その奪還に向け、敵陣に乗り込む。 今大会でGWCシングル王座に挑むのはマスクド・ミステリー。これは、4・10北千住でのアピールが認められてのもの。「Truth」5・17蕨での前哨戦では、王者・田村にマスクをはがされ、赤っ恥をかかされたミステリーは、新必殺技ミステリー・サークルを引っ提げて王座奪取に向かう。 これまで、シングルでの実績が乏しかったミステリーだが、“陰の実力者”として、団体内外の評価も高かった。シングルでの初めてのビッグチャンスに燃えている。すでに、「三国列伝2」7・2調布では、同王座に小川内潤(SB)が挑むことが決まっており、万が一、ミステリーが王座奪還を果たせなかった場合は、他団体同士でベルトが争われるという非常事態になるだけに、絶対に負けられない一戦となる。 また、5・29調布のもうひとつの柱が、4チームによるGWC認定6人タッグ王座決定トーナメント。同王座はダイスケ&星野勘九郎(大日本プロレス)&竹田誠志(S-E)が保持していたが、ガッツワールドとS-Eの対抗戦が激化したため返上となった。 ガッツワールド軍は前王者のダイスケ、星野に梁和平を加えて出陣。この他、清水基嗣&小川内&ベアー福田(SB)、竹田&柴田正人&那須晃太郎(S-E)、ガッツ石島&CHANGO&アミーゴ鈴木(悪魔同盟)が出場。1回戦の組み合わせは、清水組vs竹田組、ダイスケ組vs石島組となるが、4チームとも実力がきっ抗しており予想は困難。激しいバトルになるのは必至だ。 その他、gosaku&レオナルド高津vs松崎和彦&矢野啓太、山本SAN&吉野達彦vs神威&山田太郎の好カードが組まれており、見逃せない大会となる。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)●ガッツワールド・プロレスリング「ガッツワールドvol.46」5月29日(日)東京・西調布格闘技アリーナ 12:30試合開始(12:00開場)<対戦カード>(6)GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負<王者>田村和宏 vs マスクド・ミステリー<挑戦者>(5)GWC認定6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦 60分1本勝負第2試合の勝者組 vs 第3試合の勝者組(4)タッグマッチ 45分1本勝負gosaku&レオナルド高津 vs 松崎和彦&矢野啓太(3)GWC認定6人タッグ王座決定トーナメント1回戦 30分1本勝負清水基嗣&小川内潤&ベアー福田 vs 竹田誠志&柴田正人&那須晃太郎(2)GWC認定6人タッグ王座決定トーナメント1回戦 30分1本勝負ダイスケ&梁和平&星野勘九郎 vs ガッツ石島&CHANGO&アミーゴ鈴木(1)タッグマッチ 20分1本勝負山本SAN&吉野達彦 vs 神威&山田太郎<チケット情報>全席自由席=3000円(当日券は500円増)<問い合わせ>ガッツワールド http://guts-world.com/
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スポーツ 2011年05月27日 15時30分
K-1が欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイムと全面戦争突入へ!
