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TBSに見捨てられたK-1 見切り発車へ

 K-1が5月26日、都内で会見を開き、11年の初戦となるK-1 MAX(中量級)を、6月25日、東京・国立代々木競技場第2体育館で開催することを発表した。

 同大会では63キロ級日本トーナメント(8選手参加)がワンデー方式で行われ、スーパーファイト(70キロ契約)で佐藤嘉洋とアルバート・クラウスが激突する。
 これまで、MAXシリーズはTBSがテレビ放送を続けてきたが、その打ち切りが決定。今大会はノーTVマッチとなる。その代わりとして、全世界に向け、インターネットを通してライブで配信される計画だ。

 MAXシリーズは今年中に3、4回開催で、次大会は8月頃に63キロ級の世界トーナメントを予定。ワールドGPシリーズは、8月頃に始動したい意向で、可能であれば、年内にGP決勝戦の開催を目指すという。
 ただ、解決していないのが新体制への移行問題。K-1を運営するFEGの社長で、イベントプロデューサー(以下、EP)の谷川貞治氏は、当初、ゴールデンウイーク前後に新体制の発表を行うと明言していたが、いまだ実現していない。「大震災で日本の経済が大きく止まってしまったこともあって、現段階で最終的な調整はついていません。次の大会までには発表できるかもしれない」(谷川EP)と不透明なまま。

 谷川EPは選手や関係者への支払いが滞っていることを謝罪したが、新体制が確立されなければ、それもクリアできず、大会運営にも不安が残る。問題解決が図れないままの大会開催は、見切り発車といわざるを得ない。
(落合一郎)

●K-1 63キロ級日本トーナメント
〜1回戦〜 (1)大和哲也vsHIROYA、(2)卜部功也vs裕樹、(3)久保優太vs才賀紀左衛門、(4)野杁正明vs梶原龍児
〜準決勝〜 (5)1勝者vs2勝者、(6)3勝者vs4勝者
〜決勝〜 5勝者vs6勝者

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