K-1・谷川貞治イベントプロデューサー(以下、EP)が、これまで友好関係にあった欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイムに敵意をみなぎらせた。 ショータイムは06〜08年にFEG(K-1運営会社)との共同興行を、欧州で成功させ、相互に選手を派遣するなど良好な関係を保ってきた。今年5月にはオランダ・アムステルダムで、3年ぶりの共同興行が予定されていた。しかし、FEGのお家の事情で大会は中止。ショータイム側は、FEGにファイトマネー未払い問題が生じていることを明らかにした。 FEGが抱える諸問題は、新体制への移行がままならないため解決を見ず。業を煮やしたショータイムは、国内の新興キックボクシング団体REBELSと提携し、ショータイム・ジャパン(以下、STJ)を設立。旗揚げ戦は来春となるが、それに先駆けてカウントダウン興行を開催。第1弾となる7・18ディファ有明には、なんと09、10年のK-1 MAX世界王者のジョルジオ・ペトロシアンの参戦が決定。これまた、K-1の常連選手だった日菜太との注目の対戦が決まった。 これに異を唱えたのが、谷川EP。5月26日の会見で、この件にふれた同氏は「サイモン・ルッソさん(ショータイム代表)とは連絡、関係はあるが、STJについては何も聞いていない。選手に直接声を掛けないでほしいし、一声掛けるのが筋だと思う。そういうところとは付き合うつもりもないし、そういう選手は使う気もない」と語気を荒げた。 これまでの両団体の交流関係を考えると、谷川EPの発言は正論ではある。しかし、FEG側がファイトマネーの未払い等、約束事を履行していないのも確か。ショータイム側からすれば、「文句があるなら、約束を果たしてから言って」ということにもなろう。ショータイムが日本の国内市場で横やりを入れてきた以上、K-1としては全面戦争に応じるしかないだろう。(落合一郎)●関連記事K-1赤っ恥! 海外でも経営難露呈http://npn.co.jp/article/detail/40488547/
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スポーツ 2011年05月27日 15時30分
マートン外野手の世紀の珍プレーで、阪神最下位転落をアシスト
阪神マット・マートン外野手が歴史的なボーンヘッドを犯し、自軍の最下位転落をアシストした。 5月26日、甲子園球場での阪神vs千葉ロッテ戦で、その珍事は起こった。3-1でロッテの2点リードだった8回表、1アウト走者2塁の場面。打者清田育宏が放った飛球はライトへ。このフライをキャッチしたマートンは、アウトカウントを間違えて、一塁側観客席にボールを投げ込んだのだ。野球規則により、このケースでは2つの進塁が認められるため、セカンドランナーの今江敏晃がホームイン。 致命的な4点目を失った阪神は、マートンのボーンヘッドで半ば戦意喪失。8、9回と得点することはできず、そのまま1-4で敗退。この日、最下位の横浜が勝ったため、阪神は最下位に転落。皮肉にも、味方のマートンが、それをアシストする形になった。阪神真弓明信監督は「ああいうのは論外や」と怒り心頭。 マートンのミスがなくても、負けていたかもしれないが、このプレーがナインの士気低下につながったのは事実。そもそも、アウトカウントを間違えるというのは、試合に集中していなかったから。「今晩は何を食べようか?」とでも、考えていたのだろうか。 来日1年目の昨季、144全試合に出場し、歴代日本最多の214安打を放ち、3割4分9厘の高打率をマーク。性格もマジメとあって、優良外国人の名をほしいままにしたマートン。しかし、2年目の今季は打率2割7分(26日現在)と不振。阪神の下位低迷の一因にもなっている。このままでは、“害人”と呼ばれても仕方がない。(落合一郎)
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スポーツ 2011年05月27日 11時45分
TBSに見捨てられたK-1 見切り発車へ
K-1が5月26日、都内で会見を開き、11年の初戦となるK-1 MAX(中量級)を、6月25日、東京・国立代々木競技場第2体育館で開催することを発表した。 同大会では63キロ級日本トーナメント(8選手参加)がワンデー方式で行われ、スーパーファイト(70キロ契約)で佐藤嘉洋とアルバート・クラウスが激突する。 これまで、MAXシリーズはTBSがテレビ放送を続けてきたが、その打ち切りが決定。今大会はノーTVマッチとなる。その代わりとして、全世界に向け、インターネットを通してライブで配信される計画だ。 MAXシリーズは今年中に3、4回開催で、次大会は8月頃に63キロ級の世界トーナメントを予定。ワールドGPシリーズは、8月頃に始動したい意向で、可能であれば、年内にGP決勝戦の開催を目指すという。 ただ、解決していないのが新体制への移行問題。K-1を運営するFEGの社長で、イベントプロデューサー(以下、EP)の谷川貞治氏は、当初、ゴールデンウイーク前後に新体制の発表を行うと明言していたが、いまだ実現していない。「大震災で日本の経済が大きく止まってしまったこともあって、現段階で最終的な調整はついていません。次の大会までには発表できるかもしれない」(谷川EP)と不透明なまま。 谷川EPは選手や関係者への支払いが滞っていることを謝罪したが、新体制が確立されなければ、それもクリアできず、大会運営にも不安が残る。問題解決が図れないままの大会開催は、見切り発車といわざるを得ない。(落合一郎)●K-1 63キロ級日本トーナメント〜1回戦〜 (1)大和哲也vsHIROYA、(2)卜部功也vs裕樹、(3)久保優太vs才賀紀左衛門、(4)野杁正明vs梶原龍児〜準決勝〜 (5)1勝者vs2勝者、(6)3勝者vs4勝者〜決勝〜 5勝者vs6勝者
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スポーツ 2011年05月27日 11時45分
サッカー日本代表ザッケローニ監督「勇気と力を日本へ」
自動車メーカー「アウディ」は日本サッカー協会と日本代表チームとのスポンサー契約を結んだ。26日に都内行われたイベントにはアルベルト・ザッケローニ日本代表監督が出席。これまでも欧州を中心にサッカーのサポートを行っているアウディが代表チーム、女子代表などを支援する。 アウディの白い車体に「勇気と力を日本へ」とイタリア語で書きこんだザッケローニは、「アウディは勝者のブランドイメージがあるので、両者が協力して2014年ワールド杯に向けて大きな目標を成し遂げたい」と力強くコメント。また会見中に突然火災報知機が鳴りだし関係者が慌てる一幕もあったが、ザッケローニ監督は「日本に来てからアラームにだいぶ慣れました」と余裕の笑顔だった。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2011年05月27日 11時45分
トラの緊急トレードに「何故?」の声
緊急トレードが成立した。故障者続出の真弓阪神が埼玉西武の黒瀬春樹内野手(26)を獲得した。その放出要員が貴重な中継ぎ左腕の江草仁貴投手(30)だったからか、一部OBと虎ファンは「何故!?」と戸惑っていた。 「平野、鳥谷、大和が故障し、小林宏の人的補償で高濱卓也を千葉ロッテに流出しています。二遊間を守れる内野手の頭数が足らなくなったのも事実ですが、平野、鳥谷は早期復帰の目処も立っていましたし、3年目の上本博紀、新人の荒木郁也もいます。焦る必要はなかったし、フロントが内野手不足の現状に我慢できなかったのでは…」 プロ野球解説者の1人がそう首を傾げる。 今季は最下位に転落するなどチームに勢いがない。しかし、「出口の見えないトンネル」というわけではなかった。 江口は07年より3年連続50試合以上に登板した。今季は二軍スタートとなったが、左のセットアッパーだ。内野手の人材難とはいえ、明らかに釣り合わない交換トレードである。関西系の一部メディアでは「格差トレード」なんて見出しも踊っていた。 「トレード先の西武と交流戦をやっていたわけですから、阪神ナインもびっくりしていました」(前出・同) 黒瀬は一軍出場数が「62」。昨季は僅か8試合に出ただけだ。守備力には定評があるそうだが、「課題の打撃不足」(同)とのことなので、鳥谷や平野が完全復帰した際には“余剰人員”になりかねない。 「江草が4000万円で、黒瀬が600万円。阪神はチーム平均年俸が3年連続12球団トップです(選手会発表)。総年俸もトップに返り咲いたので、人件費のこともあったんじゃないですか(笑)」(プロ野球関係者) 黒瀬にはこうした“低評価”を覆して貰いたいが、こんな指摘も聞かれた。 「阪神の課題は『左投手不足』です。新人の榎田がセットアッパーとして活躍しており、江草の働き場所がなくなったともいえます。でも、先発陣では42歳の下柳(左投手)に代わる左腕投手がいません。榎田を先発枠に昇格させるのが良策ですし、そうなると、江草はやはり必要なコマなんです」(同) 現時点では憶測の域を出ていないが、阪神は今オフ、国内FAを取得したソフトバンクの杉内俊哉に熱視線を送っているという。江草を放出して、また余所から左投手を補強する−−。そんな矛盾した戦力補強に阪神OBは驚いているというのだ。 「西武も左投手が不足しています。江草はかなり期待されています」(在京球団関係者) 双方がプラスに転じるのがトレードの目的だが、それは理想論にすぎない。小林宏を獲得し、「千葉ロッテは金銭補償を求めてくる」と読み間違えたのが、失敗の始まりなのだ。成長株の高濱を一本釣りされ、かつ小林宏の衰えが著しいことも見抜けなかった編成スタッフのミスである。トレード発表の前日、阪神は定例のオーナー報告を行い、「交流戦残り19試合で勝率5割復帰」(23日時点)を“厳命”されたという。 今オフ、もし本当に杉内がFA権を行使すれば、阪神も獲得に乗り出すだろう。そのとき、「江草放出」の矛盾をどう説明するのだろうか。
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2006年12月11日 15時00分
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2006年10月10日 15時00分